登録日:2010/02/10(水) 15:03:11
更新日:2023/10/20 Fri 12:26:03NEW!
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ff ff7 ネコ型ロボット 関西弁 石川英郎 ケット・シー デブモーグリ メガホン
FINAL FANTASY Ⅶの登場人物。
【プロフィール】
年齢:不明
職業(?):占いマシーン
身長:100cm
体重:不明
生年月日:不明
血液型:不明
出身:不明
CV:石川英郎
【概要】
黒い猫の姿をした、機械仕掛けのぬいぐるみ。同様に機械仕掛けのデブモーグリに乗って活動する。
自称「占いマシーン」で、ゴールドソーサーでクラウドと出会って以降、半ば無理矢理に同行する事になった。
何故か関西弁に似た妙な言葉を操り、戦闘の際にはデブモーグリに指示を出して戦うという奇妙なスタイル。
言動の端々に不審な点が見られるが、その正体は…?
※以下ネタバレ注意
その正体は、神羅カンパニー都市開発部門統括リーブ・トゥエスティ。
ケット・シー自体はリーブによって偵察や情報収集の為に製作され、操作もリーブが行っている。
尚、関西弁チックな話し方はリーブの地の話し方。
元々はケット・シー単体でデブモーグリに乗っていなかったが、BCFF7においてゴブリンにも負けるという非力さが露呈*1。
後に「戦闘機能を持ったマシーンとセットで行動させれば補える」というアイデアからデブモーグリが誕生した。
その甲斐あって、本編では十分にモンスターと渡り合えるだけの戦闘能力を発揮する。
ゲーム中の武器はケット・シーが持つメガホン。
だからといってメガホンから爆音波を発するわけでもなく直接戦闘するデブモーグリの装備でもないが、公式の攻略本によると「命令伝達能力の向上」によって戦闘力が上がるのだとされる。
本編初登場はゴールドソーサー。
神羅カンパニーの邪魔をするクラウドに対して「運勢を見る」と強引に接近した。
この時彼の占いに出る
『求めれば必ず会えます。しかしもっとも大切なものを失います』
はかなり的中しており、実際クラウドはこの後セフィロスと遭遇するがエアリスを失っている。
リーブは自身の設計したミッドガルに並々ならぬ愛情を持ち、それは都市の住民たちにも向けられている。
このため当初は過激なテロ行為などでミッドガルの安全を揺るがすクラウド達に対して批判的な視線で接していた。
しかし共に旅をしていく内にクラウド達と親しくなり、またセフィロスの脅威を知った事で「星を守る」という理念にも共感していく。
古代種の神殿では、黒マテリア出現の為に自ら犠牲になる事を申し出る。
無論、換えが利く身ではあるが
「このボクはボクだけ」
と言っている事から、ボディに関してはかなり愛着があったようだ。
ちなみに、ここでケット・シーが残った事でツォンの命が救われる結果となる。
それ以降は一見神羅のスパイとして活動しながら、実際には神羅の情報をパーティーに教える逆スパイとして活躍。
宝条の暴走でミッドガルが危険にさらされた時には、クラウド達に呼び掛けてこれを阻止した。
この時、マリンが無事と知って安堵するバレットに対し、ミッドガルでのテロの責任を追及。
普段はおちゃらけた性格であるが、真面目な一面を覗かせた。
その後は最終決戦まで同行し、クラウド達と共に星を救っている。
【ゲーム中の性能】
はっきり言うと人によってかなり評価が変わるキャラ。
本体の性能自体は下から数えた方が早いレベルだがリミット技はスロットは出た目に応じて技が発動し、性能自体は低めなものが多いが耐性無視の即死技「オールオーバー」が非常に強力。
ただし味方全体に即死効果の「ジョーカーデス」なんてものもあるので目押しが得意な人にとっては最強キャラになるが苦手な人にとっては最弱キャラとなる。
ぶっちゃけるとFF7は火力のインフレがすさまじいのでそこまでするくらいならある程度育てて普通に物理で殴った方が良かったりする…。
仲間になった後はあやつるのマテリアと防具を外して後は留守番にさせてたプレイヤーも多いのでは?
INT版では一応各ウェポンを倒すこともできるが。
ただし、RTAなどでは一転してこのスロットは最大限に活用され、あらゆるボスをオールオーバーでなぎ倒すケット・シーの姿を確認できる。
唯一究極リミット技が存在しない。そのため、どれを使っても「ボクには関係ないです。」と断られてしまう。
【本編外のケット・シー】
FF7ACでは、レッドⅩⅢに乗って登場。
声優はスコールやアーロンといったFFシリーズにも出演している石川英郎氏。
あまり喋らないレッドⅩⅢの代わりに喋りまくっていたが、正直役には立っていない。
DCFF7ではWRO局長となったリーブの分身として活躍。
影武者から偵察まで、何気なく活躍した。
余談だが、ネロに壊されたケット・シーが(最低でも)5号機。つまり本編の2号機から数えてDCまでに3回は壊れている事になるが、何があったかは不明。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALではDLCファイターで参戦したセフィロスに合わせて他の主要メンバーと共にスピリットで登場。
スピリッツバトルでは原作でクラウド達と初対面したゴールドソーサーに似てる終点化したニューポークシティでデブモーグリ繋がりのロイと戦う。
ロイが選ばれたのは一部作品では関西弁で喋るため、ケット・シーを操作しているリーブを意識してのキャスティングと思われる。
ロイは少し巨大化しており護衛で3体のMr.ゲーム&ウォッチも登場するが、リミット技のスロット繋がりか横必殺ワザのジャッジを多用するため一撃必殺の9が怖いもののロイを倒せばそのまま勝利する。
スピリットとしての性能は階級NOVICEのサポーターで変化時間延長のスキルを持っている。
ちなみにケット・シーの中の人は本作からファイターとして参戦した悪魔城ドラキュラシリーズのシモン・ベルモンドの声を担当している。
パーティーメンバーで一番奇妙な姿だが、地味に名言が多い。
またリーブが操作しているとはいえリモコンなどで操作している訳ではなく、リーブの「インスパイア」という特殊能力で疑似的に命を吹き込まれている*2。
いわばリーブの分身だが、その外見に関してはリーブの趣味による所が大きいらしい。
ちなみにリーブが操作出来ない程に切羽詰まった場合、臨時コントローラで操作が可能。
最終手段は死んだフリ。
基本的にシリアスなFF7において貴重なムードメーカーであるが、ぶっちゃけリアルになればなるほど戦闘の役には立っていない。
が、ひょっとしたらその内改造を重ねてターミネーターばりのマシーンになるかもしれない。
これからに期待である。
【主な台詞】
「ヘイ、ユー!暗〜い顔してますな〜」
「まさかクラウドさん、スパイでもおると思てますんか?たまらんなぁ〜。そんなん、新入りのボクが疑われるに決まってますやん」
「……ど〜も、気になるんや。皆さんのその、生き方っちゅうか?誰か給料はろてくれる訳やないし、だぁれも誉めてくれへん。そやのに、命かけて旅しとる。そんなん見とるとなぁ……自分の人生、考えてまうんや。なんや、このまま終わってしもたらアカンのとちゃうかってな」
「ボクも、この星を守るんや!なんや、照れるなぁ……このおんなじボディのんがようさんおるんやけど、このボクはボクだけなんや!」
「何ですか、今のポリポリってのは!マリンちゃんが安全やったら後はどうなってもええんですか?」
「壱番魔晄炉が爆発した時、一体何人死んだと思ってますのや?」
「星の命を守る。はん!確かに聞こえはええですな!そんなもん誰も反対しませんわ。せやからって、何してもええんですか?」
「お嬢さん、黙っとき!」
「いやぁ〜、ヴィンセントはんはやっぱり優しいなぁ。なんだかんだ言っても心配してくれるんやもんなぁ〜」
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▷ コメント欄
- とはいえFF7のゴブリンはそれなりに強め(少なくとも神羅の一般兵(海兵隊員)やソルジャー3rdくらいなら楽勝)だから、一概にケットシーが非力とは言い切れないんだよな… -- 名無しさん (2013-06-30 15:58:50)
- 実は最初の占いは全部当たってる…リーブは意外と占いの才能アリ? -- 名無しさん (2014-05-14 16:19:36)
- 2号機から5号機なら壊れたの3回じゃね? -- 名無しさん (2014-08-04 02:51:42)
- バレットのテロ行為にキレた後でバレットから「神羅の奴にどうこう言われたくない」と反論されてどうせ自分はと不貞腐れてたのは何か引っかかる所があったのだろうか。 -- 名無しさん (2017-01-24 15:09:24)
- ミッドガルの住民を守りたくてプレート落下を阻止しようと説得してたけど結局阻止できずに大多数の犠牲者を出してしまった、反対派だったとはいってもその組織の一員の自分に責められても反論できないってところじゃないかな -- 名無しさん (2019-03-19 12:10:04)
- ↑FF7のキャラはエアリス除いて多かれ少なかれ後ろ暗いところがあるからな -- 名無しさん (2019-03-19 12:57:28)
- そもそも、バレットが神羅によって人生を歪めさせられた被害者であるのも確かな事実だからね。テロを非難するケット・シーの言い分も神羅を非難するバレットの言い分もどちらも一理はある。 -- 名無しさん (2020-05-21 02:53:03)
- リメイク版にもちょっとだけ出てたな。 -- 名無しさん (2020-05-26 18:44:05)
- あの時、リーブ自身は会社に缶詰状態だったからあの時、リーブ自身は会社に缶詰状態だったから小回りの効くケットシーで七番街の様子見に行ってたのかもしれんね -- 名無しさん (2020-05-26 21:08:34)
- ↑入力ミスでなんか同じ文章が続いてしまった… -- 名無しさん (2020-05-26 22:52:20)
- セルフィの訛りはトラビアだけど、彼の訛りはどこでしょうね -- 名無しさん (2021-02-27 12:58:51)
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*2 先述の「このボクはボクだけ」という発言はこのあたりにも由来していると思われる
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