現在、このファイルに記される情報はアーカイブ化されています。20██年現在、当該セルリアン個体はパーク内では確認されておらず、完全駆除されたものとして再定義されています。その為、これらの情報はアーカイブとしてセルリアンデータベースセンター内に厳重に保管されています。 |
オオカミ型セルリアン
セルリアン管理番号: CEL-1-488/AL
種別名: Albus Lupus
世代区分: 第1世代
脅威レベル: 4(危急避難)
駆除状況: 完全駆除済
通称: ████
大きさ: 身長2.5m 全長3.1m(尻尾込み)
規定対応手順: 完全駆除済と再定義された現時点での対応は必要ありません。
説明: CEL-1-488/AL 通称"████"はアンインエリアの森林エリアにて初めて出現が確認され、パーク内部事件B-057CL"女王セルリアンによるパークセントラル襲撃事件"の発生後もその存在が観測され続けた第1世代セルリアンです。
基本的に単独で行動し、アンインエリアの森林地帯をテリトリーとしている様です。
個体数も目撃されて居た1個体の他には存在が確認されておらず、1体しか存在しなかったとされて推測されて居ます。
果実やアニマルガールを食べようとしている姿が確認されていますがサンドスターを取り込めない物も餌にする必然性が見受けられないことから、食事をとるという行為は、████が「動物としての行動」を再現している結果と考えられています。
また好奇心が旺盛である様で、珍しい物や人物を追跡するため住処を離れて行くことも確認されています。
████の容姿、形状は大柄な純白の狼を模しており、眼の後ろにもう一対の眼、額に該当する部位に単眼があり、計5つの眼を有している事以外は一般的な白い狼です。
四肢や身体つきは細身ながらも頑丈で、腕力や跳躍力にも長けています。
健脚から発揮される速度は時速65km/hと通常の狼に比べるとやや鈍重ですが、仮に車を追跡しても問題なく並走が出来る速度を有して居ます。
また吸い込んだ息を圧縮してブレスとして吐き出すといった攻撃を行うなど、肺活量も相応に強い様です。
そのためか████が遠吠えを発した場合、かなり遠くでも聴覚による確認が可能です。
このセルリアンの特徴としては、アニマルガール以外にも他のセルリアンと度々争う事があるという点が挙げられます。
これら一連の行動は████が自らのテリトリーに侵入していると見做した存在を追い出そうとする性質による結果だと推測されて居ます。
対象 | 詳細 |
---|---|
CEL-1-682/PS "セイレーン" |
戦闘発生時刻 19:34 川の近くを歩行して居た████がセイレーンと遭遇。これを襲撃。 噛みつきと締め付けの押収が5分間繰り返される。 暫くもみ合った後にセイレーンが水中へ逃走。 |
トキのアニマルガール |
戦闘発生時刻 15:10 崖の上で歌の練習をして居たトキの大声に反応した████が襲撃。 強烈な息で崖から吹き出す様子が監視カメラで確認されました。 |
戦闘発生時刻 23:45 森林エリアにて餌を求めて居たバタリオンを████が襲撃。 結果、約1時間に渡って格闘が発生、周辺の木々に倒壊や切断などの被害が発生。 ████の咆哮を浴びたバタリオンが撤収した事により戦闘は終了。 |
|
狼王 ロボ |
戦闘発生時刻 07:00 戦闘の際の一部始終が監視カメラにて確認されました。 詳細は不明ですが、ロボに苦渋の表情が現れて居たことは特筆すべき事例です。 |
狼王 ロボ |
詳細不明 この戦闘を境に████の出現報告は途絶えました。 恐らくこの時に駆除したと推定されます。 |
補遺: 討伐後のロボの様子をアニマルガールに伺ったところ、「とても辛そうにして居た」との返答が得られました。
補遺: 前述の狼王ロボの活躍の結果、████の出現は2055年以降見られることはなくなりました。これを以って、特定特殊生物対策委員会は当該セルリアンを「完全駆除済」に再定義するに至りました。
補遺2: もしもロボがこのセルリアンの資料を目にしてしまった場合に備え、当該セルリアンの通称は新しい名が決まるまで以前の通称を伏せてください。
2058/██/██追記: 調査により白く大きな狼の目撃情報が発生したことから、このセルリアンがまだ存在しているとの見解が出されましたが、現時点では明確な情報はありません。
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