初回
ああ…メホン。この世界。この残酷で、罪深い世界。なぜわらわは目覚めている? なぜわらわはあきらめない?
ああ、わらわの悲劇をそちは知る由もない。まことの愛は引き裂かれ、ふたつの世界は出会うことがない。
わらわの愛する者が死んでどれくらいになろう。その死はるか遠くに埋められている。わらわたちの再会を拒絶した、わらわの姿を否定した…怒れる種族に囲まれて。
彼女はどうすれば? ナーロ、ナーロ。頼むべき? それは重荷?
そちは、届けてくれるか? 彼女の墓にささげ物を?
ささげ物は、小さいが、その道のりは長い。女王が休む、緑におおわれた場所に彼女は眠っている。
そちに、できるであろうか? わらわは不可能なことを頼んでいるのであろうか? これは狂気の沙汰であろうか? そちがこれを引き受けてくれれば、それはわらわにとって望外のよろこび。
拒否
そちは顔をそむけるか? わらわは知るべきであった。この世界に優しさは存在せず、あるのは心痛だけであると。
再び会話
メホン? その心がしばし停まったか? 悲しみを共有し、それをなぐさめることを望むか?
わらわが愛する者の墓に、わらわの最後のささげ物を届けるか?
申し出を承諾
稀少なる恵みをもたらす者よ。これはわらわの最後の頼み。これ以後は決して他者の重荷とはなるまい。
ささげ物は神聖なる花。それはめずらしく、繊細で、ほかとないもの。自らの心臓のごとく、大切にあつかうがよい。
運んでいる最中に傷を負ったり、あの乱暴な獣に乗って移動したりすれば、花は永遠に傷んでしまうであろう。
彼女の墓は緑の生い茂った女王の庭の中にある。そこは彼女の同族の土地であり、彼らは侵入者に対して優しくない。
気をつけるがよい。わらわの希望はそちに託した。わらわは切に願う。この小さななぐさめがもたらされんことを。
会話2
彼女の墓は女王の古い静養所の中にある。ここからは遠い道のりであり、その道のりは獣でみちている。
そちの旅が平穏であらんことを。このような小さき者から受けた親切、消して忘れぬ。
繊細な花が散ってしまった後
ウルルルワァァァ! わらわの聖なる、貴重な、特別な花が、台無しになってしまった。わらわの愛、拒絶された最後のささげ物。なんという苦しみ。なんという惨めさ。わらわはこれ以上耐えることはできぬ。
…とはいうものの、わらわは実はもうひとつ花を持っておる。
だがよいか! これもまた同じように神聖で、同じように繊細だ。これを運ぶ者は、自らの心臓を運ぶがごとく大切にせねばならぬ。そのようなことに、そちは再び挑む気はあるか?
再び花を預かる
ではこの新しく、神聖で、特別な花をそちにさずけよう。わらわが以前に申したとおり、運ぶ際は自らの心臓のごとく大切いあつかうのだ。
運んでいる最中に傷を負ったり、あの獣に乗って移動したりすると、この花は傷んでしまうぞ。
そちを信頼することは以前よりも難しくなったが、それでもそちには期待しているぞ。
再び花が傷んでしまった後
…ワイ。また破壊されてしまったのか。また稀少で、貴重な花が、台無しになってしまった。
代わりの花を、わらわは持っている。しかし…そちには理解してもらいたい。これは貴重で、神聖で、繊細な花だということを。わらわはこの花を手放したくない。
しかし愛する者のためなら、わらわはすべてをささげる。そのようなことに、そちは再び挑む気はあるか?
会話2
彼女の墓は女王の古い静養所の中にある。ここからは遠い道のりであり、それがどれだけ危険な道のりかはそちもすでに知ったはずだ。
より念入りに注意を払っていくがいい。
花を届けた後
ミィ? そちは成しとげたというのか? まことか? この世界は残酷で、容赦なき場所にも感じたが…なんと偉大なる思いやりの心よ。たとえ永劫の時が流れても、わらわの愛は彼女の心を知るであろう。
終わりにできるのか? 悲しみは、終わりにできるのか?
ウルルル、わが愛しき者よ。わらわもまた終わりを迎えることができよう。
夢見の釘
ウルル…ネメノウ…釘…爪…なぜそうなのだ?
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