名前: 玉井ミナミ
年齢: 28歳
性別: 女性
取得管理権限: 2
所属: パーク企画局
所在: ホクリクエリア
人物: 彼女はパーク企画局に所属する日本人女性です。生まれは京都府ですが、現在は富山県に実家を置いて要るようです。
彼女は「動物と接する仕事がしたい」という動機で23歳の時にジャパリグループに就職しました。嘗ては"女王襲撃事件"に置いてホクリク方面担当調査隊員として勤務しており、近辺のセルリアンの調査やアニマルガールの精神療養に尽力していました。
現在はパークガイドの一人として活動しています。
パークガイドの制服を着ている以外には、ファッションには興味が無い様で私服は簡素なものを好みます、髪型は黒いロングです。
パーク備品の特殊メガネを気に入っているようで常に掛けています。
表面上の性格は大人しめで、誰に対しても非常に淡白で他人行儀な接し方が目立ちますが、アニマルガールに対しては素の性格で接する様です。間接的ながらも動物と話せる事を喜ばしく思っており、普段の職務の途中でアニマルガールとの会話に時間を費やしてしまう事がしばしばです。
他人と打ち解ける事はほとんど無く、同僚や子供の来園者にすら心を開こうとしません。頑なにアニマルガール以外に心を開かない理由に着いても、大抵の場合はぐらかす為確かな理由は特定出来ていません。
この記録はパークガイド・ミナミがアニマルガールと人間とで対応にどれくらいの差が有るのかを検証した記録です。
彼女にはインタビューの本来の目的を知らせずに「アニマルガールや職員の近辺調査」を通達し、自然な流れでインタビューを敢行するようにしています。
日付: 205█年██月██日 インタビュー対象: ミナミトックリクジラ(以下"リラ"と記述) インタビュアー: パークガイド・ミナミ(以下"ミナミ"と記述)
<00:00:00 記録開始>
ミナミ: それじゃあインタビューを始めるね、リラちゃん。
リラ: 宜しく…お願い致しますね…♪
ミナミ: あー、まぁたお酒呑んでるー。いつも思うけど大丈夫なのー?
リラ: ええ…♪ふふ……お酒を呑むと、あったかーくなって…とっても良いんですよ…♪
ミナミ: むむむ…答えになってないけど…いっか。 所でどんなお酒が好きなの?
リラ: そうですね…♪やっぱり日本のお酒が好きです…♪
ミナミ: 日本のお酒って言っても色々あるよね、何が好きなの?
リラ: ふふ…どれもこれも好きなんです…ふふっ…♪
ミナミ: 日本酒だったら全部イケる口かあ…スゴイなあ。 逆に外国のお酒はどうなの?
リラ: あまり好きではありませんね……なんだか味とかが慣れなくて…
ミナミ: へえ~……こだわりとかあるんだねぇ
[何かを注ぐ音]
[無音]
リラ: あら…もう呑んでしまわれても大丈夫なんですか…?
ミナミ: ん、え…あ、やば……ま、いっか。ちゃんと仕事はしてるし。お酒飲めるし。
[10秒間の沈黙]
ミナミ: …うへへ。折角やしなぁ、もっとお話ししよか?
リラ: あらら…仕方ないですね…後で怒られても庇えませんが…大丈夫ですか…?
ミナミ: かまへんかまへん…もうとことんお話するけど、よろしおすな?
リラ: ふふ…それじゃあ、いっぱいお話をしましょ…♪
[以下省略]
<00:56:47 記録終了>
企画局からの後書: 職務中に飲酒をしないでください。 せめて職務時間外で、倫理規定を違反しない程度でお願いします。 |
日付: 205█年██月██日 インタビュー対象: A.D.L.B警備員 リカルド二等軍曹(以下"リカルド"と記述) インタビュアー: パークガイド・ミナミ(以下"ミナミ"と記述)
<00:00:00 記録開始>
ミナミ: それではインタビューを開始します。
リカルド: 宜しくお願いします。
ミナミ: …
リカルド: …
[2分間の沈黙]
リカルド: …あの、ミナミさん?
ミナミ: 何でしょうか。
リカルド: 何か話したい事は…
ミナミ: いえ。そちらの話題に合わせますよ。
リカルド: え、インタビューなのにですか?
ミナミ: これも仕事ですので、早めにして頂けると助かるというか…
リカルド: [喫驚の混じった小さな溜め息] …で、では、好きな動物は何ですか?
ミナミ: 鳥と犬とクジラが好きですね。猫にトカゲも好きですよ。
ミナミ: リカルド二等軍曹の好きな動物はなんですか?
リカルド: ええと、サメとか蛇とかペンギンとか、シーサーとか…ですね。
ミナミ: そうですか。
[1分間の沈黙]
リカルド: …ええと、うちらの仕事の事は…
ミナミ: 良く働いてると思いますよ、頑張ってください。
リカルド: あ、ありがとうございます。
[30秒間の沈黙]
ミナミ: インタビューを終了します。
リカルド: えっ
<00:03:30 記録終了>
リカルド二等軍曹からの後書: いやあ、アニマルガールとのインタビュー記録も拝見してて思ったんですが…彼女、人に対してホントにドライですね。 |
パークガイド・ミナミの周囲評価: 以下は、彼女の人事的評価を示すための指標として、パーク運営事務局人事部が社内外の人物に彼女の印象を質問した際のコメント集です。この項目はパークガイド・ミナミによる編集も可能であるため、個別に返信コメントが書き込まれる場合もあります。またアニマルガールや来園者、パーク職員にも同様に項目を追加することが許可されています。
ミナミは普段真面目なんだけど、アニマルガールの事となると人が変わるっていうか、なんか心の底から楽しそうっていうか…何時もちゃんとガイドできてるかたまに不安になるんだよね。 - パークガイド・香里奈 |
ミナミさんはねえ、僕と話す時とっても楽しそうにしてくれるからついつい話が弾んじゃうんだよ。でも職員さんと合わせて3人で離してると何だかあんまり楽しくなさそうにしてるから心配なんだ…お話しするってとっても楽しいから、ミナミさんもいっぱい色んなヒトとお話ししてほしいな。 - アマゾンカワイルカ「アルカ」 善処してみるね。でも私はフレンズのみんなとお話ししてる方がずっとずっと楽しいな。 |
以前その方にガイドさせてもらったんですけど、まあ見事に誰もいないのですよ。来たのが拙者のようなおっさん一人だったのか暇を潰されたからなのかは解りかねますが、若干不満そうな顔をしていましたぞ。仕方ないのでアニマルガールと戯れているところを眺めていました。ずっと。 拙者的にはぶっちゃけOKな展開なのですが、ああ言った方は昔に何かトラブルが起こったのでしょうなあ。 ……根拠はありませぬが - イラストレーター 佐々木 |
あいつパークガイドの癖にガイドよりフレンズと遊んでる時が多いアルよ。…まーワタシとしちゃ注意されないのは楽だからそのまんま遊んでるがヨロシ。って思うアル。 |
良く誤解されるんですけどね、私は人間の悪い所だけ見て避けてる訳じゃないんですよ。むしろ私を助けてくれたりとか、良い所とかも沢山見てきたんです。 そこも含めて「信じていない」んです、私は。
どれだけ純粋で優しい人が居たって、どれだけ優秀で尊敬出来る人が居たって、「人間は変わらない」んです。 そこに反吐がでるようなド下衆のクズが、人の痛みも理解できないド下等の無能がいる限り、人間は変われないんです。 悪い人間と良い人間は常に同時に存在するもんなんです、互いに潰しあって足を引っ張りあって、そうして人間はダラダラと生きてきた訳なんです。
ですからね、在り来たりな物語みたいな、完璧なハッピーエンドは有り得ないんですよ、人間は。 皆が手と手を取り合い団結して解決するなんてこれっぽっちも思ってません。 このジャパリパークだってどうせ、100年くらい続く楽園にはなりやしないですよ。こんな隠し事だらけの砂上の楼閣、向こう数年で崩れ去りますよ。
何言ってんだこの女とか思うかもしれませんが、私はそう思ってますから。 完璧な歴史なんて無い。完璧な「終わり」を人間が果たした事も有りませんから。 動物食ってる時点でもう完璧なハッピーエンドの条件から外れてますから。
ですからね、終わるまでは私に好きにさせてくださいな。 私が唯一信じられる動物たちと「話が出来る」夢の様な時間と場所。好きに堪能させてください。お給料ナシでもいいので。
どうか、お願い致します。 |
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