ごめんね…時葉ちゃん… |
■現実の設定
名前:名切 彩夢(なきり あやめ)
年齢:17(当時)
身長:149cm
性別:女性
瞳の色:黄色
髪の色:橙色
所属:なし(一般人)
キャラクター設定:朝似我時葉の幼馴染兼ヨミの宿主であり、数年前に自殺した女子高生。
ファッションや自撮りが趣味であり、幼馴染兼親友である時葉と遊びに行くなど当時の女学生らしい明るい少女でした。
時葉とは幼少期からの付き合いであり、世話好きな彼女の性格も相まって妹のように接していました。
元々臆病な性格だった自分を励まして支えてくれた彼女に強い尊敬と憧れを抱いており、時葉のようになろうと彼女の真似をするようになりました。お揃いの服を着たり、時葉がよくする仕草を真似したりするなどを行っていく内に、気持ちが前向きになって性格も明るくなりました。
それ以降も同じ物を一緒に食べたり、同じところでアルバイトをするなど、時葉と同じことをして過ごすことが多くなりました。時葉自身もそのことを受け入れており、二人は仲睦まじく過ごしていました。
彩夢らが高校生となったある日、時葉が正式にダイバー入りすることが決定したため、当時一緒に働いていたアルバイト先を辞めることになります。事情を知らない彩夢はいつものように彼女についていこうとしますが、ダイバーの素質を持っていなかったために半ば強引に引き離されてしまいます。
憧れの存在と同じであるという心の支えを失った彼女は「時葉と同じでなくてはならない」といった強迫観念に囚われるようになり、外見・内面のすべてを時葉に似せようとしてしまいます。
その結果生活リズムを崩してしまい、ストレスによって拒食症や自傷癖といった精神疾患を患ってしまいます。
この頃から夢の中に中学生時代の彩夢と同じ姿であるヨミが現れるようになり「いつまで経っても時葉になれない自分」に嫌気が差し、鬱憤を晴らすために彼女を傷つけるようになります。
しかしヨミに傷つけた傷は現実の彩夢自身に跳ね返ってくるようになっており、そのストレスで精神病がさらに悪化する悪循環に陥ってしまいます。
醜くなっていく自分の姿と反比例するかのように理想だけが膨らみ上がり、自分が何者になりたいのかすらも曖昧になってしまった頃、肥大化した理想と現実の食い違いからヒステリックを起こしてしまい、ついには時葉と口論になり喧嘩別れをしてしまいます。
しばらくして冷静になった彼女は「時葉と仲良くできていた頃の自分」と同じ姿のヨミを見て本当になりたかった自分に気付き、後戻りできない後悔と絶望感に苛まれたことにより、自ら首を吊る選択を選びました。
彼女の死体周辺から遺書は発見されていませんが、彼女の記憶や感情はヨミに引き継がれており、上記の自殺に至った経緯もヨミによって語られています。
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