ツナギトゲオイグアナ「ガロ」

ページ名:Black_iguana

動物名: ツナギトゲオイグアナ

愛称: ガロ

所属: ゴコクエリア、イラス爬虫類園

管理権限: 1

 

アニマルガール概要

彼女は有鱗目イグアナ科トゲオイグアナ属"ツナギトゲオイグアナ"のアニマルガールです。スペイン語名「ガロボ」からとって「ガロ」と呼ばれています。
イラス爬虫類園にて職員の一人が飼育していた個体を連れてきた際アニマルガール化してしまい、そのまま同施設で生活する事になりました。

活発な性格で、よく外で走り回ったり、木に登ったりしています。特に木登りは得意であり、これはアニマルガール化した個体がまだ子供だった事が関係していると考えられます。また足も速く、同じ爬虫類園のアニマルガールの中で一番速いようです。
その一方で人混みは苦手らしく、来園者が多い日は人が減るまで木の上から降りてこない事もあります。

好物は肉類ですが、イナゴの佃煮のような昆虫類が最も好きなようです。しかしガロの食べ物の好みは特徴的で、「嫌いな食べ物」はないと公言しているものの、食事を続けるにつれ野菜を好んで食べるようになり、最終的に満腹になる事には野菜類を偏食するようになっています。これも元動物の食性が反映されたものと考えられています。
また非常に悪食でもあり、極度の空腹感に見舞われた際には周囲の雑草などを見境なく食べ始めます。

追記:彼女がの料理を食べた事があり、その際に特に拒絶反応を示さなかったことが判明しました。
   味覚は正常であり、拒絶反応がなかった理由は目下調査中です。

 

容姿

爬虫類アニマルガール共通の特徴であるフードつきパーカーを着ており、鮮やかな緑色の地に灰褐色の横縞が大きく二本入っています。
シャツはパーカーの縞模様と同じ灰褐色で、黒いズボンの丈は膝よりやや上くらいです。
またフードの頭頂部からパーカーの背中側にかけて「クレスト」と呼ばれる鬣状の鱗を模した飾りがついていて、このかざりは腰から生える尻尾のクレストとひとつながりになっています。長めの尻尾にはクレストとは別に棘状の鱗も生えており、怖がっている時などはこの尻尾を盾にします。

 

能力・野生解放

ガロの能力は『毒耐性』と考えられています。
元動物の時点で一部地域に生息する個体はマンチニールの毒を完全に解毒していましたが、ガロの場合アニマルガール化に際してさらに強化されたらしく、誕生3日後に誤ってトリカブトを摂食したものの症状が現れず、検査の結果トリカブト由来の毒性物質が完全に分解されていました。この事から、ガロはあらゆる植物由来の毒を体内で分解できると推測されており、現在ガロに協力してもらい動物由来の毒に対する耐性を調査しています。

野生解放は「ブラックスプリント」と呼ばれ、背中のクレスト状の飾りが鈍い銀色に発光し、その間だけ走る速度が非常に速くなります。
その速度は推定30km/hであり、ガロが『速く走りたい』と強く思った際に発動するようです。

 

インタビュー記録

Q.こんにちは、ガロさんですか?

A.ん、そうだよ! 私とかけっこしたいの?

Q.かけっこもそうですが、まずインタビューをさせてもらっていいですか?

A.いいよ!

 

Q.それでは...ガロさんは元々職員の方に飼われていたんでしたね。

A.うん!████さん(職員の本名)にね!
 ここに連れてきてもらった時にちょっと箱の外に出て、お散歩してたら急にこの身体になって
 びっくりしちゃった!

 

Q.████さんも相当ビックリされたと思いますよ。
 それでそのままイラスに?

A.うん、ここもすっごく過ごしやすいから!大きな木も広場もあるし!

 

Q.来た時も木に登っていましたね。木登りが好きなんですか?

A.うん!木の上からだと遠くまで見えるし、風も気持ちいよ!


Q.いいですね...私も登ってみたいものです。
 そういえば「嫌いな食べ物」がないんでしたっけ?

A.ないよ!本当にお腹が減っちゃった時は木の葉っぱとかも食べちゃう!

 

Q.すごいですね...あと、足も速いんでしたっけ?

A.うん!かけっこじゃ負けた事ないよ!勝負してみる?

Q.私も足には自信があります...やってみましょうか!

 

[この後インタビュアー███氏と競走した際、ガロが野生解放してしまい止まり切れず木に激突、
 しばらく昏倒してしまいました]

 

動物情報

動物名: ツナギトゲオイグアナ( Black iguana、スペイン語名 Garrobo )
学名: Ctenosaura similis
分布: エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ニカラグア、パナマ、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコ南部
IUCNによる保全状況: LC(軽度懸念)


動物概要

尻尾を含めると全長1m程にもなる大型のイグアナです。背中にクレストと呼ばれる鬣状の鱗があり、これが尻尾まで途切れず繋がっている事から名前が付けられました。
幼体は樹上棲且つ雑食ですが、成長するにしたがって地上棲、植物食に移行していきます。また幼体の頃は鮮やかな緑色をしていますが、成体になるころには灰褐色になります。

一部地域に生息する個体は幼体期の頃、「マンチニール」という「世界で最も危険な樹」とされる有毒樹木の上で生活し、その果実を食べます。マンチニールの毒は枝葉に触れるだけで激痛を伴う炎症を起こすもので、人間を含め大半の動物がこの影響を受けるためツナギトゲオイグアナにとって安全な住処となるようです。

また、ペットとして飼育される事もあり、日本へも輸入されています。成体が黄色や青色になる品種も作られています。

 


執筆:Type-ZERO

アニマルガール ゴコク イラス爬虫類園 爬虫類

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