動物情報
学名:Vulpes vulpes
分類:哺乳網 ネコ目 イヌ科 キツネ属 アカギツネ亜種
英名:Platinum Fox
分布:不明
レッドリスト:不明
こんな動物
アカギツネの突然変異たるギンギツネからの人為的選択交配により産まれる色のキツネで、
まず野生環境で見ることができません。
耳は黒く足元は白いです。尻尾が白い個体がいればグレーの個体もいます。
プラチナキツネは白変種であり、アルビノではありません。
別名として『シベリアキツネ』と呼ばれることもありますが、ホッキョクギツネの亜種である『シベリアホッキョクギツネ』と配色が似ており、混同する恐れがあるため非推奨とされています。
ちなみに飼い慣らされたキツネの販売名を『シベリアキツネ』とすることがありますが、
決してプラチナキツネのみを名指しする名称ではありません。
アニマルガール情報
「私の名前はプラチナキツネ。偉大なるギンギツネ一族の血を引く一人よ。
巷ではシベリアキツネとも言われているけど、ホッキョクギツネの仲間じゃないわ。
・・・Gekker!アナタ、実に興味深いわね。この稀代の天才に全てを詳らかにしなさい。」
動物名:プラチナキツネ
愛称:プラチナ
一人称:私
二人称:アナタ(表記揺れ有り)
所属:ホートクエリア
管理権限:1
来歴
パーク内に存在する飼育施設で、ギンギツネの人為的選択交配によって産まれた動物、それがこのプラチナキツネでした。ある日、生後数ヶ月にも関わらず職員の隙を見て施設から脱走しサファリエリアまで逃げていきました。
職員一同でサファリエリアの捜索を行い、担当だった飼育員”天野恵”はそこで見たことのないキツネのアニマルガールと遭遇しました。その動物を飼育していたからか、それとも彼女の方から話し掛けたからか、そのプラチナキツネがサンドスターに触れてフレンズ化した姿なのだという報告が一番先に届きました。
現在
これ以降、飼育施設で育てることは不可能と判断され、天野職員の下で生活を共にしており、飼育員の指導の下ジャパリ女学院に通っています。実は体が少し病弱なようで、登校以外で家から出ることは多くありません。家では学校で学んだ事の予習復習や読書、そして薬品の調合等と多様です。たまに友達と外に遊びに行くこともあります。
外見
元動物の評判通りの見目麗しい顔立ちで、キツネのアニマルガールの中でも上位に属すると思います。黒の狐耳で、尻尾の先は白く、目の色は茶色に近いです。髪型はギンギツネに似ており、プラチナ色という銀色に近い髪色に頭部から眉間にかかる髪の毛の一部の色が白くなっています。ブレザーと靴もプラチナ、タイツとスカートは白でギンギツネのアニマルガールの服装によく似ていますが、リボンに似たネックウォーマーの代わりに白のマフラーを着用しているという違いがあります。これは恐らく、ホッキョクギツネの亜種のシベリアホッキョクギツネに似ているという見た目からマフラーに置き換わっていると思われます。
性格
「落ち着きなさい、まずは状況分析よ。この足跡の続く道は・・・・!」
「これが私の答えよ!・・・・何ですって?この天才が探り当てた真実を疑うというのかしら。ならアナタの考えを聞かせて頂戴!」
冷たき冬を思い出させるクールな性格をしており、誰に対してもその口調を崩すことはありません。野性的な思考回路をしている部分が少なく、過去のデータや今までの経験を重ね合わせて慎重にかつ大胆に物事を進めます。そして自分の考えには自信を持っているらしく、時間を掛けて練りだした発想が例え受け入れられないとしてもそれを押し通そうとする頑固さ、というか子供っぽさが垣間見えることがあります。大元の親がギンギツネということもあり、その種族的繋がりで性格や口ぶりがほぼ遺伝しているのだと思われます。
「Gekker・・・・そういうことだったのねーッ!」
たまに意味のわからない行動を突如として取ることがあります。『Gekker!(意訳:解った!)』という独特な感嘆の声を突然発し、雪に頭から突っ込んだり、辺りを走り回って躓いてコケたり、風呂から飛び上がり全裸のまま浴室から出ようとしたり等、前例をあまり見ない変人っぷりを披露しています。
外的評価
イケメンな上に親譲りのクールな性格、記憶力の良さと状況分析能力に富んだ才色兼備のリケジョ。いわゆる天才という存在でしょう。ただし、少年漫画の台詞やポーズの真似を裏でこっそりしているという変人属性もあり、”天才とバカは紙一重”を地で行くのかもしれません。この事から、『この子、大人しく黙ってたらイケメンという言葉が相応しいね』というのが周囲の評価のようです。
趣味
読書:体の弱さゆえ家に篭る事が多く、次第に読書に走るようになりました。しかし読むのは大抵漫画。
少年漫画の台詞やポーズの練習:裏や夜にこっそり、目の届かない場所で独りでやっているそうです。
実験:薬の調合など。事件を解決したギンギツネの噂を聞いて始めたらしいです。大半は失敗するらしく、未熟さが垣間見えます。
漫画好き
ハマったきっかけは、変人行動を起こし始めた初期に体調を崩し、ベッドで暇潰しで読んだ漫画が発端です。架空要素によるトリックの作り方や解決の仕方に驚いたようで、自らの才能を磨く最適解としてフィクションの世界の知恵を吸収しようという、学ぶ意思の強い彼女らしい理由です。そして夜な夜な、ポーズの練習や薬の調合をする等、やはり天才とバカを行き来しています。
「現実で起こりうる事象なんて、過去のデータと私の経験を重ね合わせればすぐに紐解けるわ。でもこのパークって摩訶不思議なことが起こりまくるじゃない?いずれ私の中の知識だけじゃ、ってね。
そこで、空想上の物語が役に立つのよ。架空だからこそできる芸当、シチュエーション、考え方・・・、飼育下で産まれ育った私だからこそ、ヒトの作った文化というものに浸透するのが早かったのかしら。それにねこの漫画、格好良くトリックを暴くんだから心に刺さったわ。これは私のバイブルよ。
・・・ところで、他にいい漫画を知らないかしら?もっと読みたいわ!(キラキラ)」
彼女も言っている通り、プラチナキツネ自体が人によって生み出されたイレギュラー的存在です。この学習意識の高さから、プラチナキツネのように人為的選択交配で産まれた動物がフレンズ化した場合、”ヒトの知識を抵抗なく吸収する特性”が付与されるのではないかと推測されています。
ちなみに彼女が読むために購入した漫画の大半が少年漫画であり、漫画内の台詞を度々呟いているようです。特にお気に入りの漫画は”背後霊のようなモノを持つ能力者同士が惹かれあう漫画”です。
補足すると、彼女は漫画なら何でも読むわけではありません。物語としては、主人公が知恵を絞って困難や敵に立ち向かい最後には拳で解決するという展開が好きなようで、結果的に少年漫画が中心になるだけです。
これは彼女自身が病弱であり、野生育ちによくある野生の勘や戦闘能力に乏しく、とても野生で独りで生きることはできないからと言われています。
それと、
「女王事件の解決に、私たちギンギツネ一族の1人が参戦してたそうじゃない。私はちょうど病床で寝たきりで何も見ていなかったの。だからこれは又聞きになるけど…羨ましいわ。
私のように体が弱くないのよ?会った事はないけど、とっても素敵な人なんでしょうね。」
パークを救ったギンギツネへの憧れがあり、そのギンギツネに認められたいという子供らしい理由から、少年漫画を読んで学び強くなろうとしているとも本人は明かしてくれました。
野生解放
「”振動するは心!煮えたぎるは情熱!刻み付けるは、その鼓動!”」
『白金コミックパンチ』:そう本人は呼称しています。右の拳を力強く握りプラズムを一点集中させ、対象に思いっきりぶつけます。実は野生解放によるスキルではなく、力の強いただのパンチですが、本人のノリと周囲の空気を読む優しさも相まって、「もうこれが彼女のスキルでいいよ」と微笑ましく見守られています。ちなみにプラチナキツネの戦闘能力はお世辞にも高くありません。本人的には、力を使った必殺技というのが一番好ましいのかもしれません。
「”掛かったわねお馬鹿さん!”」
『プラチナ・キャプチャー・プランニング』:漢字で表記すると『白金的捕獲計画』と表されます。端的に言えば、計画を練って策を張り巡らせるというものです。人に慣れてかつ頭の良いプラチナだからこそ、効率的な狩りの計画を立てられるのだと思います。
しかしこれも、野生解放スキルと称しているだけのただの高度な技能です。
彼女自身フレンズ化して日が浅いこともあり、今後真なるスキルが明らかになるかもしれません。
元動物や親からの遺伝で汲み取れる共通点
イケメン:キツネの仲間の中ではイケメンというのがネットサイトからの評価。他のキツネと見比べると確かにイケメンです
親譲りのクールな性格:ギンギツネから産まれるのがプラチナキツネ。性格が似るのも当然といえるでしょう
記憶力:仕留めた獲物を埋め非常食とする、それを覚えているのなら記憶力の高さに言い訳がつきます
状況分析:雪の下にいる獲物をじっと探すという点から、状況分析能力の高さが垣間見えます
リケジョ:理系女子の俗的略称。パークにいるギンギツネのアニマルガールも同じ理系女子であり、この部分は種族的共通点なのかもしれません
裏でこっそり:大丈夫と判断すると大胆な行動をとり始めるキツネの特徴から
突拍子もない行動:獲物の前で突拍子もない行動をする「チャーミング」という狩り手法
変人属性:パークに存在するもう1人のギンギツネが、変な翻訳をするという癖があります。これも種族的共通点だと思われます
雪に頭から突っ込む:ジャンプして雪にダイブして獲物を狩るというキツネの習性から
『Gekker!』:“Gekkering(ゲッキング)”というキツネのケンカというキツネ専用の英単語。キツネが発する鳴き声をそのまま言葉にするとこうなるらしいです
白変種:色素が少なく色が白い部分があります。これが“体が病弱”ということに繋がっているのだと思われます。さらに“ギンギツネの子供”という特色を合わせ、幼いギンギツネという意味合いで性格が構成されているのかもしれません。
プラチナキツネの読んだ漫画(によってやらかした一覧)
・背後霊のようなモノを持つ能力者同士が惹かれあう漫画
→台詞やポーズをよく真似するようになった
→特殊な呼吸法を習得しようとしている。またサンドスターも老朽化を防ぐ効果があることから関連性を見出そうとした
→主人公の真似事で、よく振った黒い炭酸水に硬いソフトキャンディを入れて他人に噴射したことがあって、すごく怒られた
→背後霊使いになりたくて、身体のプラズムを放出し背後霊のようなものを出現させようとしたが、気張っただけで何も起こらず、サンドスター不足を起こして数日間寝込んだ
→登場人物の漫画家のように漫画の早描きを試したことがあるが、当然ながら全然上手く描けなかった
→因縁の相手との戦いを読んで、ロードローラーは相手を押しつぶすのに最適なマシンだと信じて疑わなかった
→ワンタッチで対象を爆弾に変えれるかもしれないと、発明に数日間取り掛かってことがあった
→帽子を被っている高身長男性を見掛けると意識するようになった
・古代のファラオの魂が現代に蘇り、ゲームで悪人を裁く漫画
→闇の人格が自分の中にもいると思い込んだ
→ボードゲームやTRPGに興味を示すようになった
→針金マントは格好良いと思うようになった
→カードの硬さを試すため木に向かって投げたことがあった
→先進的な立体映像技術は現在の科学ならできると思って進言したことがあったが却下された
→同じ作品の派生アニメも追うように視聴したが、何故かバイクに興味を示すようになった
→独特な髪型のキャラクターを見すぎたせいか、普通の髪型を物足りないと思うようになった
→カードゲームを始めようとしたが、周りでしている友達が居ないため断念した。ついでに言うと、担当職員の持ち金が悲鳴を上げるので却下されていた
交友関係
こっそりポーズの練習をしていた所を見られ目を輝かせていました。プラチナキツネは自分が変人であるという理由で拒絶されるかと思っていましたが、ジュウシマツの優しい対応と態度にとても安心したのか、後日一緒に行動している姿を目撃しました。
↑ジュウシマツにポーズの練習を見られるプラチナキツネ
探偵コンビ(プラチナは助手役を買っています)。ある日出会い、「君とボクは近縁という名の従姉妹だったんだ」という、プラチナキツネのぶっ飛び具合が霞むレベルの迷探偵的推理に感嘆し、その場で結成。事件の匂いがするとコンビで駆けつけ、持ち前の頭脳でキットギツネの推理をサポートしてます。しかし大抵はキットギツネが論破されるのを見てから助太刀に入るという意地悪さを発揮しており、キットギツネからは「どうして早く言ってくれないんだい」と涙目で訴えられています。
ちなみに野生解放したキットギツネの方が、推理力や洞察力がグンっと高くなるようです。
・雪鳴遊立
とばっちりの被害者。普段から帽子を被っていて、かつ高身長のカントーエリア担当の男性飼育員。
プラチナキツネは、この外見を漫画の主人公に勝手に当て嵌め、色々と付きまとったことがあります。
セツナ飼育員は過去にキツネを飼っていたことがありイヌ科が好きではありますが、絡まれてから暫くの間はイヌ科不信に陥ったようです。
・天野恵
フレンズ化する前からプラチナキツネを飼育していた職員で、上記の通り同居しています。少年漫画の存在を教えてくれた存在でもあります。産まれた時からお世話をしてもらっていた恩からか、関係性は良好のようです。
クレジット
・MDアクスさん:容姿イラスト、元動物との関連ほか
・Alanさん:元動物との関連ほか
・ダーマッさん:元動物との関連ほか
・Fu_sutuさん:漫画関係、野生解放関係
・Neko3さん:漫画関係
・hag fishさん:漫画関係、野生解放関係ほか
以上の皆様のご協力の下、製作完了致しました。この場を借りて御礼申し上げます。
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