【RP】VSフルバレット 前編

ページ名:RP-VSフルバレット前編

 

 

※このロールはダークネス(パークの負の遺産)関連ロールです。苦手な方は通常ロールプレイ一覧までお戻りください。

 

登場人物


 


CDC隠蔽・秘匿行使部 入江 晶子


グリフォン「グリ」


開発局上級研究員 藍司 優


月ノ兎「ルナ」


サーロス・ウルフホンド「サロ」


ロシアンライカ「ライカ/クドリャフカ」


ケツァルコアトルス・ノルトロピ「トロピィ」

 

 

前書き


実施日時: 2017年9月3日

セルリアン関連の長編ロールです。

本文



[カントーエリア:サンドスター研究所近隣 午後11時ごろ]

 

藍司 優
[中年らしき男が、無線機を片手に慌てふためき、あたりを右往左往していた]
ああああ、くっそ!ハンター皆出払ってるとか嘘だろ…勘弁してくれよ…


サロ
[白いフィアットの車が止まっている一人その上に座っている]
(あーこんな時間になっちまったご主人様におこられちゃうなぁ…)


藍司 優
[そのうちに目ざとくそれを見つけて歩み寄る]
ああ、確か君はサーロスちゃんって言うんだったか、黄昏ているところをすまないがちょっと助けてくれ!


サロ
ん?なんだ?てつだうぞ!


藍司 優
(えっ二つ返事)おお、ありがとう!おじ・・・私は藍司と言う。今手の空いてそうな子を片っ端からみんな集めてきて欲しいんだ。頼むよ


サロ
分かった近くを探してみる。
[そう言って車の中へ駆け込みフィアットは走り去っていった]


藍司 優
(車運転できんのかすっげえなあ・・・)
(いや今はそんなこと考えている暇はない)誰か来てくれ!セルリアンが出たんだ!
[荷物の中から取り出したメガホンを使いながら往来は続く]


クドリャフカ
あー、もうこんな時間だ。今日は歩き疲れちゃったな…ってあれ何だろう?[不思議そうに叫んでいる人物を見る]


藍司 優
[息を切らして全力疾走し駆け寄る]
はーッハーッハー・・・はひっ、えーこんな夜晩にすまない。


クドリャフカ
えっと…何かあった?


藍司 優
ふーっ・・・いやね、セルリアンが出たんだ


入江 晶子
[一人の女性が車から顔を出す]
セルリアン…ですか?


藍司 優
おっと・・・はい、ええ。ハンターも出払っているとのことでして。


入江 晶子
いえ、そんなはずはありませんよ。なんせセルリアンはもうパークにはいないんですから


サロ
[フィアットの運転席のドアから]
帰ってきたぜ、あと周りを通行止めにしときました。


入江 晶子
何なら私が見てきましょうか?


グリフォン
いててて…サロの運転荒すぎだろ…[後部座席から降りてくる]


入江 晶子
大体ハンターもいわゆる「ごっこあそび」です


サロ
ごめんごめん…急いでたし…


入江 晶子
勘違いされる方も多いですが…(微笑む)


クドリャフカ
僕もたまに旅してると見かけるけどね


藍司 優
ははー、そんなものなんですかね?いかんせん研究職なもので


入江 晶子
[女性が巻き毛を一瞬無機質な細目で見る]


藍司 優
この目で見たものを信じたいのは山々ですが……一先ずお願いしてよろしいでしょうか


サロ
おっ犬か!君![巻き毛をみて]


入江 晶子
ええ、ですからご安心ください。
私は監視・敬警備会社PROTECの監視員をしております、入江です。
監視員が言うから間違いありませんよ(微笑む)


クドリャフカ
そう、僕もイヌだよ。僕の名前は…“巻き毛”って呼ばれてたから、そう呼んでいいよ


藍司 優
ああ、なら安心だ。すまないね、慌ててみな引き止めてしまって。[愛想笑いしながら]


サロ
分かったよ巻き毛くん、私はサロとでも読んでおくれや


入江 晶子
大方自動アトラクションをセルリアンと見間違えたのでしょう…そういう施設や道具も多いので…


???
[それほど遠くないところから獣の咆哮のような、金属同士が擦れ合うようなおぞましい音が聞こえる]

????????ーーーーーーーーーーッ!!!!


入江 晶子
おや…これは…
…ちょっと危ないかもしれませんね


藍司 優
……ふむ?


入江 晶子
近づくべきではないでしょう


ルナ
あらあら、セルリアン?
私が手伝えることはあるかしら?
[どこからともなくヒョイっと顔を見せる]


入江 晶子
監視会社の私が見てきますね
いえ、セルリアンはいませんよ(微笑む)


トロピィ
……そ、そこの人たちよ……あの音は一体なんなのだ……?[怯えた様子で茂みから出てくる]


藍司 優
待ってください[肩を掴む]


入江 晶子
先ほども言いましたが、新しいアトラクションの故障でしょう。
…はい?


藍司 優
いえね、私は少々心配性が過ぎる性分でありまして。


入江 晶子
いえ、私共の仕事ですから(微笑む)


藍司 優
例えばアトラクション一つにしろ、出火でもしていたらと気が気でなりません


入江 晶子
…失礼ですが管理権限は?


藍司 優
えー・・・3ですね


入江 晶子
…そうですか。
失礼ですが、施設によっては管理権限が必要な場合もあるので、
今回は…ましてや危険な場所ですので


トロピィ
き、危険……!?

 

ルナ
そんなに怯えることないんじゃない?アトラクションの故障っぽいし


入江 晶子
私としてもADLBなどに連絡は入れますので

 

藍司 優
あーっとはい


サロ
何かの気配がする


トロピィ
ほ、本当にそうなのか……?(ルナに向かって)


ルナ
さぁね?[私もよくわからないといったジェスチャーをしている]


サロ
[ピーピーと警察無線がなる]
なんでしょなんでしょ


グリフォン
まぁまぁ、とりあえず全員で見に行くのはどうだ?
本当にアトラクションの故障ならそこの入江って人に任せればいいんだからさ。[入江と藍司の間に割って入る]


入江 晶子
…ええ、お任せください(微笑む)


藍司 優
うーん、いや、そうだなあ[察したような顔で]


ルナ
なにかあってもお互いを守れるもんね→グリ


藍司 優
ここはお任せして、あとで様子をもう一度見に来ることにしようかと思うよ。すまなんだね


入江 晶子
ああ、そこのお犬さん。
…良ければこのことはご内密に
不祥事なことは変わりないので…

 

クドリャフカ
黙ってろって言うなら黙ってるよ。僕はその辺、賢いからね


サロ
〈フレンズ科に告ぐ、管轄外で謎の物体が移動中…休暇中済まないが行けるものは行ってくれ〉


入江 晶子
(…!)
(この件がすでに漏れている?)
…ところでお犬さん、今のは誰から?


ルナ
それにしても...ふぁーあ
月が隠れてると異様に眠いわね…


サロ
…私のご主人様の一さんだねぇ


入江 晶子
なるほど…不祥事はあまり知られたくないのですが…(やれやれ)


サロ
線路になんかあったのかな?


ルナ
あぁ...私も黙ってるけど…結局アトラクションの故障じゃなさそうね?


入江 晶子
[ルナを細目で見つめる]
ふふ


ルナ
[あくびをして気付かない振り]


藍司 優
んんんー……そうだ
迷惑料を兼ねて、適当な食事を奢ろうじゃないか


入江 晶子
…まぁ私は故障したアトラクションの処理に向かいます


藍司 優
パークの職員さんはみな、とても仕事が速いからね。一時間もしないうちに原因がわかることだろう、そうすれば、私は安心して職場に戻れる


入江 晶子
皆さんには後で事情聴取を行いますので…


ルナ
ん、行くなら行ってらっしゃい
別に逃げはしないわよ


サロ
まあがんばってねー


入江 晶子
[ルナ・巻き毛・サロ・藍司に順に微笑んだように見える]


ルナ
(はぁ...厄介なことになりそう...これだから人間は...)


グリフォン
まぁ音からしてだいぶ派手に壊れてるだろうなぁ…[音がした方角を見る]


サロ
帰りたいがその場所が帰り道と同じなんだよなぁーどうしようかなー(棒)


クドリャフカ
(ああいう目の人は僕の経験上、大体が面倒だよね…)


藍司 優
(適度なタイミングで抜け出して野次馬すっかな)


トロピィ
本当に嫌な音がしたな……[同じく音がした方角を見る]


入江 晶子
では行きます…ついてきてはだめですよ。
あとPROTECは常に皆様を「見て」おりますので


サロ
帰らせてくれないパターンね…
ちきしょうめ!


藍司 優
言われずとも理解していますとも。さ、皆何を食べたいかい?


入江 晶子
ええ、ご安心くださいね(微笑む)


サロ
団子でも食いたいなー


ルナ
[月が雲の隙間から少し見えている]
あ...今日は満...いえ立待月か居待月ってところね


入江 晶子
[入江が車から荷物を取り出し、奥へと向かう]


藍司 優
いいよいいよー、とはいえ、この時間に和菓子屋は開いてるのかねえ


サロ
無いでしょうねぇ…スーパーもしまっとるだろうな


グリフォン
もうすぐ12時だからなぁ…


入江 晶子
[入江は去っていった…]


藍司 優
よっし、行ったか


サロ
で行くの?行かないの?


???
[獣のような咆哮はいまだに収まる気配はない]

 

トロピィ
……やっぱり何かいるのか!?


クドリャフカ
あーそういうことか。人間って貴方みたいな人もいるんだったね


藍司 優
もちろん行くさぁ。研究成果というのは、学者にとって命よりも尊いからね


サロ
私も成果を得られないとご主人様に顔向け出来ないからな


ルナ
全く...あの人あまりにも律儀すぎるわ…手遅れになったらどうするのよ…[あくび]


藍司 優
何か居ても居なくても関係ない、可能性があるというだけで悪だ


サロ
[フィアットの電源を入れる]
線路内ならすぐに移動できますけど?
どうします?


藍司 優
というわけで、さ、野次馬しにいこう!
[巻き毛の手を取る]


ルナ
みんな、バレないようにね?


サロ
くるまにいらっしゃーい


クドリャフカ
どうしても行くんだね。仕方ないな…


サロ
だぞ


藍司 優
生憎私は人間で、「アレ」に対して何もできないから、頼むよ


ルナ
はいはい、任せておきなさいな


サロ
ほらほら乗った乗った


クドリャフカ
人のお願いは断れないね


藍司 優
そのぶん謝礼は弾むさ


トロピィ
……えっ!?いや私は……ちょっ!?[車に押し込まれる]

 


グリフォン
入江が「付いてくるな」って言ってただろうよ…[呆れ顔で藍司たちを見る]


ルナ
まぁまぁバレたらこの人のせいってことで


サロ
付いてくるなって言われたら余計ついて行きたくなっちゃうじゃないじゃないかー


藍司 優
いやーね、正直おじさんね、「するな」とかいわれてる悪いことが一番やりたくなっちゃうタイプなんだあ!
悪いのは全部脅して連れ出したおじさん、そういうことで一つ頼むよ
[車に乗り込む]


グリフォン
…まぁ、アトラクションの故障だろうから大丈夫だとは思うけどな…[やれやれといった感じで付いていく]


クドリャフカ
おじさんの願いを叶えるってことで僕はついて行かせて貰うよ


ルナ
[続いて車に乗る]
それと...威勢よく車に乗ったはいいけど…今夜は満月じゃないし雲に隠れてるから本気は出せないのでカバー、よろしくね?[他のフレンズを見る]


クドリャフカ
君、お月様のフレンズなのか。月にも旅行に行ってみたいねえ[車に乗り込む]


ルナ
そうよ、あなたは旅行してるフレンズさん?


サロ
[無線を取る]
一さん!ちょいと〇〇線の送電切ってくれ!監視カメラ野郎に絡まれちまった!
〈分かった、だが調子乗って事故るなよ、あと早く帰ってこいな、良いな、〉
分かった。


クドリャフカ
そうだねえ。結構遠くまで行くんだ。この前はホッカイエリアに行ったよ


ルナ
野郎...ではないと思うけど…[苦笑い]


サロ
行きますよ…[発進する]


ルナ
ホッカイ!?すごく遠いじゃない。
まぁ私はホートク出身だからいつでも行けるんだけど...


藍司 優
(旅行行きたいなあ、というか生き残れるかなあ)


サロ
[踏切に着き線路の真上に並行して停車する]


グリフォン
ホッカイエリアか…あそこは辺り一面銀世界できれいだったなぁ


藍司 優
おっと、着いたか……


クドリャフカ
もっと遠くまで行くこともあったけどね…って着いたね


サロ
[そして青ボタンを押す]
[鈍い鉄音とともに
車高が少しずつ上がって行く]

 

ルナ
ところで、最悪これから戦うことになりそうだけど、みんなの武器は何?
お互い知っておいて損はないでしょう?


グリフォン
戦うって…何が起こるんだよ?[ルナを怪しげに見る]


トロピィ
戦う!?……あ、私は嘴……槍だな。しかし戦いは苦手なんだ……何かあっても役に立てないかもしれない。すまん……


サロ
あっとこの先めっちゃ早く行くからゆれは勘弁して欲しいぞ


藍司 優
で、武器とは穏やかじゃないねえ。[しらばっくれながら]


ルナ
あら?さっきのうめき声で大体みんな把握してるものかと。


グリフォン
ゲッ…また揺れるのかよ…


藍司 優
うえーおじさんそろそろ酔ってきたよ・・・


ルナ
槍ね...思ったより武器っぽい武器持ってるじゃない...羨ましいわ…


サロ
[線路上を走り始める]


クドリャフカ
戦闘か。お月様が言うなら間違いないなぁ…


藍司 優
あ、おじさんはねえ、すっごい爆竹みたいなやつなら幾つか持ってきたよお


ルナ
はは、そんな大層なものじゃないわ
私の武器は杵だもの→巻き毛


クドリャフカ
僕の力は本来は戦うためのものじゃないけど、みんなが困ったら使ってあげるよ


サロ
[上に付いてるレバーを降ろす]
一気に行くぞ!
[もう1度下げる]
許容150…ジェット!
[レバーを捻る]
[と同時に後ろのトランクからターボジェットが顔をだしジェット噴射する]
[逆Gが全員にかかる]


グリフォン
まぁ何か起こるなら全力で守r…ッ![とっさに衝撃に耐える]


藍司 優
グウエッ!!
オブッ・・・・・・やべえ勘弁してくれよ嬢ちゃあん


クドリャフカ
おー速いねぇ[全く動じない]


ルナ
[多少驚くも、動じない]


サロ
[前に列車が止まっている]


藍司 優
あーえっとさ、さっきの話なんだけど


サロ
おっと…
[反対の線に移る]
[相当な横揺れ]


藍司 優
オッッバ!
杵担いだ嬢ちゃんは、エフン、一体どんな予想をしてるんだい?ゴホッゴホッ


ルナ
ん?あぁ...私の予想だと...


サロ
[レバーを元に戻す]


ルナ
いるのは十中八九セルリアン


サロ
[スピードが普通に戻っていく]
[何も無い所に止まる]


ルナ
この予想の根拠は女王襲撃時代の時の経験による勘みたいなものだからあまり信用しないでね?


グリフォン
…サロ…無茶しすぎだろ…[サロをジト目で見る]


藍司 優
あー、マジかぁ……正直未だ確信しつつも信じられないんだよねえ


サロ
……足跡だ…
[ライトを付け照らす]


藍司 優
感づかれるしライトはよかないよ、暗視ゴーグル持ってきてるんだ、はいどうぞ[手渡していく]


サロ
[またライトを消す]


ルナ
あら、便利なもの持ってるわね
でも私は月の光が少しでも見えてる限り、必要ないわ


サロ
[足跡は線路の柵を壊してさきに伸びている]
ここからは徒歩だな


藍司 優
それはまた便利な・・・


サロ
[車をおりエンジンルームへ向う]


ルナ
まぁ...なんていうか...月の影響が私にも来てる感じかしら?


???
[森の奥に何人かの人間が向かっているのが見える…見慣れない格好だ]


グリフォン
…誰かいるみたいだな。[人がいた方角を見る]


サロ
[隠れる]


ルナ
[続いて隠れる]


クドリャフカ
……。[合わせて隠れる]


藍司 優
[察して隠れる]


サロ
[窓越しに]
[小声]あの人達が見えなくなったら行きましょう


???
[銃や荷物のようなものを持っている…彼らはそのまま奥へ走り去った…]


グリフォン
…行ったみたいだな。
修理にしては少し持ち物がおかしかったが…


サロ
ルナさんの言った通りのようらしいな


トロピィ
……それほどまでの脅威なのだな?この先にいるのは……[顔が青くなる]


藍司 優
キナ臭くなってきたねぇ…おっかないねぇ


サロ
[銃らしきものの弾を装填する]


クドリャフカ
ええ、本格的に僕も戦う感じ…?


藍司 優
あーや、どうだろう


ルナ
[杵を取り出す]
場合によっては力を借りるかもね…


トロピィ
……。[槍を生成する]


グリフォン
杞憂だといいんだがな…


ルナ
...嫌な予感がするわね......


藍司 優
まあ今は楽しい楽しい見学会、ってことで。
もう少し様子を見ていよう、ねっ?


サロ
そうですね何かが起こるまでは待ちましょうか


クドリャフカ
まずは様子見だね


ルナ
...[不安げな表情]


???
[耳を劈くような獣の咆哮が聞こえる]
???????ーーーーーーーー!!


藍司 優
おっと…動き始めるかな、これで


サロ
そうだな


ルナ
...[さらに表情を曇らせる]


トロピィ
(……何かあったら……やるしか……)


グリフォン
…。[覚悟を決めたような表情]


クドリャフカ
やるしかないのかなぁ…しょうがないなぁ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[同時刻、森へ向かった数名の人間たちも同じ咆哮を聞いていた]


入江 晶子
…全員無線確認、アルファからゴルフ、応答してください



[無線機は酷いノイズに阻まれ、音声は不鮮明だ]


入江 晶子
…。ジャミング系の可能性もありますね



[何者かが無線に割り込んできているようだった]


入江 晶子
…?[眉間にしわを寄せる]



[聞き取り不能]コチ…[聞き取り不能]


入江 晶子
(周波数を合わせてみましょうか)



[聞き取り不能]コチラ[聞き取り不能]…ヘリデノカイシュウヲ ヨウセイスル オクレ>


入江 晶子
<…こちらPROTEC所属、入江 ユキ>
<応答を乞います>
<あなたの所属を明かしてください。…何者ですか?>



[聞き取り不能]コチラ[聞き取り不能]…ザヒョウ[聞き取り不能]アンゼンナ チャクリクチテンヲ カクホ ニシガワカラ シンニュウサレタシ オクレ>


入江 晶子
<そちらの所属がわからなければ承認できません。所属を公開してください>
(何者…? この場所でこんな通信は…いたずら?まさか…セルリアンが?)
[そのまま奥へずんずんと進む]


藍司 優
(うん?ふうむ……割り込んでもいいけどもう少し見てたいな)


入江 晶子
早く処理しなければ…



職員A  
隊長、この通信は一体…。


入江 晶子
セルリアンとみて間違いはないでしょう。
はやくフォックスロットとゴルフとも合流しましょう。
行きますよ。アルファ・ブラボー・チャーリー・デルタ・エコー


[草むらがガサガサと音を立てる]

 

職員A  
コピー…っ!


入江 晶子
…っ総員警戒!


職員A  
出て来いよ…化け物…。(小声)


入江 晶子
[サイレンサー付きのハンドガンを構える]
…戦闘警戒度は緊急駆除です。すでに一般人にも存在を悟られており、危険な状態です。
見つけ次第発砲を許可します。


セルリアン?
[部隊が警戒する草むらから小動物サイズの物体が飛び出し、派手にずっこける]
きゅー


入江 晶子

(おかしい。こんなものなのですか?)
警戒を解かないで


セルリアン?
[こけた衝撃でばらまいた中身を懸命にしまおうとしている]

 

職員A  
なんだこいつ…。[にじり寄る]


入江 晶子
(捕獲が可能?)
ブラボー、網弾砲を。


職員A  
隊長、こいつ大人しいですよ。近づいて仕留めます。


入江 晶子
ブラボーが捕獲します。
下がりなさい
[にらみつける]


職員A  
[職員Aがすでにセルリアン?を持ち上げて石を探している]


入江 晶子
アルファ!


セルリアン?
[突如セルリアン?が人間の女性のようなつんざくような悲鳴を上げる]


入江 晶子
ぐう…!


総員!ひるまないで!



職員A  
ぐあっ![セルリアン?を落とす]

 

セルリアン?
<…ショウタイ…シャゲキヨウイ モクヒョウ ミカクニンセントウシュウダン…キョリサンビャク…タンレンシャ>


入江 晶子
(だめだ!)退避!!!伏せて!
アルファ!はやく!!!!
[B~Eはすぐに伏せる]
ころがって手近なくぼみに入りなさい!


[二度の轟音と共に職員A-アルファの上半身は地上から姿を消していた。付近に赤くフィルターがかかる]


入江 晶子
アルファ…っ!
 

セルリアン
[尚も二発刻みに銃撃が続く]


入江 晶子
エコー、煙幕を炊きなさい!
動揺しない!!!

職員E
は…はっ!!
[直ちに発煙筒から煙幕が生成される]
(仇は討つからな…!)


セルリアン?
[とてとてとセルリアン?が煙幕の奥へ消えていく]


入江 晶子
(あれは…)


セルリアン
<ダイイチモクヒョウ ゲキハ ケイキヲ ショジシテイルヘイシヲ ダイニ…スモークヲ ショジシテイルヘイシヲ ダイサンモクヒョウトス>


藍司 優
あーらら……うわおじさんチビっちゃいそうだよありゃあ


サロ
いくしかないでしょでも


入江 晶子
総員第一種戦闘配置…やりますよ


トロピィ
……うっ、ぐぅう……[吐き気をこらえる]


ルナ
...ふー[空を見上げる]


グリフォン
…かなりヤバいなこれは…[しかめっ面]


入江 晶子
[隊員たちが銃と盾を構える]


藍司 優
あんまり周りは見ないほうが良いねえ、刺激的に過ぎる


入江 晶子
(まだ敵が見えない…)
…ブラボー、偵察を。

 

職員B
…了解。[そう言ってブラボーが機器を取り出して、監視カメラの映像を確認する]


ルナ
[空を見続ける]


サロ
[フィアットの上からセルリアンの方角を見続けている]


職員E
くそっ![倒木を見る]……大木を一撃で倒すなんて、どんなAPだっ!


藍司 優
えー、そろそろ腹括りますかねえ?


入江 晶子
ブラボー、敵の位置はまだですか!?


サロ
行きますかね?


職員B
ま…まだ…あ、いました!!


トロピィ
[よく考えたら私腐肉食だったかもしれなかったな……ヒトに近付くってこういうことなのか……?と考えを巡らせていた]……あ、そうだな……やるしか……ないようだな……


職員B
敵は…機関銃型です!


クドリャフカ
あの弾丸…避けつつ攻撃するとしたらやっぱり…


職員B
位置はここより直線???m!!


ルナ
ブツブツ[小さな声で何かを喋っている]


入江 晶子
なるほど、…遠いですね


セルリアン
[脚を曲げ体勢を低くし、射撃の構えをしている]


サロ
それにしても見にくいなぁ…


入江 晶子
周囲に先ほどの小さい奴が複数います…これは…

 

職員B
給弾装置…でしょうか?

 

入江 晶子
数は?

 

職員B
数え切れません。そっちを直ちに全滅させるのは現実的ではないかもしれませんね
ただ、倒せば奴の邪魔にはなりそうです


セルリアン
[セルリアンは射撃を中断し、移動の体勢へ移っている]


サロ
こちらに近づいてきてるような…


入江 晶子
(…逃がしてしまう…しかし現状の装備であれを処理するのは…)
(犠牲を増やすだけです。本部に援護を要請して撤退が妥当ですね)
みなさん、…撤退します
いいですね?

 

職員C
そんな…!見たでしょうあの威力を!ほうっておけません!



職員D
そうです…! これではアニマルガールに対しても被害が…!

 

入江 晶子
聞こえませんでしたか? 撤退です。いいですね[細目で二人を見る]

 

職員C,D
………はっ

 

職員E

 

入江 晶子
このまま発煙筒をここに置いて、後退します。


ルナ
...生半可な覚悟で戦うと、この中の誰かはご臨終ね


入江 晶子
[入江たちが後退し始めたのが見える]


サロ
行きますかね


藍司 優
うーんそうだねえ、とりあえずさっき無線で拾えた情報だけでも先に渡しておきたいと思うんだけど・・・どう?


ルナ
そうね、聞いておこうかしら


藍司 優
まず一つ。アレは無線に割り込めるみたいだ、無線連携は無理だな


ルナ
...なるほど


藍司 優
そんで「ショウタイ」・・・まあ話し方からしてやけに軍人くさいし、「小隊」ってとこなんだろう


サロ
ほう


藍司 優
群れで行動するようだから、仮に小型の雑魚がいても、常に大物を警戒しなきゃあならんと思う


サロ
うむ


藍司 優
あとは西側から進入、とあった。今東西南北わからねえけどたぶんその方向に従って動くことだろう


クドリャフカ
ところでアレにお月様なら勝てるかい?


ルナ
...正直、自信薄ってとこだわ
けど
月の導きは今、ここにある


クドリャフカ
じゃあとどめは任せようか。やつをみんなで足止めをしてくれたら、僕がなんとかチャンスを作ろう


ルナ
ん、ありがとう
そうしてくれると助かるわ


藍司 優
そりゃあ頼もしいね、だが気をつけておくれよ
ありゃ一発でも貰ったら御釈迦だ、照準を合せられるころにはよけにゃならんよ


クドリャフカ
相手が動かない状況なら、真正面からでも僕はいける。ただし、一度きりだ


ルナ
[腰に手をまわす]
(ここでアレを使うか…?いや、人目が多すぎる...タダでさえあの人間に目をつけられたのに…これ以上面倒ごとはごめんかな…)
[手の位置を元に戻す]


クドリャフカ
後はきっちり決めて貰わないと、僕も死んじゃうかもね


グリフォン
いざとなったら私が身代わりになれるが…あの威力だと数発が限界だな…


サロ
よけられるようにできるものは…これか…


ルナ
っふぅ?
オーケー、トドメは任せて
それと私は自分の力でよけれるから気にしなくていいわよ→グリ


藍司 優
みんなだけに命張らせるわけにもいかないよねえ!ってことで、最初の陽動くらいはさせてもらおうかな


ルナ
...死なないでよ?


藍司 優
とろぴぃクリティカルで助けてくれるとか期待してるよ(


トロピィ
……確かに、近付くことさえできれば「とろぴぃクリティカル」で攻撃を逸らすことはできるかもしれないな……ん?私のことを知っているのか……?


藍司 優
風聞で聞く程度には有名だねえ、冗談だから真に受けないでよ?


トロピィ
そうか……ありがとう。


セルリアン
[再び獣のような咆哮が聞こえたのち、セルリアンは高速で森の奥へ後退していった]
[小セルリアンはその場に残されたままのようだ]


藍司 優
おっとまずい・・・見失ったか


サロ
行きましょう[走り出す]


グリフォン
小さい奴らはそのまま残されているみたいだが…


サロ
なんか可愛ええなこいつら


藍司 優
正直欲しいよね(サンプルとして)


ルナ
念のため、倒しておきましょ[杵を構える]


サロ
あっ手が滑っ…[射的を落とす]
[それをチビセルの一匹が飲み込む]


クドリャフカ
僕はいらないからね


ルナ
ガンッガンッガンッ[無表情でセルリアンの石を杵で叩く]


トロピィ
[槍で石を突き刺していく]


サロ
あっ
ァァァァァァてめえ何してるんだァァァァ[1匹を掴みブンブン振り回す]
しゃーないお持ち帰りだ
 


グリフォン
隠れてるだけなのかも知れないから気を付けろよ…[周囲を警戒する]


サロ
[胸に突っ込む]


藍司 優
囮かもしれないよねぇ?


セルリアン
<……モクヒョウ ゼンポウノ ミカクニンセントウシュウダン タンレンシャ………>


サロ
喋んなアホ
[チビの頭を叩く]


藍司 優
やばい跳ねろ皆!!!


サロ
おう[とぶ]


入江 晶子
…!? 攻撃!?
…こっちではない?


グリフォン
…ッ![空に飛ぶ]


ルナ
こいつら...銃でいうところの弾倉みたいなものか...[無表情のまま考えこんでいる]


トロピィ
……バレたか!?[即座に空へと飛び立つ]


クドリャフカ
跳ねるって何さ。伏せるでしょ![転がり込むように身を隠す]


セルリアン
[先ほどと同じく二発ずつの射撃が加えられる]


藍司 優
伏せても当たりそうかなぁとかって(震え声)


グリフォン
…危ない![急降下してルナを掴み飛び上がる]


入江 晶子
(あの飛行しているのは…さっきの!?)


セルリアン
<…ホリョ ノ ソンザイヲカクニン…………>
<メイカクナテキタイコウドウ>


ルナ
...あら、ありがとう
でも、私には当たらない軌道だったわよ?


サロ
おっと危ない
[体操選手みたく避ける]


入江 晶子
全員後退中止!中止よ!!


グリフォン
もしもの時があるだろう!


クドリャフカ
サロ、当たらないように動くよ。こっちは飛べないからね


入江 晶子
フレンズが巻き込まれているわ…!


ルナ
ふふっ、それもそうね
ありがとう


入江 晶子
(あああ!面倒なことに…!
しかし見捨てるわけには…!)


グリフォン
[安全な場所にルナを降ろす]


入江 晶子
総員牽制射撃!
こっちがおとりになります!!


藍司 優
そおらこっちだあ![爆竹を逆方向からばら撒く]


職員B,C,D
BCD:まってましたぁ!!


ルナ
...さて、研究員さん
攻撃のタイミングがわかったら私に教えて
月の導きでみんなに弾道回避ルートを示せる


入江 晶子
[アサルトライフルで草むらや小型のセルリアンを攻撃する]
(ああ本当に…!)


ルナ
ただし表示できるのはほんの数秒
みんな、見逃さないでね?


藍司 優
(ううんまずいなあ・・・・・・色んな意味でまずいなあ)


サロ
おいチビ助!てめえ私の武器とったんだから責任取ってアイツに弾をぶち込め![鋭爪を石の近くに置き脅しながら移動する]


藍司 優
弾丸が飛ぶのは恐らく照準を合せる動作の直後だ、小刻みに動いていたら警戒してくれ!


セルリアン
[小セルリアンは横倒しになり銃撃をしのいでいる]


クドリャフカ
アシストはありがたいよ。僕はあれ以外はただのイヌだからね


グリフォン
どうにかして敵の足を止めないとな…


ルナ
回避ルートは示すとして、問題は足止めね…

 


トロピィ
……あいつの気さえ逸らしてくれれば、足止めできるかもしれない。


ルナ
[月光がサロの退避ルートを示す]


サロ
これかっ[それに従う]


セルリアン
[木々をかわしつつ予測した地点に向かい地面をでホバリングで高速移動する]


グリフォン
すばしっこい奴だな…


藍司 優
うっわあ…思った以上に俊敏だなあ


入江 晶子
あなたたち!なにをやっているんですか!
危ないといったはずです!!!


藍司 優
いやーすいません、さっき物音が止んだものですからもう大丈夫かな?と思って来ちゃいまして


ルナ
わぁびっくり


入江 晶子
あなたたち…!
本当に…!


藍司 優
処分は何なりとお受けしますし、お話も聞きますからここはちょっと勘弁してくださいな


クドリャフカ
今の要領で、一人がわざと気を引かせて、お月様が退避させる。やって来たところを待ち伏せ係が足止めしたりできないかな


ルナ
あーこの人に強制連行されましたーアハハー[棒読み]


入江 晶子
ええ、細かい問答は今、とても危険です
隙があれば…直ちに逃げてください
その様子はないようですが。
[とてもうんざりしている]


藍司 優
正直逃げたいんですがねえ、アニマルガールズ残して逃げたら括り首にされそうで


クドリャフカ
どっちみちアレを放置できないからね


グリフォン
…パークに危険が迫っているならそのままにはしておけないさ


入江 晶子
貴方は、死んでも止めるべきだった。飛び出させないで、帰るべきだった。
さぁ、戦いましょう。
…我々が守ります


ルナ
こうしてみると、とても心強いわね


入江 晶子
ただ、足手まといということを忘れないで[グリをにらみながら]


サロ
役立たねえなこいつ…[チビ助の石に爪をそっと乗せる]
[何を思ったか爪を引っ込める]


藍司 優
さてさて、こんだけ頭数が居れば包囲されてると認識しないんですかねえ、こいつは
あちらさんが撤退してくれりゃあ後ろから撃たれるのも怖くないんですが


ルナ
銃は剣より強し...かぁ...[杵を握りしめる]


入江 晶子
私たちが前線に出ます


グリフォン
まぁ、このまま放置して置いたら危ないのはどちらも同じだ。
足手まといなりに頑張るさ。


入江 晶子
貴方たちは後衛です。
いいですね
[ひどく威圧的な顔だ]
そうでないと私の面目もないので


サロ
チビ助は私には危害は加えてないんだし倒すのは可哀想か…


トロピィ
……メンモクとやらを気にしてる場合なのか……?[威圧に怯えつつも小声で]


クドリャフカ
花くらいは僕とお月様に持たせてほしいな。一発が強いのはこの中じゃ僕らみたいだし


入江 晶子
あるいは今すぐ帰っていただけるととても安心できるのですが


藍司 優
はっはっは面子で飯は食えませんぜえ


入江 晶子
(惜しいのはメンツよりあなたたちの命です。)
(言っても分からないバカなフレンズはこれだから…)


セルリアン
[遠くで聞こえていたと思われていた轟音が突如としてきびすを返しこちらへ迫って来た]


入江 晶子
(守りがいがありますね)[すごく怖い顔]


ルナ
おっと、長話もここまでね


グリフォン
…来たみたいだな…


ルナ
くるわ


サロ
やりますか…[チビ助の頭を撫でる]


入江 晶子
…チャンスがあれば月さんや犬さんもやれるならやってみなさい。
私たちはあなたたちを生きて返さなきゃダメなのですから


藍司 優
じゃあ、チャンスを作らないとですねえ![全力で迂回しながら懐中電灯を取り出す]


入江 晶子
…無謀な行動で、我々の命をないがしろにしないように気を付けてくださいね。


ルナ
ふふっ...今日何度言ったかわからないけど…
トドメは任せておきなさいな


クドリャフカ
勿論、チャンスはものにするさ。記念すべき日の残滓を見せてあげよう


入江 晶子
私は初めて聞きましたよ…(目を細める)


藍司 優
あーいや、導きなら何とかなると思ったんですがね、そうもいかないですか


入江 晶子
ねぇ…月面の獣さん。あなたが万全ならどんなに良かったか[月を見上げる]


ルナ
あら、あなたは先陣切って言ってしまったものね(ニッコリ)
...
それは...
意図的に言ってるのかしら?


入江 晶子
ふふ。


職員E
来る!来る!!

[セルリアンが土煙をあげつつ凄まじい勢いで突進してくる]


ルナ
食えない人ね


入江 晶子
速く戦わないと敵が来ますよ
[銃を構える]
総員制圧射撃!!


ルナ
オーケー
[ルナの体が光る]


入江 晶子
木とくぼみを使いなさい!!


セルリアン
[小銃の銃弾を胴体で受けつつ、集団を蹴散らしながら後方へ抜けていく]


クドリャフカ
一秒で良い。アイツの足を止めてちょうだいね


ルナ
万全の80%ってとこだけど...
それでも月は導いてくれている!
[月の光が次の攻撃回避ルートを示す]


サロ
おっけーだ[指の爪を伸ばし戦闘態勢にそして体を光らす]
[そしてものすごい速度で周りを駆け始める]


藍司 優
トロピィちゃん、高度を少し上げて飛ぶんだ!ルート案内はする!


トロピィ
あいわかった!


入江 晶子
私たちは空は守れません、…くれぐれも気を付けてください。


グリフォン
ああ、分かっているさ!


ルナ
あら、私が導いてあげるわよ


入江 晶子
貴方のような無鉄砲のフレンズは、私大嫌いですよ(グリに微笑む)


セルリアン
[セルリアンは通り抜けた数十メートル先でこちらを向き動きを止める]
<ヒブソウ…ミンカンジン ツミ……ナキ………>
<ミン………>


入江 晶子
…!? 様子が…?
攻撃をやめてください!!!
攻撃中止!!


サロ
おっとっと[急ブレーキ]
あふん[派手に背中を打ち付ける]


セルリアン
<…………………………ショウタイ 一キロメートルコウタイシ タテナオシヲハカル>
[滑空状態でターンし、離れていく]


クドリャフカ
あれ、離れていくね?


藍司 優
おっと、やーっと折れてくれたかい・・・・・・


サロ
言ってしまったな…っとチビ助は
いっちゃだめだよ。


グリフォン
…だが、まだ倒したわけではないけどな…


入江 晶子
…一命をとりとめましたね。
皆さん悪運が強いですよ(目を細める)


サロ
射的返してくれるまでねぇー[ニッコリ]


入江 晶子
…後のことは我々にお任せください。
皆さんがかかわる案件ではありません
 


セルリアン
[小セルリアンがばたばたと暴れる]


サロ
帰りたいなら返せー!


入江 晶子
…この小さいセルリアンは我々が回収します。
[小さいセルリアンを取り上げる]


トロピィ
……このままだと更に被害が出るかもしれないが……今は任せるしかあるまい[飼育員や友達の顔を思い浮かべて]


サロ
あっ、
私の射的?


入江 晶子
…後で被害補填をしましょうか?


クドリャフカ
僕らとしても通りがかりだし。まあ、この辺りにはあまり近づかないようにそれとなくぼかして広めておくよ


藍司 優
研究所はなんとか無事に済んだし、ふう、言うことないね


サロ
こいつは私が持って帰りたいのさー


入江 晶子
ダメです。


サロ
ガビーン


藍司 優
ところで入江さん、これはあれっすかね


入江 晶子
(ふふっ)[サロの顔を見ながら]


サロ
じゃあこのセルリアンの残骸持って帰えればいいじゃないかー


入江 晶子
…ええ皆さんにはこのあと「事情聴取」が待っています[とても目と口を細める]


藍司 優
私が見たのは暴走するアトラクション、ってことでよろしいですかねえ?ぼかあ口は堅い方っすよ・・・ダメか


入江 晶子
…当然です。
例外はありません


セルリアン
[各所の草むらに潜伏していたとおぼしき無数の小セルリアンがとことこと大セルリアンが居た方角へ向け走っていく]


サロ
あぁご主人様に怒られるぅー
ガーン


入江 晶子
当然逃げられませんよ。PROTECは「全て」見ていますから


サロ
調べ終わったらちょうだいねー


入江 晶子
…あの小さいのの掃除も、別途行われるでしょう。
今その余力を使うべきではありません[小さいセルリアンを一瞥しながら]
ダメです[きれいにほほ笑む]


サロ
またガビーン


入江 晶子
そのご主人様も事情聴取に巻き込むことになりますよ


サロ
ご主人様はそうゆうの慣れてるし大丈夫だよ


入江 晶子
では皆さん、ついてきていただけますね?
[職員BからEがものものしく取り囲む]


サロ
はーい


入江 晶子
ご主人様がよくても我々がだめです
さ、行きますよ


グリフォン
(守れなくてすまない…)[アルファの遺体を見て合掌する]


サロ
あっそうだ車置きっぱなしだわ


入江 晶子
後でレッカーします
こちらで用意した車両に乗ってください


サロ
アンタら軌陸車のレッカー車持ってるの?


入江 晶子
…特別に用意しましょう


藍司 優
あー・・・南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏[両手を挙げておどけながら]


クドリャフカ
こうやって仰々しく連れてかれるのって昔を思い出しちゃうね


サロ
わたしもします南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経[手をあわせて]


入江 晶子
[藍司を睨む]


トロピィ
(……ナリモンに帰るのが更に遅くなりそうだな……というより、帰れるのだろうか……)


藍司 優
おーおー怖い怖い。降参ですってば


入江 晶子
…今度こそ行きますよ


サロ
はーい


藍司 優
終わったらみんなでお団子食べようね~[とか言いながらドナドナされていく]


入江 晶子
おや…うさぎさんは倒れてしまっていますね…力を使いすぎたんでしょう
[抱き上げる]


グリフォン
皆を守るために頑張ってくれたからな…


クドリャフカ
やっぱりお月様は偉大だねぇ…


入江 晶子
…あなたたちも今後は無茶をしないことです。
こんな風に倒れてからでは遅いですよ(眉間にしわを寄せる)


クドリャフカ
無茶のレベルのてっぺんを味わってるから今回はマシだったけどね。まあ、気をつけるさ


グリフォン
ああ…だが、無茶をしないと守れないものもある。
だから…その時は無茶であっても全力で守りにいくさ。[真剣な表情で]


入江 晶子
本当に…あなたのようなフレンズは大嫌いです。
ほら、そろそろ乗りなさい


サロ
流石にねないと辛いかなぁー[あくびしながら]


グリフォン
…分かっているさ。[車に乗り込む]


トロピィ
[少しだけ、横たわるアルファに目を向けた後……車に乗り込んだ]


クドリャフカ
よし、乗ろう。しばらく眠らせて貰うけどね[車へと乗り込んでいく]


藍司 優
[藍司は既に図太くも眠りこけている]

 


[全員乗り込んだのを見ると、入江もルナと助手席に乗り込んだ。
アルファを寂しそうに見つめる中、護送車はその場所を出発していった]

[その後、この事件にはカバーストーリー「故障したアトラクション」が適応された]
[この事件に直接かかわりを持ってしまった彼らは、一度PROTECの事務所を経由し、セントラルパークの大きなビルへ呼ばれることとなった。]
[その中で各々事情聴取され…いわゆる「口止め」が行われた。
しかし、その内容はみな異なり、みなほかの内容を知らない。だが恐ろしい内容であることには変わらなかった…]



ーFin…?ー



 

 


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キャスト


入江 晶子:Fu_sutu

グリフォン:DerMaltu

フルバレット:ZAKU

藍司 優:hag fish

サロ:Aoitori

ルナ:すとろべりー

トロピィ:キキリシュギ

編集・校正:Nordic

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