「私はバリトラ、リトって呼んでほしいな!」
「あれぇ、なんでバレたの!? しっかり隠れたつもりだったのに!」
動物名:バリトラ
愛称:リト
所属:未所属
管理権限:1
アニマルガール概要
彼女はネコ目ネコ科ヒョウ属トラの亜種"バリトラ"のアニマルガールです。名前からとって"リト"と名付けられました。
インドネシアの博物館から輸送されていた、バリトラの遺骸のサンプルの一部にサンドスターが接触した事で誕生したものと考えられていますが、当該サンプルの輸送中の紛失からアニマルガール化したリトの発見までには1年近い空白期間があり、この間のいつ頃にアニマルガール化したのかは不明です。輸送中に起こった別のサンプルのアニマルガール化の際に当該アニマルガールにサンプルが持ち去られ、後にアニマルガール化していたことが判明しました。詳細は交友関係を参照してください。
- 性格
子供っぽさのある言動と性格で、悪戯好きですがドジっ子な一面もあります。
職員や来園者、他のアニマルガールを見かけると、こっそり近づいて背後から驚かそうとします。しかし堪えきれずくすくす笑っている声が漏れたり、尻尾や耳がうまく隠せていなかったりと、驚かす前に見つかってしまう事も多くあります。
また初対面の相手を中心に自分から驚かしに行く一方で、驚かされる事は大の苦手であり、他のアニマルガールから「仕返し」された際に叫んで逃げ出してしまったり攻撃しかけた事があります。これは元のバリトラが遭遇記録自体が非常に少なく、それだけ警戒心が高かった、という可能性を示すものと考えられています。こちら側から声をかける際などは注意してください。同様に「ドジっ子」な一面も、元のバリトラが罠によってよく捕らえられており、罠にかかりやすいという"認識"が反映されてしまったものと考えられています。
なお、一度悪戯をしようとして接触した相手とは大抵そのまま打ち解けることが多く、一緒に遊ぼうとしたり、暑い時期ならば水浴びに誘ったりする事もあるようです。
普段はリウキウエリアの密林で過ごしており、水浴びや木登りをしたりと気ままに生活しているようです。特に水浴びが好きで、夏になると2~3時間は平気で水に浸かっている事もあります。水浴びをしながら魚を取る事もあるようで、自分で食べる他、仲のいい相手には取った魚をプレゼントする事もあります。
この時、リトは「服」の認識があるにもかかわらず、服を着たまま入りますが、これは服=トラの毛皮を脱いでしまうと自身がトラであると認識されなくなり、水棲の大型動物に襲われる可能性があると考えているためではないかと推測されており、アニマルガールが誕生当初「服」の概念を認識しない潜在的な理由の一つとも考えられています。
リウキウエリアの密林から外に出ることはあまり多くありません。しかし密林の外の世界への興味自体はあるらしく、仲良くなったアニマルガールに誘われてリウキウエリアから出た事があるようです。
- 外見
赤いチェック柄のスカート、赤茶色の虎柄のタイツを着用しており、上着は前側の腹の部分だけが純白色で、それ以外は赤茶色の虎柄に見えるように着ています。髪も赤茶色で毛先の各部や前髪に黒い縞模様があり、元動物の特徴である耳と尻尾が頭部と腰部に存在します。
- 身体能力
ネコ科大型動物、それも密林に生息するトラが元であるため、体の柔軟性に秀でており、木登りや泳ぎも得意で、人間に比べ格段に速く走ることができます。しかし、長時間走る速度を維持できません。
けものプラズムによって手にトラの爪を生成でき、木登りにも戦闘に使用します。
また密林での狩りの能力の一つとして、気配を消す事にも長けているようです。しかし気配を消しても前述の「ドジっ子」な一面を発揮してしまい結局見つかっている事も多々あります。
- 野生解放能力
「モンスーンハンター・スニーク」と名付けられています。
姿を直接視認されない限り一切の気配が消えます。この効果は非常に高く、実験の際には気配の察知に長けているアニマルガールですら真後ろに立たれても気づけなかった程の性能を誇ります。
しかし一度でも認識として発見されてしまうと、その野生解放の間は対象に野生解放が通用しなくなります。また、連続して発動させることは不可能であり、最低でも数時間のインターバルが必要です。
- 交友関係
バリトラと近縁種であるトラの亜種"ジャワトラ"のアニマルガールです。
インタビューの結果、リトのアニマルガール化には彼女が関わっており、リトの元となったバリトラのサンプルは彼女がアニマルガール化した際に持ち出していたものであった事がわかっています。しかしリトのアニマルガール化自体は彼女も直接は目撃していないと語っています。※詳細はインタビュー記録参照
アニマルガール化後に出会った際、リトはリベを驚かそうとしたものの逆に驚かし返されてしまい、以来同じトラのアニマルガールであるためか「いつか必ず驚かす」と対抗心を燃やしており、リベが会いに来る度に驚かし合い、その後二人で仲良く密林を散策したりしているようです。
・鵺
平安物語などに登場する正体不明の妖怪"鵺"のアニマルガールです。
こちらは鵺が悪戯の準備をしていたところを驚かしにかかったのがきっかけで知り合い、現在は目標を決めて二人で悪戯を仕掛けるなど「悪友」とでも言えるような関係になっています。しかし成功率はあまり高いとは言えないようです。
アメリカ合衆国に生息するヘビ"コモンキングヘビ"のアニマルガールです。
初対面で驚かそうとしたものの早々に察知され、逆に彼女に恐怖する羽目になってしまいました。それ以降も何度か不意打ちで驚かそうと試みているものの、「ピット器官」の存在を知らないために毎回失敗しています。
ラーミラ自身はそんなリトの事を微笑ましく思っているようです。
アマゾンの熱帯雨林に生息する鳥"ツメバケイ"のアニマルガールです。
ラーミラと二人で密林を歩いていた際にリトと出会い、彼女が返り討ちにされる一部始終を目撃しました。以来同じリウキウエリアに住んでいるためによく会うようになり、稀に二人でリウキウから外に出る事もあるようです。また、最近は野生解放をしなくても泳げるようにリトに泳ぎを教えてもらっています。
- インタビュー・音声記録
[再生開始] Q:お名前を教えてください! A:バリトラのリト! 覚えてくれた?
Q:はい、覚えましたよ。 さっきはリトさんにびっくりさせられましたけど、普段からこうやって A:ううん~! お友達にはあんまりしないよ! したくなったらするけどね!
Q:悪戯好きなんですね~。それ以外に何か好きな事は? A:水浴びだよ!ここも昔いたところも暑いから、水に入ると気持ちいいんだよ!
Q:...そういえば服が濡れていますが、もしかして、着たまま水浴びを? A:そうだよ! だって何か着てないといくら暑くてもずーっと浸かってると風邪ひいちゃうから!
Q:...逆に上がった後、風邪ひきませんか? A:そう? 私は引いたことないけどなぁ...
Q:したいのも山々なんですが、今濡れたら困る物を持ってるので...ごめんなさいね。 A:そっかぁ...なら、また今度しようね! [再生終了] |
メモ:服を着たまま水浴びするなら上がった後脱いだ方がいいんでしょうが、代わりに着るものがないでしょうし...う~ん...。
[再生開始] [前半は重要度の低い会話のため省略] ████: では、彼女のアニマルガール化の瞬間を見たんですか? リベ: 直接見たわけではありません...そうですね、経緯から話しましょうか。
リベ: 彼女は元々、牙から生まれたんです。 ████: 牙のサンプルを...それは何故? リベ: ...なんとなく、お守りっぽいなと思ったので。変な話ですが、本当にそれだけです。 リベ: それから結構時間が経って、私がリウキウに行った時でした。
████: ...それ以来、会いに行っているんですね。 リベ: さっきも言いましたが、どことなく私と似ている気がするんです。 [再生終了] |
補遺:彼女がバリトラの牙を「お守り」と感じたのは、インドネシアの伝統的な装飾品などに、トラの牙などが使われている事に起因していると推測されています。
[再生開始] リト:...そこにいるのはわかってるんだぞ!鵺! 鵺:ヒョッ!バレちゃったのならしょうがない...。 リト:正面から?ふん、この間は仕掛けに不意を突かれただけだよ! 鵺:ヒョーッヒョッヒョッヒョ......喜べ! 鵺様の必殺技だ!
[鵺はスキル「アンノウン・フィアー」を発動、身体が黒煙に包まれ目が赤く輝く]
リト:...うわっ...!? 鵺:ヒョーッヒョッヒョ! 食べちゃうぞ~!
[鵺が走り出す。しかし視界が悪いためか途中で石につまづいて転倒]
鵺:あだぁっ!?
[転倒の拍子に蹴り上げた木の枝が近くの木の梢に飛び込み、そこから蜂の巣が落下する]
リト:......あっ、え、ちょ...!? 鵺:いつつ...ヒョヒョ! 驚いt...!?
[落下した蜂の巣から大量のハチが現れ、羽音を立てながら二人に迫る]
リト:ハチだぁぁぁぁぁぁ!? 鵺:うわぁぁぁぁぁぁぁ!?
[ハチに追われた二人はそのまま画面外へ走り去る]
[再生終了] |
追記:この出来事がきっかけで二人は次第に仲良くなったようです。
ハチはスズメバチだったのでお世辞にも笑える状況ではなかったんですけどね...。
動物情報
動物名:バリトラ
学名:Panthera tigris balica
分布:インドネシア(バリ島)
IUCNによる保全状況:EX(絶滅)
動物概要
インドネシア、バリ島にのみ生息していたトラです。近縁種であるジャワトラ、スマトラトラと差異が見られることから別種とされました。トラの亜種の中では最小のものとされていました。
遭遇記録自体が非常に少なく、最古のものはハンガリーの男爵Oszkar Vojnichの写真付きの狩猟の記録ですが、場所は「東インド諸島」となっておりバリ島かどうかは定かではありません。
植民地時代にはすでに絶滅寸前であり、そこにヨーロッパの狩猟家が強力な狩猟用ライフルを持ってきたことが致命打となりました。1937年に西部バリでメスの成獣が射殺されたのを最後に確かな目撃例がなく、絶滅したものとされています。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧