「うふふ、冬の寒さはお酒を飲んでしまえば解決ですよ… ほら、あなたも一口…」
アニマルガール管理番号: 0002011
動物名: ミナミトックリクジラ
愛称: リラ
所属: ホッカイエリア
管理権限: 1
アニマルガール概要: ミナミトックリクジラはホッカイエリア周辺海域で暮らしている哺乳綱鯨偶蹄目ハクジラ亜目アカボウクジラ科トックリクジラ属のアニマルガールです。
南極から輸送される途中の野生個体がサンドスターに直撃し、甲板で眠った状態でアニマルガールとなっていた事が確認されています。
アニマルガール化当初、なぜか酒の入ったとっくりまでもが形成されており、周囲には日本酒の匂いが海水の匂いに混じって漂っていたことが報告されています。(簡易的な測定の結果、アルコール度数は約25度)
現在はホッカイエリアの海に放たれており、自由気ままに暮らしています。
普段はとっくりに溜め込んだ酒を呑んで過ごしています。海の上だろうが氷河の上だろうが気が向けば構わずに摂取し、その所為で酔っ払った場合は浮遊感に身を任せてゆっくりと移動する、あるいはその場でじっとしている事が大半であるため、ヒトのアルコール分解能は問題なく機能して居るようです。
時折半身浴の要領で飲酒しながら海を泳ぐケースもあります。
呑む酒にはこだわりがあるようで、主に日本酒を好む傾向にありビールやワインなどの海外の酒はやんわりと拒否します。
行動の大半に飲酒が絡んで居る理由は、恐らく彼女の名前の由来であるとっくりの用途に依るものと推測されています。
携帯しているとっくりはとても大切にしており、外出する際にも肌身離さず身につけるため、彼女の存在を示す目印にもなります。
容姿: 服装は元動物の体色を模した明るい灰色の冬仕様の学生服です。スカートはロングスカート。脚にはタイツにブーツ、腰には「南極」と書かれたとっくりを括り付けて着用しています。
髪の毛は同じく明るい灰色のショートで、ヒレと小さな背ビレがありますが、普段は弾力性に富んだ白いキャスケットで隠すように着用しています。
瞳と毛先は海の様なグラデーションがかかった状態で白銀色に煌いています。飲酒によって身体が温かい状態にある一方で、生息地である南極海を再現した毛先は触るとかなり冷たく、低温火傷の危険すらあるため彼女に触れる際には間違って毛先に触れないように注意するように。
性格: 淑やかで静かなタイプで、全体的にゆったりとした印象を抱かせる話し方をします。彼女が飲酒した際に起きる酔いにも似た状態では特にその印象が強まります。
ひどく泥酔すると気持ち良さを覚えるのかそのまま長時間の眠りについてしまう事があり、最長で約48時間も眠り続ける様です。
酒を飲みながら会話するのを何よりの楽しみとしており、会話をする際には必ずと言っていいほど酒を勧めて来ますが、彼女が勧めてくる人間は二十歳以上の成人した人間に限られています
また、成人した人間でも「酒が飲めない」または「飲みたくない」と言ったことを伝えられると残念そうにはするものの、無理に酒を勧めなくなる等、相手の意見を尊重する器量も持ち合わせている様です。
この様にお酒に依存する傾向がありますが、酔いが覚めた時の性格は非常に臆病で奥手である事が確認されています。飲酒をして泥酔した状態でないと会話が出来ない為、彼女に禁酒を強いるのは推奨されません。
愛称: 「長い名前だと飲酒してて酔っ払った時に言いづらい子も居るかもしれない」との彼女からの要望でリラと名付けられました。
野生解放: 野生解放時には瞳や毛先が蒼く輝く事が確認されています。
その際にとっくりの内容物がある場合、治癒効果のあるノンアルコールの酒に変化します。摂取したアニマルガールは傷の治癒や体力の回復といった効果が現れますが、リラのサンドスター消費量も摂取した量に比例するため過剰な摂取は彼女に負担がかかる結果となります。
なお野生解放が解除された後にはとっくりの中身が空になるようです。
野生解放によって生成された酒を「秘酒・極楽之海酒」とリラは名付けています。
画像提供: 立ち絵はほーよーさんにより提供されました。
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