原英莉花

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原 英莉花（はら えりか、1999年2月15日 - ）は、神奈川県横浜市生まれの女子プロゴルファー。NIPPON EXPRESSホールディングスに所属している。

湘南学院高等学校を卒業後、2015年から尾崎将司のもとで指導を受けている。

 

アマチュア時代

アマチュア時代、彼女は「神奈川アマ」のジュニア女子部門で優勝し、「リゾートトラストレディス」で16位タイとなり、ローアマチュアを獲得した。

高校を卒業した後の2017年、日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の最終プロテストに進出。しかし、27位タイとなり、2打足りずに合格を逃した。その後、彼女はプロを宣言し、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の最終予選に挑戦。14位タイで本戦出場を果たし、本戦では23位タイとなった。

その年のLPGAサードクォリファイングトーナメントでは、A地区で50位となり、ファイナル進出は果たせなかった。

オフシーズンには、『ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会』の第1回に講師として参加。これが後に『ジャンボ尾崎アカデミー』設立のきっかけとなった。

 

プロ実績

2018年シーズン

彼女はQTランキングで117位のTP単年登録選手としてキャリアをスタートさせた。その年の3月にステップ・アップ・ツアー「ラシンク・ニンジニア / RKBレディース」でプロとしての初優勝を飾り、6月にも「日医工女子オープン」で優勝を果たした。これにより、LPGAツアー中盤戦の出場資格を獲得。さらに、その年のLPGA最終プロテストに進出し、10位タイで合格してLPGAの90期生となった。その後も好調を維持し、LPGAツアー終盤戦の出場資格を得て、年間獲得賞金ランキングで38位となり、シード入りを果たした。

その年の12月には、ツアー外の競技「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝。そして、LPGAアワードで「敢闘賞」を受賞した。

 

2019年シーズン

彼女は日本通運に所属している。ある年の6月に「リゾートトラストレディス」でペ・ソンウとのプレーオフを戦い、LPGAツアーでの初優勝を達成した。その年の賞金ランクでは、自身の最高位となる14位を記録し、2年連続でシード入りを果たした。さらに、その年の12月には、日本ゴルフトーナメント振興協会（GTPA）の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を渋野日向子、河本結、稲見萌寧と共に受賞した。

 

2020-21シーズン

彼女は2020年10月4日に「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で公式競技での初優勝を果たした。さらに、その年の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ」では、初日から最終日までトップを維持し、公式戦での2勝目（ツアー全体では3勝目）を達成した。

翌2021年は、成績に波があり、黄金世代と称される大里桃子、勝みなみ、渋野日向子がそれぞれ勝利を収める中、彼女は終盤まで勝利を挙げることができなかった。しかし、大王製紙エリエールレディスオープンでの勝利により、ツアーでの通算4勝目を達成した。

 

2022シーズン

この時期、彼女は腰椎ヘルニアを患い、それが影響して勝利を挙げることができなかった。

 

2023シーズン

 

前年からの腰椎ヘルニアの症状が進行し、5月にはツアー試合への参加が困難となったため、手術を選択。5月中旬に内視鏡を使用したヘルニア摘出術を受けた。手術後のリハビリを経て「北海道Meijiカップ」でツアー復帰を果たし、10月の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で2回目の優勝を達成。これにより、約2年振りとなるツアーでの勝利を手に入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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