東山紀之

ページ名:東山紀之


東山紀之


東山 紀之は、日本の実業家、芸能プロモーター、俳優、歌手、タレント、司会者として知られる多才な人物。男性アイドルグループ・少年隊の元メンバーとしても有名で、現在はジャニーズ事務所の代表取締役社長を務めている。血液型はA型で、親しまれる愛称はヒガシ。

彼の配偶者は、女優の木村佳乃。ジャニーズ事務所に所属するアーティスト・タレントの中で、最年長者としての地位を保持している。

ジャニーズ事務所の取締役社長に就任した後も、芸能活動を続けているが、近い将来、その活動からは引退する予定となっている。

 

来歴

生い立ち

神奈川県川崎市幸区塚越の出身。父方の祖父はロシアの血を持つ。妹が一人いる。

川崎での生まれ育ちの後、岡山県に移住し、その後愛知県名古屋市に転居。東山が幼少の頃、両親は離婚し、彼は母親と共に川崎で生活を続けた。その後、母親は再婚したが、その結婚も破綻した。

 

少年時代

川崎市立大島保育園から川崎市立さくら小学校(旧・東桜本小学校)を経て、川崎市立古川小学校へと進学。その後、川崎市立塚越中学校に入学。

小学校の頃、3年間剣道教室に通い、6年生の際には横浜市の剣道大会地区大会で優勝を達成。

中学から高校にかけてはバスケットボール部に参加。中学1年生からレギュラーメンバーとして活躍し、2年生の時には神奈川県大会で準優勝。3年生では部のキャプテンを務めた。

 

芸能界へ

小学校を卒業する直前の春、理容師としてNHK放送センターで働いていた母から『レッツゴーヤング』の公開収録のチケットをもらい、友人と共にNHKホールでの収録を観覧した。帰り道、渋谷スクランブル交差点での信号待ち中、坊主頭の東山がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の目に留まり、直接スカウトされた。

1979年にジャニーズ事務所に加入し、明治大学付属中野高校定時制に入学。同時に原宿の合宿所での生活を開始。この合宿所には川崎麻世や田原俊彦などの後の大物タレントたちが住んでいた。レッスン生としての日々を過ごし、先輩タレントのサポートを務めたが、後に高校は中退。

1982年、錦織一清や植草克秀と共に少年隊を結成し、1985年に「仮面舞踏会」でデビュー。その後、グループ活動を続けながらもソロとしても多方面で活動を展開。特に2008年以降はソロ活動に焦点を当て、俳優としてのキャリアを積み上げた。

2020年、少年隊の錦織と植草がジャニーズ事務所を退所。少年隊は名前としては存続するものの、グループとしての活動は予定されていない。東山は引き続きジャニーズ事務所に所属し、活動を続けることとなった。

2021年、近藤真彦のジャニーズ事務所退所に伴い、東山が所属アーティスト・タレントとしての最年長者となった。そして2023年、近藤が事務所を退所した際の年齢を超え、ジャニーズ事務所の最高齢記録を更新した。

 

ジャニーズ社長就任・タレント引退

ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川の性加害問題が明るみに出たことを受け、その調査報告の中で「同族経営の問題点」が指摘されました。これを受けて、藤島ジュリー景子社長が責任を取り辞任。その後任として、東山紀之がジャニーズ事務所の代表取締役社長に就任しました。東山は記者会見を開き、2023年内に芸能活動を引退し、以後は事務所経営に専念することを明らかにした。これに伴い、長年メインキャスターを務めていたテレビ朝日系の『サンデーLIVE!!』と、セレブレーターとして出演していたTBS系の『バース・デイ』の両番組からも降板した。

 

私生活

2008年の舞台『さらば、わが愛 覇王別姫』で共演した女優の木村佳乃と交際を開始し、約2年半後の2010年に結婚した。この交際のキューピッド役は遠藤憲一だった。2人の間には、2011年に長女が、そして2013年に次女が誕生している。

 

人物

体脂肪率は9%を維持しており、1か月に100km走ることを自分のルールとしている。腹筋は1日1000回を20年以上継続して行っている。

ダンスナンバーでは、バック転や側転バック宙、高台からのバック宙、壁宙などのアクロバティックな動きを見せることがある。

2003年の舞台『PLAYZONE 2003 Vacation』で足を骨折したにも関わらず、休むことなく公演を続けた。

NHK大河ドラマ『琉球の風』で主演を務め、ジャニーズタレントとしては初の快挙となった。

様々な役柄を演じ分けており、歴史上の人物や光源氏などの役をこなしている。

1987年からのしょうゆ顔ブームで代表格として名前が挙がり、1988年には流行語大賞を受賞した。

ジャニーズ事務所の後輩との関わりも深く、TOKIOのメンバーや20th Centuryの坂本昌行とのエピソードがある。また、多くの後輩との親交があり、新人研修会の講師も務めることがある。

料理が得意で、『Duet』誌上では自らのソーセージ作りを披露する連載も行っていた。

 

趣味・嗜好

1999年にスキューバダイビングを始め、アドバンスライセンスを取得した。

2005年4月に「JALホノルルトライアスロン2005」に出場し、初挑戦ながら3時間3分11秒で完走した。

2009年にボクシングを始めた。興味を持った理由として、過去のボクサーであった著名人や、演技における相手との距離感や呼吸の重要性を感じたためである。

憧れの人物として、王貞治、ブルース・リー、マイケル・ジャクソンを挙げている。王貞治は小学生の頃からの憧れであり、ブルース・リーは身体を鍛えるきっかけとなった存在。マイケル・ジャクソンはダンスの神様として敬愛しており、その影響は芸能活動にも大きい。

2011年に主演映画『小川の辺』のチャリティ上映会で、阪神タイガースのファンであることを公表した。

 

交友関係

森光子 - 少年隊が『NHK紅白歌合戦』に初出場した際、審査員だった森と東山が親交を深めた。舞台やドラマでの共演も多く、プライベートでも交流があった。森の逝去に際し、東山は彼女を「師匠」として深く尊敬していたことをコメントした。

松方弘樹 - 東山がドラマ『新選組』で時代劇に初挑戦した際に共演。松方からの指導を受け、彼を師と仰ぐ存在として尊敬している。

山下達郎・竹内まりや夫妻 - 両者とは長年の親交があり、山下は少年隊に楽曲を提供している。また、山下のミュージック・ビデオに東山も出演したことがある。

緒形幹太 - 幼馴染で、お互いの実家が近所だったことから親交がある。緒形家との関係は深く、緒形の父や弟とも交流がある。

薬丸裕英 - ジャニーズ事務所に入所していた中学時代からの友人。

その他、真田広之、川合俊一、中野浩一、川平慈英、哀川翔、澤穂希、トラヴィス・ペインなど、多くの著名人との親交がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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