久羽港駅(くばこうえき)は比女川県久羽市湊北新町5番に所在する久羽電鉄本線の駅。駅番号はQP03。
歴史
現在、久羽港は姫川河口の両岸、久羽電鉄でいうところの当駅から西久羽駅まで沿岸地域一帯にまたがっている。このうち、姫川以南は大震災以降の整備であり、近代港湾としての久羽港は明治の築港事業で整備された当駅周辺の湊北新町に端を発している。
比女川軌道新港停留所開業
今の汽船駐車場付近
塩久鉄道久羽港駅(初代)開業
前述の新港停留所に並行するように開業、ただし貨物荷扱いが中心であった。
塩久鉄道のターミナルとして開業し、比女川軌道線もこれに併設する形で塩通線停留所を開設した。なお、開業日は新港停留所の開業日となっており、こちらは着発するフェリーに横付けする形のものであった。塩久鉄道はこちらにも乗り入れており、2社線でデルタ線を形成していた。
現在の高架線は比女川軌道の廃線跡の敷地にあたる。旧駅時代は櫛形ホームの地上駅にせり出すように待合室とレストランが設けられていた。こちらの敷地は大階段部分のみ駅舎を残し、久羽国際ホテルを中核テナントとした久羽汽船ビルとなっている。本社並びに指令所もここに入居する。
駅構造
頭端式ホーム3面3線を持つ高架駅。頭端部の中央改札の他、⓪番のりば西側に北海汽船フェリーターミナルへの連絡通路につながる臨時改札を設置している。
⓪のりば 降車用ホーム(汽船到着時のみ乗車扱)
ーーーー 急行用 4両
①のりば 乗車ホーム
②のりば 降車ホーム
ーーーー 快速用 4両
③のりば 乗車ホーム
④のりば
ーーーー 各停用 2両
高架下は久羽国際ホテルの車止めとバス乗り場として利用されている。
⓪番のりばはほかの改札内と切り離されており、北海汽船旅客船到着時のみに使用する。北海汽船フェリーターミナルへの通路として扱われているが、併設されている。
ガラス張りに開放感のある高い天井というシンプルでかつ普遍的に受け入れられる設計である。
旧駅舎について
現在の荘厳な大階段は本来プラットホームの直上に設けられた待合室とレストラン
のりば
①汽船到着時
駅周辺
久羽県立海洋博物館西展示場
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