槌の浦快速線

比女川県営鉄道槌の浦快速線は比女川駅から槌の浦空港駅までの路線系統を指す。

概要

元来、連合国軍からの払い下げを受けて成立した比女川県営鉄道は国鉄からの借り入れ機関車による輸送を行っており、西勝田・槌浦（旧）間で旧型客車による旅客輸送を行っていた。槌浦飛行場を活用した民間空港の開設にあたり、路線の近代化が図られた。施設面では電化複線化と空港ターミナルビルの配置を考慮した線形改良、さらに途中駅の設置が行われることとなった。車両に関しては路線の短さから独自で検修施設を持つには効率が悪く、一方で国鉄はおりしも慢性的な赤字にあり、借り受けられたとしても今までの客車と製造時期の変わらない電車となることが分かったため、業務委託は久羽電に切り替えられることととなった。車両更新時期であった久羽電と合同で車両を購入することで、新車を安く入手できた他、久羽電西姫検車区でメンテナンスを、久羽電比女川列車区に運転業務を委託している。

運転形態

久羽電久羽港駅と槌の浦空港駅を結ぶ列車が日中20分間隔で走る。

使用車両はキャリーケースなど大きな荷物と学生の利用を考慮した一列クロスシート車で、

比女川駅は久羽電0・1番ホームに乗り入れる。比女川・西勝田間はJR中日本と線路を共用している。
比女川=（古小路）=（堂本）=（勝田山）=西勝田駅=楽友会館前駅=槌の浦空港駅

 

 

運行形態

比女川駅を介して久羽電比女川線と相互直通運転する。
種別は快速のみ。