ゲームの概要

概要[]

• Quake Championsは、2017年にid Softwareが開発しBethesda Studioから現在アーリーアクセスでBethesda.netおよびSteamよりリリースされているアリーナFPSである。前作より7年ぶりの新作である。
• QuakeIII:ArenaおよびQuake Liveにおけるシリーズの伝統的なスピード感、破壊的な武器、独特な世界観を引き継ぎ、新たにチャンピオン制のキャラクタ選択要素を追加し戦略の幅を増している。
• 更に旧作のキャラクタに加えid Softwareを代表するキャラクタたちが参戦しており、(真偽は不明だが)Bethesda作品からのキャラクタのゲスト出演も仄めかされている。
• 起動時のロード画面がそのものである通り、世界観は初代Quakeを意識し、マップも全体的にゴシック調のデザインになっている。各アイテムなどで他作品のSF感が盛り込まれている。

QUAKE CHAMPIONSの特徴[]

• 格闘ゲームに共通することが多く、「誰が一番強いか?」というのを決めるデザインが施されている
• その中で特出するのが「Duel(一騎打ち)」モードであり、アーリーアクセス版であるにもかかわらず世界大会が既に何度も開催されている
• 単なるエイム能力だけではなく、立ち回りやアイテム発生タイミングの管理能力など、推察力や機転の切り替えなどコンマレベルで求められる一方で、プレイヤーの資質や能力がそのままゲームでの強さを発揮できるようデザインされているため現在、botやチーターをプロが撃退する動画が多く投稿されている
• 早く正確に撃てば勝てる、という要素だけではないため「スポーツ系」と言われる所以となっている
• FPSプレイヤーのあるあるとして「Quakeをプレイしていると他のゲームで強くなる」というのがある

Quakeについて[]

1996年にid SoftwareよりDosゲームとして発売された作品。それまではビルボードと呼ばれる1枚絵を2D画面に描画するのが主流であったが、本作は初めてフルポリゴンを採用したFPSである。凄まじいスピード、激しいゴア描写、ストレイフジャンプなどのテクニックはこの時点で健在。日本での知名度は低いが現在でも盛んにRTA等が行われている。その後、シリーズは複数制作されているが、それぞれ異なった特徴を持つ。

• Quake (1996)/ Quake world
  • 中世とSFが融合した独特で薄暗いマップを主人公のMarine(QIII、QCにおけるRanger)を操り、4つのエピソードを攻略していく。多少クトゥルフの要素が散見される。
• Quake II (1998)
  • 前作とのつながりはない。宇宙からの侵略者Stroggと地球軍との戦争、および突撃機に乗って単身Stroggの基地に突入した一人の宇宙海兵(QIIIにおけるBitterman)を描く。
• Quake III:Arena (1999)/ Quake Live (2010)
  • 前作との直接的なつながりはない。アリーナマスターにより招集された様々な世界の強者が頂点を目指す戦いに挑む。
  • この作品はマルチプレイに特化しており、Unreal Tournamentと人気を二分するアリーナFPSの元祖と呼ぶに等しい作品の一つとなる。
  • 後にQuake Liveとしてフリープレイ用にリメイクされる。
• Quake IV (2005)
  • QIIの続編となる。開発はRaven Studio。宇宙海兵Kaneとなり、Stroggとの壮絶な戦いを描く。
  • Stroggの生態や地球軍について様々な設定が語られる。主人公の人体改造シーンは多くのプレイヤーを戦慄させた。
• Enemy Territory Quake Wars (2007)
  • Enemy TerritoryシリーズのQuakeバージョンとして制作された。Strogg軍と地球軍に別れ、それぞれの特徴的な兵科を選択し目標を達成していくコンクエストスタイルの対戦FPS。
• Quake Live(2009)
  • Quake III Arenaをベースとして、Webブラウザプラグインを利用しプレイできるF2Pゲームして開発された。2014年9月17日にはSteamの配信にてスタンドアロン版としてプレイできるようになった。
• Quake Champions(2017)
  • 本作。

QUAKE CHAMPIONS PTSについて[]

• Champions pack購入者のみアクセス権が付与される、プライベートテストサーバー。
• クローズドベータテストも実施されているがそれらのテストとは異なり、大規模なテスト用途として使用されている様子。
• Steamなどからインストールする事が出来るが、サーバー可動時期は公式Forumなどでアナウンスされ、プレイ出来る時期は不定となる。
• これまではベータテストとして新チャンピオンや新マップなど、新機能のテストとして使用された。プレイヤーも通常のバージョンよりも早く試す事が出来る。ただし、こちらのサーバーは日本サーバーがないため、アメリカのサーバーに接続する必要があり、pingが高めになる。
• 最新版ではなく、あくまでもベータテストであるため、PTSを先行的にプレイできるというのは課金ユーザーに対しての優遇ではないことに注意。さらにPTSで調整された内容と実際に公開される内容はとは設定が異なる。
• アカウントはQCとは別に別途新規でPTS用に取得する必要がある。

Statsサイトについて[]

• https://stats.quake.com/
  • プレイヤー全体の使用状況やDuelランキングなどが閲覧できる他、自分の過去のプレイ成績も確認する事が出来るサイト。実況などをする時、事前に各プレイヤーの成績や得意武器なども確認することが出来る。

英語圏のコミュニティについて[]

• https://bethesda.net/community/category/171/quake-champions
  • ベゼスタの公式フォーラム。

• https://www.reddit.com/r/QuakeChampions/
  • RedditのQuakeChampionsフォーラム

必要動作環境[]

最低:[]

• OS: Windows 7 and later
• プロセッサー: AMD Phenom II X4-945 / Intel Core 2 Quad 6600
• メモリー: 8 GB RAM
• グラフィック: AMD R7 240 GB / Nvidia GT 730 2GB / Intel HD 530
• ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
• ストレージ: 20 GB 利用可能

推奨:[]

• OS: Windows 7 and later
• プロセッサー: AMD FX-8320 / Intel i5-2400
• メモリー: 16 GB RAM
• グラフィック: AMD R9 290 4GB / Nvidia GTX 770 4GB
• ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
• ストレージ: 20 GB 利用可能

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