レイシー・Ｌ・ユーイング

名前: レイシー・Ｌ・ユーイング（Lacy L Ewing）

年齢: 14歳（20██年時点）

性別: 女性

国籍: アメリカ合衆国

所在: アメリカ合衆国マイアミ州

 

人物

レイシ―氏はアメリカ合衆国マイアミ州在住のアメリカ人の少女です。
ジャパリパークには水棲動物のアニマルガールと触れ合うのを目的に、ナリモン水族館、タズミ海洋動物公園、リウキウビーチエリアなどを中心に遊びに来ています。

海洋動物好きであると同時に泳ぐのも好きですが、彼女の場合単に泳ぐのではなく『潜水』を好みます。そしてレイシー氏はスタティック・アプネア^※1、 コンスタント・ウェイト・フィン無し ^※2において数年ほどの間、最年少の世界記録を保持していました。
リウキウビーチエリアなどではこの能力を生かして長時間潜ったままアニマルガールと戯れる事もあり、息の長さに驚かれ、一時期「実は海洋動物のアニマルガールなのではないか」と勘違いされた事もありました。

 

レイシーさんはね、他の人よりずいぶん長く潜れるの。それに、泳いでる姿がすごく綺麗ね。
　―カリフォルニアアシカ

 

普段は冷静かつ控えめな性格で、活発とは言えません。これはパークだけでなく母国で生活している時も同様らしく、友人はあまり多くないようです。その一方で泳いでいる時などは一転して行動的且つ社交的になるため、水棲動物のアニマルガールには彼女と仲の多い個体も多くいます。

 

容姿

（来園者のidolaさんによる外観スケッチ）

瞳と髪の色は茶色で、髪は長めです。水色のフレームの眼鏡をかけている事もあります。夏はよく泳ぐ都合上、下着の代わりに水着を常に着ており、その上にシャツと薄手のポンチョ、ショートパンツを着用しています。また、肩掛け式のオレンジのかばんも持ち歩いています。

冬は厚手の上着や帽子、マフラーなど、防寒対策をしっかりとした服装でいます。

 

所在

主にナリモン水族館、タズミ海洋動物公園、リウキウビーチエリアにいることが多いようです。
上記以外の場所で特に人混みの多い所へはあまり行かないようです。

 

交友関係

• ライラ・Ｍ・オールディス

オールディス氏とは所謂『幼馴染』であり、同じ中学校に通っているだけでなくパークへ一緒に訪れることも多いようです。控えめな性格であるレイシー氏は引っ張られることも多いようですが、泳いでいる時などは逆にオールディス氏が引っ張られていく事が多いようです。

レイシーって、泳ぎだすと急にアクティブになるのよね...でも、そういう彼女って中々魅力的よ！
―ライラ・Ｍ・オールディス

 

• 稲垣　零士

レイシー氏がフレガータを訪れた際に会って以来、ある程度の親交があるようです。フレガータを訪れると必ず挨拶し、モビィを交えて三人で談笑する事もあります。

彼女、僕の事を「飛行艇のオーナー」って言うんだが「レストランのオーナー」とは言ってくれないんだなこれが...。
―稲垣　零士

 

• モビィ

レイシー氏がフレガータを訪れた際によく一緒に遊んでいるアニマルガールです。フレガータの近くで一緒に泳いでいる事が多く、とても仲のいいアニマルガールの一人です。

一緒にいると、落ち着く。泳いでる時も、すごく楽しそう。おんなじクジラだったらなぁ。
―モビィ

 

+インタビュー記録

Q：こんにちは、レイシー・Ｌ・ユーイングさんでしょうか？ A：はい、なんでしょうか。 Q：私、████という者なのですが、現在インタビュー調査を行っているんです。 　　...よろしいでしょうか？ A：...ええ、大丈夫です。あと、レイシーでいいですよ。   Q：ありがとうございます。 　　レイシーさんはパークにはよく来園されるのですか？ A：よく...なんでしょうか。長めの休日が取れた時にはいつも来ますね。   Q：なるほど。...そういえば、レイシーさんは中学生と聞いていますが、ご両親は？ A：私、実家と学校がかなり離れてるんです。だから仕送りをもらいながら寮で生活していて... 　　でも、家族みんな動物が大好きなんです。だから、ジャパリパークに行く分の旅費、出してもらってます。   Q：ご両親、優しいんですね。 A：はい、私も感謝しています。いつか恩返ししたいな...。   Q：あと、ライラさんと一緒にいることも多いようですが、知り合いなんでしたっけ？ A：幼馴染です。私もライラも泳ぐのが大好きだったから、二人であちこちの川や海に行きます。   Q：そうなんですか。...泳ぐといえば、レイシーさんは一時期、ギネス記録を持っていたんですよね？ A：自分の限界が知りたくなって、挑戦したんです。でもまさか更新できるとも、何年も持つとも 　　思ってませんでした。   Q：好きだったから、というのもあるかもしれませんね。 　　泳ぐのは好きなんですよね？ A：はい、とても。 　　水の中にいると、すごくリラックスできて、いろんなことができる気がするんです。　...あ、勿論 　　無茶しようなんて思いませんよ？   Q：水の事故は怖いですからね...レイシーさんも気をつけて、そして楽しんでくださいね！ A：はい、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

+個人情報を含む内容のため、管理権限4以上のみ閲覧可能

 

以下のインタビュー記録は20██/██/██に行われた、未成年の来園者の親族への調査の一つです。
レイシー氏の母親、イローナ・M・ユーイング(Ilona Moses Ewing)氏へのインタビューで、インタビュアーは
職員の████氏です。
※インタビューは英語で行われましたが、ここでは日本語に翻訳したものを表示します。

 

████：では、インタビューを開始します。 イローナ氏：ええ、お願いしますわ。   ████：レイシーさんとパークを訪れた事は？ イローナ氏：あの子が初めて訪れた時に、どんな場所なのか気になったので一度だけ訪れました。 　　　　　　良い場所だと思いますわよ。そうでなきゃ一人で行かせませんもの。 イローナ氏：特にあのADLBっていう警備会社。ザクさんという方に会いましたけど、無骨そうな 　　　　　　見た目をして優しい方なんですもの！ああいう方々が警備をしているなら安心ですわね。   ████：ありがとうございます。   <中略>   ████：あと、金銭面でもレイシー氏を支援しているそうですが、失礼ながらその理由は... イローナ氏：当然、あの子のためですのよ。 　　　　　　......そうですわね...少し暗い話になりますけど、よろしくて？ ████：暗い話...ですか。わかりました、大丈夫です。   イローナ氏：海洋動物が好きなのは、何もあの子から始まった事じゃない。 　　　　　　あの子の祖母と祖父...私の両親が元々そういう人だったの。 ████：イローナさんのご両親...ですか。 イローナ氏：ええ。60歳を過ぎてもダイビングをしてたくらいにはね。すごく元気だったわ。 　　　　　　そして、両親はあの子の事を本当に可愛がってくれた。仕事で忙しかった私や 　　　　　　夫の代わりに、まだ小さかったあの子の面倒を見てくれて、海にもよく連れて 　　　　　　いってくれていたのよ。   イローナ氏：...でも、もう5年も前の事。両親はダイビング中の事故で旅立ってしまったのよ。 　　　　　　当然私も悲しんだけど、それ以上に悲しんだのはあの子だった。   イローナ氏：ショックのあまりふさぎ込んでしまったのよ。人付き合いが苦手だったのもあって、 　　　　　　小学校でもほとんど友達は出来なかった。このままじゃ将来あの子、自殺 　　　　　　しちゃうんじゃないかって、私も夫も心配したけど、何をしても元気づけてあげられ 　　　　　　なかった。何より、二人とも仕事が忙しくて碌に時間もとれなかったから、寄り添って 　　　　　　あげられなかったのよ。 ████：......。   イローナ氏：そんな時よ。あの子の幼馴染のライラちゃんが、あの子にジャパリパークの事を話した 　　　　　　のは。 　　　　　　『ホエールウォッチングで見たようなイルカやクジラが、人の姿になってるなんて 　　　　　　　信じられない。でも、もし本当にそうならお話してみたい』 　　　　　　って、いきなりそんなメールを送ってきたから驚いたわ。 イローナ氏：それから休日にパークに行くようになって以来、あの子は本当に元気になった。 　　　　　　ライラちゃんにも、フレンズさん達にも、そしてあなた方にも私は感謝している。   ████：......こちらこそ、存じ上げはしなかったものの貢献できているなら嬉しい限りです。   イローナ氏：あなた方にお願いするなら、私は今以上のことは何も望みません。 　　　　　　ただ、これからもあの子のための、多くの人にとっての憩いの場として、パークを 　　　　　　残していってほしいの。よろしいかしら？ ████：もちろんです。我々は、ヒトも動物も大好きですから。 イローナ氏：...ああ、あと、あの子に会っても私がこんな事言ってたなんて、言っちゃダメよ？ ████：わかりました。　では、インタビューを終了します。

 

 

 

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※1：フリーダイビング競技の一つで、 呼吸を止め、水面に浮いて、何分耐えられるかを競うもの。
※2：同じくフリーダイビング競技の一つで、呼吸を止め、フィン無し、ガイドロープ無しで垂直に何メートル潜れるかを競うもの。

※画像提供：来園者のidolaさんより頂きました。

^{パーク来園者 ゴコク}