戦闘メカ_ザブングル

ページ名:戦闘メカ_ザブングル
曖昧さ回避 この項目ではロボットアニメについて記述しています。その他の用法についてはザブングルをご覧ください。
戦闘メカ ザブングル
ジャンルロボットアニメ
アニメ
原作富野由悠季
鈴木良武
監督富野由悠季
キャラクターデザイン湖川友謙
メカニックデザイン大河原邦男
出渕裕
音楽馬飼野康二
アニメーション制作日本サンライズ
製作名古屋テレビ
創通エージェンシー
日本サンライズ
放送局名古屋テレビ
放送期間1982年2月6日 - 1983年1月29日
話数全50話
コピーライト表記©1982 創通・サンライズ
映画:劇場版「ザブングル グラフィティ」
監督富野由悠季
制作日本サンライズ
封切日1983年7月9日
上映時間84分
コピーライト表記©1982、1983 創通・サンライズ
テンプレート使用方法 ■ノート

『戦闘メカ ザブングル』(せんとうメカ ザブングル)は、1982年(昭和57年)2月6日から1983年(昭和58年)1月29日まで名古屋テレビ・テレビ朝日系に毎週土曜日17:30 - 18:00で全50話が放送された、日本サンライズ制作のロボットアニメ。英語表記は、Xabungle。日本サンライズ創立10周年記念作品。

目次

ストーリー[]

テンプレート:ネタバレ「泥棒、殺人、あらゆる犯罪は三日逃げ切れば全て免罪」―それが惑星ゾラの不文律「三日の掟」だった。ロックマン(ブルーストーン採掘業者)、ブレーカー、運び屋、交易商人といった「シビリアン」達は、この掟を守って生きていた。

しかし、たった一人、この掟に抗った少年がいた。著名なロックマン「鉄の腕」の一人息子ジロン・アモスである。両親を殺したブレーカーのティンプ・シャローンを親の仇とし、掟の三日を過ぎても、なお追いかけ続けた。

ジロンと関わった者は知らぬうちに「三日で晴らせなかった因縁は全て忘れなくてはならない」という三日の掟を超えた意思を示し、彼の生き様は周囲を巻き込みやがてゾラの支配階級「イノセント」との全面戦争に発展する。

概要[]

富野喜幸が名義を富野由悠季と改め、『機動戦士ガンダム』以来2年ぶりにTVアニメの監督としてこの時間枠に復帰した作品。本作『戦闘メカ ザブングル』の後、『聖戦士ダンバイン』、『重戦機エルガイム』、『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』まで1年もののTVアニメとして連続5作品を送り出すことになる。

前番組『最強ロボ ダイオージャ』が放送開始した1981年の春には、リアルロボット作品として『ガンダム』の評価が定まってきており、ガンプラなど関連商品が大ヒットを記録していた。同年秋にはリアルロボット作品として同じ日本サンライズ制作の高橋良輔監督による『太陽の牙ダグラム』のTV放送が始まり、このプラモデルの販売も好調だった。ただし『ダイオージャ』の後番組にリアル路線では視聴者の抵抗が大きいと判断されたため、本作はリアルさにおいて『ガンダム』と『ダイオージャ』の中間的な作風となった[1]

当初は「エクスプロイター」という仮称で鈴木良武・吉川惣司らを中心としたシリアスな宇宙物のロボットアニメ企画として進められていた。富野が制作に加わってからはキャラクターデザインなどを除いて一新され、「“西部劇のような世界”に“ガソリンエンジンで動き、自動車のようなハンドル(ステアリング)とアクセルペダルで操縦する巨大ロボットウォーカーマシン(以下WM)”が登場する、派手なロボットアクションを前面に出した作品」となった。

富野は登場人物が悲惨な結末となるいくつかの作品を以前に制作しており、本作は「“誰も死なない作品”とする」との決定の元に制作されたテンプレート:要出典。現実には物語上で恨みや仇という関係を作るために、脇役やゲストキャラには相応の死者は出している一方で、物語に大きく関わる者は戦闘で敗者となる者でもほぼ死ぬことはなく、戦闘後に逃げ出す姿が描かれた。作品そのものは非常に明るいコメディタッチで描かれており、仇役であるティンプ・シャローンやキッド・ホーラといった敵役のキャラクターたちも何処か憎めないキャラクターとして描かれている。

主人公・ジロンの顔はコンパスで描いたように丸くデザインされている(このため作中で「ドマンジュウ」「メロン・アモス」などのあだ名で呼ばれている)。このデザインについて湖川友謙は、後に発行されたムック内では「前々から暖めていたものであり、必ずしもコメディを意識して用意したものではない」と語っていたが、その後の研究本では「コメディを意識して」と発言している。全キャラクターについて瞳に共通した特徴があり、「虹彩のない単色の丸い瞳にハイライトの白線が斜めに一本入っている」のみの単純なデザイン(通称「ネジ目」)となっている。なお、企画段階ではキャラクターの服装は世界観にあわせ変遷したものの、顔は「エクスプロイター」の時から一貫して「ネジ目」だった。

本作では宮崎駿の作品が意識された。本作のスタッフの仕事振りに不満を持った富野が「カリ城を見習え!」と鼓舞激励した[2]。出渕裕によると、同じく宮崎監督作である『未来少年コナン』からの影響が指摘されており、富野自身も『コナン』を模倣するところから始めたと証言している[3]。出渕によれば富野は宮崎のやっていることに憧れを持っていたそうである[4]

本作は、単なるロボットアニメとは異なり、いくつもの新機軸と言えるアイディアを盛り込んでいた。

その一つに「主人公メカザブングルが物語の途中で破壊され、全く別の新型機ウォーカー・ギャリアに乗り換える」という、いわゆる主役機の交代劇がある。それまでにも「『ゲッターロボ』から『ゲッターロボG』へ」など、主人公が主役ロボットを乗り換える事例は存在したが、それらはあくまでも物語が一度完結した後での後継作品の中での事だった。物語の途中で、しかも番組タイトルとなっているマシンから別のマシンへの乗り換えは、ロボットアニメでは異例の出来事だった。これは、本作品が宇宙劇から西部劇への変更により、主役メカのデザインがどうしても世界観に馴染まないため行なわれた措置だった(アイアン・ギアーの項も参照)。

なお、ザブングルは当初から2機が登場し、もう1機は他のキャラ(主にエルチ・カーゴ、ラグ・ウラロ)が使用して最後まで活躍した。さらに、劇中には登場しないものの、登場人物から劇中に登場する2機の他にも存在することを示すセリフがある。スポンサーのクローバーによると、2機のザブングルは合体する予定だったという[5]。番組後半はこの合体したザブングルの商品が投入される予定だったが、代わりに前述のギャリアが発売された。

また、ザブングルとギャリアを合成して再設計した新型WM・ブラッカリィが敵側の戦力として登場し、ザブングルやギャリアを苦戦させるという展開が見られる。更に、主人公達の乗艦である大型母艦アイアン・ギアーは同型艦が二度に渡って登場し、1隻目のグレタ・ガリーとの戦闘では、大破したアイアン・ギアーを捨てて乗り換え、2隻目ギア・ギアとは双方巨大WMに変形しての格闘戦を繰り広げている。

『ガンダム』では、人型のロボットが登場するためのSF的な理由付けが設定されていた。本作にもその理由付け設定があり、「破壊された地球から逃げ出した人々(イノセント)の“再び二本の足で大地を踏みしめたい”という願い」から生まれたことになっている。

用語[]

惑星ゾラヒトに良く似た人類が住む地球に良く似たどこかの惑星。天変地異により失われた文明の遺物が点在する。

惑星ゾラ」を参照

シビリアンゾラの大地で暮らす人々で、イノセントやハナワンやトラントランと並びゾラにおける人種の呼称。ジロンたちもシビリアンである。荒廃したゾラの大地に適合する強い生命力を持ち、イノセントが創り上げた人類再生種族の決定版。シビリアンは社会性をイノセントにコントロールされており、事実上支配されている。トラントラン族人類再生のため、過酷なゾラの環境に合わせてイノセントが最初に遺伝子操作で創造した人類。知能面が低いので失敗作とみなされた。群落を作って野生化している。武器としてトマホークを持ち、頭に羽根飾りを付けて身体にボディペインティングを施すなど、北米のインディアンを思い起こす風俗をしている。ハナワン族トラントランの失敗を踏まえて創られた水棲人類。見かけは半魚人的(マスクのせいでそう見える)で知能面は強化されたが肉体面は虚弱。光に弱く、長時間の陸上行動が不可能なために放棄された。こうしてイノセントの人類創造は、三番目の種族シビリアンへと移行する事となる。三日限りの掟イノセントにより定められシビリアン達の間に浸透している法律。「盗んだものでも三日経てば自分のもの」で、「これを破ったものは、後ろから撃たれても文句は言えない」とされる。イノセント側も同じとされるが作中では描写されていない。多くのシビリアン達はこれを受け容れていたが、イノセントのエージェントのティンプ・シャローンによって、両親を殺害されたジロン・アモスがティンプを仇敵として四日目以降もつけ回すようになり、そういったジロンのこだわりにより、三日限りの掟に疑問を覚える人々が徐々に増えていく。イノセントゾラの各地に点在するポイントと呼ばれるドームの中で暮らす人種の呼称。シビリアンに対する支配階級であり、ドーム外の環境に適応できず、外気に触れると短時間で死亡するが、地域や階級によっては外部に出ても平気な様に薬を服用している者達もいる。シビリアンには製造することが出来ない物資を支給してくれることから、援助をしてくれる絶対的な存在として認知されている。シビリアンには理解できない優れた科学力を持ち、その決定は絶対的なものと考えられており、一般的に「死なないと」信じられていた。シビリアンに、ブルーストーン(BS)本位の経済活動を行わせている。また、シビリアンの社会に騒乱を引き起こすことによる社会性の進歩を観察している。ロックマンブルーストーンを採掘する人々、鉱夫。時々巡回してくる交易商人のバザーでBSを様々な製品や日用品と交換し、次のバザーまでまたBSを採掘するという生活をしている。ブレーカー壊し屋。ウォーカーマシンなどを用いた戦闘から、強盗や殺人、用心棒など暴力行為を行う職種。交易商人に雇われている者が多い。なお、「日雇いブレーカー」というセリフはビデオソフト化の際カットされた。運び屋ランドシップによって各地を渡り歩き、開催するバザーによって収益を得る交易商人の総称(狭義では、交易手形を持たない商人を指す)。交易商人イノセントに交易手形を与えられ、大型LSを所有する運び屋。イノセントの交易ポイントに出入りが許される存在でエルチの父、キャリングをはじめ、様々な商人がイノセントと繋がりを持っていた。ビッグマンやカラス一家のように、勢力家ともなると単艦ではなくLS艦隊を擁する者も珍しくない。バザー各地を巡回する交易商人が定期的に開く取引市場。基本的には青空市で、開催されると周囲のシビリアン達が集まってくる。ロックマンが採掘するブルーストーンをイノセントが生産する製品と交換する取引が主だが、その他にも日用品である食料や衣料の売買。WMやLSの修理/中古屋と言ったサービス業。果ては酒場や宿屋、劇場と言った娯楽施設まで並び立ち、にわか仕立ての町となる。これらは交易商人自身が行う他に、主催した交易商人の許可を得た店舗(移動式)が営業している場合が多い。シビリアンには通貨(紙幣やコイン)が存在しないため、ブルーストーンの他、金などの貴金属(秤量貨幣として「ギャラント」との重量単位が用いられる)、生産物を持ち寄った物々交換が主な取引方法。一応、バザーの開催地には交易商人によるテリトリーがあるが、利益拡大を狙って他の交易商人が縄張りを荒らすのも珍しくないため、交易商人はブレーカーを雇い入れて治安維持や出入りに備えているのが普通である。交戦は後の商売に差し障るのでバザー会場を巻き込まないのが仁義だが、破られる場合もある。町シビリアンで定住している者は少ないが、食糧の自給や補給の関係で小規模な町(大部分は鉱山町)は存在する。水源と耕作地があり、LSやWMに燃料を供給するスタンドや修理屋。武器屋(中古屋)が併設され、雰囲気は開拓時代の西部劇そのままである。大抵、こうした町はバザー会場にもなるが、周辺のブルーストーンが掘り尽くされて廃坑になると引き払われ、ジロンとティンプが対決したような破棄されたゴーストタウンになってしまう。交易ポイントイノセントのドーム都市でもシビリアンと接触/交易用に設けられた物。LSを収納可能なドックを複数持ち、ブルーストーン上納と引き替えに製品を渡す。取引は特別な場合を除いてイノセントが直接行わず、アンドロイドや機械を介して無人で行われる場合が多い。ブラン他の無人WMや自動兵器で厳重に警備されている。マッド・シー文字通り泥の海。水棲種族ハナワン族が住んでいる。海洋のほとんどが干上がったゾラでは、海は伝説に近い存在である。サンドラット少年、少女達によるブレーカー集団。リーダーはラグ・ウラロ。名は「砂鼠」との意味。WMを所有しておらず、ホバギーを操ってロックマンやブレーカーを襲撃して生計を立てていたが、ジロン・アモスとの出会いによって大きく運命が変わる。ブルーストーン略してBS。青い希少鉱石。純度によって価値は上下する。イノセントはシビリアンに対しブルーストーンを上納させることで様々な生活物資を物々交換で与えている。それによりイノセントは経済社会を形成させている。実際には誤りだが、シビリアンの間では「水のあるところにはブルーストーンは存在しない」が常識となっていた。納められたBSが何に使われるかは、放映中のアニメック誌でも話題になっており、珍説として「WMのガソリンは添加剤としてBS入りだから、ガソリンエンジンでは考えられない高出力を発揮する」や「ザブングルの青い機体は、BSが精製された装甲で出来てるから強靱」との推測もあったが、本編では何も語られず、Drマネが入れ歯に使っていた程度であった。鈴木良武による小説版では、「単なる変成岩の一種にすぎず、転用できる価値の無い信用通貨のようなもので、上納されたブルーストーンはシビリアンには知らされていないがこっそり廃棄されていた」と語られる。光の昇天コンピュータコア他、ハイテク工業製品の製造施設はゾラではなく衛星軌道上、または月面にある工業プラントにあると設定されており、イノセントの交易ポイントから大気圏外へ向けて打ち上げられる定期便が受け取りに行く。宇宙往還機発射の模様は「光の昇天」と呼ばれ、シビリアンはイノセントの儀式であると解釈していた。ソルトイノセントの支配体制に疑問と不満を持って、打倒イノセントをもくろむシビリアンの組織。「シビリアンによる自由と独立」をスローガンに掲げる。リーダーはカタカム・ズシム。組織規模は大きく、劇中後半ではゾラの勢力均衡を傾ける要となる。ソルトの頭文字である「S字を模した稲妻を握った手」が旗印。

登場人物[]

戦闘メカ ザブングルの登場人物」を参照

登場メカ[]

登場キャラクターは古今東西の様々な銃器を使用する。例えば、ジロンは「リングハンマーとタンジェントサイトを装備した初期型のブローニング・ハイパワー」、ティンプは「コルト・ピースメーカーを二挺拳銃で」など。これらはオリジナルではなく、イノセントがコピーして製造し、シビリアンに支給したものである。WMやLSに装備されている火器も同様で、特に12.7mmM2重機関銃と20mmFlak38対空機関砲は多用されている。

移動手段は基本的に車輪、ホバークラフト、歩行(WM)のいずれか。砂漠などの不整地が多いため、車輪は少数派である。飛行機械はほとんど存在しないが、実在する爆撃機フライング・ガン・シップ「ミッチェル」(ノースアメリカンB-25J爆撃機)などが登場する。外観はオリジナルの通りで米軍のマーキングまで再現されているが、イノセントがドームの外に出る際の移動手段として使用されている。機内はドーム内と同様に彼らの生命が保たれるようになっており、内装も作り変えられている。

ウォーカーマシン惑星ゾラにおいて使用されている歩行メカ。WMと略される。大小様々なタイプがあり、そのほとんどは二足歩行(六本脚のウォーカー・タンカーなども存在するが、一般的なWMのカテゴリーに含まれるか否かは不明)。当初はブルーストーン採掘でも使用する汎用作業機械という位置づけだったが、ザブングルウォーカー・ギャリアは文字通りの戦闘メカであり、他にも戦闘用に特化したタイプが登場する。ランドシップ惑星ゾラにおいて使用されている陸海両用浮上式航行艦。LSとも略される。基本的には大型のホバークラフトで、大きさ・形状とも様々なクラスが存在する。ほとんどが武装しており、中でも巨大WMに変形できるアイアン・ギアー級は絶大な戦闘力を誇る。ホバギーオートバイに相当する小型ホバークラフト。誰でも操縦できる一般的かつ手軽な移動手段として使用されている。ウォーカー・ギャリアはWMにホバギーの特色を取り入れた設計となっている。ソアラなどイノセントの用いるホバーヘリはシビリアン用とは飛行性能が段違いで、高空を高速飛行可能な本格的飛行メカになっている。

テンプレート:ネタバレ終了

スタッフ[]

  • 企画 - 日本サンライズ
  • 原案 - 矢立肇
  • 原作 - 富野由悠季、鈴木良武
  • キャラクターデザイン- 湖川友謙
  • メカニカルデザイン - 大河原邦男
  • 音楽 - 馬飼野康二
  • チーフ作画監督 - 湖川友謙
  • 美術監督 - 池田繁美
  • 総監督 - 富野由悠季
  • プロデューサー - 森山涇、普入弘、中川宏徳
  • 動画チェック - 小林利充、遠藤栄一
  • メカニカルゲストデザイン - 出渕裕
  • 撮影監督 - 斉藤秋男
  • 編集 - 井上和夫、布施由美子
  • 音響監督 - 藤野貞義
  • 制作 - 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ


主題歌[]

  • TV版・劇場版オープニング 「疾風ザブングル」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:串田アキラ)
  • TV版エンディング 「乾いた大地」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:串田アキラ)
  • TV版挿入歌 「HEY YOU」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:MIO)
  • TV版挿入歌 「わすれ草」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:MIO)
  • 劇場版イメージソング「GET IT!」(作詞:売野雅勇、作・編曲:馬飼野康二、歌:MIO)

サブタイトル[]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
第1話命をかけて生きてます五武冬史斧谷稔鹿島典夫湖川友謙
第2話ザブングルはもらったよ伊東恒久藤原良二佐々門信芳
第3話みーんな当て外れ荒木芳久菊池一仁金山明博
第4話なんで掟を破るのさ五武冬史斧谷稔加瀬充子山田政紀[6]
第5話3人そろってシャクの種伊東恒久鹿島典夫中内一行
第6話あんたジロンの何なのさ荒木芳久加瀬充子藤原良二佐々門信芳
第7話信ずるものは浮かばれる吉川惣司菊池一仁金山明博
第8話ミスにはミスがない伊東恒久滝沢敏文加瀬充子山田政紀
第9話花は野に咲けマリア花荒木芳久康村正一鹿島典夫佐々門信芳
第10話女の勇者はこわいです五武冬史山崎和夫関田修篠田章
第11話追いかけて、追いかけて荒木芳久鈴木行加瀬充子坂本三郎
第12話謎また謎のイノセント伊東恒久菊池一仁金山明博
第13話あとは野となる大破壊吉川惣司小椋十三関田修山田政紀
第14話ティンプ、悪あがき五武冬史斧谷稔鈴木行佐々門信芳
第15話泥まみれ、やけっくそ伊東恒久高橋資祐加瀬充子篠田章
第16話哀歌かなしく荒木芳久滝沢敏文菊池一仁坂本三郎
第17話役者やのオで大勝負吉川惣司小椋十三関田修金山明博
第18話家出がなんで悪いのさ五武冬史鈴木行山田政紀
第19話コンドルよ、とべ!荒木芳久鹿島典夫加瀬充子佐々門信芳
第20話アコンは伊達男か?伊東恒久関田修篠田章
第21話惚れて、惚れられて吉川惣司斧谷稔菊池一仁坂本三郎
第22話破れかぶれのラグ荒木芳久大地瞬鈴木行金山明博
第23話ラグよ帰れ! 我が胸に吉川惣司大貫信夫加瀬充子山田政紀
第24話死闘、激闘、泣きカラス伊東恒久鈴木行関田修佐々門信芳
第25話捨て身と捨て身の大戦闘荒木芳久大地瞬鈴木行篠田章
第26話イノセント大乱戦五武冬史菊池一仁坂本三郎
第27話うたえ! 戦士の歌を伊東恒久小椋十三関田修湖川友謙
第28話弱味みつけたイノセント吉川惣司今川泰宏加瀬充子金山明博
第29話イノセントだって必死荒木芳久大地瞬鈴木行山田政紀
第30話頭にきたらおしまいよ伊東恒久滝沢敏文菊池一仁佐々門信芳
第31話女の心をあやつれば五武冬史鈴木行関田修篠田章
第32話俺の勝手はあんたの勝手吉川惣司大地瞬加瀬充子坂本三郎
第33話ゴタゴタ果てしなく荒木芳久小椋十三鈴木行湖川友謙
第34話ファットマン思いはるかに伊東恒久滝沢敏文金山明博
第35話軍隊みつけた!荒木芳久今川泰宏関田修佐々門信芳
第36話忍びこみ大作戦五武冬史菊池一仁山田政紀
第37話女いろいろ万華鏡吉川惣司大地瞬加瀬充子篠田章
第38話エルチ、舞う!伊東恒久鈴木行坂本三郎
第39話個人プレーじゃ駄〜目荒木芳久滝沢敏文金山明博
第40話カタカム、やぶれかぶれ今川泰宏関田修佐々門信芳
第41話カタカムは終った伊東恒久大地瞬菊池一仁遠藤栄一
第42話グレタ吠える吉川惣司加瀬充子山田政紀
第43話ヨップ捜せば大混戦五武冬史鈴木行篠田章
第44話アーサー様・お大事に荒木芳久滝沢敏文佐々門信芳
第45話太陽に向って立て吉川惣司関田修坂本三郎
第46話アーサー様がんばる伊東恒久菊池一仁金山明博
第47話エルチ目覚めよ荒木芳久今川泰宏加瀬充子篠田章
第48話永遠のアーサー様吉川惣司鈴木行佐々門信芳
第49話決戦! Xポイント伊東恒久大地瞬関田修金山明博
第50話みんな走れ!菊池一仁坂本三郎

映像媒体[]

  • タキコーポレーションよりテレビ版DVD-BOXが発売されている。全2巻。映画版のDVDはバンダイビジュアルから発売されている。
  • バンダイチャンネルにおいて有料オンライン配信中。

フジテレビOneにて放送中

関連作品[]

ザブングル グラフィティ[]

1983年7月9日に公開された、テレビ版を編集して新作カットを加えた劇場版。配給は松竹、併映は高橋良輔監督の『ドキュメント 太陽の牙ダグラム』、『チョロQダグラム』。当初から併映前提で制作され、上映時間が90分以内という制約があったため、主要な物語を詰め込む総集編とせず、楽屋落ちを織り込んだ回想形式の作品となった。セル塗りを途中で止め、あえて動画を直接撮影したシーンに、「これが動撮だ!間に合わないとこうなっちゃう」とテロップが入れられた部分もあった。

また、ラストはエルチとジロンを中心に皆が走るところまでは一緒だが、死亡したと思われたアーサー・ランクが登場し、失明したエルチに対して治療を申し出るというものになっている。この改変について富野は「誰も死なない作品」とするとの決定の元に制作されたこともあり、「TV版でのアーサーの死とエルチの失明が、作品全体のムードに対して後味の悪い物として心に引っかかっていたため」とコメントしている。

その他[]

  • ソノラマ文庫から鈴木良武による小説版(全2巻)が発行された。ジロンの一人称で描かれている。エルチが発掘された『ガメラ』の関連資料をもとに舞台演劇化したり、イノセントが性愛に関することに過剰に反応する描写などのコメディ色も強い作品である。ザブングルは変形合体機構を持たず、固定火器を持った機体となっているが、冒頭のホーラたちの離反時に武器弾薬が持ち逃げされたため、一発も弾を撃つことがない。後にDVDボックスの付録として復刻された。
  • サイバーコミックスから伊藤明弘による、本作TVシリーズの後日譚となる漫画『BLUE GALE』が連載されたが、未完に終わっている。2001年11月にダイトコミックス、大都社より『伊藤明弘版権物作品集 Blue Gale』(ISBN 488653726X)として刊行された。
  • コミックボンボンに連載された成井紀郎の漫画『ひみつ指令0059』では、ティンプがシリーズ後半の悪役キャラとしてレギュラー出演している。
  • ツクダホビーから『戦闘メカ・ザブングル』『BLUE GALE ブルーゲイル』『WORKER GARIA ウォーカーギャリア』の3作品が、ボードウォー・シミュレーションゲームとして発売された。
  • スーパーロボット大戦シリーズでは『スーパーロボット大戦α外伝』『スーパーロボット大戦Z』『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』に登場。後者はエルチの視力とアーサー生存から『グラフィティ』の後日談という扱い。本編のギャグがインターミッションや戦闘アニメに反映されている。
  • 2003年にはPS用ゲーム『戦闘メカ ザブングル THE レースインアクション』がSIMPLEキャラクター2000シリーズの第17弾としてバンダイから発売された。
  • 『スーパーロボットスピリッツ』『バトルロボット烈伝』『サンライズ英雄譚』シリーズなど、多くのロボットアニメが共演するゲーム作品にも数多く登場している。
  • プラモデル・玩具についてはウォーカーマシン参照。
  • 本作の音楽は、ベルサイユのばらからの流用が多いが、これはどちらも音楽担当が馬飼野康二であり、いわばセルフカバーの形となっている。

脚注[]

  1. マーチャンダイジングライツレポート1981年12月号
  2. 不滅のスーパーロボット大全
  3. 『富野由悠季インタビュー集 富野語録』ラポート、1999年、pp.72-73.
  4. 聖戦士ダンバイン ノスタルジア
  5. トイジャーナル1982年4月号
  6. 後の山田きさらか

関連項目[]

外部リンク[]

  • サンライズ公式Web

テンプレート:前後番組テンプレート:富野由悠季

en:Combat Mecha Xabunglezh:戰鬥裝甲



特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

左メニュー

左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...

魔装機神サイバスター_(テレビアニメ)

魔装機神サイバスタージャンルロボットアニメアニメ原作松伝馬監督うえだひでひとシリーズ構成酒井あきよしキャラクターデザイン伊藤岳史メカニックデザイン伊藤浩二、森木靖泰音楽信田かずお、須藤賢一アニメーショ...

魔装機神サイバスター

『魔装機神サイバスター』(まそうきしんさいばすたー)は、バンプレストオリジナルのスーパーロボット作品である。『第2次スーパーロボット大戦』に登場して以来、数多くの作品に登場している。作品一覧[]魔装機...

魔装機神_THE_LORD_OF_ELEMENTAL

『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(まそうきしん ザ・ロード・オブ・エレメンタル)とは、ゲームソフト『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場するバンプレストオリジナルの架空のロボッ...

魔神英雄伝ワタル外伝

テンプレート:コンピュータゲーム『魔神英雄伝ワタル外伝』(ましんえいゆうでんワタルがいでん)は、1990年3月23日にハドソンより発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。TVアニメ『魔神英雄伝...

魔法の少尉ブラスターマリ

テンプレート:漫画『魔法の少尉ブラスターマリ』(まほうのしょういブラスターマリ)は池田恵の漫画作品。サイバーコミックスにて8号から17号にかけて連載。9・13号は休載で全8話。コミックスは1990年に...

鬼兵隊

銀魂 > 銀魂の登場人物一覧 > 鬼兵隊鬼兵隊(きへいたい)は、空知英秋作の少年漫画『銀魂』に登場する架空の武装集団。目次1 概要2 隊士2.1 高杉晋助2.1.1 金魂2.1.2 3年Z組銀八先生2...

高機動型ザクII

高機動型ザクII(こうきどうがたザクツー、High Mobility Type ZAKU II あるいは High Maneuver Model ZAKU II)は、アニメ作品のガンダムシリーズのうち...

高松信司

高松 信司(たかまつ しんじ、1961年12月3日 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督。目次1 概要・人物2 経歴3 作品4 脚注5 参考資料6 関連項目概要・人物[]演出家...

風のごとく

テンプレート:Infobox Single「風のごとく」(かぜ-)は、2010年8月4日に発売された井上ジョーの5枚目のシングル。解説[]前作『GO★』から1年1ヶ月ぶりのリリースとなる。初回仕様限定...

雪のツバサ

テンプレート:Infobox Single「雪のツバサ」(ゆきのツバサ)は、音楽バンドredballoonのデビューシングル。目次1 解説2 収録曲3 収録アルバム4 関連項目解説[]初回仕様には、『...

陽電子リフレクター

陽電子リフレクター(ようでんしリフレクター、Positron Deflector)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の防御兵器。本項目ではビームシールドの概要も記述す...

陸戦型ジム

機動戦士ガンダム 第08MS小隊 > 陸戦型ジム陸戦型ジム(りくせんがたジム)は、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』、『機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線』に登場する架空の兵器。...

陸戦型ザクII

陸戦型ザクII(りくせんがたザクツー)は、ガンダムシリーズのうち、宇宙世紀を舞台とするアニメなどに登場する架空の兵器。ジオン公国軍の陸戦用量産型モビルスーツ (MS)。地上用とも呼ばれるほか、型式番号...

陸戦型ガンダム

陸戦型ガンダム(りくせんがたガンダム)は、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する架空の兵器。地球連邦軍の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」の機種の1つ。本項目では、セガサターン用ゲー...

阿修羅姫

テンプレート:Infobox Single「阿修羅姫」(あしゅらひめ)は、ALI PROJECTの14作目のシングル。2005年6月8日にMellowHeadから発売された。概要[]表題曲「阿修羅姫」...