鬼丸四天王

ページ名:鬼丸四天王

登録日:2019/07/09 Tue 20:03:41
更新日:2024/04/19 Fri 10:34:13NEW!
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「この城には4匹の獣鬼を配備してある……鬼丸四天王をな!!」




鬼丸四天王とは、『YAIBA』に登場する悪の組織「鬼丸軍団」の幹部である。



概要

鬼丸軍団の首領・鬼丸猛国会議事堂に単身乗り込み、催眠術で議員たちを洗脳し自らの居城「鬼丸城」を築く。
鬼丸四天王とはその本丸・鬼丸城の守りを固める4人衆…って、1人はクモ男が動かすただのロボットじゃねえかコノヤロー。


実際の所、四天王は鬼丸城の「防衛」の為に何の伏線もなく結成されたチームであり、壊滅した鬼丸八鬼とは異なり攻めに転ずることは無い。
どう考えてもドライドライは防御より攻撃に回した方がよさそうだけどな
鬼丸城に殴り込んできた刃一行により各個撃破されていき、最後の一人であるクモ男が逃走したために全滅した。
その後、鬼丸と刃の戦いにより鬼丸城は完全に破壊されてしまう。


はじめの3人はいずれも八鬼衆と同じく現世の動物が依代なのでやられると元の動物に戻る…のだが…?




・やきとり


「バケモノだなんて失礼だな!! ボクは地底湖の主やきとりくんなのさ!」


CV:立木文彦


鬼丸城最初の難関「地下の湖」の番人を務める巨大なチョウチンアンコウ。
額の提灯に「やきとり」と書いてある以外、やきとり要素ゼロ。
ごつい外見に反しとても爽やかにしゃべるため刃に突っ込まれていた。しかし、キレるとヤクザ口調(河内弁?)になる。
なお演者の立木氏は次回作『名探偵コナン』で黒の組織ウォッカを演じている。


主な攻撃手段は大口を開いて湖水ごと飲み込むというシンプルなもので、ヘタに内部から攻撃すると胃液が噴射されるため迂闊に手が出せない。
旋風剣で水中を逃げ回る刃にしびれを切らし、全湖水を飲み込んで底を干上がらせてから鉄砲水で押し流そうとするも途中で水を全て吹き出してしまい、
頭の上の提灯をムサシに盗まれたことでムキになって追いかけてしまう。(なぜかブシテレビのシオジアナによるアメフト風の実況が入っていた)
最後は城壁に正面衝突して気絶、飲まれたさやかたちも脱出し、かみなり斬りで倒されて一回のチョウチンアンコウに戻った。
…のはいいのだが、やきとりの巨体がめり込んでいた壁の穴から一気に水が噴き出して…。



・カメレオン・ボナパルト


「吾輩の辞書に不可能という文字は…ない!」


CV:田中和実


名前の通りの外見をしたカメレオン男。鬼丸城第二の難関である「神秘の森」の番人。
ゲロ左衛門を圧倒する舌裁きに加え、保護色による透明化や、スポポ…めんどくせえ、ヘビ男を凌ぐ変身能力を有する。
直接戦闘よりも、ゼンマイ状の尻尾や指の吸盤による三次元駆動、上記の様々な特殊能力によるゲリラ戦を得意としている。
その姿は軍人というよりも、まさしく森の忍者の名が相応しい。


外見通り尊大にして狡賢いが、元々がカメレオンなので昆虫を見ると目をハートにして飛びつく悪癖がある。
上記の癖を利用されて捕まると刃に変身して難を逃れようとするも、計算問題で刃より早く答えたせいで正体を暴かれる。
最後は伸ばした舌ごと小次郎の物干し竿で貫かれて木の枝にピン止めされたところを逆袈裟かみなり斬りで切り裂かれ、カメレオンに戻った。



・ドライドライ


「やるじゃねーか…いい準備運動になったぜ!」


CV:玄田哲章


(恐らく)四天王最強と思われるゴリラ
ゴリラの怪人だが、なぜか「シンバルを鳴らすオモチャ」くらいの大きさしかなく、当初はナマコ男からもなめられていた。
しかしてその正体は!



「鋼鉄よりも硬く!」


「弾丸よりも速く!」


「高いビルディングもひとっ飛び!」



そう、赤いマントも鮮やかなスーパーゴリラである。
勿論江戸川コナンも大好きな例のヒーローがモデルであることに想像は難くなく、
登場当初は灰原哀も折り紙付きの黒縁眼鏡とスーツ(ついでに七三分けのカツラ)に身を包んでいた。
もしかして鬼丸八鬼編でバットマンなるキャラを出したからだろうか?


本人の高い自信に偽りなく、

  • 鉄をスパスパ切り裂ける刃の玉無し剣を素手で受け止める防御力
  • 一撃でナマコ男を4つ上のフロアまで天井を貫通して殴り飛ばすパンチ力
  • 片腕で刃を投げ飛ばし人間3人を巻き込んで薙ぎ倒す投擲力
  • ボウガンも大砲も全て躱しながら進める機動力
  • 砲弾を一撃で砕く突進力
  • 斬られた石壁の下敷きにされ、無数の瓦礫で押し潰されても片手で軽く持ち上げる腕力

と攻防速いずれも桁外れに高い。


更に的となる五体が非常に小さいため剣が当てづらく、本人のずば抜けた機動力もあって、
作中被弾したのは刃が切って押し倒した壁の破片(面による攻撃)と小次郎の燕返しを真後ろから受けた時くらいである。
正直、小次郎がトチ狂って裏切ろうとしなければ間違いなく刃たちが負けていたであろう。それだけこいつは強すぎる。


小次郎の燕返しをドジ踏んで受けて伸びていた所に刃のかみなり斬りを受けて倒されたが、
元々がスコープドッグ位の巨体を持つ巨大なゴリラを依代にしていたため、戻った後も興奮しすぎて刃一行をボコボコにしてしまった。
しかし刃がボナパルトの森からガメていたバナナを投げると正気を取り戻し、故郷を思い出してメソメソと泣き始める。
刃のサル語で説得されるとジャングルに帰ると言い出して鬼丸城から脱出、最後は刃たちの健闘を見送り手を振った。


さやか「そんなことできるんなら最初からしなさいよ!」


なお、玄田氏はOVA『コナンvsキッドvsヤイバ宝刀争奪大決戦!!』でさやかの父・峰雷蔵を演じている(TVアニメ『剣勇伝説YAIBA』では石塚運昇氏)。



・トータスヨーロッパ(アニメではスパイダー・カメンバ)


「なんぴとたりともワイの前を走らせまへんで~!!」


鬼丸四天王最後の一人…という名目の、クモ男専用機動兵器。出力はなんと宇宙ロケット並みの500万馬力
名前がモロ某イギリス車のパロディなので、アニメでは実に安直な名前に変更されている。


ウミガメのような形をした特殊装甲車で、普段はノソノソとしか歩けないが、ヒレ状の足を引っ込めてタイヤにすることで爆走する。
更に背中にはプロペラを内蔵、空中をヘリコプターのようにホバリング移動する(ウミガメのヒレは姿勢制御に用いられる)。
作中では防水性に関しては触れられていなかったが、仮にウミガメらしく水の上でも平気ならまさしく陸海空の覇者ということになる。
甲羅内部にはビックリドッキリメカよろしく自爆ドローン「チビガメ」が内蔵されている。
また、甲羅を立て(この時、甲羅表面が剣山状に変形する)内部からターボエンジンとキャタピラを取り出すことで「最強モード」となる。
その突進力は、動かし続ければ鬼丸城そのものを崩落させると鬼丸に危惧させてしまったほど。そんなもんを軽々しく使うんじゃねえ。
最終的に危惧した張本人が城をぶっ壊してるけどね!
いくらコックピットが頭部にギュウギュウに詰め込まれているからって、四次元過ぎないかこの機体。


そんな完全無欠に思える機体だが、カメ型の車ということもあってひっくり返ると何もできないのが難点…
…とでも思っていたのか?


上下逆になるとクモ型のコックピットがせり出すことにより、8本の足を持つ多脚戦車「クモンガーZ」という全く別の姿になる。
クモだけに吸盤で壁を登れる他、口からはやはり強靭な糸を放つことが出来る。重ねて問おう、この機体は内部構造がどうなっとるんじゃい!
カメ頭(いやらしい意味はない)内部に仕込まれていた葛籠feat.スズメ型スピーカーによる口先三寸で
刃と小次郎を騙し、ヨボヨボの老人に変えて追い詰めるも、鬼丸城のツノ部分に糸を引っ掛けて足場にしようとしたせいで
マヌケにも自重でツノが折れて装甲に突き刺さり、地上に転落。
これにより腹部を失うも、頭胸部だけで鬼丸城をよじ登り刃たちに襲い掛かったが、ムサシの素早い動きに翻弄され、足が絡まって動けなくなる。
操縦者のクモ男がコックピットから出た所をムサシに脅されて二人の老化を解き、
どさくさに紛れて自分も若返ろうとしたが年喰い過ぎて無理だったムサシの逆恨みで刃に機体ごと屋上から突き落とされあえなく全壊した。




「ウホホ、ウキウキウキィ!」
「なんか、追記・修正してほしいみたいだぜ。」
「えー、本当に言ってるの~?」


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  • 水木一郎「スパイダー!スパイダー!クモンガーZ♪」 -- 名無しさん (2020-03-25 20:36:44)

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