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アクチャーズ小笠原 監査役員 幕原|「潜在的要観察職員選別プロトコル」(NeMCheP)疑似事例1|潜在的要観察職員選別プロトコル」(NeMCheP)疑似事例2
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20██年 サンドスター研究室 定例カンファレンスにて
線画:ZAKU氏 着色:Fu_sutu氏
名前: 幕原 徹
性別: 男性
取得管理権限: GENERAL-1(一般職員)/GUIDE-2(パークガイド)
所属: アクチャーズ・ホールディングス株式会社 小笠原支部 運営・経営監査役員
所在: セントラルブース西地区███-██
愛知県小牧市出生
千葉県木更津市出身
同市立小学校・中学校 単位取得による短縮課程卒業
同県立千葉中央高校 単位取得による短縮課程卒業
国立大学法人 調布科学大学 環境学際科 生物化学コース 卒業
国立大学法人 京浜副都心大学 先進環境研究院 博士
ジャパリ・インコーポレーテッド 研究開発局 動物生態研究員
同社 サンドスター研究室 研究員
同社 倫理保安局 教育部
人物概要: 幕原 徹は2058年4月1日に倫理保安局、研究開発局を始めとする主要各局職員に対して、自身の考案した「潜在的要観察職員選別プロトコル」(NeMCheP)を実施した結果、職員がみんな粛清された多くの潜在的倫理規定違反者を発見した功績により、現在の所属へと異動となりました。なおまだまだ戦いは終わっていないぜ!!
職務概要:
Ⅰ.小笠原アクチャーズランド運営に関連する業務
- 運営決定に対する意見の集約、議論
- アクチャーズ・ホールディングスの活動に疑義を生まないために、適切な
言い訳運営方針を提案し、無視される新旧運営母体で大きな差が生じないように抑制する。 - 他の経営陣専属のパークガイドとして、学術的価値の高い解説・助言を行い、経営陣の
睡眠関心を深め、動物の生態、環境の保護などの理解を放棄しているところをなんとか促進する。 - 小笠原アクチャーズランドにおける倫理的な問題の調査を行う責任者
(つまり最後の砦だね!)
Ⅱ.教育的活動の企画・計画・実行に関する業務(変えるのめんどくさかった、職業病でしょ。)
- 環境保護・動物愛護に関する青少年の理解を深めるための企画の立案、具体的な設計。
- 特に、教育の現場に直接働きかけるような活動の追求。
- 理科学教育・とりわけ生物科学への関心を高めるための企画を運営する事。
Ⅲ.技術の管理に関する業務(やらせちゃダメ)
人事配置の狙い(利点):
研究開発局所属という経歴、入社前後においての熱心な学習により得た豊富な知識、中学校理科・英語教員免許を所持していた経験があることから、経営陣などへのごますり旅行などで専門的(関係ないけど)解説を適宜行えることが期待されています。
また、現在の人事配置に、本人がかなり得心している事も大きな利点です。事実、運営方針の策定に関わり、結果として予想を上回る衝突があったことから、「やりがいがあるし敵は目の前にしかいない」とよくわからないことを言っています。
課題:
役員であるにもかかわらず、部下に弱く、時に利益重視であることを戸惑う。挑発すると体が小刻みに震える。
サンドスター研究室に所属していた時点では、カンファレンスで100人前後の上級職員の前で雄弁に研究成果を発表していたことから、何らかの突発的な事情に対する対応力が欠けている可能性がある。
じゃあなんであんないたずらをしたのかしら。 ―「前任者」鷹峰 遥 経営・運営役員 |
人物像:
正義感に篤く、歯に衣着せぬ物言いで自分の意志を貫く一方、通常の業務では黙々と業務をこなし、残業時間がとても少なく、業務効率が良い、生真面目な人と評価されています。
更には、同僚の業務を手伝う事があったりするため、仕事上の相談をよく持ち掛けられます。その反面で悩みなどを一人で抱え込んでしまう事が多々あります。
氏のデスクのコンピュータが不調であることを本人が隠し、私物のノートパソコンを使って20日以上業務をしていたこともありました。
実際、その生真面目さと正義感、問題を抱え込んでしまう性格が本人の判断能力を超えてしまったために、UNEPPC勢力の接近を止めることも、関知する事も出来ずに、氏は命の危険に晒された結果、余儀なくしてサンドスターに関する情報が流出してしまいました。
現在の職場でも、また過去の職場においても、勤務態度や性格などに対する評価は高く、一部の研究員は氏の処罰を惜しんでいました。
一方、交友関係は他と比べて活発ではなく、休日は島内の散策に終始する場合や、個人創作などに注力することが多いです。
その他情報:
彼はパズルを作ることを趣味の一つとしています。時折、友人に向けてそのパズルを送り、反応を楽しんでいる事があります。
監察部が、このパズルの内容などを精査しましたが、特に大きな問題点はなく、「誰か助けて!」を目的に行っているものではないと結論付けられています。
総合勤務評価:
D (うざい。何とかして失脚させたい)
あ、お前交通課に出向な。 ―幕原 |
これより先の情報及び過去の職員情報へのアクセスには管理権限:3を要します。
4月1日より一定の期間が経過し、本人もその経緯の開示を望んでいることから、
近日中に興ざめとして制限されていた記事の内容の閲覧制限が解除されます。
但し、赤いリンクには職員の一部に衝撃を与える所謂負の遺産相当の内容の記述があるため、接続の際はお覚悟を。
ようこそ。目的の資料を選択してください。
・インシデント-SX-003-「サンドスター化合物持ち出しインシデント」報告書・調書
・教育部 教育企画課職員 "幕原"(高機密版)
・関連市民団体「緑黄色ネットワーク」
・███████████ -██ █-
福島県南会津郡下郷町大字弥五島字下タ林5331-3 <4>
千葉県船橋市高根台1丁目6番1号 <7>
東京都西東京市████町四丁目1-1 <3>
長野県飯田市川路██████4744 <4>
福岡県久留米市西町448-2 <5>
愛知県名古屋市中村区████通八丁目16 <2>
兵庫県姫路市飾磨区████出口22-6 <1>
滋賀県大津市坂本二丁目10番66号 <5>
静岡県掛川市████348-3 <2>
千葉県浦安市舞浜26-5地先 <3>
新潟県上越市浦川原区虫川2033-2 <7>
覚悟をもって、実行してくれ。
アクチャーズ小笠原 監査役員 幕原|潜在的要観察職員選別プロトコル」(NeMCheP)疑似事例1|潜在的要観察職員選別プロトコル」(NeMCheP)疑似事例2
事例1.アニマルガールと職員の音声ログ
概要: アニマルガール(イエコウモリ)と職員(幕原 徹)の会話の音声ログを聴取させる。
被験者: 倫理保安局 本部役員(副局長待遇)
方法: ログを匿名で「お役に立ててください」という文言とともに社内メールで送信。
被験者の反応 ON/OFF
映像ログ/試験時音声ログ
イエコウモリ:
起きて……起きて―?何で寝てるんですかー?
[部屋の奥から声がする]
幕原:
っだーー!うっせ!
[激しいノイズ (布が擦れるような音)]
[体を起こす]
イエコウモリ:
むーー!!……んもー……今日は何の日なのか分かってるんですか?
[近づいてくる]
幕原:
………ハッ?!
おいおいでも今夜中の11…
イエコウモリ:
だからこそ……でしょ?
役員:
チッ……なんだこれ。
[激しいノイズ]
[引っ張られる]
幕原:
おいおい待て待て引っ張るなってどこ行くんだ……
[無音]
[省略]
注:20秒の沈黙を確認して、被験者は大きな音声が入るころまでスキップしました。
[無音]
イエコウモリ:
今日は外食でしょ?夜食を外で食べるっていうの試してみたいなって!
注:試験時には被験者が気づかずにスキップされていたようです
イエコウモリ:
ここなら……誰もいないよね……
[パークセントラル近郊のラーメン店の背景]
[先客はいない]
幕原:
よせって……今回はマジでダメなんだって……
[指で輪を作りながら]
イエコウモリ:
だーめ……
[かすれるような声で]
[耳元に寄っていく]
約束でしょ……
[停止]
役員:
……は?マジで?
幕原:
駄目だって……ほんとに……勘弁してよ……
[うなだれる]
イエコウモリ:
あれあれ……押しに負けてきたかな……もう少しもう少し…
幕原:
いや、この際はっきりしよう。
君の要求はいつもおかしいんだよ!
何で満月の夜限定でこんな無茶な事を言うんだ……
研究員じゃないからって全部を失ったわけじゃないんだよ、寧ろお前を守るためにはまだまだここに居なきゃいけないんだよ!
役員:
堕ちろ!堕ちろ!解雇!解雇!手柄は俺の物だぁ…!!!
イエコウモリ:
今まで何とかやってきたんでしょー?
……お願い。今日は本当に必要なことなの。
幕原:
誰の差し金だよ……っっ!
こんなこと…出来るわけっっ!
撫でるなぁ!
イエコウモリ:
落ち着いて………
うすうす感じてるでしょ?
心の底から湧き上がる、不思議な感覚……。
幕原:
うっ……ううううぅ……
[「このときは服にマイクを仕込んだので、ノイズが激しいです」というキャプションを表示する]
[ノイズ]
[イエコウモリが近づいていく]
幕原:
やめ……はなれ………
[後ろに下がっていく]
イエコウモリ:
どこかな……?
[服のポケットを触る]
幕原:
さわん……なぁ………
イエコウモリ:
じゃあ正直に出してよ。それ。
[鞄の小さいスリットから覗く財布を見る]
幕原:
誰がお前なんかに……!!
イエコウモリ:
じゃあもっとこしょこしょしてあ…げ……る……
幕原:
あああああああああああ!!!!!
もうどうにでもなりやがれ!!!!
[ノイズ]
[停止]
役員:
よし……私用のものにコピーすれば使えるぞ……
これで……一石二鳥だ……!!
幕原:
こ、これでいいか……
[財布を取り出す]
イエコウモリ:
ふふ……正直な子。
……たくさん入ってそうね……
[財布を受け取り、持ち上げる]
幕原:
く……ぐぐううぅぅ……
[心底嫌そうな顔をして俯く]
イエコウモリ:
握られたら抵抗できないでしょ……?
幕原:
ああああああああ………
イエコウモリ:
ふふ……切なそう……
[停止]
役員:
っは……っはーっ………
これは……不味い。
す、すぐに報告しなければ……
[息の乱れが激しい]
幕原:
くそぅ……給料がぁ……今月マジで厳しいんだって……
役員:
……は?
イエコウモリ:
はいはい我慢我慢。私だってラーメン食べたいの!!
役員:
[罵声]
結果:
運営事務局に資料は提出されなかった。
自動記録された行動ログによって役員の[検閲対象]が判明、処分された。
おねだりに負けて財布を出してしまったことがそんなに…… ー幕原 |
アクチャーズ小笠原 監査役員 幕原|潜在的要観察職員選別プロトコル」(NeMCheP)疑似事例1|潜在的要観察職員選別プロトコル疑似事例2
事例2.来園者と職員の音声ログ
概要: 来園者(伊丹 甲児)と職員(服部 文)との会話の音声ログを聴取させる。
被験者: 倫理保安局 本部役員
方法: ログを匿名で「つまらぬ物ですがお役に立ててください」という文言とともに社内メールで送信。
被験者の反応 ON/OFF
映像ログの再現/試験時音声ログ
服部:
おじゃまします、伊丹殿。
[扉が開かれる音]
[部屋の中に服部が入室してくる]
伊丹:
お!お久しぶりっす! いやはや急にどうしたんすかー、俺と直に会いたいって!
[ベッドから体を起こす]
服部:
ふふ、折角ですし…久しぶりに貴方と話をしようかと。[伊丹の隣に座り込む]
伊丹:
そうなんすか、へへ。なんだか久しぶりっすね、こうして顔を付き合わせるの。
服部:
ええ、何年ぶりでしょうか。
役員:
んん…??この声はPROTECの…?
[ノイズ]
[物音がする]
伊丹:へへ、今日はい〜もん持ってきたんすよ…
服部:
そうですか。一体どんなものでしょうね…
[省略]
注:10秒の沈黙を確認して、被験者は大きな音声が入るころまでスキップしました。
[無音]
伊丹:
へへ、フライヤーっすよフライヤー!これがあれば揚げ物が作れちゃうんすよ!こっそり持ってきちゃいまいました!
服部:
またなんとも大きな機械を…持ち帰りとかどうするつもりなんですか?もう。
注:試験時には被験者が気づかずにスキップされていたようです
[ホテルの一室、机にフライヤーとフライドポテトの入った袋と食器が載っている]
[周りには漫画本、アニメのDVDが置かれている]
服部:
ふふ…なんだか楽しみで仕方ありません…
伊丹:
まだダメっすよ服部さん。…正直いきなりのことなんで準備不足ですよ?[手をひらひらと振る]
服部:
ふふ…でも、待ちきれないのです………貴方と一夜を過ごしたい…これに嘘偽りなんてありませんから…。
[ささやくような声で]
[停止]
役員:……ぇ、嘘やろ。
まってまってどういう関係!?
伊丹:
っはー、徹夜しちゃいますか、徹夜行っちゃいますか??[けらけらと笑う]
服部:
本気にしてませんね…?…まあ良いでしょう、上等です。
服部:
私の本気で…貴方を受け止めて差し上げますよ、伊丹殿。
役員:
えまってうそやろ………まぁさかPROTECの職員がねえ…?
伊丹:
はは、こわいこわい。…んじゃ、ちゃっちゃと始めちゃいますか?
伊丹:
先に済ませた方がよりながーく、後の祭りを楽しめると思いますよ。
[漫画本をもって主張する]
服部:
はい…。
ふふ……気分が心地よくなっていくのを感じます……。
なるだけ早く…お願いしますね。
伊丹:はいはいよっと。
[「このときは服にマイクを仕込んだので、ノイズが激しいです」というキャプションを表示する]
[ノイズ]
[服部が上着を脱ぐ]
服部:
んっ……あつい……
伊丹殿は…?[吐息交じりに話しかける]
伊丹:
大丈夫っすよ、てかこれから服部さんの体ん中も熱くなるのに大丈夫っすか?
[ハサミでフライドポテトの袋を開ける]
服部:
ん…大丈夫、ですよ。
お気遣い…感謝します。
伊丹:
んじゃ、いれますよ。[フライヤーのコードをコンセントに持っていく]
服部:
ぁ…早く…待ちきれないんです…っ
伊丹殿…
伊丹:
はいはい今から入ります…よっと!
[コードを差し込む]
服部:んっ…あ"っ…!!?
[ノイズ]
[停止]
役員:ふへっ……服部さん、そんな声をあげるなんてなぁ……………コピーしちゃったよ、どうしてくれんの。
伊丹:
だ、大丈夫っすか?服部さん。[服部に寄り添う]
服部:
っ……いえ……気にしないでください。[脛を抑えながら、伊丹へ目配せをする]
伊丹:
そっすか。…じゃあ、もうちょい我慢してくださいな…。
伊丹:
慌てる乞食は貰いが少ない、といいますからねえ。
服部:
う…申し訳ありません…。
服部:
ちゃんと……んっ……ぁ……ちゃんと、待ちますから。
[水を飲む]
伊丹:
へっ、今夜は寝かしませんからね…あんたが悪いんすから。覚悟してくださいよ。
[停止]
役員:っっ…んほっ………んぐん、これは……
…すぐに報告しなくちゃなぁ……
へへ……嫌らしい職員さんよぉ………[息の乱れが激しくなる]
伊丹:
っし、ちょーど良い頃合いっすね!
伊丹:
じゃ、ぱぱーっとイモ入れちゃいますか!
[油の中にフライドポテトが投入される]
[ぱちぱちと音を立てる]
役員:
………は?
服部:
わぁ…早く召し上がりたいですね。ふふ♪
役員:
くそっ!紛らわしいことを……! この[罵倒]が!!
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