チャス・ビジャボナ・リザルディ/フラメンコ

 

レイダースなんか辞めろって言われた。 ゴミの集まりだと何度も言われた。 私よりずっとアタマが良くて、特心対のエリートからしたら、そうかも。 でもね。彼が知らない素晴らしいものは、きっとどこにでもあるんだよ。 知りたい？私が教えてあげる。

-関連Tale

・追憶の雨音

■現実の設定

名前：チャス・ビジャボナ・リザルディ

年齢：23

身長：170

性別：女性

瞳の色：薄茶色

髪の色：灰色

所属：デイドリーレイダース

階級：先任境界潜夢士長

-設定
ダイバーとして高い素質を持つデイドリーレイダーススペイン時代からの女性ダイバー。
任務に積極的な姿勢は各勢力でも買われており、レイダースのダイバーとしてはイグナシオとプルポに次いで実質的なNo.3だと言える。

性格は活発で人懐こく、思いやりがあるというレイダースのイメージとは正反対の性格をしている。故にレイダースとの共闘という前情報のみを与えられた状態で彼女と初対面すると、ギャップに驚かれることは多い。いつもニコニコ笑っている彼女に惹かれる男性ダイバーは少なくないが、いくらアピールしたところで笑顔で躱されるのがオチである。

デイドリーレイダースとしてはスペイン時代からのメンバーであり、幼少に両親を亡くした際にイグナシオに引き取られた過去を持つ。

彼女の態度は他のダイバーにも概ね好評で、再協働のリクエストが多い。しかし褒められると興奮しやすく、放置すると前へ前へ進んで戦いに行く傾向にあるため、同行者が作戦を立てて行動を諫めるなどフォローが必要な場合もある。

彼女は正規ダイバーから自らの意思でローグダイバーに転向した者に対し、戦闘後に決まって共通の質問をする。
「いずれは殺られると分かっているのに、どうしてローグ化するような事をしたの？」
細かい文言に差異はあるものの、概ね同じ趣旨の質問を行う。
チャスは幼少の頃に、イグナシオにも似た事を尋ねた事がある。彼が警官だったと聞いたチャスは、イグナシオに対し、どうして元の地位を捨ててまで、マフィアになったのかと。イグナシオは少し考えた後に、こう答えた。
「今やるべき事が何か、分かったからだよ」
子供のチャスには意味が分からなかったが、その言葉の重みは脳裏に焼き付いている。そして言葉の意味を理解したとき、興味を持ったのだ。世の中の裏切り者と呼ばれる者たちは、皆そうなのだろうか、と。

■夢の姿の設定

名前：フラメンコ

武器：四挺散弾銃と蟹鋏

外見：蟹の怪物

-設定：
戦場での彼女は、頑強な装甲と火力を併せ持つことで広く知られる。生半可な攻撃は彼女の装甲の前では全くの無意味であり、障害物を鋏で蹴散らしながら前進し敵集団を蹂躙する姿はまさに戦車か、あるいは神話上の怪物そのものだという。

一対のカニバサミと二対の腕、そして四つの脚を持つ蟹型の亜人の姿を取っている。ハサミと腕は蟹のそれだが、胴体や顔は人間に近い形状をしている。蟹鋏を使用した防御と四挺の散弾銃による射撃を用いた突入戦術を得意とし、近距離戦闘でタンクとして活躍することができるが、重武装の代償として移動は鈍重である。

名前の由来は複腕を使用した前後死角無しの攻撃の踊っているような動きから。正式な名称が確定するまでは蟹の姿から組織内でブエイ・デル・マルと仮称されていた。戦術面は成熟しているとは言い難いものの、複腕を自由自在に使いこなす想像力でそれを補う。戦闘の際は率先して前進し、盾役を買って出るだろう。

■スキル

【接近戦攻撃】　接近3　間合0

【散弾換装】　対象との間合が0の時に射撃+2、間合2以上の時に射撃-5

【かばう】　同深度のダメージを肩代わりする。

【重装甲】　速度-1　装甲値2　全力移動不可

【複腕流射撃術】　射撃3　間合2　対象は回避を三回成功させる必要がある。

【お礼参り】　間合2　同深度の味方が回避判定に失敗した際に、1ターンに1度だけその攻撃の回避目標値で判定を振る。判定に成功した場合、攻撃した敵に射撃3ダメージを与える。