クリス・レッドフィールド

ページ名:クリス_レッドフィールド

登録日:2011/05/30 Mon 23:34:42
更新日:2023/10/10 Tue 11:00:36NEW!
所要時間:約 12 分で読めます



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クリス・レッドフィールドは『バイオハザードシリーズ』の登場人物である。



  • 目次


☆概要

バイオハザード、バイオハザード CODE:Veronica、バイオハザード5では主人公を勤める。
因みにバイオハザード2デュアルショックverのEXバトルにも参戦。バイオハザードリベレーションズにも登場。


アメリカ空軍上がりであり、飛行機等の操縦はもちろん複数の乗り物を操る技術を持つ。
射撃に関してはトップクラスであり、ナイフや体術を用いた近接戦闘にも秀でている。


経歴としては、アメリカ空軍→S.T.A.R.S.隊員→BSAAエージェント。


性格は正義感に溢れる熱血漢、相棒―パートナー―を信頼する優しさ、妹思いと兎に角いい兄貴。精神も肉体に見合ったタフさを見せる。
雪山でも半袖スタイルを貫き通す漢。ジェシカの誘惑にも決して屈しない。
しかし、おっちょこちょい。


余談になるが、クリスはT-ウイルスに対して潜在的に完全な抗体を持つ鬼畜仕様である(これはアウトブレイクを除く主人公達全員共通)。


2』および『コードベロニカ』の主人公であるクレア・レッドフィールドは実の妹。
ちなみに1の時点で両親は亡くなっているため家族はクレアだけである。
詳しくは後述だが、『5』頃からかなり筋肉量が増えて『1』と比較すると別人レベル。
そのせいでスマート時代を知らないBSAA隊員達からは遺伝子的なゴリラ体型と思われている(風評被害だぞ!byクレア)



☆各作品での活躍

ご存知第1作。
元々空軍のパイロットであったが、上官との意見が合わずに軍を辞めてしまう。
その後、街でスカウトされS.T.A.R.S.に入隊、αチームのポイントマンを務めることに。
今作では後の洋館事件の調査に訪れている。
年齢は25歳で喫煙家。
OPでわんちゃん達から逃げる途中に武器を落としたりする等おっちょこちょい。
今作からアルバート・ウェスカーとの因縁が始まっている。
身長は181cm、体重も80.4kgと体型は筋肉質で、ややスマート。
ジルと比べて圧倒的に耐久力が高く足も速いがキーピックがない、ハンドガンが(自分の銃ではない為に)弱くなっている、持てるアイテムが少ない等ジルと比べ色々不便なので上級者向け。
髪型は短髪で立たせているようにデザインされているが、ゲーム画面では角刈りのようにしか見えない。
その為東野(お笑い芸人の東野幸治氏が由来)の愛称で親しまれることに…



  • 『バイオハザード2デュアルショックver』

クリア追加要素のEXバトルのみ参戦。
武器はロケットランチャー、カスタムショットガン、ハンドガン(低確率でゾンビの頭が吹っ飛ぶ)、マグナム…なかなかの申し分ない火力!
因みにまだ体系はスマート。コスチュームは1のコスチュームと同様。



既にラクーン市警から姿を消しており、直接的な登場はない。要所でその名残を見ることが出来る程度。
しかし、クレアが学友から送られた手紙によると直伝の格闘術や銃の扱い方を当時大学生のクレアにレクチャーしていた模様。この事についてクレアの学友はお冠で「死ぬほど反省しろ!!」と手紙に書き添えるほど。
結果的にそれらのおかげでクレアは惨劇に喰われる事無くシェリーを守る原動力の一部になったが、早くに両親を亡くした彼女への親心的なもので護身術としてレクチャーしていたとしても過剰では……?
そしてラクーン市警の備品保管庫のナンバーキーを馬鹿力でぶっ壊した事がファイルで示唆されている。まだ細マッチョ時代なので、同僚のケネスやエドワードがやらかした可能性も無きにしもあらずといったところ。



後半の主人公。
レオン・S・ケネディからクレアの救援要請を受け、クレアの救助にかなり遅れて(ただし、連絡→移動手段の手配なので常識的には十分早い方である)やってきた。
ロックフォート島の断崖絶壁をロッククライミングで登り切ったりと化け物じみた身体能力を誇る。
1と同じくバックパックに入れてきたはずの装備をなくしていたりとおっちょこちょいな一面は治っていない様子。
妹捜索の途中、島を強襲したウェスカーと遭遇。
遭遇時、人間を完全にやめているウェスカーには手も足も出ず敗北。
掴みあげられ「お前が憎い、八つ裂きにしても足らないほどな。」と言われているため、すでに相当恨まれている模様。(逆恨みとはいえ当然ではあるが…)
しかし、洋館事件の経験もあってかウェスカーの計画を阻止。
体型はまだスマートだが、ウェスカーとの力差を感じてビルドアップを決めた模様。



最終シナリオの主人公。アンブレラにとって致命的な証拠を掴むためにBSAAの前身的な組織に身を起き、ジルと共にロシアの研究所に潜入。
今回はきちんと装備を持ってきている。
体型はまだスマート。



洋館事件から10年後、35歳となっている。
ベテランの風格を漂わせ、おっちょこちょいではなくなった模様。
ジルを失った経験から、もう相棒は必要ないと感じていたが、新たな相棒であるシェバを徐々に信頼して、トラウマを克服していく。
身長、体重が変更されガチムチになっている。
公式によるとベロニカでのウェスカー戦を反省し約20kg筋肉で増やしたらしい。
因みに身長185cm、体重は98kg。
グラフィックも影響し、その姿はまさにゴリラ
これもあってか、5クリスはプレイヤーに『ゴリス』の愛称で親しまれる。
実際、ラスボスとの戦闘時にてご披露頂いた


『巨大な岩を押す』
  ↓
『持ち上げる』
  ↓
『フック』
  ↓
『タックル』


等のコンボで、身の丈以上もある巨大な岩石を溶岩に落としたりと、さらに化け物になってきている。


さらにはベロニカの仕返しと言わんばかりにウェスカーを殴りまくる。


隠し武器であるガトリングは主にバックパックが原因で画面半分が埋まる上に命中率降下の原因にもなりうる。



  • 『Lost In Nightmars』

5の3年前の出来事
Alternative Edition追加ストーリーの一つ。
ウェスカーの情報を得てジルと共にスペンサー邸に潜入。


今回はジルも共に武器をアクシデントにより落とす。


残念ながら三十路クリスのおろおろピアノ演奏は見ることが出来ない。


ウェスカーとの因縁の深まり、5へと至った理由が描かれ、敵のモーション等が使い回しだったりするがストーリーの仕上がりはなかなかの物。



  • 『MARVEL VS. CAPCOM 』

5の姿で参戦。ライバルのウェスカーも参戦している。
豊富な火器によるシューティングとコンボ火力が魅力のパワータイプ。
特に代名詞たるリボルバーはダメージ、弾速、相殺強度やコンボパーツとしての価値など発生以外の面では超優秀。
それ以外の飛び道具も牽制として有用。一部の通常技でも発砲する。
やや繋ぎ難いものの火炎放射器のゲージ回収効率も驚異的で、これを数発ぶっこむコンボは即死コンボにまで火力を伸ばしやすい。
匍匐射撃のようなキャラによってはやや難儀する攻撃も所持。
ゴリスらしい強靭な肉体も健在で、火力、体力ともに平均以上。


半面、パワータイプらしく機動力には相当の難がある。しかも小技の発生も早くはなく、強力な崩し手段もない。
特に機動力の問題は辛く、空中ダッシュやワープで飛び回る上位キャラたちを必死に追いかけるのがクリス使いの日常。
通常投げ(空投げ含む)が強烈でコンボ始動になるものの、逆に言うとそれしかなく、「投げが唯一の崩し」とか言われたりする。
ハイパーコンボ(超必殺技)の使い勝手も悪く、当てづらかったり繋ぎ難かったり火力が低かったり全HITする方が珍しい始末だったり…。


総合的に見ると、光る部分もあるが弱点を補うのが非常に難しい上級者向けキャラ。
アシスト技の性能がいまいちなうえ、自分自身にはアシストの援護が必須のため、基本的に先鋒として起用される。



  • 『バイオハザードマーセナリーズ3D』

5のクリスと空軍コス
装備は
ハンドガンM92F
ショットガンM37
ライフルS75
と非常にバランスのとれた装備。
だがしかしクリスの本性は銃火器だけじゃなかった…


筋に…もとい体術の威力がかなり高くなっている。
アッパーや(鼻)フックに首をへし折ったり色々大暴れしている。



コイツが行方不明になった(された)ことから物語は始まる。時系列は『Lost In Nightmars』の少し前。この時点でゴリス化が始まっていた。
流石に装備は落とさないが、ジル達を助ける為に間違って別の船(姉妹船)に乗ってしまい、次の章まで気付かない等、おっちょこちょいなところは健在。
最初は同じくBSAAメンバーであるジェシカ・シェラワットと組んでおり、後にジルと組む事になる。



時系列は『5』の後。主人公ではない。
この時点でオリジナル・イレブンの地位と特権を放棄しているのか、北米支部の隊長に就任している。
回想等で部下と共にリッカーやワンコ、大グモ等を狩っていた。


北米のショッピングモールで起きたバイオテロで顔を合わせた事がある知り合いのダグ教授が行方不明になったことを不審に思い、調査を開始する。
極東支部のメラと『6』に先駆けて登場となったピアーズを伴い、ダグ教授が出向したマルハワ学園へ向かうが、時すでに遅く到着した頃にはマルハワ学園はビンディによるバイオテロで地獄となっていた。


自決寸前まで精神的に追い込まれたリッキーの救助は間一髪で間に合うものの、ダグは実験体C16の襲撃でゾンビ化。メラから射殺要請を受けるがリッキーが意を決して射殺。
マザーグラシアがリッキー達に遺した脱出ヘリの存在を知り、リッキーを伴い学園からの脱出を目指すが、実験体C16とクリーチャー化したビンディの執拗な追撃を受け、脱出には成功するがメラが殉職。
学園内での生存者はリッキーのみで彼も大学を中退して行方不明になるなど、彼とピアーズに後悔を植え付ける結果となった。


バイオテロが起きた原因を知らなかったとはいえ、学園内の掃討が行われた際は生徒達に同情していたが、
バイオテロの原因が学園の腐敗と閉鎖環境、学園のブランドが招いたスクールカーストとそれらに起因する1人の生徒に対する壮絶な虐めと知った彼はどんな感情を抱いたのだろうか……



『リベレーションズ』から、ジルと共にペアユニットとして参戦。
カプコン側からの資料提供が無かった為はっきりとはしないが、時期はおそらくリベ終了後。
フランクさんと面識があったり、毒島と序盤に組む事になったりする等、他ゾンビゲーキャラとの絡みが多め。
続編では『6』時代のレオンと邂逅を果たす。前作の経験からか、異常事態には慣れた模様。
隊長としての活躍が多く、零児大神が不在の時は前線で指揮を執る。



引き続き主人公として登場。
39歳。
バイオテロによる凄惨な現場で戦い続ける不毛な日々を長いこと送り続けて大分憔悴してきており、
半年前のとあるミッションで、エイダ・ウォンの偽物によって可愛い部下達の多くを目の前で化け物に変態させられる様を見せつけられ、一体から成す術なく殴られた上に最後は後頭部から地面に叩きつけられ、生き残ったピアーズ・ニヴァンスに引きずられながら意識を失う。
結果、記憶を失い、東欧の片隅にある酒場で原因も分からないまま人間に虐められ檻の隅で怯える動物園のゴリラが如く
怯えるように飲んだくれていたところをピアーズに発見され、失われた記憶とバイオテロに向き合うことになる。


記憶を取り戻してからはやや暴走気味だが、レオンとの出会い、ピアーズの叱咤で自分を取り戻す。
また、ウェスカーの息子であるジェイク・ミューラーには複雑な感情を抱いている模様。


以前からパートナーであるピアーズのことは将来BSAAを背負っていける存在と見ていたが、今回の一件でそれを確信。
自分は引退して次をピアーズに託すと語る。
が、その矢先に海底油田にて、ピアーズの捨て身の活躍によりハオスを撃破するも、彼は帰らぬ人となる。


時が経ち、彼は新たな任務へと赴いて行った。


今作でも5ほど膨れ上がってはいないもののゴリラ筋骨隆々な肉体は健在であり、敵をぶん投げたりするなどやっぱり自重してない。



映画にもついに登場した。
設定がかなり異なっており、S・T・A・R・S所属ではなく軍人。


なぜか刑務所に閉じ込められているのだが、クレアとの関係はそのままである。ウェスカーとの因縁も原作そのままと思われる。
映画第二弾でジルがゾンビの情報を持っている為、この2人は原作通りに洋館事件を経験している可能性が高い。


とりあえずプリズンブレイクしようと頑張る。
今回クリスを演じたのはプリズン・ブレイクの主人公であるマイケル・スコフィールドことウェントワース・ミラーであり、何とも脱獄に縁のある俳優である。
ミラー氏は演じるキャラクターのための肉体改造に余念が無く妥協を許さないそうだが、原作でのクリスのゴリラっぷりに諦めたらしい。



  • 『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

↑の映画のリブートにあたる本作にも登場。
こちらはS.T.A.R.S所属であるが、クレアと共にアンブレラの孤児院で育った設定となっており、成人した現在もアンブレラに対して恩義を感じている。



  • 『バイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~』

『CV』からしばらくぶりにクレアと共演しているが、本作ではクレアが(もう1人の)主人公を務めているためか、出番が少なめである。



  • 『バイオハザード ヴェンデッタ』

『6』と『7』の間にあたる作品。B.S.A.A北部支部隊長を務めている。
この段階でもまだゴリスである。


元CIAで名うての工作員として馴らし、今は生物兵器専門の武器商人であるグレン・アリアスをチームで追跡していたが、クリスの部下がアリアスの調査中に消息を絶つ緊急事態が発生。
アリアスが潜伏し、部下が捕えられていると思しき洋館にチームで駆けつけるが、アリアスが仕掛けた罠によってチームは全滅。
クリス自身は罠は切り抜けたが、かのウェスカー同様ウイルスで強化しているという噂もあるアリアス相手に、格闘戦で圧倒され、惨敗を喫してしまった。
可愛い子供が待つ母である部下をゾンビに変えられ、その変わり果てた部下に自分を襲わせる、という屈辱を味わわされるが、『6』での経験が活きたのか、今度は己を自制することが出来た。


増援によって敵の魔手から辛うじて逃げ延びた洋館の一件から4ヶ月後、かつての仲間レベッカが勤務する大学から本格的に顕在化したバイオテロの対策に着手。
とある事件が切っ掛けですっかりやさぐれてしまったレオンを説得し、アリアスが目論む大都会ニューヨークを標的とした大規模バイオテロ阻止するべく奔走する。




ネタバレに付き反転。



発売年と同じ2017年の出来事なので年齢は44歳。
まず廃鉱の無線で声だけ登場。どうやらベイカー家の長男ルーカス・ベイカーと、ルーカスが連絡を取り合っている組織を追っているらしい。
この組織は主人公イーサンの妻ミアが所属し、ラスボスである新型BOWのエヴリンを開発した組織とおそらく同一。
最後にエヴリンを発見した場合は射殺するよう部下に命令している。


ラスボス戦ではお約束であるとっておきの武器をヘリから投下してくれる。
今作ではロケランではなく、対BOW弾が装填された特殊拳銃『アルバート-01』(見た目はどう見てもサムライエッジ)である。
状況的にどう見てもクリスが直接ヘリから撃った方が早そうだが、突っ込むのは野暮だろう。
ちなみにクリア後に手に入る同型の銃はレプリカ品の『アルバート01R』であり、微妙に物が違う(装弾数など性能も違う)
DLC『NOT A HERO』でもほぼ同型のサムライエッジ<A.W.モデル01>を持ってるが装弾数が増えている。


そしてラスボス撃破後に降りてくるクリス…しかしその姿はハンク(U.S.S制服)のような黒ずくめであった。
フルフェイスマスクを脱ぎ、クリスは「レッドフィールドだ。無事でよかった。」とイーサンに語りかける。
救出されたイーサンが乗ったヘリにはなんとUMBRELLA CORPORATIONの文字と青いアンブレラロゴが…
謎だらけのエンディングであるが、スタッフロール後にクリス主人公の無料DLC『NOT A HERO』の予告画像が表示される。


なおレッドフィールドとしか名乗らなかったことと、ゴリラ度が下がりすぎていることで、
別人説を唱える人が多いが、日本語ボイスでは声優がおなじみの東地宏樹氏であり、
スタッフロールのキャスト欄でははっきりとChris Redfieldと表示されるのでクリス本人で間違い無い。


DLC『NOT A HERO』ではプレイヤーキャラクターとして活躍。BSAA所属であり、アンブレラには要請に応じて派遣されてきたらしい。
クリス自身はアンブレラのことを全面的に信用しているわけではないが、それでも目先の脅威であるルーカス・ベイカーの確保に協力することになる。
見た目はゴリスっぽくなくなっているが、モールテッドを右ストレートで殴り飛ばす姿はどう見てもゴリスである。
なお、本作に登場する特異菌に対する耐性は流石にないらしく、汚染エリアではフィルター付きマスクが無ければまともに活動できないようだ。



ネタバレに付き反転。


47歳。新生アンブレラに出向し、BSAAの特殊部隊「ハウンドウルフ隊」を率いて本作の主人公であるイーサン・ウィンタースの自宅をいきなり襲撃、妻のミアを射殺してイーサンと娘のローズマリーを拉致するという衝撃的な登場を飾る。
護送車は途中で何者かの襲撃を受け、逃れたイーサンはローズを取り戻すために動き出すことになる……というのが導入。


実はクリスがイーサン宅を襲撃したのは任務であり、前作の鍵となった特異菌と、その根源であり、ミアに化けていたマザー・ミランダ(なり替わる過程でコネクションと接触しており、このことでクリスに目をつけられていた)を殺し、イーサンとローズを保護するのが目的だった。
しかし、ミランダが擬態能力で死体に化けたことで殺し損ねるというミスを犯し、結果両者の移送を並行したためにローズを奪われるというシリーズ始まって以来の大失態をしでかすことになってしまう。


事態を把握したクリスはハウンドウルフを率いて村へ潜入、菌根の捜索中にイーサンと再会。事情を知らないイーサンからは当然怒りを向けられるものの、クリスとしてはあくまで一般人であるイーサンを事件に巻き込むわけにはいかず、事情の説明もできなかった。
とはいえそのイーサンが当事者になってしまった以上そうも言っていられず、二度目の再会で真相を語り、ミランダを殺すため地元の男・ハイゼルベルクが地下で量産していたB.O.W.の工場を爆破。どうでもいいがこの時のハイゼルベルクの台詞によって公式からもゴリラ認定されていることが発覚した。


その後、イーサンがミランダに殺されたことを知り、地下で発見した菌根にN2爆弾を仕掛け、さらに退避する途中でミランダに拉致されていた本物のミアの救出にも成功。
だがそこで、ミアから恐るべき真実……即ち、イーサンは3年前の事件でジャック・ベイカーにとっくに殺されていたこと、今まで接していたイーサンはエヴリンの特異菌によって構成されたスワンプマンであったことを知らされる。


ミアをハウンドウルフのもとに送り届けた後、取って返したクリスは特異菌の力で再生し、どうにかミランダを倒したイーサンと合流。しかし、特異菌の塊であったミランダの崩壊に引っ張られてイーサン自身も限界に達しており、彼からローズを託されるのと引き換えにN2爆弾の起爆装置を持っていかれ、苦渋の思いで帰還する。
イーサンを救えなかったことを悔やむクリスだが、そこで部下から、BSAAが今回の任務によこした兵士がB.O.W.であったことを知らされる。
元々クリスは、BSAAが「7」の事件を隠蔽しようと動いていることに疑念を抱いており、今回の件で本社が完全にクロだと確信。ハウンドウルフをヨーロッパ本部へ移動するよう命令を下したところで本作での出番は終了となる。



☆余談

ゴリス化の理由

先述の通り『5』からゴリス化もとい異常なまでの体格の変化を遂げたクリス。
スマートなクリスが好きだったファンはショックを受けたであろうが、これにはキチンと理由がある。
それは『CV』にて身をもって超人と化したウェスカーの圧倒的な力を体感したため。
クリスはいずれ訪れるウェスカーとの再戦に備え、素手でも十分に渡り合えるよう限界まで肉体を強化した。
実際これが功を奏し、『5』においてはウェスカーとまともに戦えるようになった(まだまだ実力差はあったが)。
先述のように、クレアが「遺伝子的に細身は有り得ない」と説明されても受け入れられなかった事から、ゴリスは半ば公式となりつつある様子。
人の体には、未知の力が秘められている。鍛えれば鍛えるほど、それは無限の力を発揮する
ちなみに『5』の開発初期の映像ではマッチョではなかった


大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

スピリッツモードにおいて2019年11月29日のイベントでジル、レオン、ウェスカーと共にバイオハザードシリーズの新規スピリットとして追加された。
アートワークは『6』のものでスピリッツバトルでは重火器使い繋がりかスネークに乗り移っており、護衛にピアーズ役のリヒターと一緒に『6』の舞台のひとつでもある中国と雰囲気が近い戦場化したフォーサイドで戦う。
相手は必殺ワザを多用する上に飛び道具の威力が増しており、さらにスネークはフランクリンバッヂを装備してリヒターは離れて攻撃すると威力が増す狙杖を持っているので接近戦が得意なファイターで挑みたいところ。
スピリットとしての性能は階級HOPE投げ属性のアタッカーで射撃アイテム強化と重火器の扱いに慣れたクリスらしいスキルを持っている。




クリス「追記・修正の準備はいいか、相棒?」


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