櫻井敦司

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来歴

1984年に「非難GO-GO」というバンドを結成し、のちに「BUCK-TICK」に改名。1987年にBUCK-TICKのヴォーカリストとしてメジャーデビュー。1989年、今井寿が麻薬取締法違反で逮捕され、バンドメンバー全員が半年間の謹慎処分を受ける。1991年に一般女性と結婚し、長男が生まれたが、わずか1年で離婚。2001年にはインダストリアルバンド「SCHWEIN」を結成。2004年には初のソロ活動を行い、シングルとアルバムをリリース、そして再婚も発表。2015年には10年ぶりのソロプロジェクト「THE MORTAL」を始動。2018年には映画『猫企画』に特別出演。2019年にはミュージックステーションに椎名林檎と共に出演し、24年ぶりの同番組出演となった。2021年にはテレビ番組での対談に参加。2022年には初のラジオレギュラー番組を開始。しかし、2023年の公演中に体調不良となり、公演が中断され、その後脳幹出血で死去。57歳であった。

人物

バンド内において

彼はバンド内で主に作詞を担当し、幅広い音楽性を持つ楽曲を独自の簡潔な抽象性でまとめる役割を果たしています。 彼は作曲にはほとんど関与しておらず、「今井やヒデが曲を持ってこないと詞は書けない。自分はあくまで待つ側の立場。今井とヒデはミュージシャン。俺はバンドマン」と述べています。 2018年現在、彼自身が作曲したものは、インディーズ時代のBUCK-TICKのアルバム『HURRY UP MODE』に収録された「PROLOGUE」（インストゥルメンタル）と「PLASTIC SYNDROME TYPE II」（作詞は今井）の2曲のみです。

生い立ち

 

その他

櫻井敦司は、デヴィッド・ボウイ、DEAD END、DER ZIBETなどのバンドや、バウハウスなどのゴシック・ロックを愛好しています。彼はソロアルバム『愛の惑星』のツアーで、ボウイの「Space Oddity」をカバーしました。彼は2006年にCreature Creatureでカムバックを果たし、その前年に発表された『ECTOPLASM』のライナーノーツに寄稿しました。さらに、彼は『音楽と人』で対談し、DER ZIBET・ISSAYのソロ、そしてBUCK-TICKとの楽曲でもISSAYと共演しています。「TABOO」や「悪の華」など、バブル期のバンドの音楽には櫻井のゴシックロック志向が反映されています。彼自身もこれらのバンドに大きな影響を受けています。 彼の音楽の原体験は、幼少期に地元デパートで行われた山本リンダの歌謡ステージで、「見てはいけないものを見たかのような衝撃を受けた」と語っています。 彼は猫をこよなく愛しており、ファンクラブの会報やバンドのオフィシャルサイトには、愛猫（くるみちゃん、まるちゃん）の写真が頻繁に掲載されています。また、ツアーグッズでも愛猫をモチーフとした商品が作られていますが、櫻井本人は猫アレルギーです。 彼はまた、バローロなどの赤ワインや焼酎などの酒をこよなく愛する愛酒家でもあります。 料理は苦手であり、「暑いのでカレーでも食べて汗を出そう」と思って作ったカレーを焦がしてしまい、捨てざるを得なかったことがあります。 車の運転はマニュアル車のみで、「オートマ車は面倒くさく、黙っていても進んでしまうので怖い」と話していましたが、ラジオ番組「BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋」で「今ではオートマしか乗れない、楽でございます」と語っています。また、ヤガミによれば彼は運転が上手だそうです。 ファンクラブ会報の心理テストの回答の中で、「俺は足が速い」と話していることもあります。 彼は自称プチ鉄道マニアです。

THE MORTAL

ソロプロジェクト名: THE - 始動年: 2015年 - 作詞: 櫻井 - 作曲: バンドメンバー - メンバー: 5人 - アルバム制作とツアーを固定メンバーで実施 - 表記: 全て大文字 - ロゴ: "THE"のみ、フォントサイズが小さい。

バンドメンバー

櫻井敦司はヴォーカルを担当し、Jake Cloudchair（元Guniw Tools）はギター、村田有希生（my way my love）はギター、三代堅（元M-AGE）はベース、秋山タカヒコ（downy）はドラムを担当しています。

エピソード

1985年ごろのパーティーで、高校のOBであり当時BOØWYのボーカルとしてデビューしていた氷室京介から、「お前、顔が良いからボーカルやった方がいいよ」と言われたという逸話があります。ただし、このことがボーカル転向への直接のきっかけではなかったと、本人は話しています。 BUCK-TICKのインディーズ時代のライブで、ステージに上がる直前の状況で、ローディーが櫻井の衣装に対して文句を言ったため、それを聞いていた櫻井は意地になって楽屋に戻り、衣装を全て着替えたというエピソードもあります。そのため、今井が1曲目の「FLY HIGH」のイントロを5分間も弾き続けなければならないハプニングが起こったと言われています。後に今井は、この出来事をバンドの衝撃的な事件として「イントロ弾き続け事件」と称しています。

 

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