成田翔
成田 翔は、秋田県秋田市出身のプロ野球選手(投手)で、左投左打。東京ヤクルトスワローズに所属している。
経歴
プロ入り前
保戸野小学校から野球を始め、秋田東中学校では軟式野球部に所属。中学時代には石井大智という同学年のチームメイトがおり、3年生の時に彼からエースの座を奪った。
高校は秋田商業高等学校に進学。1年の夏には全国高等学校野球選手権大会に出場し、初戦で好投を見せた。3年生の夏の県大会では、準々決勝、準決勝、そして決勝と3試合連続で好投を見せ、甲子園出場を果たした。甲子園では初戦で好投を見せ、3回戦まで進出したが、準々決勝で敗退。その後、U-18ベースボールワールドカップの日本代表としても活躍し、国民体育大会でも好投を見せた。
高校卒業後は社会人野球を目指していたが、高校時代の実績を背景にプロ入りを決意。2015年のNPBプロ野球ドラフトで千葉ロッテマリーンズから指名を受け、入団した。背番号は41。
ロッテ時代
2016年、イースタン・リーグで7試合に登板したが、一軍昇格のチャンスは得られなかった。
2017年、フレッシュオールスターゲームで好投を見せ、イースタン・リーグ公式戦でも安定した成績を収めた。9月には一軍公式戦でデビューし、初ホールドを記録。しかし、初先発の試合で記録的な本塁打を2本浴び、敗戦投手となった。
2018年は中継ぎとして5試合に登板し、日米野球にも参加した。
2019年、一軍での登板はなかったが、二軍では多くの試合に登板。オフには投球フォームを変更した。
2020年、一軍での登板を果たすものの、成績は振るわず、二軍でも厳しいシーズンとなった。
2021年、二軍での好成績により一軍に合流。交流戦での好投が評価されたが、その後は一軍の舞台に立つことはなかった。
2022年、二軍での安定した投球を続けたが、一軍での登板はなし。特に左打者に対する成績が良かったが、与死球が多く、チームの信頼を得ることができなかった。
ヤクルト時代
2022年12月、新設された現役ドラフトにて東京ヤクルトスワローズから指名を受け、移籍した。
2023年10月、球団から戦力外通告を受けることとなった。現役ドラフトで移籍した選手としては、成田が戦力外となった初のケースであった。
人物
曾祖父はロッテ浦和工場の寮長を務めていたことがあり、父は学生時代に秋田市の八橋球場での近鉄とロッテの試合でボールボーイをしていた。その試合では、トレーバーと金田正一が乱闘を起こしたことで話題となった。 成田はパスタが好きで、シメサバは苦手。また、幽霊も苦手としている。
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