巨影都市

ページ名:巨影都市

登録日:2017/11/04 (土曜日) 20:30:00
更新日:2024/02/15 Thu 13:44:51NEW!
所要時間:約 20 分で読めます



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バンダイナムコエンターテイメントより発売されたPS4用アクションゲーム。
開発はアイレムから退社したスタッフで結成されたグランゼーラが担当。
ジャンルはサバイバルアクション。
2017年10月19日発売。


概要

災害が起きた都市からの脱出を目指す「絶体絶命都市」シリーズ。
この作品もその流れをくむゲームなのだが、本作でいう災害は地震や津波ではない。
本作で起こるのは、巨大怪獣による都市の破壊である。
つまり、怪獣の足元で逃げ惑う人々にスポットを当てる、というのがこのゲームのコンセプトとなる。
登場する怪獣も、ゲームオリジナルではなく、ゴジラ、ガメラ、ウルトラマンなど、超メジャーな版権キャラである。
ただし、作品を超えたクロスオーバーは起こらない、つまりゴジラとガメラが戦ったり、
エヴァとウルトラマンが共闘したりする展開にはならないことが早々に明言されている。
間近で戦うウルトラマンやゴジラの迫力は結構なものであり、各作品のファンからもその点の評価は高い。



欠点としてあげられていた引き継ぎがないのは制作側もまずいと思ったらしく、アップデートによって引き継ぎが可能になった。
最終ステージにコインが設置されている点から、引き継ぎ出来なかったのはバグだった可能性もある。


開発が絶体絶命都市シリーズ開発チームだけあって、いつものおふざけ選択肢も健在。
モブに絶体絶命都市シリーズのキャラも登場しているので探してみよう。




※本項目ではネタバレには全く配慮しておりませんので、未プレイの方は注意してください





参戦作品



ストーリー

一日の生活を終え、街を行く主人公。
空に紫色のが走る中、とある女性との待ち合わせ場所に急いでいた。
だが突如街に巨人が出現し、街を破壊し始める。
車や建物が炎に包まれ、人々がパニックに陥る中、彼(彼女)は女性が待つ待ち合わせ場所へと急いだ。
そこへ、もう一人の巨人が現れ、街を破壊する巨人と戦い始める。
主人公は、なんとか待ち合わせ場所で女性と合流、避難するのだが、それはこれから始まる未曾有の破壊の始まりに過ぎなかった。


  • 主人公

CV:佐藤拓也、明坂聡美
性別や、社会人か学生かは選択可能。
男主人公の場合のデフォルトネームは三崎ケン、女主人公のデフォルトネームは松原ミハル
選択肢次第で、にもゲスにもガチレズにもなる。


  • 香野ユキ

CV:上田麗奈
主人公と待ち合わせしている女性。主人公との関係は選択可能。
選択肢次第で、女主人公の恋人ということにもできる。最近のLBGT事情を反映してだろうか?




ステージ

STAGE1「夜の街に現れた巨大な影」


☆登場人物

  • 大塚英靖

CV:竹内良太
Webニュースライターで、至近距離で写真をとり、「特ダネができた」と喜んでいた。
この後もちょくちょく登場するサブレギュラー。

  • 柴田亮二
  • 武藤克宏

CV:河合みのる、奈良徹
メガネを掛けたのが柴田(見た目はインテリヤクザ)で、モヒカン頭なのが武藤(見た目はいかついチンピラ)。
何かの取引の現場を主人公に見られたことで、執拗に主人公の命を狙う。
柴田は武術を修め、武藤は元プロボクサーなど、高い格闘技術を持つ。


★巨影

  • にせウルトラマン

突如街に現れた巨人。手からロケット弾のようなものを連射し、街を破壊し始める。

にせウルトラマンの前に、光とともに現れた銀色の巨人。街を破壊するにせウルトラマンと戦闘を開始する。

攻撃を受けて変身が解除されて露呈した、にせウルトラマンの正体。なぜか一人間に過ぎない主人公を執拗に攻撃する。最後はスペシウム光線で倒された。





STAGE2「地下に蠢く影」

ウルトラマンとザラブ星人の戦いから、地下鉄で避難する二人。だが、突然電車が急停止する。
線路、そして地下鉄ホームには、人間ほどの大きさの異様な生物が多数徘徊していた。


☆登場人物

  • 柏木リサ

CV:甲斐田裕子
地下鉄駅で知り合った女性ジャーナリスト。スマホを失くした主人公に、予備のスマホを貸す。
彼女もこれから何度も登場するサブレギュラーである。


★巨影

鋭い脚を突き刺し、人を襲う。地下で駅員や乗客を殺害した後、主人公達を追うように地上に現れ、市民や機動隊員を虐殺する。
原作と同様に電磁波を放つものを優先して襲うが、システム上、スマホを捨てたりスイッチを切ったりすることは出来ない。
駅構内と地上にて、のしかかり攻撃を振り払うと獲得できる記事があるが、それ以外の攻撃の頻度が多いためなかなか難しい。

  • 草体

レギオンと共生関係にある巨大植物。原作と違い、このゲームでは根がウネウネと動いている。攻撃してくることはないが、動く根に触れるとダメージを受ける。

  • ガメラ

ラストシーンにのみ登場。草体の前に降り立つが、何故か攻撃せずにまた飛び去った模様。





STAGE3「橋を覆う巨大な影」

で橋を行く二人を、柴田と武藤の車が追跡してきた。必死に逃げる二人だが、突然空から光線が降り注ぎ、車を次々に破壊した。


☆登場人物

  • 藤原徹

CV:志賀麻登佳
主人公達と、柴田、武藤の前に現れた謎の男。非常におっかない見た目だが、主人公達を逃してくれる。

  • 一条一矢
  • 中川桜子

CV:名村幸太朗、渡谷美帆
交際中のカップルで、桜子の父親に結婚を認めてもらうために挨拶に行く途中だったのだが、橋を渡っている途中で事件に巻き込まれる。
主人公達に助けを呼ぶように頼むが、直後にバトラの攻撃による橋の崩落に巻き込まれ、命を落としてしまう。
一条が作ったゲームは主人公達に託され、父親の手に渡った。


★巨影

成虫の姿で登場。上空から破壊光線を放ち、橋や車を攻撃する。

同じく成虫の姿で登場。バトラと争っていたようだが、バトラの破壊活動を止めようとしていたのかどうかはよくわからない。お馴染みのSEで鱗粉攻撃も披露。





STAGE4「忍び込み奪う影」

MOなる人物からのメールを見て、知人らしきこの人物経由でスマホを柏木に返してもらおうと待ち合わせ場所のイベリスタワービルに向かう二人。
ちょうど中川父との待ち合わせ場所だったためゲームを届けた後、フロアを探しているとそこにいたのは大塚だった。そこへ、またしても柴田と武藤が現れる。
なんとかエレベーターへと逃げ込む二人だが、今度はビルの火災に巻き込まれる。


☆登場人物

  • 中川則夫

CV:近藤浩徳
中川桜子の父親で、妻を亡くして以来、男手一つで娘を育ててきた。自分を説得しようとしなければ娘は死なずに済んだと悔やんでいた。

  • 山村美穂

CV:許綾香
火事現場で出会った迷子で、ユキのことを姉と勘違いする。

  • 毒島

クンシラン建設の社長。社員を養うため、汚い手段も用いて事業を拡大してきた。
事件発生前に展望フロアにいる彼に話しかけておくと、不正の証拠となる重要書類を探している彼が後のステージ内に現れるようになる。
後のイベントで金庫から書類を回収し、彼に手渡して生きるように説得することで改心・生存させることができる。
が、50万・100万・500万・2億といった大金を諦めて生かすかはプレイヤーの良心次第。ついでに、死なせると記事が回収できる。


★巨影

  • グラウベア

逃げる二人の前に、壁を突き破って出現した。ユキを人質にとるが、目的は金庫を盗み出すことで、目標の部屋に着くとユキを放り出し、金庫を持ち去ろうとした。

ラストシーンに登場。取り残された人々の救助に窓ガラスを割りながら飛び込んで爽快に登場。美穂を連れた二人を優先して逃してくれる。

  • パイロバスター

火災が起きたビルの消火活動を行う。途中通路に詰まって動けなくなっているパイロバスターがいる。(しかもセーブポイント)





STAGE5「抑えきれぬ衝動が生み出す影」

美穂を父親のもとに送り届ける為に、病院へ向かう二人。そこへ、巨大な人形の物体と、巨大ロボット(?)が現れ戦闘を開始する。
瓦礫と炎を掻い潜り、二人は病院を目指す。


☆登場人物

  • 加賀五郎

CV:橘潤二
美穂の姉、ユキがバイトしていたゴーゴーカレーの店長。ユキが姉のフリをしているだけだと一発で見抜く。
お腹を空かせた美穂のためにカレーをご馳走してくれるのだが、この時店の真ん前で初号機と第4の使徒が戦っている最中だった。よくそんな状況で食事できたな。

  • 山村伸治

CV:相馬康一
美穂の父親。数日前、美穂の誕生日プレゼントをユキと一緒に買いに行く途中に交通事故に巻き込まれる。
自身は一命を取り留めたが、ユキは帰らぬ人になってしまう。死んだユキ、そして姉を待ち続ける美穂に心を痛めている。


★巨影

突如街中に飛来し、攻撃してきた戦闘機を返り討ちにする。この戦闘で、多数の死傷者を出す大惨事を引き起こした。顔が分裂する様子も見られる。

使徒の前に出現し、ガトリング砲を使い戦闘を開始する。戦いの顛末は原作と同じ。ただし形状崩壊はしない。
戦いに巻き込まれると即ゲームオーバーとなるため、戦いが終わるまで待つとよい。
暴走状態やプログ・ナイフの使用も見られる上にA.T.フィールドを破るあのシーンも再現されている。
ただし使徒の大規模自爆シーンは、主人公たちが巻き込まれるからか無し。





STAGE6「夜の海、波音、そして影」

病院を出たはずの二人は、何故かボートで海を彷徨っていた。そして、偶然通りかかった観測船に助けられる。
観測船は、海底に出現した正体不明の影の調査を行っていた。


☆登場人物

  • 片桐光雄

CV:郷田ほづみ
観測船「しばざくら」の船長。本来は定年を迎えているのだが、後輩の頼みで期限付きで復職している。この航海を最後に、今度こそ引退するつもりらしい。

  • 小田哲哉

CV:堂坂晃三
副船長の若い男性。二人に、船に好きな人がいることを打ち明け、橋渡しを頼み込む。

  • 深沢ひとみ

CV:慶長佑香
しばざくらに乗船している美女で、二十歳の若さで海外にて大学教授になった、生物学会のホープ。
今は30代だが他の老齢の教授たちから子供扱いを受けていると感じ、早く実績を上げたいと考えている。
調査の帰り、海底の巨大な影に気づき、それの調査をしている。
海外で結婚した経験はあったが、お互いの仕事の忙しさですれ違いが多くなり、早々に離婚しているバツイチ。
二人の橋渡しによって小田の想いに気付き、夜が明けたら話があるという旨の手紙を渡す。


★巨影

海底の影の正体。しばざくらの近くに水しぶきを上げ出現した。船体を熱線で真っ二つに叩き割り、救命ボートで脱出した主人公達以外の乗員を全滅させる。





STAGE7「入り乱れ激しく争う影」

なんとか港に着いた二人だが、またしても柴田と武藤の追撃を受ける。男達の目と、レイバー同士の戦いをくぐり抜け、二人は助けに来たリサの元へと向かう。


★巨影

  • イングラム1号機
  • イングラム2号機

警察が所持するレイバー。原作と異なり、入り込んできた民間人二人に構わず、グリフォンとの戦闘を開始する。

黒いボディーと、他のレイバーとは比較にならない運動性やパワーを持つレイバー。貨物船から現れ、イングラムやエイブラハムと戦う。
その際イングラム2機を同時に蹴り飛ばしたり、複数体のエイブラハムを圧倒したりと相変わらずの性能を見せつけてくれる。

  • エイブラハム

グリフォンの攻撃であっさり破損。だが、主人公とユキは乗り捨てられたこれを使って戦闘地帯の突破を試みる。





STAGE8「禍々しい金色の影」

リサの頼みで、共にとあるビルに向かうことになった二人。バイクを走らせている最中、空から稲妻のような光線が降り注ぎ、街が破壊されていく。
三人が向かう先では、しばざくらを沈めた巨大怪獣と、三本の首を持った金色の怪獣が激しく争っていた。
登場人物

  • 浅野耕介

CV:河田吉正
IT企業「ヒヤシンスソフト」社員。ただし、経営不振により前の社長が逃げてしまったためやむを得ず会社の代表を務めている。
明日の朝までに納品しなければならない品物があり、二人に小包を宇宙線研究所に届けるよう依頼する。
★巨影

  • ゴジラ

上陸した後、町中でキングギドラとの戦いに入る。熱線を使用したりして応戦。

声とビルから見える頭部からわかるように、平成版キングギドラである。原作のようにドラッドが合体したものなのかは不明。ゴジラとの戦いの結末も描かれてはいない。
噛みつき攻撃や、引力光線を使用してゴジラと戦う。





STAGE9「それぞれの正義、ぶつかり合う影」

ゴジラとキングギドラとの戦いから、電車で避難する人々。だが突如電車が止まり、空中に持ち上げられた。巨人が電車を捕らえたのだ。
しかしウルトラマンに似た巨人が現れ、主人公達を救う。二人は電車から逃げ出し、次の駅に向かうが...


★巨影

主人公ごと電車を捕らえるが、ティガに阻止される。スカイタイプにタイプチェンジしたティガに対抗して、空中戦タイプに変身した。

キリエロイドに捕らえられた電車を奪い返す。しっかりタイプチェンジも披露。スカイタイプにチェンジし、キリエロイドと空中戦を繰り広げた。
マルチタイプに戻ったり、またスカイタイプになったりと忙しいが戦いの決着は描かれていない。


空中バク転は非常に美しくカッコいいと評判。



STAGE10前半「旺盛な食欲をもって飛来する影」

駅を降りた二人に、またしても追跡を仕掛ける柴田と武藤。だが突然巨大な鳥のような生物が飛来し、武藤を連れ去った。
※このステージは選択肢によって後半が変化する。ユキを助けに行く選択をすると「空高く舞い上がる影」へ、見捨てる選択をすると「内面へ滑り込む影」へ進む。後者は後悔にさいなまれる主人公の選択肢だけで進み、なぜユキが助かったかは不明。


☆登場人物

  • 新川直紀
  • 熊井久美

CV:室元気、京あやな
些細な事でケンカ別れしてしまったカップル。騒動の最中、お互いを必死に探している。
主人公の行動次第では再会できるのだが、二人に結婚の立会人を頼んだ後、直紀は傷がもとで息を引き取る。


★巨影

大きさは数メートル程度だが、人間にとっては十分すぎる脅威となる。群れで登場し、人々を捕らえては巣に運び、ヒナの餌にしている。
何故かギャオス同士で争っている個体がいる。一応原作では共食いの犠牲となったと推察される死骸が発見されている他、50周年記念映像版で登場した個体は共食いしているのでそれ由来かもしれない。
いずれにせよギャオス自体の気性も荒いので共喰い自体は起こりうると一応言える。
武藤曰く「フライドチキンにするにはデカすぎるぜ!」


ラストに登場するが、ここでのQTEをミスすると即ゲームオーバーとなる。連れ去られた人々など気にも留めずに巣を破壊し、そこにいた人諸共ギャオスを全滅させる。
これによって世論は、ガメラをギャオスの繁殖を阻止した益獣であるとする意見と、多くの人を死なせた害獣であるとする意見の真っ二つに分かれている模様。





STAGE11「気がつけばすぐそばに影」

宇宙線研究所に到着した二人だが、研究所は静まり返っていた。その場に居合わせた大塚と相談した結果、主人公が様子を見に行くことになる。
無人の研究所を行く主人公を、光線銃のようなものを手にした怪人が襲った。


☆登場人物

  • 沢田美月

CV:松井暁波
主任研究員の若い女性。彼女のロッカーからカードキーを入手することになるのだが、ロッカーをさらに調べると、彼女が腐女子であることがわかる。

  • 佐々木晴臣

CV:杉崎亮
副所長の男性。謎の紫の光の正体を調べるために、プログラムの制作を依頼していた。


★巨影?

研究所を徘徊し、ミクロ化機で攻撃してくる。ミクロ化光線を受け続けると体力が減っていき、ゼロになると人間標本にされてゲームオーバーとなる。
瞬間移動で常に先回りしてくるため、振り切ることは不可能。ただ、立ち止まらなければ攻撃を受けることはない。
もちろん3種類の顔も登場する。
ウルトラマンはいないのでダダにさらわれた人々の救出は出来ず、主人公達は只々逃亡することになる。





STAGE12「あらゆるものを斬る影」

大塚から、三津菜方面のビルにいる人物に助けを求めるよう勧められた二人。その途中でラジオ局に立ち寄り、生ライブを聴く。
だがその最中、突如ビルの上半分が切断される。外では触手状の武器を持つ物体と、紫のロボットが戦っていた。


☆登場人物

  • 鈴村彩

CV:清都ありさ
人気番組「ミッドナイトスカイガーデン」のパーソナリティーを務めるシンガーソングライター。ファン限定のライブを開き、生歌を披露する。


★巨影

通称シャムシェル。触手を振り回し、ビルを次々に切断する。初号機との戦いでも触手で貫いたりと圧倒するが、コアを貫かれて倒された。やはり形状崩壊はしていない。

  • エヴァンゲリオン初号機

ガトリングで応戦するが効かず、触手に体を貫かれるが、プログナイフでコアを破壊し、撃破に成功する。





STAGE13「ただひたすら迫りくる影」

二人を拉致した柴田と武藤。二人は兵器を取り扱う会社、W&Pコウンサルティングの社員であり、もう主人公を殺すつもりはないという。
二人は、行く先々で異変に巻き込まれる二人に対して、主人公が怪獣を呼び寄せているのではないかと考え、主人公の能力を軍事利用することを思いついたのだ。


★巨影

  • ゴジラ

キングギドラとの戦いの後、街を破壊しつつ二人が捕らえられているビルに迫る。

原作通りしらさぎによって空輸されて登場。
街を破壊するゴジラの前に降り立ち、戦闘を開始する。原作にもあるメーサー砲やレールガンミサイルを使い応戦。
ゴジラを撤退させることには成功するものの、内部のゴジラの遺伝子により暴走を開始してしまう。
このステージのとある場面では、最短距離をダッシュで逃げるとロケット弾を避けられずにゲームオーバーとなってしまう。





STAGE14「全てを踏みにじる圧倒的な影」

大塚の頼みで、脚を怪我した編集長を助けに向かうことになった二人。
編集部があるビルに向かうが、その先では二人のウルトラマンと、真っ黒なウルトラマンが戦っていた。


★巨影

  • ウルトラマン

タロウと共にベリアルと戦うが、スペシウム光線を躱され、ビルに叩きつけられたり、投げ飛ばされてダウンさせたり、吹き飛ばれてビルに激突したり終始劣勢のままだった。タロウと連携の声の掛け合いも見える他、ゼロが登場した際に頷き合いも見られる。

ストリウム光線は通じなかったり、首を掴まれて投げ飛ばされたりしたが、キックでベリアルをダウンさせた辺り、ウルトラマンよりは善戦していた。ウルトラマンとの声の掛け合いも見える。終盤のストリウム光線を発射する際は原作の掛け声有り。

ベリアルに苦戦するウルトラマンとタロウのもとに駆けつける。登場したままその位置で見ているとウルトラゼロキックを披露してベリアルを後退させる様子も見れる。
登場してすぐ進むと、ベリアルのパンチ一発で吹っ飛ばされるムービーに移行してしまう為、場合によっては登場してすぐやられているように見えてしまう。ステージの最後にゼロツインシュートも見せてくれる。

ギガバトルナイザーは未所持。だがその状態でも、ウルトラマンとタロウを苦戦させ、ゼロをも圧倒する。かなり口が開く。
最後はスペシウム光線、ストリウム光線、ゼロツインシュートの同時攻撃を食らう。その後は不明。





STAGE15「空を舞い降りる巨大な影」

逃げる二人と、二人を追う柴田、武藤。やっとの思いでビルに到着するが、そこにいたのは橋で二人を助けてくれた藤原だった。


★巨影

このステージでは戦いに巻き込まれるということがないので、完全に背景と同じ扱いとなる。第8の使徒を連携で撃破する。

原作と同様に、初号機に受け止められている間に零号機にコアを止められ、弐号機にコアを破壊されて倒される。





STAGE16「正面から向かってくる大きな影」

連れ去られたユキを助けるために、指定された場所へリサと共に向かう主人公。その場所へ行くには、駅に生えた巨大植物の側を通らなければならない。
その巨大植物は爆発する寸前であり、爆発すれば付近一帯が消し飛ぶという。
直前の選択でバイクか馬かを選択することになるのだが、それぞれコーナリング優先・速度優先と性能に差異がある。


★巨影

  • 草体

種子発射直前の状態であり、ビルや地面を突き破って根が伸びている。この根に触れると即ゲームオーバーとなる。

  • ソルジャーレギオン

逃げる主人公達をシャカシャカと追撃してくる。振り切ることは不可能であり、前ステージのような安全地帯も存在しない。
そのため、回復アイテムがないと、プレイヤーの腕次第では詰む可能性がある。
扱いづらいが速度は速い馬なら攻撃される回数を抑えられる。

  • ガメラ

再び草体の前に降り立ち、進撃を開始する。進まずに見ていると、草体にしがみつくが攻撃を行わず、結局種子の発射は止められなかった模様。
マザーレギオンの妨害を受けたわけでもないのに、一体何のために出てきたのだろうか。





STAGE17「巨影ニ沈ム都市」

指定された場所へ到着した主人公。そこで主人公は、衝撃の事実を知る。


★巨影

公式未発表の隠し巨影。
パンドンと戦っていたが、何故かエメリウム光線も撃てないほどの疲労状態であり、途中アイスラッガーを構えるも殴られ落としてしまう。
終盤までパンドンに圧倒されていた。

こちらも公式未発表の隠し巨影。
火炎攻撃と怪力で、疲労状態のセブンを痛めつけるが、アイスラッガーで腕と足を切断されて倒された。


※以下、ストーリーの核心に関するネタバレ


















































  • 柏木リサ

実は柏木リサというのは偽名で、本名は神尾麗子。その正体は、兵器を売りさばくW&Pコンサルティングの代表取締役、つまり社長。
柴田と武藤が行く先々に現れたのは、貸し与えたスマホのGPS情報から居場所を割り出し、二人に知らせていた為。
最初は防衛省との取引を見た主人公を消そうとするが、異変を呼び寄せる主人公を兵器利用することを思い付く。
一応、弟を死なせたあらゆる紛争や戦争を無意味なものにしたかった、という目的があった。


  • 香野ユキ

実は彼女は人間ではなく、長い間宇宙を旅している精神体だった。
後述する影に追われて傷付いたユキは、たまたま通りかかった主人公の記憶を改変し、自分を守らなければならない女性と認識させる。
そして、残された力を一時的に主人公に与え、ボディーガードに仕立て上げた。つまり異変を呼び寄せたのは主人公ではなく彼女。
死んだユキにそっくりなのは、ユキの霊と融合して生前の姿を借りた為。あくまで記憶から再現しただけなので、北村ユキの大食いスキルまではコピーできなかった。
体力を回復し、また旅に出ることを告げ、主人公には巻き込んでしまった詫びを、ユキには眠りを妨げてしまった詫びをそれぞれ残し、宇宙へ去っていった。
ちなみに、病院を出た直後にいきなり船上にすっ飛んでいたのは、彼女が北村家の面々を巻き込まないようにするために彼女がやった。
もっとも、海上ですら影に襲われるとは思ってなかったらしい。


詳しいことは一切不明で、ユキの言葉から推察するしかない。宇宙を旅し続けてきたユキの知識を悪用することを目論んでおり、ユキを攻撃して地球へと追い詰めた。
今まで現れた宇宙人や怪獣が、影が操っていたのか、あるいは影が化けていたものなのか、はたまた別の世界の怪獣や宇宙人を影がコピーしたものなのか、
一切が分からないまま物語は幕を閉じる。
ただし、作中で登場した巨大な存在全てが影によるものではないと思われる。以下、その候補。

  • ザラブ星人:事前に現れて友好的な態度で接していたのは原作通りなのだが、影の目的からして友好的に接する意味がない。政府を利用している様子もなく、巨影のそれとは別個体の可能性大。各登場作品における所業からしてまずありえないとは思うが、普通に友好的なザラブ星人だった可能性も0ではない*1
  • レイバー各種:そもそも一般市民にレイバーや特車二課の存在が認知されている(こちらの世界の新聞でもはた迷惑な集団と取り上げられているが)。つまり、元からあったものといえる。グリフォンなど、一部が巨影であった可能性はある。
  • エヴァンゲリオン:射出機構や武装ビルなどが市内に設置されており、少なくとも武装ビルは周辺住民に妙なビルとして認知されていた。ただし、使徒は1日に3回、一部すっ飛ばして登場とかしているので巨影と思われる。
  • ウルトラマンティガ:ユキの乗った電車の車両をその手中に収めるも、特に何もせず地面にそっとおろして敵対中のキリエロイドIIの相手に戻っている。ティガはシリーズを通して様々な世界で多くの人物が変身しているので、このティガもそう言った「光を継ぐもの」が変身した存在だったのかもしれない。
  • ダダ:そもそも巨影ですらないのだが、このシナリオは肝心のユキがロビーに一人放置されているのに完全スルー
  • ウルトラマンゼロ:歴代シリーズでも時空を超えて別世界の地球に訪れる場合が多く、影とはいえベリアルの存在を察知し、この世界へ駆けつけた当人の可能性がある。



追記、修正は、怪獣の足元で逃げ回りながらお願いします。


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  • ギャオス、ソルジャーレギオン -- 名無しさん (2017-11-05 07:29:01)
  • 途中送信してしまった。ギャオス、ソルジャーレギオン、ダダがガチで怖い。ダダがこんなに怖いゲームって他にないんじゃないかな。 -- 名無しさん (2017-11-05 07:29:49)
  • ゴジラ系が軒並みVSシリーズ準拠なのにメカゴジラはGフォースじゃなく機龍という -- 名無しさん (2017-11-05 11:49:33)
  • 何かネタバレ見ると何も残らない結末だね。(本人に悪意は無かっただろうけど)大切な女性は単に自分を守らせる為に利用していただけで、道中知り合った女性の連れも実は自分を利用しようとしていたという -- 名無しさん (2017-11-05 20:21:32)
  • オチはウルトラマンのオマージュだからしかたない -- 名無しさん (2017-11-06 02:09:24)
  • このオチもまさしく怪奇系の特撮!って感じのオチで好き、あとどの巨影よりも人をひき殺そうとする車の方が何倍も怖いのはある意味リアルやな -- 名無しさん (2017-11-06 10:02:46)
  • 下手にクロスオーバーすると扱いが云々で批判出るからしょうがないね。せっかくモデル作ったんだしシリーズ化できるといいな -- 名無しさん (2017-11-06 11:57:04)
  • 絶体絶命都市シリーズ同様、売りは珍解答を楽しむ……もとい災害から逃げるゲームだしね。シリーズ続いたらクロスオーバーやってもいいだろうけどまずは単体。とくにソルジャーレギオンとかはチャレンジしたかったって声は多かったしね -- 名無しさん (2017-11-06 12:02:31)
  • 問題点はあるけどなんやかんやで楽しめたな、追加DLCはよ、いっそR戦闘機とバイドがドつきあう中で生き抜くステージとか -- 名無しさん (2017-11-06 23:01:22)
  • 柴田ってギャオスにさらわれたり、明らかに機龍のロケット弾に巻き込まれてたりしたのに、平気で主人公を追いかけてきたのは怖かったな…。いろんな意味で。 -- 名無しさん (2017-11-07 09:24:10)
  • ↑ 実はもうBYDOが侵食済みとか -- 名無しさん (2017-11-07 09:46:22)
  • 最初のステージで逃げる人々に混じって逃げるのには興奮したけど、やっぱりヤクザに追い掛けられるのとやり取りの部分を怪獣達に追い掛けられるのに置き換えた方が巨影感は増した気はする。 -- 名無しさん (2017-11-07 10:42:01)
  • ↑3柴田じゃなかった武藤だった…。 -- 名無しさん (2017-11-07 15:55:17)
  • なかなかのバカゲーですね…(褒め言葉 -- 名無しさん (2017-11-07 21:34:16)
  • 須藤、陣内、篠原、佐伯、柘植、本上、佐伯を追ってた警官、宝石女以外に過去キャラいた? -- 名無しさん (2017-12-09 17:12:53)
  • 続編出してほしいな デストロイア ガッツ星人 デマーガ ガンダムNT-1あたりを出してほしい -- 名無しさん (2017-12-16 23:40:49)
  • 違反コメを削除 -- 名無しさん (2017-12-18 17:18:51)
  • この項目見る分だとガメラが正義の味方どころか他の怪獣とそう変わらない厄介者にしか見えんな…人類巻き込んでギャオス殲滅は一応原作通りだけどさ -- 名無しさん (2018-04-10 00:35:54)
  • どうもシン・ゴジラみたいに「怪獣」って概念そのものがない世界っぽい、けど一般市民が話題にしてたり警察や消防が出動させてる辺りレイバーだけは元から存在するみたいだけど -- 名無しさん (2018-08-25 13:28:01)
  • 影って敵サイドの、巨影の総称かと思ってた -- 名無しさん (2018-12-30 11:38:22)
  • 空中バック転って、後方宙返りでは? -- 名無しさん (2018-12-30 16:06:39)
  • 友好的とまではいかなくてもR/Bに出てきたTV局の個体みたいにそう悪いわけでもないザラブ星人ならいるから可能性はないわけじゃないな -- 名無しさん (2019-12-05 22:52:31)
  • ティガやゼロに限らずウルトラマン達は巨影じゃない気がする -- 名無しさん (2020-07-11 16:37:06)
  • ゲームカタログではクソゲー認定されてるが普通におもろかった -- 名無しさん (2021-02-23 19:28:45)
  • 最近パトレイバーのTVシリーズを初めて見たけど、倉庫ステージの再現度の凄さに驚いた。 -- 名無しさん (2021-02-23 20:19:24)
  • >異変を呼び寄せる主人公を兵器利用することを思い付く 別に巨影を操作してるわけではないのに何を考えてるのかと -- 名無しさん (2021-02-23 20:33:43)
  • 個人的に続編で出して欲しいのはガメラからはイリス、ゴジラからはメガヌロンと蒲田、ウルトラマンからはスペースビースト、ロボット枠からはマブラヴのBETAかな -- 名無しさん (2021-06-20 12:45:08)
  • ロボットとか操縦出来るようにしてほしいな エヴァとか -- 名無しさん (2022-02-17 23:02:18)
  • ダンクルモン アンフィモン ヴぇロキモン カジキモン -- 名無しさん (2022-04-04 20:53:21)
  • デジモンやゾイドも出してほしいな -- 名無しさん (2022-04-04 20:56:20)
  • 戦隊ロボとかマジンガーZとか追加した続編を作ってほしい。 -- 名無しさん (2022-05-31 21:52:14)

#comment

*1 ただし、友好的なザラブ星人は原作でも未だ原作シリーズにも登場したことはない。

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