忘れられた交叉路

ページ名:忘れられた交叉路

ハイズリムシ

食べ物を求めて洞穴内をはいずりまわる、臆病な生物。

「鈍くて惨めで、殺す価値もない存在だ」

イカリバエ

ひたすらに獲物を求める、空飛ぶ捕食者。

「この小さな生物は、自分よりも何倍も大きい相手に対して果敢に襲いかかる。その勇気は称賛に価するといえよう! だがしょせんは弱者であり、おれはこれまでに数え切れないほどの数をしとめてきている。それも大した労力も費やさずにな」

イカリバエの王

イカリバエの長。侵入者に対して飛びかかり、危険を感じたときは叫び声をあげて応援を呼ぶ。

「洞穴の床に捨てられた死肉を喜んであさる、薄汚い生物だ。危険を感じると耳障りな大声を発して仲間を呼ぶから、早めにしとめるべきだろう」

グラザー

単純思考の生物。あちこちにぶつかりながら、空中をやみくもに飛び回る。

「」

グラザーママ

成熟したグラザーで、腹の中に子を抱えている。その大きな身体を放り投げるようにして攻撃する。

「奇妙なことにこの生物は卵を産まず、自らの腹の中に子を抱えるのだ。そのような出産方法は非常に体力を消耗するらしく、こいつは常に眠気を感じており、無防備な状態となっている。隙を逃さず攻撃しろ!」

チクチク

その小さくて鋭い爪を使って、壁や天井をはいまわる。

「こいつらは地表に近い一帯の道や壁を、ちょこちょことはいまわっている。多少の辛抱ができるなら、一箇所で止まって待ち、やつらが向かってきたところを狩る方法もある」

アスピッド

腐食性の液体を吐き出して敵を攻撃する。群れで行動することが多い。

「離れたところからおまえを狙う、狡猾な生物だ。距離を与えず、一気に近づいて切り捨ててしまえ! いくら狡猾でも、死んでしまえばなにもできんからな」

アスピッドママ

腹の中に卵を抱えている。場合によって侵入者に対処するために、卵を産み落とす。

「自らの子を使って敵を攻撃するとは、まったく情けない! だが呆れると同時に、その力は評価に値する。よい狩猟者がよい親になるとはかぎらないということだな」

コアスピッド

この生まれたばかりのアスピッドは、本能に導かれるようにして侵入者のまわりを飛び回る。

「こいつらは殺しの本能を持って生まれてきている! だがまだ幼虫なだけに、なんの苦労もなくおまえの牙で排除できるだろう。数で圧倒されないよう気をつけさえすれば問題ない」

ゴーム

堅い皮膚でおおわれており、獲物を牙でかみくだこうと地面から飛び出す。

「こいつらは痛みというものをほとんど感じないようだ。その堅い皮膚を使って武器を研いだり、遊びで切りつけたりしても、やつらはまったく気づかない」

ホウロウムシ

ムシの死体が不可思議な力によって復活したもの。かつて自分が暮らしていた場所を徘徊している。

「いわゆるハロウネストの”文明化した”ムシのなれの果てだ。生きているときから軟弱だったが、それは死んだ今も変わらない。やつらを土に還してやれ!」

ツノムシ

ムシの死体が不可思議な力によって復活したもの。汚染されていない者を見つけると、その角を使って攻撃する。

「死んだあとも傲慢さが抜けきらない連中だ。自分の長い角がよっぽど自慢らしいな! それだけに角を折ってやるときの気分は最高だ」

チョウヤクムシ

ムシの死体が不可思議な力によって復活したもの。汚染されていない者を見つけると、本能的に飛びかかって攻撃する。

「ハロウネストのムシたちは自分で食料を狩ることをせず、ほかの者を使役して調達させていた。だからやつらはあんなに軟弱だったのだ。だからやつらの王国は崩れて消え去ったのだ!」

タイショウムシ

ムシの死体が不可思議な力によって復活したもの。汚染されていない者を見つけると、積極的に攻撃する。

「こうした歩く屍の体内は濃いオレンジ色の霧で満ちており、そいつは甘くて不快なにおいがする。あれはろくなものじゃない。たとえ殺しても、こいつらを食うのはやめたほうがいい」

イクサムシ

ムシの死体が不可思議な力によって復活したもの。釘を振るい、殻でできた盾を持つ。

「何世代にもわたって贅沢を続けた結果、こうしたムシたちは爪と装甲と毒性を失った。よって自らの身を守るために、石や鉱石や殻で作った武具を身につけているのだ」

エイヘイムシ

ハロウネストの偉大なる”十字路兵”の死体が、不可思議な力によって復活したもの。本能に突き動かされ、依然として持ち場を侵入者から守りつづけている。

「同類の連中より身体が大きく力も強く、ほかの死体から盗んだ武器を持っている。こいつらは敵を求めて動き回ることはせず、ずっと持ち場に立ち続け、近づく者を撃退している」

ミイラムシ

ミイラ化した死体が汚染によって変形し、怒りに囚われたもの。

「この鈍重な死体の中には、あらゆる闇を突き刺す明るい光がこめられている。おれはその光の中を一度だけのぞきこんだことがあるが…光の中のなにかがおれに向かって輝いたのだ。あれはなにか、恐ろしいものだった」

偽りの騎士

不可思議な力によって狂気におかされたマゴットが、盗んだ殻の中に隠れている。

「弱者は強者の力を盗むのが好きだ。やつらの命は短く、恐怖に満ちている。だからやつらは力を求め、自分たちを支配した者たちを逆に支配してやりたいと願うのだ」

マゴット

ハロウネストで最弱の存在。基本的に見下され、単純労働に従事させられる。

「この救いようのない生物は多くの脂肪でできており、その味もよいことから長旅における食料として最適だ。火で丸焼きにするのが最高だろう。命乞いをされても無視しろ。そんなことをしても、やつらから得られるものなどなにもないのだからな」

命の種

小走りで動きまわる小さな種。生命の血を含んでおり、狩ることでその生命エネルギーを身体に取り込むことができる。

「このチビの中に含まれている明るい液体は非常に美味であり、飲むと自分の力が増す。ところで自分の内臓というのはどんな味がするのだろうな? 食ってみたい気がするが、そいつはおぞましいことだろうか?」

バルダー

丸まって球体となり、縄張りに侵入してきた者に向かって飛びかかる。生まれたばかりの存在だが、その気性は荒い。

「若い狩猟者はこいつらを捕まえて転がし、遊戯の道具とすることを好む。おまえも気が向いたらやってみるといい」

オオバルダー

大きな身体が分厚い皮におおわれており、攻撃されると丸まってその身を守る。

「年を取ったバルダーは身体が重く硬くなり、かつてのように自由に球体に変化することができなくなる。その代わりにやつらは身体を丸め、外敵からその身を守ろうとするのだ。自らの皮の下に隠れ、やつらはいったいなにを考えているのか… 意外にあの状態が一番落ち着くのかもしれんな」

オオイカリバエ

汚染にさらされ続けたイカリバエが変異した姿。さらに狂暴化している。

「あの汚染は生物から生物へと感染する。そして感染者に力と勇猛さを与えると同時に、その者の自由意思を奪うようだ。おまえだったらどうする? 自分の意思を失ってもなお力を得たいと思うか?」

チャッカグラザー

汚染によって身体が膨張したグラザーで、いつ爆発してもおかしくない状態。

「頭上からドロドロした塊や有毒のガスが漏れ出しているようなんだが、なにかがこいつを生み出してるってことなのか? だとすればそいつは、いまだ俺の眼に触れていないなにかだ」

チャッカムシ

強い汚染によって狂暴化しており、自分の身の安全をかえりみずに敵に向かって突進する。

「ハロウネストのムシたちは古代の病によってその形を歪められている。やつらはまず深い眠りに落ち、精神が崩壊した状態で目覚める。それから身体の変形が始まるのだ」

ヨダレムシ

汚染によって完全に呑み込まれたムシ。腐食性の液体を吐き出す。

「随分前にハロウネストを襲ったあの汚染だが…あれは抵抗するほど勢いを増し、さらに強い力でその者を呑み込もうとするようだな」

 

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