ベル＝ティンク＝シーザー

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ベル＝ティンク＝シーザーのデータ 肖像 性別 女 年齢（CE78当時） 18歳 生年月日 CE60 4月6日 所属 ザフト→ミッドガルド師団→バルムング 階級・肩書き 大尉 愛機 不明 二つ名 無し 登場作品 「Revival」

概略[]

赤道内戦においてミッドガルド師団に所属し、アンダマン海海戦の連合軍勝利の立役者となった元ザフトレッド。

父がプログラマー、母が女優であるせいか年齢の割に落ち着き大人びた雰囲気を持っておりハッカーとしても一流である。しかしその落ち着いた外見とは裏腹に非常に気が強く負けず嫌いで、10歳のときに個人データを改竄しザフトのアカデミーに入学するなど彼女の武勇伝は数知れない。行動的を通り越して破天荒とも言える人物。

モビルスーツの操縦技術も高いが、それ以上に変装術を得意としており、老人から子供に至るまで多種多様に変装を駆使し兵站爆破や要人暗殺、機密情報の収集を成功させている。そのスタイルから同僚からは「顔無し」、「爆破魔（ボマー）」など物騒なニックネームで呼ばれているが、本人は意外と気に入っている様子。

遍歴[]

CE60.4月6日、プラントディセンベル市で生まれる。

血のバレンタインを機にザフト入隊を決意し、当時入学可能年齢に達していなかったにもかかわらず住民票から履歴書に至るまで全てを偽装してザフトのアカデミーに入学。改竄は完璧で年齢の割に大人びていた外見をしていた事もあり怪しまれる事もなかったが、不手際から年齢詐称が発覚。本来であればアカデミー始まって以来の不祥事という事で大騒ぎになる所であったが、成績自体は紛れも無い実力であった事、本人の強い希望、そしてなにより上層部から有能な人材の早急な育成を求められていた事から特例として在学を認められる。（そのためシン＝アスカより2歳年下だが一期先輩という事になる）

第二次汎地球圏大戦当時、13歳という若さで前線に配属されオペレーションラグナロクに参加。多数のモビルスーツを撃墜するなど活躍するが、その後に起こったレクイエム大量虐殺で祖国のコロニーが破壊され両親が死亡。当時地上待機していたため仇討ちをする事もできずその怒りの矛先を虐殺を推進したロード＝ジブリールを匿った、「オーブ連合首長国に向け、軍の命令を無視し独断で隊を率いて、オーブに向かい、危うく戦闘になりかけるという騒ぎを起こした。

その件で責任を問われ極刑は免れたものの降格処分を受け、謹慎を申し付けられる。しかし皮肉にも謹慎中にプラントがオーブに併合されてしまったことで処分は消滅。「オーブ軍は尉官待遇での宇宙軍編入を申し出たが、彼女にとって、「オーブに併合されたプラントは最早祖国とは思えず、当時誘いを受けていたミッドガルド師団へ入隊した。

入隊後は各地の戦線で工作活動や戦闘に従事し、アンダマン海海戦で連合軍機動部隊に加わり、当時人民軍艦隊を守っていたスカイホークの致命的弱点を見抜いて味方を勝利に導いたことで師団で唯一階級昇進を果たした。（非正規部隊のため本来階級は形式上のものでしかない）

その後も各地の戦闘に参戦し、最終戦で師団が壊滅するまでに31機のモビルスーツを撃墜した他、12件の極秘情報を連合軍に流すなど工作員としても活躍したが、最終戦でストライクフリーダムに僚機と共に挑み撃墜される。生き延びたものの左腕骨折の重傷を負っている。

師団壊滅後は他の残存メンバーと共に行方をくらまし、現在は師団隊長だったヴィルヘルム＝ハイドカンプをリーダーとする反統一連合組織バルムングのメンバーとなっている。

統一地球圏連合の指名手配犯名簿に上位危険人物として登録されている。

客観的な思考とその反動[]

ザフト時代より当時には珍しく彼女には人種に対する偏見がほとんどなく、物事をかなり客観的に見て思考できる少女であった。それにはナチュラルの母親とコーディネイターの父親が仲良く手を取り合って生きる姿を見続けてきたことが大きい。

そのため彼女は常に尊敬する人物として両親を挙げていたが、その両親を殺したブルーコスモス盟主ロード＝ジブリールとそれを匿ったオーブ連合首長国に対する感情は対立を通り越して憎悪にまで至っており、そのため当然統一連合のことを相当憎んでいる。

彼女を良く知る人間は、「オーブやブルーコスモスのことになると『論理的思考』とやらは見る影も無い」と語っている。

関連する出来事[]

メサイア攻防戦

プラント併合

赤道内戦

アンダマン海海戦

ダッカ攻防戦

無益犠牲戦

関連する人物[]

ヴィルヘルム＝ハイドカンプ

アレクセイ＝イワノスキー

レイニー＝ワトソン

特記事項[]

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