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更新日:2023/12/21 Thu 10:53:49NEW!
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人にとって…死は最大の“恐怖”!!!
だから人は地に顔をうずめ神に慈悲を乞う!!
仕方のない事さ 生物は恐怖の前にひれ伏すようにできている 本能というものだ
───人は…"神"を恐れるのではない…
"恐怖"こそが"神"なのだ
エネルは漫画『ONE PIECE』の登場人物。
空島編のラスボスでもある。
●目次
【プロフィール】
本名:エネル
異名:神・エネル
所属:スカイピア→エネル軍団
所属船:方舟マクシム
年齢:37歳→39歳
身長:266cm
役職:スカイピア唯一神*1
懸賞金:無し*2
覇気:見聞色
悪魔の実:ゴロゴロの実(自然系)
出身:ビルカ(空島)
初登場:単行本27巻・第254話・『夜明曲』
誕生日:5月6日
星座:牡牛座
血液型:S型(現実だとO型)
好物:リンゴ、バナナ
CV:森川智之
【概要】
麦わらの一味が訪れた空島の一つ「スカイピア」の支配者。
本来スカイピアの統治者の称号である「神」を、「全能なる神」という意味で名乗っている傲慢不遜な男。
通称「神・エネル」。
笑い方は「ヤハハハ」。
- やたらと長い耳たぶ
- 背中から生える雷神のような4つの太鼓
が特徴。
主な部下にはオーム・ゲダツ・サトリ・シュラら4人の神官と神兵長ヤマ率いる神兵たちがいる。
エネルが住む「神の社」には、他に賢者ゴーデや女性達がいたが、スカイピアでのサバイバルの際、彼らは戦闘力もないためエネルの手で粛正されている。
名前の由来はおそらくエネルギーから。
デザインモチーフは仏像美術関係。
【人物】
自らを「全能なる神」と呼んで憚らない傲岸不遜な男で、部下であろうと自分以外の人間を殺害するのに何の躊躇もしない残忍な性格。
彼の故郷ビルカは屈強な戦士たちがいたことで轟いていた他、オームやシュラらの言からするに平和とは言い難かった様子。
エネルの広範囲な見聞色の覇気など、エネルの死生観はなにかしら故郷の影響もあるのかもしれない。
また、ニコ・ロビンの行動だけで黄金の鐘の場所を看破したり、追い詰められても相手を分析して有効な対抗手段を考え出したりなど頭も非常に切れる。
「罪悪感で最も人は弱くなる」ことを理解し、スカイピアの人々に青海人を無理矢理「罪人」扱いにして死の地アッパーヤードに導かせることで、スカイピアの人々に「罪の意識」を植え付けて心を縛っていた。
その目的は故郷ビルカに伝わる伝説の聖地「限りない大地」に到達し、「神の国を建設する」こと。
そのためにガン・フォールの部下だった神隊を幽閉し、空飛ぶ箱舟「マクシム」を建造させていた。
また、「空に人間が住むのは不自然」と考えており、自身の故郷ビルカを滅ぼしたとされ、マクシムを完成させた後はスカイピアを消滅させようと企んでいた。
なお、空島はビルカやスカイピア以外にも多数存在しているが、世界中の空島を全て滅ぼすつもりだったかどうかは触れられていない。
そしてエンジニアや発明家、船大工としても一流。
後述の方舟マクシムの設計を恐らく単独で成し遂げただけでなく、「マクシム」の複雑な回路が破壊された際にも慌てず自ら修理を行い短時間で機能を完全に復旧させるシーンもあった。
【戦闘能力】
◆悪魔の実
人は古来より理解できぬ恐怖を全て"神"とおきかえ恐さから逃げてきた
もはや勝てぬと全人類が諦めた"天災"そのものが私なのだ
自然系悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者で、体を雷そのものに変化させ、自身から発生する電撃を自在に操ることができる雷人間。
「数ある悪魔の実の中でも確かに“無敵”と言われる能力の一つ」とはロビンの言。
扱える最大電圧は2億ボルトと絶大で、その絶大な出力は青白い電気エネルギーが常時発生するほど。
電撃はもちろん自らを雷とすることで黄金の中を伝ったり、雷の速度で移動したりすることも可能。
おまけに能力の行使に伴う疲労はないも同然。
ちなみに雷が空中を伝う速度は秒速150km~200km。
光(秒速300000km)と比べれば格段に遅いものの、当然ながら生物に捉えられる速度ではない。
また自然系なので当然ながら単純な物理攻撃は効かず、逆に触れた方が電気でダメージを負う。
仮に覇気などで実体を捉えたとしても、電撃を防ぐ手段は別に必要になるのが厄介極まりない。
格闘戦の使い手だけでなく刀などの金属製近接武器を使う者なら尚更、天敵とも言える。
単純に扱うエネルギーが膨大であるため、地形を電熱で焦がすのみならず天災レベルで変形させることができるなど、物理的な破壊力も凄まじい。
電熱によって空気が音速で膨張したことを意味する雷鳴が轟くほどで、ナミは彼の能力を見て「エネルギーのスケールが違いすぎる」と戦慄していた。
◆基礎戦闘力
生身の肉体もしっかりと鍛錬しており、ロロノア・ゾロですら顔を踏みつけられたまま振り払えないほどの怪力の持ち主である。
これらに加え「心綱」すなわち「見聞色の覇気」の達人で、なんとスカイピア全域を感知することができる。
平時には能力で電波を飛ばしてスカイピア中の会話を聞き、自分に反抗的な言動を取った人物には見聞色の覇気で正確無比な場所を探知して「神の裁き」として処刑の雷撃を降す。
無論戦闘時においては「心綱」で相手の行動を先読みできるため、彼に攻撃を当てるのは非常に困難である。
「見聞色の覇気」は
などが様々なことができるが、エネルは位置把握と先読みを得意とする。
感情の察知もそれなりに高い水準にあり、遠くで誰かが気絶して倒れるのを察知している。
モンキー・D・ルフィとの戦闘では「のの様棒」の打撃では喉笛を抑えることぐらいでしか出来ないなど「武装色の覇気」は習得していないようだが、「大半の超人系の肉体は原型をとどめる」点から斬撃が弱点と見抜き、能力で「のの様棒」を電熱を蓄えた槍に変形させて対応する機転を見せた。
◆総合戦闘力
基本戦術は悪魔の実の力による雷撃。接近戦では「のの様棒」による杖術や槍術を行う。
厄介なことに「能力にかまけた愚か者」ではなく、前述のような「雷」としての様々な活用は勿論、
- 電熱を利用して金属を加工
- 電熱を武器に蓄えて高熱を発する
- 心網と能力の併用による超広域盗聴
- 自身の能力を強化し目的達成の手段になる「方舟マクシム」の開発
- 大ダメージを負って心停止に追い込まれても、電気ショックで自分の心臓をマッサージして復活
など、能力の応用と研鑽に余念がない。
戦闘においても、未知の敵への対処を即座に考え出すなどその地頭の良さが遺憾なく発揮されている。
このように、肉体・知性・能力のどれをとっても本来なら弱点など無い、「神」を僭称するのも伊達ではない圧倒的強者である。
実際ルフィも能力の相性でメインの攻撃手段である電撃こそ無効化できたものの、終わってみれば相性が良かったから勝てたのではなく、相性が良かったから同じ土俵に上がれたというレベルの強敵と言って過言ではなかろう。
思考面での欠点があるとすれば「自然系こそ最強」という思い込み。
ペコムズが言っていた「自分が無敵と勘違いした自然系」の典型であり、結局のところ敗因の大半がここに集約されている。
◆装備
- のの様棒
エネルが常に携帯している愛用の武器で、黄金の棒。
身の丈ほどの長さであり、戦闘時には背中の太鼓を叩いたり、棒に電撃や電熱を付与した上で用いる。
棒術による打撃のみならず、自身の能力によって形状を変形させることが可能であり、劇中では三叉槍の形をした高電熱スピアに変形。
「形ある雷」と豪語する三叉槍の威力は、容易く肉を抉り、触れただけで電熱による火傷を負わせ、槍で貫けば木材程度なら電熱だけで炭化・崩壊させる。
「のの様」とは「仏様」の幼児語である。
なお、軽々ぶん回しているが、エネルの身長とほぼ同じぐらいの長さなので長さ250センチ、直径30センチほどの純金でできているとすると重量は1.3tほどになる。値段も日本円で130億円以上となります
◆使用技
名前の大半は各国神話の雷神由来。
- 神の裁き
「愚かなり!」
肘から先を雷に変え、極大化させてレーザーのように放ち物体を高エネルギーにより粉砕する雷撃。
スカイピアを恐怖に叩き込んだ「裁き」も多分これ。
「パンチの要領で射出する」「上から叩き落す」などの使い方がメイン。
名前の由来は北欧神話の雷神トール。
- 放電
指先や身体から電撃を放つシンプルな基本技。
MAX電圧は2億V。
なお由来は「電撃がヴァリヴァリいうから」という安直なもの、つまり造語。
- 電光
「まだわからんのか 貴様らの扱えるエネルギーなど……私にとっては無に等しいのだ!」
全身から電熱を発するエネルの基本技その2。
瞬間的に発するエネルギー量が莫大なため、雷鳴が轟く。
ワイパーの燃焼砲による熱線を周囲の大気を超高熱化して相殺した。
名前の由来は、マライ半島小人族の伝承に登場する雷神。
- 雷冶金
「シビレさせるだけが雷ではない……効かんと分かればそれなりの戦いようがある」
電熱で金を瞬時に融解させ、溶けた金を器用に操り形状を変える。
持っているのの様棒を瞬時に三叉槍へと精鍛したほか、ルフィの右腕にマクシムの部品を溶かした金を球状に纏わせた。
名前の由来は、ロシア語で「雷」を意味する「Гром(グローム・グロム)」と思われる。
- 稲妻
「ヤハハハハハハハ! フィナーレと行こうじゃあないか!」
腕を雷に変えて攻撃する。
技名の由来は稲妻の形が珊瑚に見えることから。
- 3000万V“雷鳥”
「相手が悪い」
背負っている太鼓の一つを叩いて太鼓を雷の鳥に変え発射、飛ぶ雷撃で敵を貫く。
名前の由来は、インディアンイコロイ族の伝承に登場する鳥。
- 3000万V“雷獣”
「貴様もか 青海の剣士」
背負っている太鼓の一つを叩いて雷の獣に変え、至近の敵を噛み砕く。
名前の由来は、日本の伝承に登場する雷獣「木貂」。
- 6000万V“雷龍”
背負っている太鼓を一度に二つ叩いて雷の龍を作り出す。%%バオウ・ザケルガとか言うな。%%
名前の由来はオーストラリア北部・アーネムランドの雷神。
- 万雷
「さぁ……“宴”を始めようじゃないか」
マクシムとの合体技。
デスピアから発生させた雷雲から落雷の雨を降らせ広範囲を爆撃する。
加えて時間が経てば経つほど降り注ぐ落雷の破壊力が上がっていき、指向性を与えることで特定箇所へと集中的に爆撃を行うこともできる。
デスピアの雷雲で覆われた領域全てが攻撃範囲となり、これによりスカイピア全土を攻撃した。
名前の由来は、アボリジニの伝承に登場する雷神。
- 雷迎
「ヤハハハハ……天は我が物 箱舟マクシムと私の能力が合わさればこれだけの神業を為せる!」
マクシムとの合体技。
マクシムが生み出した分厚い雷雲を巨大な球状に固めて目標地点に「落下」「起爆」する超巨大放電爆弾というべき代物。
その威力はエンジェル島を土台の雲ごと消し去る戦略兵器と呼ぶべき攻撃となる。
名前の由来は、神仏の降臨を意味する仏教用語の一つ「来迎」。
- 2億V“雷神”
「不届き者めがァァ~!!」
全身を2億Vの電気エネルギーの塊へと化して巨大な雷神のような巨人の姿に変身し攻撃を仕掛ける奥の手。
形のある雷撃ではなく強大なエネルギーを実体化させた姿であり、この姿でも物理的な干渉を行うことができる。
逆にエネルに対して物理的な干渉ができる相手なら、この姿のエネルも殴ることができる。
……普通に考えたら攻防一体の奥義に相応しい凶悪な技だが、相手が電気の効かないルフィだったので、「単に当たり判定デカくなっただけでは?」という疑惑も…追い詰められて流石に焦ってしまったのか
名前の由来は、日本語で落雷を意味する「天降る」。
【方舟マクシム】
この舟で我々は"限りない大地"へ到達する!!!
ヤハハハハハハ!!!
「限りない大地」への到達を悲願としたエネルが独自に設計し、空島の神隊を幽閉し強制労働させる事で建造したエネル専用の巨大飛行船。
- 動力を表す電球
- 至るところに取り付けられた飛行に用いるための大量のオールやプロペラ
- 巨大な仏像の顔を象った黄金の艦橋部
- 船体の両サイドに赤色でデカデカと描かれた「神」の一文字
など、海賊船とは根本から異なる造形のインパクトあるデザインが特徴。
ただしあくまで「限りない大地」到達のために造られたに過ぎないため、武装は後述するデスピア以外存在しない。
建造には黄金郷シャンドラの遺跡から持ってきた黄金を大量に使用。内部には黄金で出来た歯車や動力機構が所狭しと存在する。
エネルがスカイピアに侵攻し6年もの間支配したのも、黄金があるアッパーヤードにてこのマクシムを完成させるためのみ。
エネル自身が生み出す電気エネルギーを動力源としており、その推力は洞窟程度の岩盤ならば強引に突き破って浮上可能な程強力。
また船体の底部にはエネルがビルカから集めた200個の「噴風貝」が取り付けられており、仮に機能停止しても一時的に浮遊させることができる。
また、実はワンピース世界では結構貴重な「空を飛ぶ乗り物」。
一応気球などは存在しているようだが、マクシムは完全な飛行船であり(エネル依存とはいえ攻撃方法があるので「飛行戦艦」とも言える)、作中の技術レベルを考えるとかなりトンデモな代物と言える。
元ネタはキリスト教における「戒め」を意味する用語の1つ「箴言」。これはフランス語で「マクシム」という。
デスピア
名を「デスピア」
“絶望”という名のこの世の救済者だ!!!
「この方舟の究極の機能」と豪語する、エネルが開発したマクシム唯一の武装。
エネルの放つ莫大な電力を基に、マクシム上部の黄金の煙突から極めて激しい気流を含む黒い雷雲を絶え間なく放出し続ける大規模気象コントロール兵器。
生成された雷雲はスカイピア全土の空を短時間で覆い尽くすほどであり、この雷雲で覆われた領域は全てエネルの意思で任意で雷撃が降り注ぐエネルのテリトリーのような状況と化す。
また電撃で刺激する事で「万雷」や「雷迎」に繋げられる。
恐ろしい兵器ではあるが「限りない大地」へ到達するには不要なこの機構をわざわざ組み込んだあたり、エネルの「『人が空に住む』という不自然を解消する(=スカイピアを滅ぼす)」ことへのこだわりが見られる。
(自身の力の誇示、あるいはマクシムを破壊しようとする者がいた場合の備えという目的もあるだろうが)
元ネタは「絶望」の英訳。
【来歴】
◆過去
出生については不明だが、故郷の空島ビルカを自らの手で消し去ったとされる。
そしてルフィ達が空島に来る6年前に、「方舟マクシム」建造の計画を進めるべく自分を信奉する神官や兵を率いてスカイピアとアッパーヤードへ侵攻。
当時の神(スカイピアの長のこと)ガン・フォール率いる神隊と先住民族シャンディアに大打撃を与えて神の島に君臨した。
それ以来、入国者を犯罪者に仕立てて裁きの地に誘導するよう義務付け、国民の罪の意識を煽り、さらに前述の能力を使って不穏分子に「裁き」を与えるなど、恐怖によって国民を支配。
そしてガン・フォールの部下だった神隊650名に強制労働を課し、黄金を使ってマクシム建造を開始する。
なお、ビルカを滅ぼす以前からマクシムを構想し、スカイピアの民にとって未知なる物質だった黄金の存在に辿り着いており、空島編での彼の計画は以前から周到に考えられていた事が窺える。
◆空島編
部下である神官サトリがルフィ一行に倒されたことに加え、ちょうど方舟マクシムが完成したこともあり、「生き残り5名を自分と共に限りない大地に連れて行く」という余興のサバイバルゲームを考案。
シャンディアが侵攻してきたことで発生した麦わらの一味&シャンディアとのサバイバルに3神官と神兵を投入し、自らも参戦してサンジとウソップ、シャンディアのカマキリとラキを瞬殺。
最後の部下であるオームもゾロに敗れた後のサバイバル終盤にはガン・フォールとロビンを撃破する。
一度はワイパーに不意を突かれ、エネル自身の油断もあって海楼石で動きを封じられ、「排撃貝」を受けて倒れるものの、雷の力による心臓マッサージで復活し、ワイパーとゾロをも圧倒的な力でねじ伏せた。
その後、箱舟の上で彼を追ってきたルフィと交戦するが、ルフィが自身の能力の最大の弱点である「電気を通さない絶縁体であるゴム」であったために大苦戦。
ゴム人間であるルフィには電撃が全く効かず、しかも電気を通さないルフィに触れられた状態だと物理的な攻撃を一切受け流せなくなってしまう。
このことを知った時にはあまりの衝撃と混乱*3に1ページまるごと使ってとんでもない顔芸を披露した。
「驚愕」「焦り」「混乱」。それら全てを内包したのがこれである。
いままで何事にも取り乱さず圧倒的な「強さ」「凶悪さ」をこれでもかと誇ってきた彼の見せた顔芸はまさにシリアスな笑い。「エネル顔」と名付けられ広まった。
もっともその後はすぐに落ち着きを取り戻し、「超人系は原型を留める事が多い」ことから斬撃が弱点と看破し鉾を創って応戦するなど、対抗策を編み出している。
さらに「心綱」を駆使して攻防を繰り広げた末に黄金の巨大球をルフィの腕にくっつけることで身動きを封じ、そのまま箱舟から突き落としてまともに戦うことなく退け、初戦は勝利を収める。
………ハァ…
貴様さえいなくなれば…私の天下なのだ
再び……!!誰もが私に怯え…崇め!! 奉る……!!! …私の…世界
貴様などが…この私に敵うものか!!!
不可能などありはしない
我は全能なる 神である!!!!
その後は箱舟マクシムでさらに上空へと上昇し、「万雷」でスカイピア全土を無差別攻撃した挙句、自身最強の攻撃「雷迎」でエンジェル島を破壊した後ルフィより先に黄金の鐘を発見してしまう。
欲するものをすべて手に入れた彼は最後にスカイピアを消滅させようと企むが、なおも麦わらの一味全員の助けを借りて追ってきたルフィと、自分が先ほどくっつけた黄金球が災いして雷迎を砕かれ、還幸は阻止されてしまう。
我は神なり!!!
たかだか"超人系"の能力者一匹!!この最強種"自然系"の能力をもってひねり潰せんわけがない!!!
効かねェって言ってんだろ!! 神だ神だとうるせェな!!!
何一つ…!!!救わねェ神が
どこにいるんだァ!!!!
このことに怒り、2億Vの巨大な雷神・アマルに変身してルフィと戦い、彼の死角である背後から槍で突き刺すが、それでもなお鐘を鳴らそうとするルフィの執念もあり、最後は「ゴムゴムの黄金回転弾」を受け、黄金の鐘に叩きつけられ敗北。その一撃で変身も解けてしまい、マクシムと共に海雲へと沈んでいった。
……と思いきや、何とかマクシムの体勢を立て直すことに成功。
「自分一人だけでいい、他人など不要だった」と負け惜しみのような言葉を吐いて、再び上昇を開始する。
彼が見上げる「限りない大地」、その正体は月であった。
マクシムの推進力はプロペラであり、常識的に考えれば月はおろか、大気圏突破すらできるわけがない。
たまたま手に入れた強大な力に溺れて、自らを神と慢心し本当に神の能力を持ったルフィに喧嘩を売り負けた男。届くはずのない場所へ行かんとする姿、だが「そんな常識論など知らん」とばかりに限りない大地への夢に焦がれ果てた目は、皮肉たっぷりの筆致で描かれていた…。
還るんだ“神”の……在るべき場所へ…ゲホ
私の視界を妨げるものなど…この世にあってはならん 邪魔だったんだ…お前ら
ヤハハハ…誰にも渡さん 私にこそ…ふさわしい
ハァ…夢のような果てしない大地…!!!
さァ 行こう“マクシム”
夜に目映く浮かぶ あの神の世界へ…
"限りない大地"へ!!!!
積み重ねた所業は最悪であったが、彼もまたモンブラン・クリケットやルフィと同様未知への夢とロマンを抱き続けて叶えようとした男の1人だったのかもしれない。
……と思いきや、表紙連載「エネルのスペース大作戦」にてなんと本当にたどり着いたことが判明した。*4
◆エネルのスペース大作戦
宇宙にも空気があったようで普通に「限りない大地」こと月面に到達したエネルだが、早速騒ぎに遭遇。
別の場所に月の遺跡発掘のために宇宙海賊がきており、「宇宙海賊による月面の爆発に驚いた地上の科学者・ツキミ博士が食べていた餅で窒息死」→「かたき討ちのためスペーシー中尉率いるからくり人形の部隊が出撃」→「宇宙海賊とからくり人形が戦闘するも人形達は敗北」、という状況に乱入。
とりあえず倒れていたスペーシー中尉に電気を浴びせたが、電気のおかげでからくり人形のスペーシー中尉が蘇る。
発掘のために爆発を起こした宇宙海賊に「私のヴァースを傷つけた」とぶち切れて撃破した後、お礼を言ってきたスペーシー中尉と倒れていたからくり人形達になんとなく電撃をあびせた。
そして彼らに電撃を浴びせた後、宇宙海賊が掘り当てようとしていた地面の中の遺跡への入り口を見つける。
早速中に入ってみたエネルだが、構造がわからずとりあえず放電攻撃をかましたところ、その電撃がエネルギーとなって都市のシステムが再起動。
これにより、遺跡の都市に眠っていたからくり人形部隊やスペーシー中尉達も充電完了で蘇り、破壊行為で恩人と崇め奉られることになった。
人形たちを連れて遺跡を探索していると、壁画を発見。
それによれば、どうやらエネルの故郷たる空島・ビルカはもともとこの遺跡で栄えた文明であり、資源不足で地球に移住したらしい、という、何気にストーリー上重要な事実が判明。
が、元々「還幸」を目指していたエネルは、過去の話には全く興味がなかった。
「限りない大地」と、エネルに忠誠を誓うスペーシーを筆頭とするからくり人形達を従え、古代都市ビルカを拠点にエネル軍団を結成した。
これ以後の動向は不明だが、扉絵連載は後々のストーリーの伏線である場合もあるため、今後の出番を期待する声も。
【余談】
- 「我はカミナリ」
現在は閉鎖されたサイト『ランキングBOX』「名シーンをライヴでモノマネ!?流れ星☆・ちゅうえいがオススメする『ONE PIECE』の“島”BEST3」でインタビューを受けたお笑い芸人のちゅうえいによると、「尾田栄一郎先生に聞いたところ、エネルの「我はカミナリ(“神なり=雷”)」を描きたいがために空島編を始めたそうで。」とのこと。
- 目的
最終目標はフェアリーヴァースへの到達であり、実はマクシム完成時点でこの目標には普通に到達できていた。
そもそも空島を滅ぼそうとしているのは「人がいるのは不自然」という完全なるエネルの個人的な好みの話で、そうすることに何かしら発展的な意味合いがあったわけではない。
そのため、「マクシムが完成した時点で素直にフェアリーヴァースに旅立っていれば、(労働者などの犠牲者はいたとはいえ)ルフィ達にも止める理由もなかったのでは?」ともしばしば言われる。
ちなみに、「プロペラ船で月に行けるわけないだろ」と彼の所業を嘲笑った読者は、実はこれは青海で「空島なんてあるわけないだろ」とルフィたちの目標を嘲笑った海賊と全く同じ考えである。
- 人気
「その言動」「強さ」「顔芸」などのネタキャラ感から割と人気があり、第3回、第4回の人気投票では共に22位にランクインしている。
ゲーム作品にもよく登場するが、格ゲーなどでは割と強キャラ気味で優遇されている反面、空島の立地の関係上RPG作品ではスルーされがち(『ROMANCE DAWN 冒険の夜明け』では、直後のデービーバックファイト編と合わせてまさかのオールカットというすさまじい冷遇であった)。
- フジテレビのイベント
過去にフジテレビのイベントで上映されていた「両さん・悟空・ルフィの球体パニックアドベンチャーリターンズ」では、オリジナル&強化形態のハイパーエネルが登場し、ルフィ&悟空と熾烈な戦いを繰り広げた。
- 耳たぶ
SBSによると、長い耳たぶは本当はもち。
またいつもかぶっている水泳キャップのような帽子の下は実はオバハンのようなパンチパーマである。
スペース大作戦で提示された伏線
月面に到着し新たな軍団を築き上げたエネルだが、この扉絵連載は何気にストーリー上かなり重大な意味を持っている。
と言うのは、「エネルのスペース大作戦」は現状で唯一「惑星外部」を描いた話であり、同時に多くの伏線らしき情報が仕込まれているからである。
ざっと上げても、
- 月面に存在する遺跡と、そこに眠っていたからくり人形たち(月面に文明が存在した=先住民がいた)
- 遺跡があった都市は「ビルカ」であり、資源不足で青の星へ移住したという壁画(空島の人々の先祖は月の先住民*5)
- からくり人形と同型のスペーシー中尉とその部下たち、彼らを作ったツキミ博士(月の先住民の持つ技術が地上に存在し、ツキミ博士はそれを扱えた)
- スペーシー中尉は走馬灯を見ていた(純然たる機械でありながら魂と意思を宿している*6)
- 宇宙海賊が月の遺跡を発掘に来ていた(異星人=外星文明が存在する。ちなみにこの宇宙海賊たちはミンク族にそっくり)
- スペーシー中尉達は風船に乗って月に来た。また壁画の「月の人」も風船を持っている(この世界の宇宙は真空ではなく、空が飛べれば到達できる)
- 壁画に描かれたからくり人形たちは別れに涙している。またからくり人形たちは途方もない時間を放置されていたにもかかわらず電力の補給だけで再起動し、自らの意思でエネルに従うことを決めている(スペーシー中尉と同様に魂と自我を持つ)
- 月の先史文明には空飛ぶ船があった=世界政府すらまだ持ち合わせていない「飛行技術」が実用化されていた
など、結構重要な要素がちりばめられている。
懸賞金はいくらになる?
空島の人間なので世界政府による懸賞金はついていないが、
- 自分を「神」とし、従わない他人を例え島ごとであろうと容赦なく消し去る危険な思想
- 「ゴロゴロの実」を使いこなす頭脳と戦闘能力
- 空島時点でのゾロ・ルフィとも生身で渡り合える基礎戦闘能力
- 極めて優れた「見聞色の覇気」の使い手
などの要素から、作者尾田栄一郎曰く「仮に政府への脅威度を示す懸賞金を付けるとすると最低でも5億ベリー以上はかたいだろう」とのこと(43巻SBS)。
43巻時点で明らかになっている懸賞金額の中ではドンキホーテ・ドフラミンゴの元3億4000万ベリーが最高。
新世界においても5億ベリークラスは王下七武海以上かつ四皇大幹部レベルの海賊にかけられる額であり、いくら危険とは言え「武装色の覇気」を習得していない者としては破格の評価額である。
ルフィでも5億というのはドレスローザ編終了後に政府に判断された金額であるため、その点でもエネルの「危険思想」「それに噛みあった能力の性質」が危険かよく分かるともいえ、彼の脅威度が窺える。
ただし、空島編でのルフィの台詞及び、43巻SBSにて改めて作者から「青海には彼よりもケタ違いに強い人物がいるため、彼では天下は取れない」と同時に断言されており、この時点で「武装色の覇気」の構想があったこともうかがえる。
新世界では、彼より身体能力に優れ、「武装色の覇気」も使える者は勿論、
- マルコやレイリーなど雷速を超える光速に対応できる「見聞色の覇気」の使い手
- 巨大な氷山を真っ二つにする範囲の広い飛ぶ斬撃をいとも容易く放つ世界最強の剣士
- 地面をうがつほどの大雷撃に難なく耐えられる怪物
- リンリンによる体を貫く雷撃に一発程度なら普通に耐えている最悪の世代
- 方舟マクシムにも到達可能な自在に空を飛ぶ能力の持ち主
- 遠距離にも攻撃可能な、世界を滅ぼすと謳われる伝説
なども次々と登場しており、空島時点でのエネルではマクシムを使っても天下を取れそうにない。
それでも、その並外れた「射程」「破壊力」「機動力」の全てに対処して正面からエネルに勝てるのは少数であることは間違いないだろう。
また、ろくな外敵もいない空島で暮らしながらこれだけ研鑽し、高精度の「見聞色の覇気」を身に着けているのだから、もし地上に降りたとしたら相応の順応・成長をする余地も少なくないと思われる。
そのことからも作者評価の「5億以上は固い」というのは高すぎず低すぎずの絶妙な評価ともいえる。
このように逆に言えば新世界以降の猛者にも引けを取らない、まさに「出る時期を間違えた」強敵といえ、「天敵」でさえなければ当時のルフィに勝ち目はなかっただろう*7。
なお、作中では「ゴムゴムの実はエネルの唯一の天敵」とされているが、実際のところ覇気抜きでも絶縁体を操ることができる能力者は何人かいるので、その辺りとかち合っても相性面では分が悪いと思われる。
この時点までに登場した能力者だけで見ても、意外なところではロウは一般的に電気を通さないため、Mr.3などは単純な能力の相性としては有利だったりする。
大質量の石の塊を操るピーカなども間違いなく有利…かと思いきや、空島にはアッパーヤード以外にほとんど土も石もないため、環境的に能力を発揮できないという罠。
一方で自身が砂になるスナスナであれば完全無効なのかはファンの間で意見が分かれるところ*8。
何にせよ彼にとって何よりの不幸だったのは、「青海からやってきたグループのリーダーが実力者かつ天敵だったこと」だろう。
漫画『ONE PIECE学園』では、ペローナの本体を知らないがために、彼女に攻撃が通じないどころかネガティブにされ無力化してしまう一幕がある。
顔芸
10周年記念誌『10th Treasures』での作者尾田栄一郎と田中真弓の対談では、真弓氏が悪役についてエネルのずっと強くてカッコよかったこととそれを踏まえた上での顔芸に触れ、作者「あのシーンだけを目指して、クールなエネルを描き続けましたからね」と、エネルのクールな姿はあの驚き顔を描くためだけの前振りだったと明かしている。
「ああいうのを描いた週は、反応が楽しみでしょうがない」とのこと。
後のシャーロット・カタクリ登場の際も、尾田氏はSBSにて「完璧なものはつまらないと思っている」と考えを明かした。
作者のこのエネル顔がツボにも入ったのか、その後もしばしばこの顔をするキャラクターが登場している。
特に二人目となったペローナは、「無敵だと思っていた能力を思わぬ方法で攻略されて愕然とする」という点で似ている。
追記・修正おね…
ドッゴオオオオオオオォォォォン!!!
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- コメント欄長くなってきたのでリセットしました。 -- 名無しさん (2016-09-12 04:15:08)
- 「我は神なり」と「我は雷」のダブルミーニングが未だに好きなんだよな…… -- 名無しさん (2016-10-20 22:36:35)
- 唯一「目的自体は成し遂げた」大ボスなんだよなこいつ。空島沈めるのは余興みたいなもんだし -- 名無しさん (2016-10-20 22:49:00)
- こいつのやっている事や手段は悪そのものでも目的自体は「勝手にやってろ」で済む範囲の人畜無害な事だからね -- 名無しさん (2016-10-20 23:02:36)
- 能力の厄介さも含めて懸賞金(仮)で5億だと一応四皇の幹部クラス、あるいは七武海や売りだし中の問題児ルーキーたちのレベルか。慢心っていうかゴムにビビりすぎとはいえ相変わらずクロコダイル共々よく2年前のルフィが勝てたもんだなあ…ていうか大将と四皇がちょっと尋常じゃなさすぎるなあいつら -- 名無しさん (2016-10-22 14:15:23)
- とあるシリーズの美琴もエネルみたいに身体を雷に変化できればいいのに -- 名無しさん (2016-10-23 22:53:55)
- 能力を覚醒させたらますます手に負えなさそう -- 名無しさん (2017-01-08 00:14:14)
- ↑2 エネルはロギアを食ってるから雷が人の形してるような物。美琴は電撃を操れる「人間」だから。ワンピースに当てはめて考えると美琴はパラメシア。そもそも雷と電気の違いわかってる? -- 名無しさん (2017-01-08 00:57:08)
- 最強厨の格好の的 -- 名無しさん (2017-02-20 20:41:41)
- 青海に降りたら懸賞金5億以上は堅いってやばいよな、今現在のルフィの懸賞金が5億だし -- 名無しさん (2017-04-28 19:40:08)
- いまや覇気が出てきたからルフィ以外でもダメージ与えられるんだろうなぁ -- 名無しさん (2017-04-28 20:47:18)
- 武装色まで持ってたらどうなっていたか -- 名無しさん (2017-05-13 22:38:47)
- こいつの部下だとオームだけは好きだぅたなあ クロコかモリアあたりの部下で再登場しないかなあ -- 名無しさん (2017-06-12 21:55:08)
- 流石に30巻そこらのキャラが今更出てきたところで、別の強キャラの噛ませになるだけだろう -- 名無しさん (2017-09-27 14:10:52)
- ↑3 再登場とかするのなら、普通に習得してそうではある。ただ、それがなくても、逃げ撃ちしてりゃ黄猿以外には負けないくらいの能力ではあるからなぁ(勝てるとは言ってない)。まあ、それができないプライド持ちでもあるんだけど -- 名無しさん (2017-09-27 14:22:29)
- 三大将と比較すると、黄猿とエネルはどちらの攻撃も効かなそうだが黄猿は覇気使えるから黄猿が勝つ、 青雉は氷は電気を通さないから青雉が有利、覇気もあるから青雉が勝つ 赤犬は微妙かな -- 名無しさん (2017-09-28 03:44:03)
- 武装色体得してたところで雷が「殴ることはできる雷」に変わるだけだから真正面から倒すのは不可能に近いのでは まあ別に遠距離の武器使えばいいんだけどさ -- 名無しさん (2017-10-07 21:15:21)
- なぜか宇宙空間でも呼吸可能。まあ、ワンピ世界の宇宙が現実と違う可能性もあるけど -- 名無しさん (2017-10-09 15:41:21)
- 空島という極狭い世界の井の中の蛙で神を名乗っていたことが物凄くダサいw -- 名無しさん (2017-11-01 05:16:16)
- 和の国編で開国と来たら黒船だから古代兵器プラトンか約束の船ノアでも来るのかと思ったが、案外マクシムもありだな エネルはかぐや姫かその使者か -- 名無しさん (2017-11-13 16:09:43)
- ワンピのインフレが遅いと感じる一番の原因 良相性込みでも大ボスとはいえ当時で出てくるような相手じゃない -- 名無しさん (2017-11-15 09:51:02)
- 作中でも何回かダウンもらってるし割りと防御は低いんだよな。て言うかダウンさせたなら止め刺せよ -- 名無しさん (2018-01-31 17:35:42)
- 自分を無敵だと思ってたロギアの寿命は短いってぺコムズさんも言ってたしな、攻撃を食らう経験とかが根本的に足りない -- 名無しさん (2018-01-31 18:41:20)
- 再登場したらどのくらい厄介になってるかね。居場所が月だし、終盤辺りで物見遊山的に乱入して来たりするんだろうか。 -- 名無しさん (2018-06-08 18:29:11)
- 攻撃技結構あるけど全部電撃一辺倒の脳筋だような -- 名無しさん (2018-06-25 03:44:42)
- 熱攻撃は電撃に入りますか? -- 名無しさん (2018-06-25 07:51:06)
- 43巻時点で5億以上という作者から見解を考えたらとんでもない奴だな…。ルフィも相性が悪くなかったら負けていたかも -- 名無しさん (2018-06-26 19:57:36)
- コイツは雷速心綱のせいで覇気があるから殴り飛ばせますぐらいじゃどうしようもないからなあ -- 名無しさん (2018-06-26 20:16:06)
- エネルは好きなキャラなんだけど、「エネルは最強!他は雑魚!」みたいなのには共感できないなぁ…したくないともいうが おかげでエネルを話題に出すと色んなところで煙たがれることも多いし -- 名無しさん (2018-08-23 20:04:04)
- 初登場の頃のままじゃあ絶対ルフィに勝てないな。武装色で更に攻撃力が増してる上に達人の中の達人のカタクリと並ぶ見聞色になっちゃってるし… -- 名無しさん (2018-08-27 18:15:45)
- あのベラミーですら武装色を会得してるし、エネルも今なら化物並の強さだろう。ワンピの世界ってのは大体そんなもん -- 名無しさん (2018-08-28 02:58:08)
- 初登場時の実力は本部中将よりは上だけど、大将達には及ばないってとこだろうな。単純なポテンシャルは大将達と同格では有るが、所属や行動指針による強敵との経験値を比較すると大将の方が軍配が上がる。神という驕りによる慢心が無ければ大将とも互角に渡り合える事は可能だろう。 -- 名無しさん (2018-08-28 22:00:48)
- 予定連載期間が五年だったのに、編集部の都合で十年以上延命させられてるんだから多少の不備は致し方ないよ。しかも週刊連載に加えて、アニオリ映画ゲームその他の展開で酷使されてヘロヘロだし破綻しない設定ってだけで充分な偉業かと。懸賞金だって「戦闘力だけで五億に相当」なのか「戦闘力と危険度の総合で五億」か、どう解釈するかで話が変わってくるし -- 名無しさん (2018-08-28 22:29:31)
- スペース大作戦、エネルとりあえず雷撃しかしてねぇな... -- 名無しさん (2018-09-03 09:20:20)
- 見聞色がカタクリより低いけどかなりのものだから自身を流動化させて覇気の攻撃を避けることを覚えたら...? -- 名無しさん (2018-12-01 12:03:25)
- 実際聞くとピッタリだけどこの性格にこのタイプの森川ボイスって結構珍しいな。 -- 名無しさん (2018-12-01 12:35:04)
- ヴァーリーってネーミングセンスは最高だと思う -- 名無しさん (2019-01-09 09:23:50)
- ↑7 幽白の戸愚呂とかもそうだけど、中盤の強敵が後半に出たら雑魚だろって言う人って、「そいつが成長しないままだったら」って仮定で話してるんだよね。実際幽白で雑魚だった魔闘家鈴木はその後大成長したし、エネルももし再登場したら普通に列強クラスに育っているはず。あの切れ者が、月でただ遊んでいるわけがないだろうし -- 名無しさん (2019-04-10 17:48:18)
- 『雷より速く動けるつもりか』の台詞は、覇気込みでの強さ議論で忘れてはいけない要素 -- 名無しさん (2019-04-10 18:38:54)
- 「雷の速度で動ける」は間違いないが、本人がそれについていけてるかは別問題。現にギア2も覚えてないルフィの動きを終盤では捉えきれていなかった -- 名無しさん (2019-04-14 15:49:28)
- こいつの信者嫌い -- 名無しさん (2019-07-14 02:35:24)
- 『雷迎』をまともにくらえば、カタクリやジャックどころかシャンクスや白ひげでさえ殺せそう。ビッグマムとカイドウは無理だろうが、島一つを一撃で消すそれに耐えられるであろうあいつらがそもそもおかしいわけで。 -- 名無しさん (2019-07-27 04:50:09)
- 雷速行動と雷速思考は違うってネギまで読んだ -- 名無しさん (2019-09-03 21:22:31)
- カタクリとエネルの見聞色は別の方向性で強いって話を聞いて妙に納得した覚え。カタクリは未来を読むことで縦に強くエネルは島全域の声が聴けるっていう横に広い見聞って感じで -- 名無しさん (2019-11-17 01:00:25)
- 神だけに、ヤハウェから取って「ヤハハハハ」なのかな。 -- 名無しさん (2020-04-01 20:17:47)
- 武装色ないのに5億以上は確実ってどんだけチートな能力なんだ -- 名無しさん (2020-06-10 12:33:41)
- ↑5 島ひとつって言うけどそもそもエンジェル島とアッパーヤードは材質が違うからなぁ… エンジェル島は空島だから特殊成分でできた雲、アッパーヤードは土だし 雷迎(単発)と万雷(雷の雨)じゃ威力も違うだろうことを踏まえても厳しいんじゃね? -- 名無しさん (2020-06-10 12:50:30)
- アメコミにDr.マンハッタンというキャラが居たが、そいつも信者が持ち上げてるだけで大した事ないと思ったら、再登場した時にはとんでもない存在になってた。……まぁつまりそういう事だ -- 名無しさん (2020-06-12 17:16:31)
- ↑3島全域を把握して、少しでも自分に反抗的な意思を持つ一般人を島ごと粛清すらを平然と行うっていう危険思想な奴がこんな能力持ってるのが理由だからなー -- 名無しさん (2020-08-13 09:13:49)
- ↑6 タイマンの「戦闘」だと能力互角でもカタクリ有利だろうけど多数対多数の「戦争」だとエネル有利っぽいよね -- 名無しさん (2020-09-05 13:43:00)
- 前にどっかのサイトでマクシム=ウラヌス説を見たんだけど、どうなんだろう。 -- 名無しさん (2020-12-19 13:26:48)
- こいつだけ(海賊王云々の)本編に全く関わってないのにしれっとヤバそうな発見してるの好き -- 名無しさん (2021-01-04 10:10:58)
- 絶対5億程度なわけがない。四皇幹部くらいなら余裕で撃破できる強さだろこれ。つーか普通に四皇レベルの強さだと思うぞ -- 名無しさん (2021-01-07 09:42:38)
- ルフィと戦ったときがあくまで5億だから結構鍛練も積んでそうなこいつがあれより強くならないはずがないしもっと行きそう -- 名無しさん (2021-01-09 14:30:10)
- 七武海が再登場する度に強さが上書きされてるから、当時七武海以上の懸賞金がつけられてるエネルも再登場したら絶対上書きされてる。 -- 名無しさん (2021-01-17 01:32:16)
- マム+ゼウスの技が披露されると同時に株と評価が変動するのはちょっと笑う -- 名無しさん (2021-02-02 23:39:33)
- ↑3 特に上書きはされてないぞ。そもそも戦闘シーンがほぼないから前の実力すらわからない -- 名無しさん (2021-02-24 11:37:08)
- キャラを侮辱するようなコメントを削除しました -- 名無しさん (2021-02-24 20:41:25)
- まぁ少なく見積もっても七武海の中堅クラスの実力があるのは間違いない。 -- 名無しさん (2021-05-24 14:53:34)
- 表紙連載でラブリーな部下を大勢率いてドヤってるの可愛い。お台場のイベントでも時空を超えた方向音痴とか言われてたし -- 名無しさん (2021-06-15 14:21:31)
- 空島の文化圏に見聞色以外の覇気の技術がなかっただけで、素質的に覇王色も行けるんじゃないかと思う -- 名無しさん (2021-06-15 14:50:04)
- 今更ながら連載当時の反応が気になる。やはり能力判明次点で「ゴム人間のルフィは天敵になるんじゃね?」みたいな反応で溢れ返っていたんだろうか。 -- 名無しさん (2021-06-30 19:38:04)
- 「ゴムゴムの能力で相性有利だから勝てました」じゃなくて、「相性有利でようやく土俵に上がれる」レベルの猛者として描いてあの顔芸の後でもエネルの株落とさなかったのはすごいと思う -- 名無しさん (2021-07-10 16:37:16)
- いつかスタンピードみたいなオールスターズ映画で暴れてほしい。 -- 名無しさん (2021-07-10 17:10:47)
- 2億Vア○ルでもゴムには勝てなかったよ…… -- 名無しさん (2021-10-26 22:34:00)
- どれだけ強くなっても、四皇に勝てる絵が浮かばん。いや、あっちが化け物すぎるだけなんだが -- 名無しさん (2021-10-29 08:25:01)
- ゴロゴロが無敵なんて言われるの、実体を捉えようが基本的に電撃で返り討ちに出来る率が高すぎるのとかも加味されてそうだよな……いまならゾロとかでも攻撃は通せても結局電撃カウンター防げないの、単純な実の能力として考えても凄い理不尽。 -- 名無しさん (2021-11-15 09:51:48)
- え -- 名無しさん (2022-03-08 00:47:00)
- ↑途中送信ミスった。エネルが到達した月は宇宙空間の月じゃないのかも… -- 名無しさん (2022-03-08 00:48:48)
- ↑ 空島の一種...?なのかな... -- 名無しさん (2022-07-11 01:13:58)
- つい最近まで空島まで無料で読めてたからあの顔芸しか知らない状態で読んでたけど、あの顔出てきた後も普通に強キャラとして振る舞ってたから驚いた -- 名無しさん (2022-07-12 15:18:07)
- スナスナに対して電撃って効くのかな?エネルとかクロコダイル見るといつも思う -- 名無しさん (2022-07-12 18:57:03)
- 本編もっかい読み返すとこの人も夢追い人というか初期ベラミーがバカにしてたタイプのロマンチストだったんだなとは思った。やっぱ無料期間で読み返すと発見があるなぁ -- 名無しさん (2022-07-19 21:26:10)
- エネルが月に向かうのを馬鹿にするって空島を馬鹿にしてた連中と同じ事してるって指摘されて気付いた -- 名無しさん (2022-07-19 21:58:51)
- ↑「空島の支配者」エネルの蛮行は打ち砕かれ決して肯定されないが、「限りない大地を目指す夢追い人」エネルは肯定されてしかるべきだからこその空島ラストなんだろうな -- 名無しさん (2022-08-05 22:11:28)
- 「マキシムの構造ぐらい熟知しているのだ」て言ってるから自分で設計したにしてはおかしくない? -- 名無しさん (2022-08-05 22:45:51)
- そうかデスピアも「雷になる自分と、雷の源となる雷雲を発生させ自身を延長・強化させる」自然現象そのものになれる自分に対応する自然現象を同化させ強化する発想の広さ、雷の発生原理や意図して十分な規模や威力の雷雲を発生させる方法を理解する科学知識、更にそれを実現に移せる具体的な方法を発明し装置として完成に至らせる工学知識と技術ととんでもないな……(発明自体や最終的な改良・調整はより優れた空島の科学者・技術者の手を借りたかもしれないにしても、それでも自身も理解できる程度の知識と知性がないと成り立たないはず)。それを夢を叶えるための“神の舟”に搭載できるようにしたロマン仕様。流石に根本的な理念が相容れなさそうにしても技術者としてはもしフランキーがマクシムや建造に関わったエネルの技術知識を知ったらと気になる -- 名無しさん (2022-08-06 00:14:31)
- 現実で宇宙が真空じゃなくて空気が普通にある場合、どんな問題があったりするんだろう。それとも現実にあり得る話ではあるのかな -- 名無しさん (2022-08-24 01:57:10)
- 今だから言えるがルフィとの戦いで『神と神』をやったキャラ…言い換えるなら太陽神と雷神の対決。 -- 名無しさん (2022-08-24 02:59:28)
- ↑ 普通にどっかの神話にありそうだな、字面だけ見ると -- 名無しさん (2022-08-24 03:36:27)
- ↑インド神話のインドラは雷神で、アスラ神やギリシャ神話のヘカトンケイルなど印欧神話の多腕の神は「あまねく照らす太陽の光を“差しのべられる数多の手”に見立てた姿」の太陽神に由来する説があるとか -- 名無しさん (2022-08-24 08:21:24)
- ↑ガトリングとかラッシュ系の技ってそういう意味もあったのか -- 名無しさん (2022-09-03 07:35:08)
- 戦闘能力以外の点も踏まえると10億以上は余裕でいくだろうな…言動が確実に天竜人涙目だったり、マクシム絡みのものといい。 -- 名無しさん (2022-09-05 10:31:51)
- エンジニアとしても一流ってか完全に頭脳の方向性がそっち向いてるよね。事前に装置を作る、相手によって武器を変える、即席の道具で無力化するとか規模が違うだけでウソップと一緒 -- 名無しさん (2022-09-14 20:00:47)
- もしかして故郷を滅ぼしたのはエネルじゃなくてあの人…そしてエネルが神の真似事をするようになったのは… -- 名無しさん (2022-09-20 22:13:49)
- マクシムないと雲を落とす火力でないだろうからな~ビルカが消えたの8年前のレヴェリーの年だし -- 名無しさん (2022-09-24 19:55:50)
- ↑2 それがその通りだとしたら、世界政府にタイガーを殺されたアーロンとそれを歪な形で受け継いだホーディしかり、3つの悲劇の大元は世界政府もといイム様だと考えると興味深い -- 名無しさん (2022-09-26 11:40:09)
- 複数の勢力が台頭して混迷を極めている中でこんなのが戻ってきたら、かなり面倒な事になるな… -- 名無しさん (2022-09-26 13:56:03)
- 今まで所詮エネル再登場なんてファンの希望的観測でしかなかったけど、未来島編で普通に再登場ありそうな感じがして来た -- 名無しさん (2022-10-16 17:05:46)
- 能力制御鍛えて流動制御会得したら武装抜きでも結構上位陣食えそう 見聞色狂っとる -- 名無しさん (2022-11-03 10:31:38)
- ワンピース世界の再登場時の成長速度考えたら普通に最上位狙えそうだけどな。空島前にワンパンされてたチンピラですら二億とかなってたし研鑽怠らないわ登場時の基準で五億だわ未知の物質にも即席で対策見つけるわで弱くなる理由がないし -- 名無しさん (2022-11-03 11:02:06)
- ゴムが弱点と気づいても速攻で対抗策見つける辺り隙がないよね -- 名無しさん (2023-05-03 19:38:46)
- 武装色は持ってないけど電撃は覇気じゃガード出来ないからタチが悪い -- 名無しさん (2023-05-25 22:45:24)
- エッグヘッドの技術力見てると本当にそろそろ出てきそう -- 名無しさん (2023-06-20 03:56:22)
- 「空島を笑うジャヤのチンピラ」と「月を笑う読者」の繋げ方は気づかされた時本当に目から鱗だったわ…「ルフィたちのことをバカにしやがって!」と憤っていたのに「月に行けるわけねーじゃんw」と全く知らず知らずの内にエネルをバカにしてただけに凄い響いた… -- 名無しさん (2023-10-01 07:51:05)
- 設定では新世界の海賊と比べてそこまで強くはない筈なのに、結局エネルに匹敵する攻撃規模を持つ能力者が地震と津波を起こせる白ひげくらいしか居なくね…?となる -- 名無しさん (2023-11-02 04:48:35)
#comment
*2 作者によると青海に降りた場合、推定で5億ベリー以上は確実とのこと
*3 空島にはゴムが存在していないため、空島育ちのエネルはそもそもゴムを知らなかった。
*4 言い換えればこの時のエネルとそれに対する読者の反応は「空島を目指す麦わらの一味」と「それを嘲笑うジャヤの人々」と同じだったことになる。そして予想を裏切り実際にたどり着いて見せるという部分でも共通している。
*5 人々の服装がまちまちであるため、軍人・神官・市民の身分があると思われる。
*6 偶然かは不明だがチョッパーの人獣型と体形がよく似ている。
*7 実際、直前の大ボスだったクロコダイルには2連敗して3戦目でほぼ相打ち同然の辛勝であり、ほぼ直後のエピソードで出てくるクザンに完敗している描写が出てくるあたり、「これまでロギア系の強敵に勝てたのは運や相性の要素も大きかった」ことをそれとなく示唆している節がある。
*8 後の描写からクロコダイルも「武装色の覇気」が使える可能性が高いと見られており、仮に無効化されればルフィ以上に一方的な勝負になるだろう。
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