●沿革
日本政府が設立した特殊法人である「宇宙環境開発事業団(NEASDA)」と、当時唯一国内で航空宇宙技術を研究していた「先端航空研究所(AARI)」が2014年に新設合併され、小笠原先端宇宙開発局(以下OASDA)が設立されました。それまで個別に研究を行ってきた各機関が纏められ、培ってきた異なる基礎・専門分野を一つにし、その開発及び利用に至るまで一貫して行える体制が整いました。
●業務紹介
現在OASDAが行っている業務は
・宇宙輸送 ・人工衛星利用 ・宇宙環境利用 ・惑星、月面有人探査 ・エキゾチック物質の研究、利用
の大きく五つに分けられます。
-宇宙輸送-
人工衛星や、ロケットの打ち上げを支える業務です。20██年に打ち上げ予定の極軌道周回型の新型気象衛星を搭載したH-ⅡBロケットの組み立ても行っています。
-人工衛星利用-
従来の情報通信・測位衛星の運営のほか、「特殊地球観測衛星」による高層大気中に微量に存在するサンドスター濃度の測定などが行われています。現在はアメリカ・ロシアなどとも新型衛星の共同開発も行っており、より広い活躍を期待されている分野です。
-宇宙環境利用-
まだ試験運用段階ではありますが、自律型月面探査ドローンを用いての月面基地の建設及び探査の計画が進行されています。既にアメリカは実用段階に至ったドローンを月面の基地建設予定地に展開しており、日本では20██に実機投入が予定されています。
-惑星、月面有人探査-
現在OASDAは「国際宇宙探査協働グループ(ISECG)」に参画しており、そのロードマップに従い、人類が宇宙での活動領域を拡大していくことの検討を進めています。また、OASDA主導の地球近傍小惑星(NEAs)のアポロ群に属するラブルパイル天体 20██TH269へのサンプルリターン計画「PERACTORUM」も順調に進行しています。
-エキゾチック物質の研究、利用-
西之島新島(現・小笠原群島特別区)で発見された宇宙飛来物質、通称”サンドスター”の研究・開発を、サンドスター研究所と共同で行っています。これまでの研究でサンドスターは過去に地球に接近した彗星(エッジワース・カイパーベルト以遠からの短周期彗星だと推測される)由来の物質であることが分かっており、20██年にアメリカから打ち上げられた太陽系外縁天体の探査を行うニュー・ホライズンズαによる調査が予定されています。
●関連施設
・カントー宇宙開発特区内 OASDA中央宇宙センター
・ナカベ地方 キュウダ宇宙空間観測所
・キョウシュウ地方 キリシマ高原天体観測所
・アクシマ地方 OASDAスペースフロンティア(ロケット実験場・打ち上げセンター・アミューズメント施設)
・ホッカイ地方 タイジュ航空宇宙実験場・チダイ追跡所
・リウキウ地方 ハナ宇宙通信所
-OASDA中央宇宙センター-
試験開放区より少し離れた平野部に置かれたカントー宇宙開発特区内に位置する中央宇宙センターでは、OASDAが進める宇宙プロジェクトを先導する発展宇宙技術の研究や、基礎的・基盤的技術の研究を行っています。また精密な演算に用いるスーパーコンピューターや液体燃料ロケットに用いるエンジンの試験設備など、日本有数の大型試験設備が整備されています。構内の一般公開が行われる、毎年七月の宇宙航空祭は大きな賑わいを見せています。
-キュウダ宇宙空間観測所-
キュウダ宇宙空間観測所は、地球近傍の天体に接近して観測・調査を行う宇宙探査機に向けて動作指令を送信したり、探査機からの観測データを受信する施設です。施設の中核となっているのは72mの大型パラボラアンテナで、見学も可能です。
○設備
・72mパラボラアンテナ-3基
→指令電波は7GHz(Xバンド)と2GHz(Sバンド)で行われます。
→●送信機器
・出力20kWの水冷式クライストロン2式(送信)[Xバンド]
・出力20kWの水冷式クライストロン1式(送信)[Sバンド]
※20██年までは64mパラボラアンテナが使用されていましたが、太陽系外縁部における調査プロジェクトの発足に伴い
20██年に現在のアンテナへと更新されました。
-キリシマ高原天体観測所-
キリシマ高原天体観測所は、キョウシュウ地方南部のキリシマ高原に位置する観測施設です。キリシマ高原は大きな山地に囲まれており、電波ノイズが少ないことから、パーク内で最も観測がしやすい場所と言えます。当天文台はレジャー的側面も多く兼ね備えており、毎週金曜日と土曜日に定期観測会を行っています。観測所には常設展示棟が併設されており、老若男女幅広い客層を取り込めるようにさまざまなイベントも開催されています。高原周辺は気候が冷涼であり過ごしやすい事からアニマルガールの皆様も多く訪れています。
○施設概要
・天体観測所本部棟-エントランスプラザ・インフォメーション
・観測棟
・観測所附属常設展示棟
・プラネタリウム棟
・レストラン棟
・屋外庭園「ほしのひろば」
○設備
・プラネタリウム(座席320席)
→ハイブリッド式投影機、水平式
・シロースタット式太陽望遠鏡
・リッチー・クレチアン式望遠鏡
-OASDAスペースフロンティア-
パークのイベントエリア、アクシマ地方に位置するOASDAスペースフロンティアは、宇宙航空の研究を主とした複合大型研究施設です。施設は大きくロケット燃焼実験場とアクシマ打ち上げセンター、アミューズメント施設「ステラフロンティア」の三つに分かれています。なお、通常は実験場と打ち上げセンターには一般の方は立ち入れません。(7月の航空宇宙祭を除く)
○ロケット燃焼実験場
隣接する打ち上げセンターから打ち上げられる観測ロケット、イプシロンロケット、探査機打ち上げ用のMロケットの開発に必要となる固体ロケットモータの地上燃焼実験が行われています。なお、中央宇宙センターで開発されている次世代気象観測衛星搭載予定のH-ⅡBロケットの燃焼実験および打ち上げは、本土への海上輸送の後現地で組み立てられ、種子島宇宙センターにおいて行われる予定です。
○アクシマ打ち上げセンター
ここでは主に科学観測ロケット及びイプシロンロケット、Mロケットの打ち上げ、並びにそれらの追跡、データ取得などの業務を行っています。また資料館も併設されており、宇宙航空の発展の歴史を学ぶ事が出来ます。研究エリアの立ち入りは出来ません。
●内部施設
・Mセンター/M型ロケット発射装置
・KSセンター
・イプシロン管制/打ち上げセンター
・コントロールセンター
・レーダーテレメータセンター
○ステラフロンティア
施設群の南部に位置する大型アミューズメント施設。絶叫コースターなどや宇宙関連博物館、宇宙開発展示場などのアトラクション・施設が売りで、毎週末に中央ステージで行われるイベントや所属楽団による演奏会は大きな人気を博しております。人だけでは無くアニマルガールの皆様の来園も多く、当園ではパークの理念に基づき、料金は原則取らない事になっています。
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+詳細-
-施設概要-
〇宇宙関連施設
・航空宇宙博物館
ここでは日本国内の航空宇宙分野の発展を、館内に展示されている約587点もの関連資料を通して学ぶ事が出来ます。
博物館自体は地下も含めて三階建てになっており、それぞれの階で異なるテーマの資料が展示されています。
〇地階
テーマ:日本の宇宙開発の夜明け
・糸川英夫とAVSA研究会
・ペンシルロケット、ベビーロケットについて
・糸川の全国行脚と内之浦ロケット発射場の建設
・「人工衛星計画試案」について
・ミューロケットの進化
・ハレー彗星と地球脱出計画
・M-3SⅡの衛星たちについて
・スペースシャトルと大型の国際協力の始まり
・究極の固体ロケットの開発
・M-Ⅴの衛星たちについて
・衛星命名について
〇一階
テーマ:小笠原先端宇宙開発局(OASDA)の成立
・宇宙環境開発事業団(NEASDA)の設立
・先端航空研究所(AARI)の設立
・両機関の新設合併について
・新小笠原群島における宇宙開発の利点
・諸施設の建設に至った経緯について
・エキゾチック物質”サンドスター”との関連性について
・サンドスター研究所との共同開発について
・これまでのパークへの主な貢献と環境共生への取り組みについて
・アニマルガールとの関連性について
・OASDAの主な業務紹介
・OASDAの関連施設紹介
・アクシマ地方に於ける大型遊園地構想について
・ステラフロンティア、航空宇宙博物館の沿革
・宇宙航空祭について
〇二階(展示エリア)
テーマ:現在進行中の宇宙開発事業
・極軌道周回型の新型気象衛星を搭載したH-ⅡBロケットについて
・情報通信、測位衛星の運営について
・特殊地球観測衛星を用いたサンドスター計測について
・アメリカ・ロシアとの国際開発協力について
・「国際宇宙探査協働グループ(ISECG)」への参画、およびそのロードマップの紹介
・OASDA主導のサンプルリターン計画「PERACTORUM」について
・サンドスターの由来に関して
◎展望テラス・併設カフェテリア
博物館は園内の中でも比較的高い場所に立地しており、その地形的特徴を生かして展望テラスが設置されています。
テラスにはテーブルや椅子も用意してありますので、休憩にお気軽にお使い下さい。また冬季はパラソルヒーターが稼働するため、暖かく過ごす事が出来ます。
またテラス内にはカフェテリアも併設されており、景色を眺めながら飲食を楽しむ事が可能となっております。また飲食物は展示エリアには持ち込めません。テラス内でお楽しみください。
大人 | 中高生 | 小学生・幼稚園児 | |
---|---|---|---|
入館料 | 300円 | 200円 | 無料 |
年間パスポート | 1200円 | 1000円 | ー |
・宇宙開発展示場
[整備中]
〇アトラクション
・SPACEBOUND-REENTRY(スペースバウンド・リエントリー)
名称は「地球に向かっている」という意味の”Earthbound”を元にして作られた”Spacebound”という造語と、「再突入」を意味する”Reentry”を合わせたもの。「スペリー」、「スペバ」などと略される。
キャッチフレーズは「本物の宙を見よう」。
レールの高さ、落差、最高速度などを含めた6つの点において国内一のジェットコースターであり、ステラフロンティアの二大コースターの一つでもある。年間を通して同園で人気ナンバーワンのアトラクションとなっており、射出の際は係員が実際のロケットの発射シークエンスを模した掛け声に合わせてカウントダウンされる。コースの終盤にはカメラが設置されているため、下車後に隣のグッズショップで記念写真が購入できる。
●コース概要
・90°カタパルトレール
地上から高さの最高点である850m地点まで、垂直の向きに物凄い速さで上昇する。上昇中の最高速は100kmと、落下に比べそこまで速くはないが、頂上への到達に時間がかかる為乗客の恐怖が増大する。また約650m地点でブレーキが掛かる為さらに減速する。
・インビジブルレール
頂点の90mに渡る区間に設置されている透明なレール。レールだけではなく乗客に見えないようレールを支える支柱の配置も変えられているため、乗客の恐怖心はピークに達する。レールは研究を重ねて開発された特殊ポリカーボネートで出来ており、耐久性にも優れている。また頂上付近にはレール逸脱防止機構も設置されており、頂上到着時にかかる大きな衝撃によってコースターが脱線してしまう事を防いでいる。コースター内部には特殊なスプリング機構もあり、これによってまるで中に浮いているかのような錯覚を乗客に与える。
・リエントリードロップ
透明なレール区間終了後は一気に地上20m地点まで急降下する。ここが最高速度区間であり、地上350m地点で時速280kmにまで加速する。ここでの大きな加速は、後の様々なコースを走行するにあたって必要不可欠なものとなる。
・衛星軌道リング
リエントリードロップ終了後に待ち構えている巨大なループリング。最高速度のまま突入し、高速で直径約110mのレールを一回転する。進入時にかかる大きな衝撃を緩和するための衝撃吸収材がリングの各所に設置されている。
・スーパースウィングバイ
多少の減速後、今度は地下コースへと潜行する。ここで星に見立てた何万ものライトが光るトンネルを通過するが、その距離に比べて深度は浅く、乗客に深く潜り込んだとの錯覚を起こす。実際は45mしか潜行していない。
・大気圏再突入
地下空間に設けられた大きな地球のオブジェのすぐ近くまで潜り込み、その後特殊インクラインレールで再加速、約15秒で地上に到達する。出口の近くから減速用の区間が約150m続き、主に磁力ブレーキによって停止する。また停電時に備え、挟み込みブレーキも採用されている。減速終了後は乗降所に停車し、終了。
※待機列の途中には途中退出用のドアが用意されている。
※普通のジェットコースターと比べかかる衝撃が激しい為、身長制限は通常より厳しい。
※アニマルガールは身体能力の違いにより身長制限は例外を除き基本的に設けられない。
・
・
・
〇レストラン・カフェ
・STELLA ICE CANDY
パークの各地に存在するアイスクリームの屋台。アイスクリームのフレーバー20種に加え、ソフトクリームのフレーバーが5種、ジェラートが7種取り揃えられている。
そのうち地球を模した「ブルースフィア」アイスクリームは特に人気であり、早めに買わないとすぐに売り切れてしまう。
・HOT SUN CAFETERIA
暖かいパンケーキやバウムクーヘンを売りにしたカフェテリア。特に人気なのはホワイトチョコレートでコーティングされた厚切りのバウムクーヘンであり、これらは全て店の中で焼き上げている。お土産として持ち帰る事も可能ではあるが、店内でも食べることが出来る。また杏仁豆腐が隠れた人気メニューであり、これしか頼まないという常連の来園者もいる。
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20██/0█/██ -園内の自動販売機について-
こんにちは、施設管理部の████です。 今日の17:00頃にインフォメーションセンターにパーク内の自動販売機に異常があるとの連絡が入りました。 該当の自動販売機はパーク東部の衛星展示場内にあるもので、特徴としては宇宙をモチーフとした派手な装飾がされています。 販売中だったものはアクシマ天然水、ドクターペッパー、ふぁんたオレンジ、リポビタンB、午後の珈琲、爽健微茶、おでん缶の七つで、これらは12時頃に補充されていました。 問題があったのはアクシマ天然水で、来園者が天然水を買おうとボタンを押した所関係の無い午後の珈琲が出てきてしまったとの事です。 過去にも同じような補充ミスがあったため、今度こそ再発を起こさぬよう管理を徹底して頂きたいです。 またその自販機には上部に数cmのへこみが見られました。これも修理すべき場所として報告させていただきます。 ーーーーーーーENDーーーーーーー |
20██/0█/██
-園内の自動販売機について②-
施設管理部の█████です。
パークの中心部、ジェットコースター乗り場(SPACEBOUND-REENTRY)前に設置されている大型自動販売機に異常があったとの報告がありました。
これで小さなものも含めて5回目です。管理の徹底を要求します。
本題に移りますが、まず該当の自販機ではディスプレイの異常が確認されました。ディスプレイの棚が全てふぁんたオレンジで埋め尽くされており、商品の判別が不可能な状態となっております。
というか発見が遅れたのが謎です。
報告を受けてすぐに該当の自販機にスタッフを派遣し、在庫の総点検を実施した為、その結果報告をここでさせていただきます。
1列 | 2列 | 3列 | 4列 | 5列 | 6列 | 7列 | 8列 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
上段 | ||||||||
中段 | じゃがバター缶 | |||||||
下段 | フランクフルト缶 | ふぁんたオレンジ・シュールストレミング | 抹茶スパークリング | クレープ | おでん缶 |
-備考-
・フランクフルト缶・・・透明で細長いパッケージに入っています。恐らくドイツからの輸入品でしょう。
・シュールストレミング・・・「世界一臭い缶詰」と名高いスウェーデン産の缶詰です。これは開封してしまうと強烈な臭いを周囲に漂わせます。
ニシンの塩漬けであり、一応食品扱いになりますが、回収後構内で開缶した所バイオテロの様になったため、これからは原則として園内での開缶は禁じます。
ふぁんたオレンジと同時に出てきましたが、これは恐らくサイズが合わずに落ちてきてしまったものだと考えられます。
・じゃがバター缶・・・ホット扱いで販売。中にはバターがかけられた北海道産のじゃがいもが入っていました。味はとても美味しいです。
・抹茶スパークリング・・・その名の通り抹茶をスパークリングにしたものです。不味いです。一度本州で発売されて不評だったことから、群島の方に運ばれてきたのかもしれません。迷惑な話です。
・クレープ・・・瓶の中に入っています。中には薄黄色の生地をしたクレープがビニールに巻かれて入っており、具としてはオーソドックスなイチゴ、ミカンなどの果物とホイップクリームです。
・おでん缶・・・これはスチール缶の中に入っています。ホット扱いであり、中には汁と大根、ちくわ、卵などの具材が入っています。
これらの異常性から撤去が予定されていましたが、企画管理部が整備を徹底する代わりにステラフロンティアの名物として使わせてほしいとの申し出があったため、一応動かさずにジェットコースター前に残しておきます。
子供などが悪戯でいじってしまわぬよう係員各位は注意をして下さい。
また在庫補充がどの業者によって行われているのかも謎です。いつの間にか補充がされていた、と言う場合は必ず商品のチェックを行って下さい。
報告は以上です。
ーーーーーーーENDーーーーーーー
-タイジュ航空宇宙実験場-
タイジュ航空宇宙実験場はホッカイ地方西部のタイジュ多目的宇宙公園内にあるOASDAの連携協力拠点です。
中央宇宙センターで研究された応用航空技術の実用化を目指し、その有効性やパークへの貢献性、そして安全性を実証する実験用航空機を用いた多種多様な飛行実験が行われています。その広大な地理的状況を生かし、実験場内には全長1500mの滑走路が敷設されており、また他の地域よりも広い空域が確保されています。また現在パーク上空20km地点に常駐している成層圏プラットフォームの運営も行っており、パーク内においての円滑な情報伝達に一役買っています。
○施設
・飛行実験棟・OASDA格納庫・飛行管制塔
・気象観測設備・1500m滑走路
○主な業務
・成層圏プラットフォームの運営 ・再使用型宇宙往還機(RLV)の研究、実験 ・スペースプレーンの研究、高高度の飛行実験 ・試験開放区駐屯基地所属哨戒機のエンジン試験 ・セルリアン調査用無人航空機の開発、実験
・大気球を用いての大気中サンドスター濃度計測
-チダイ追跡所-
チダイ追跡所はホッカイ地方の最南端、チダイ岬に位置する施設です。この追跡所の主な役割はアクシマ打ち上げセンター、種子島宇宙センターから打ち上げられたロケットの飛行経路・状況の確認及び異常航行の監視で、取得したデータはOASDA関連施設にリアルタイムで送信されます。施設内には飛翔中のロケットを電波で追尾するさまざまな電波設備が整備されています。また数ヵ月後(1~3ヶ月後)にロケット等の発射予定がなければ、人件費削減のため施設は機械警備によって管理されます。(定期点検は少なくとも一カ月に三回は行います。)
○施設
・本部棟 ・管理棟
○設備
・ロケットテレメータアンテナ-2基 ・精測レーダーアンテナ
-ハナ宇宙通信所-
ハナ宇宙通信所はリウキウ地方南東部に位置する施設で、主に人工衛星の追跡・監視を業務として行っています。具体的には人工衛星からの電波を受信し、軌道、位置、姿勢などが正常に作動しているかどうかのデータをOASDA中央宇宙センターに常時送信する役目を担っており、その広大な敷地内に多くの観測用設備が整っています。また、場合によってはチダイ追跡所と一緒に、もしくは代わって飛翔中のロケット観測の業務を行う場合があります。
○施設
・第一観測棟 ・第二観測棟 ・第三観測棟 ・ハナ中央可搬局 ・衛星レーザー測距観測棟(SLR) ・大型コリメーション塔 ・通信棟 ・電力棟 ・常設展示棟(一般客入場可)
○設備
●第二観測棟及び第三観測棟
→・ロケットテレメータ受信設備
・ロケット精測レーダー設備
・ロケットSHFテレメータ―受信設備
●パークへの貢献・環境共生について
OASDAの本部及び関連施設の大半が位置している小笠原群島特別区はジャパリ・インコーポレイテッドを持株会社とするジャパリグループの保有する土地であり、20██年に業務提携を結び、諸施設の建設に至りました。提携は次の三つの事項に同意する形で結ばれました。
●パーク内の野生動物及びヒト化動物には最低限の倫理的配慮をすること。
●パーク内で得た資源(主にサンドスターを指す)は全てジャパリグループに帰属するものであり、使用に当たっては許可を必要とする。
●パークの発展に貢献するような研究及び実験を行う事。
我々は主に環境維持の点においてパークに貢献していると言えます。OASDA環境部では研究施設周辺の定期植生調査及び植林を行っており、加えて周囲の自然環境に影響を及ぼさない範囲での研究活動、実験(ロケットエンジンの燃焼実験など)を行っています。また、大気球や観測機を用いたサンドスターの濃度計測もサンドスター研究所と共同で行っており、バイオームの安定化に努めています。20██年の秋にフィリピン沖で発生した大型台風がパークに直撃し、それによるサンドスターの濃度変化で気候分布が大きく変化してしまう事態が発生しましたが、OASDAとサンドスター研究所が用意していた安定化マニュアルに基づき気候の再形成を行い、早期の内に復興を完了させる事が出来ました。
●アニマルガールとの関連性
OASDAでは、アニマルガールと共同での研究活動も行われています。現在行われている研究計画では、鳥系のアニマルガールに特殊な低層ゾンデを装備しパーク上空を飛行させ、低層大気中のサンドスター濃度を測定するというものがあります。ただこの観測方法においてアニマルガールが高濃度地帯に誤って進入してしまった場合、サンドスター過剰摂取による予期せぬ遺伝子の突然変異が起こる危険性が指摘されているため、その防止策が現在講じられています。通常業務ではOASDAが特殊雇用枠としてキリシマ高原天体観測所とステラフロンティアを用意しており、非常勤ではありますが、彼女たちは併設の常設展示棟での案内係員やフロンティア内のインフォメーション係員として働く事が可能となっています。
-名誉職員-
名誉職員の肩書は、プロジェクトにおいて多大な功績を残した人物や、過去に宇宙発展に貢献したアニマルガールに付与されるものです。現時点で名誉職員となっているアニマルガールはライカだけであり、彼女は20██年11月3日に過去の功績が認められ、この肩書が贈られました。
【研究名誉職員】
→27名(名前は省略)
【アニマルガール名誉職員】
→ロシアンライカ「ライカ/クドリャフカ」
●部門別ロゴ
〇開発部
●所属中の職員・アニマルガール
職員:
・ロシアンライカ「ライカ/クドリャフカ」
・
・
アニマルガール:
・ウロボロス
・ロシアンライカ「ライカ/クドリャフカ」
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中の人が多忙でDiscordに参加出来ないためここに書き込みませて頂きます。
総合遊園地「ステラフロンティア」はRP等で使いやすいように施設についての細かな記述はしていません。なので、新しいアトラクションなどの追記は自由です。(というかして頂けると助かります)
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