ボルシャック・スーパーヒーロー

ページ名:ボルシャック_スーパーヒーロー

登録日:2023/01/23 Mon 19:27:15
更新日:2024/07/05 Fri 10:28:00NEW!
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ニューヒーローの怒りに触れた時、西の彼方で一つの星が壊滅した。



すべての力をマスターするには、痛みが伴うものなのだ。

*1



ボルシャック・スーパーヒーロー》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMR-02「エピソード1 ダークサイド」に収録された火文明アーマード・ドラゴン/ハンターである。



解説

ボルシャック・スーパーヒーロー R 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 6000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

ボルシャックらしくコスト6でパワー6000のW・ブレイカー。
しかし倒れた仲間の数だけパワーアップする効果は存在せず、代わりにcipで強烈な全体火力を発揮する。


まずサイキックではないパワー3000以下のクリーチャーを全て破壊し、次にパワー5000以下のサイキック・クリーチャーを対象に同じく全破壊する。
全体に3000火力を放てる効果は今も昔も強力であり、大量に展開された小型クリーチャーを一掃できる可能性を秘めている。
そうでなくても《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》や《異端流し オニカマス》に《若き大長老 アプル》といった、低コストの厄介なメタクリーチャーを召喚と同時に除去してくれるのはなかなか心強い。
サイキックへの5000火力についても、革命チェンジに利用される前の《勝利のガイアール・カイザー》といったクリーチャーを処理できるため、オマケ感は強いがいざという時には役立つ効果である。


欠点は全体に適用される効果であるため、相手のみならず自分のクリーチャー達も巻き添えにしてしまう点。
召喚する前に場を整えておいた方が良いだろう。


強い事は強いカードなのだが、インフレに次ぐインフレでカードパワーに低さが拭えなくなっていた。
しかし新たな力を携え、スーパーヒーローは環境の表舞台へと帰ってくる事になる。



ツインパクト化


決闘の中、拳を交えたもの同士だけがわかりあえる瞬間。

人はそれを超英雄タイムと呼ぶ!!



ボルシャック・スーパーヒーロー P 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 6000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
超英雄タイム P 火文明 (2)
呪文
バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

新たに呪文の力を搭載したスーパーヒーロー。
効果テキスト自体は短めでかなりシンプルなものだったため、ツインパクト化するにあたって白羽の矢が立ったのだろう。


呪文面の《超英雄タイム》はコスト3以下を対象にしたカード指定除去
「たったの3?」と侮るなかれ。
D2フィールドである悪名高い希望のジョー星》や独自のカードタイプを持つ【青魔導具】の中核カード《卍 新世壊 卍》、軽量級の各種タマシードにクリーチャー化の条件を満たす前の《邪龍 ジャブラッド》等々、意外な程に幅広く対応してくれる。
コスト踏み倒しを始めとした様々なメタカードに対して機能するため、序盤の展開に大きく貢献する呪文である。


そしてクリーチャー面の《ボルシャック・スーパーヒーロー》も、アンタッチャブル持ちで呪文には破壊できない《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》等が一掃可能である他、小型クリーチャーの大量展開に対しても1体ずつではなく一気に破壊する事ができる。
更には「ボルシャック」カテゴリに属しているので、《決闘者・チャージャー》からサーチしたり《ボルシャック・決闘・ドラゴン》でマナゾーンから場に出たりとサポートも豊富。


更に呪文面で唱えれば最速2ターン目に無理なくこのカードを墓地における為、アグロ系のデッキ相手に各種蘇生効果持ちトリガーを早踏みされて無駄になるリスクが下がり、相手にプレッシャーをかけられる点も見逃せない。


総じて、クリーチャー面と呪文面で互いの欠点を補い合う理想的なツインパクトとして成立している。



デュエル・マスターズ プレイス

ボルシャック・スーパーヒーロー VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 6000
バトルゾーンに出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー6000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

大まかな効果は据え置きだが、サイキック・クリーチャーの破壊範囲がパワー6000以下にまで上昇した事でより多くのクリーチャーを除去できるようになった。
たったの1000ではあるが5000と6000の差はかなり大きく、2打点持ちの強力なサイキック・クリーチャーを破壊可能になったのは大きい。



背景ストーリー?

エピソード1の時期に登場した新たなボルシャックだが、その出自は謎に包まれている。
ハンターとはエイリアンに傷を付けられながらも新たな武器を得て生還した者を指す種族であり、スーパーヒーローもそうして手傷を負わされつつも適合した超獣の一体と推測される。


それまでのボルシャックと異なり、初代ボルシャックの特徴が強く残った見た目をしている事から《ボルシャック・ドラゴン》のハンター化した存在…
と思いきや、前シリーズの覚醒編ではその初代ボルシャック本人が超次元の力を手にしたという設定の《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》も登場しており、関連性がよく分からない事になっている。
メビウスが超次元の力を捨ててハンター化したのか、それとも別のボルシャックがハンターとなってスーパーヒーローを名乗っているのだろうか…?



余談

  • フレーバーテキストで触れている「西の彼方」とは、恐らく最初期に「東のボルシャック」と対になる存在として登場した某ドラゴンを意識したものと思われる。
    何気にボルシャック側からあちらについて触れるのはかなり珍しい…と言うかスーパーヒーローが唯一の例である。

  • 地味にイラスト違いでの収録に恵まれているクリーチャーでもある。
    「デニーズ スペシャルパック」では左手にハンバーグを乗せた姿、「あつめろ!! 6パック Vol.2」では手の先が砲台のような形状になった姿、デュエルロード優勝賞の景品としては赤黒いオーラを纏ったダークな雰囲気の色違いの姿でそれぞれ描かれている。
    また、ツインパクト版にも「1BOX サンキューパック」収録の色鮮やかな赤に染まったバージョンや、ゴッド・オブ・アビス第1弾で銀トレジャーとして登場した書き下ろしのカードも存在している。

  • ツインパクトの「超英雄タイム」というネーミングは、恐らく日曜午前にスーパー戦隊及び仮面ライダーが放送される時間帯の名称「スーパーヒーロータイム」を意識したものと思われる。
    デュエマのアニメもチャンネルこそ違うが『VSR』より近い時間帯で放送するようになっており、20周年を記念した王来篇及び王来MAXの際には、スタッフが視聴していた事もあって平成ライダー20周年作品の要素が取り入れられたりしている。



追記・修正は《超編集タイム》を超動してからお願いします。


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*1 画像出典:pixiv イラストレーター村上ヒサシ氏 『ボルシャック・スーパーヒーロー』2011年11月26日投稿 https://www.pixiv.net/artworks/23295271 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

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