私達は歩いていく。そしてその歩みを妨げる障害は全て取り払われなければならない。 未知という恐怖から戸惑い怯えることも。 自らの滅びを喚起する禁忌を知ることも。 そして先のない未来も全て。 そのために何を置き去りにしようとも。 |
■現実の設定
名前:Dr.wish
年齢:60代
身長:165㎝
性別:男性
瞳の色:黒
髪の色:白
所属:狂信者‐真理‐マリグナントネオプラズム‐生ける夢‐受肉者
キャラクター設定:所属組織の代表を務める老齢の男性ローグダイバー。受肉者であり元生ける夢。
非常に気さくでお喋りな、いわゆる好々爺で、児童福祉への募金など、慈善事業に積極的で一般社会的には、いわゆるあしながおじさんとして知られている。またその一方で生ける夢と人間を融合させる技術等を開拓する先進的な学者でもあり、且つなぜかその技術をローグダイバー・正規ダイバー陣営双方にする流布するなど魂胆の読めないところもある。
……というのが概ねの現在の彼の人物像で。元はと言えば「文明の発展とその持続」を欲求として持って生まれた個体であり、究極的にはそれ以外に関心を持たない。技術革新に繋がるモノであれば、発明やその発案者を手厚く保護し支援する一方で、大きな流れとして国家単位に技術成長を促す戦争などにも人物像を変え、手を変え品を変え加担してきた。現在の立ち振る舞いもそのロールプレイの延長線にある。
ただし、それらは常に今後も続く発展の布石としてのものだけであり、例え幸福に繋がるものであったとしても、文明の停滞に陥る発明や治世などは全て破棄しにかかるし、発展に必要な淘汰圧として夢現災害を撒き散らすこともあった。
ユグドラシルとは「世界存続」と「持続発展」で欲求の方向性が合致していたため、一時は共同派閥を組んでいた時期もあった。しかし夢界の知識の発展に伴い、並行世界が夢界の有限リソースとの相互関係にあることが判明したことで、主義が反転。閉塞した未来が決定しているなら現行の世界を放棄し、他の分岐世界へ可能性を繋ぐべきであると考えたために離反、袂を分けた。
全ては進歩のため。多様性ある未来のためです‐wishの演説より引用
マリグナントネオプラズムについて
彼がトップの小派閥。元々の名前はもっときちんとしたものだったが、後述の理由で他派閥に「癌が」と罵られたときにふと「マリグナントネオプラズム」って響きいいな!と思い立ち改名した。言うまでもなく彼が命名した固有名詞のおおよそはエキセントリックなものに溢れている。
他の狂信者ー真理派閥同様、夢神を顕現させる手法の研究も行ってはいるものの、夢を解明し、夢界からの意識サルベージを行い死者蘇生・不死性の獲得を求めるなど探索範囲はかなり広い。そのため所属員も色んな思想の人間(ないし生ける夢)で構成されており、一枚岩とは言い難いところがある。(彼としてはこれを是としている)
■夢の姿の設定
名前:マスティムマステマ
武器:クオリアを加工した無数の鏡、万華鏡
外見:灰色の襤褸切れに近いローブを羽織った有翼の青年
夢の姿の設定:羽で空を飛ぶことくらいはできるが本人自体の戦闘力は乏しく、中級ダイバーと殴り合えば勝てないほどの腕力しか持たない。
その代わりに、自身のリソースでクオリアから夢を一時的(数秒~数十秒)に再生させる能力を保有しており、自身の武器であるクオリアの鏡から召喚して代わりに戦わせる。また自身も悪夢との融合体であるようで、クオリアを保有するので自分自身から複数の自分自身を呼び出すこともできる。ただし前述のとおり戦闘力はないので囮を増やすくらいにしかならず、オリジナルより更に輪をかけて弱いので一撃殴るだけで沈む。
万華鏡は過去・現在に至るまでの「ありえた未来」のifを集約した景色を映す性質を持ち、その光に投射されると強制的な追体験を起こす。これを無数に束ねることで大規模熱量の光帯にし、仮にこれを耐えたとしてもその投射効果で自我を破壊するという攻撃に役立てることもできるが、そこまでチャージしている間に殴り倒されるので実用的ではない。
私は試練ですから、強靭である必要も、武器を持つ必要もないのです。
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