特殊動物飼育員“天野_恵”

氏名: 天野 恵（あまの-めぐみ）

性別: 女性

年齢: 27（20██年現在）

管理権限: GENERAL-2 / ANIMAL_GIRL-3

役職: ジャパリパーク動物研究所ホートクエリア支局 動物飼育員 特殊動物飼育員

人物: マイペースでおっとりしていると評される性格の通り、業務には無駄が多く効率が良いほうではありませんが、その胸中に秘めた動物飼育にかける情熱は高く評価されています。特に、人為交配によって生まれたプラチナキツネの幼体の飼育には尋常ならざる集中力を発揮し、微かな異常をいち早く察知して対処したことで知られます。その疲労が祟ってプラチナキツネの脱走を許してしまったことについては、管理者側の責任であると結論付けられました。

彼女はかつて保育士を志していたことを同僚に明かしています。高校時代の職場見学の第1希望は保育園であったとされていますが、定員の都合により第二希望の動物園を見学し、そこに自分の夢を見つけたと語っています。

彼女の話によれば、彼女は5人兄弟の長女であり、3人の弟と1人の妹がいたことになります。彼女の上司の話によれば、大家族の兄弟の1番上であったことが彼女の強い意志の形成や現職への憧れに強く関わっているとされています。また、男兄弟の影響により少年漫画作品に触れる機会が多く、今なお“荒廃した世界で拳法を使う主人公が悪党を蹴散らす漫画”を愛読しています。彼女が担当しているプラチナキツネのアニマルガールが体調を崩した際に少年漫画を与えたのは彼女の判断であり、プラチナキツネの奇行の間接的な原因を作ったことになります。

経歴: 小中高は公立であり、国立四年制大学の農学部（畜産方面）を志望していたものの、いずれも不合格であり、2年生の動物専門学校へ進学。卒業後はジャパリパーク動物研究所支部の動物管理職として、プラチナキツネをはじめとした4種の動物を担当していたが、プラチナキツネの脱走・特殊動物化を機に特殊動物飼育員への転属が決定となった。

 

記録情報

+[プラチナキツネ生後観察日記（抜粋）]

 

█月█日 プラチナちゃん生誕！ ギンギツネ同士のお見合いで念願のプラチナキツネが誕生！体重は2██グラムと良好です。白い産毛がとても綺麗で撫で回したくなるけど我慢我慢。お母さんの育児が上手くいけばいいんだけど、体色のせいか育児放棄しちゃった事例のことも聞いているし、ネグレクトにはいち早く気付けるように細心の注意を払わなきゃ！

 

█月██日 大きくなあれ お母さんの母乳を吸ってよく育ってます！体重は4██グラムと生後の2倍まで！これが新しい命を育むってことなんですね！お母さんがケージ内を移動するのを追いかけるようにチョコチョコと歩くのがとっても可愛い！これからも一杯飲んで大きくなってね。

 

█月██日 恐れていたこと プラチナちゃんが戻してしまいました！ケージ内を清掃して毛布でくるんでいます。もしかするとお母さんが栄養失調気味で母乳の調子が悪いのかも……？獣医さんに急いで健康状態をチェックしてもらえるよう申請を出しました。『お母さんの体調管理をする』『赤ちゃんの面倒も見る』「両方」やらなくちゃあならないってのが飼育員のツラいところ……なーんて。

 

█月█日 原因解明 お母さんの健康状態がよくなかったみたいで、母乳の状態が悪化していたみたいです！ご飯もちゃんと食べていたのに……気付けないなんて私はまだまだ半人前です。となるとお母さんの容態回復まではミルクで育てていくことになりますね。今まで以上に気が抜けません！

 

█月█日 復活と成長 お母さんも大分元気になりました！一方プラチナはというと、なななんと！もうミルクいらずです！きちんと自分の歯で餌を噛んで食べるようになりました！今まで以上によく動くようになってお世話した甲斐があります！でもまだまだこれから、一瞬の油断でこの子を殺してしまったら私はきっと一生後悔します！きちんとこの子やその子供の生涯を見届けるのが私の仕事です！

 

█月█日 脱走と顛末 疲れからか私が居眠りをしてしまった最中にプラチナちゃんが逃げ出してしまいました！職員総出で探しても見つからない中で、ななななんと！！！プラチナちゃん、アニマルガールになっていました！！！ことの顛末について報告書を出したところ、管理職のワークバランス管理不足ということで、今回の脱走について私はお咎めなし！やったね！！なんやかんやあって私がプラチナちゃんの担当になりました！！いぇい！！   でも親のギンギツネの引継ぎ飼育資料、作成期限ヤバいんですけど

 

 

 

交友関係

• プラチナキツネ
  担当飼育員と特殊動物という関係ですが、非常に親しく接しています。

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^{パーク職員 ホートク ジャパリパーク動物研究所}