コケバエ
羽根の生えた脆弱な身体を葉でおおい、大きく見せている。下生えの中に身を隠し、捕食者が近づくと逃げ出す。
「やつらは隠れることと逃げることに、その生のすべてをついやしている。まったく哀れなことだ。それともそれこそやつらが求め、喜びを感じる生き方なのだろうか? 奇妙な考え方だが、ありえない話ではない」
トゲフキムシ
身体が植物でおおわれており、鋭いトゲを放って攻撃する。
「こいつらが放つトゲには多少の毒性があるようだ。よって食事のあとに牙の間を掃除する目的で、こいつらを使わないほうがいいぞ!」
ルードル
女王の庭に隣接する森に生息する。大人しい性質だが、その豪快に跳ねるような動きはしばしば危険をもたらす。
「」
ヒショウカマキリ
草木の間を徘徊し、離れた場所からかまいたちのような攻撃を繰り出す。
「離れたところにいると厄介な連中だから、さっさと距離を詰めて攻撃しろ。身体はもろいから、簡単に釘の犠牲となるだろう」
ゾウハンカマキリ
かつてはカマキリ族の一員だったが、追放され、汚染によって我を失った。
「部族の一員であることと、ないこと。正直いって、おれにはその違いも仕組みもよくわからん。おれには自分の部族など存在しないからな」
造反者の長
退位させられたカマキリ族の長。汚染を進んで受け入れ、自らの姉妹たちと敵対した。
「おれも同じような欲求を感じたことがある。汚染を自ら受け入れ、さらに強力な力を手にする… もっとも暗い時代には夢の中にそうした思考がよく入りこんだものだ。偽りの希望とわかっていても、それは心の中で魅力的な光を放つものなのだ」
コメント
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カマキリ族って倒された後、体がバラバラになんの少しグロイ
造反者の長夢見セリフ(神の家にて)
「・・・侵入者・・・破壊する・・・」
「今はわれわれの土地だ・・・」
「・・・追放・・・生存・・・殺・・・」
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