デザイアグランプリ

ページ名:デザイアグランプリ

登録日:2022/11/07 Mon 14:21:50
更新日:2024/02/26 Mon 22:52:42NEW!
所要時間:約 9 分で読めます



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DGP


DESIRE GRAND↓PRIX!




デザイアグランプリとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』における生き残りゲームである。


運営ナレーション:塩野潤二




【概要】

この作品のメインテーマと言うべきバトルロイヤル形式のゲームで、略称は「デザグラ」
プレイヤーは運営から受け取ったデザイアドライバーとIDコア、そしてレイズバックル仮面ライダーに変身し、
人々を守りながらジャマトと戦って様々なミッションに挑んでいき、世界を思うがままに創り変えられる存在「デザ神」を目指すのが主な流れ。
ジャマトを倒すか人々を救う、またはミッションをクリアする事でスコアが加算され、最終的なスコアが最も多い者が優勝者となる。


デザ神になればその人物が思い描くものに世界が書き換えられ、同時に戦いやミッションで生じた物的・人的被害は全て修復される。
加えて人々の記憶からデザイアグランプリに関わるものも抹消され、何もかもがなかった事になる。
もちろん、その中でも優勝したプレイヤーには修復前の過去の世界の記憶が引き継がれる。
また、新たなゲームにプレイヤーとして選ばれてIDコアに触れた人物も、その瞬間に失われた全ての記憶が復活する。


……と、このようにこの手のバトルゲームものには珍しく無関係な人々への配慮がなされていると言えるが、対象がプレイヤー自身なら話は別。
もしゲームの最中に致死のダメージを負ってしまった場合、その人物は消滅してしまう上に世界が書き換えられても復活する事はない。
優勝者の願いとあればデザ神の権限で蘇らせる事も可能らしいが、その全貌は一切分かっていない。
一応、プレイヤーにも良心的な配慮やシステムがないわけではなく、急病や重傷でゲームに参加し続けるのが困難な状態となった場合、運営側の判断で強制的に脱落(要するにドクターストップ)となる場合もある。


なお、脱落で元の生活に戻った場合はデザイアカードに書いた理想を願う心を失う事が謀略編で判明。
特に「世界平和」という普段からの行動理念に関わる願いを失った桜井景和を見ればその影響は顕著で、
募金の呼びかけを無視してスクラッチくじに興じたり、姉である沙羅のおごりで好物だったはずのたぬき蕎麦ではなく寿司を食べようとするなど、邂逅編のグランプリ終了に伴って明らかな人格の変化が生じてしまっていた。
ただ幸か不幸か、IDコアに触れて記憶を取り戻す前から腰を痛めた丹波一徹を労ったりしていた景和の様子から、人の本質そのものを失うわけではない模様。


他にもこの手のバトルロイヤルものでは珍しく、プレイヤー同士の戦闘は基本的に減点対象となり、推奨されていない。
特にスタート地点であるデザイア神殿は休憩所と同時に一種の中立地帯でもあり、そこでの戦闘は固く禁じられている。
このルールも相まって、仮面ライダーの腕っ節だけで優勝が決まるわけではなく、強力なレイズバックルをどう手に入れるか、相手をどう駆け引きに乗せるかといった心理戦や騙し合いも重要な要素となる。



【DGPルール】

エンドカード代わりに毎回明かされ、ナレーションによって読み上げられる。
何故か後半の内容が読まれない場合もあるが……


●ナレーションで解説されたルール

※赤字で示した部分がナレーションで読み上げられなかった箇所。

  • ドライバーとIDコアが届いたら、それは仮面ライダーへの片道切符。もう 後戻りはできない。(1話)

  • 最後まで勝ち残った者は、理想の世界を叶えられる。ただし 何事にも例外はある。(2話)

  • ゲーム中に命を落とした者は、この世界から退場となる。十分に ご注意ください。(3話)

  • ゲームから脱落した者は、仮面ライダー失格となる。(4話)

  • IDとレイズバックルには相性がある。その力を活かしきれるかどうかは使用者次第。(5話)

  • 仮面ライダー失格者はデザイアグランプリに関する記憶を消され、元の生活に戻される。(6話)


  • 負傷や病など緊急の理由によって参戦不可能となった場合、脱落となる。(8話)

  • デザ神が願いを叶えると世界が作り変えられ、人々の記憶はリセットされる。こうして、世界は守られた。(9話)

  • 参加者を決める権限は、ゲームマスターにある。(10話)

  • ゲームから脱落した者は、デザイアカードに記載した理想を願う心を失う。(11話)

  • ゲームマスターの許可があれば、エントリー権の譲渡が可能である。(12話)

  • IDコアは本人専用だが、デザイアドライバーは誰でも使用可能である。紛失しないようにご注意を。(13話)

  • ゲームマスターは、ゲームの勝敗を操作してはならない。(14話)

  • ゲームマスターの承認がなければ、ゲームクリアにはならない。(15話)

●上記以外に本編で言及されたルール

  • 第三者へのデザイアグランプリの情報公開は禁止されており、違反者は即脱落となる。
    ただし、個人で鑑賞する分には動画の撮影は許可されている他、ジャマーエリア内で仮面ライダーに変身する姿を第三者に見られた場合もペナルティを受けていない。

  • デザイア神殿での戦闘は禁止。違反者は即脱落となる。

  • ゲームの活動時間に応じて配布される専用通貨「デザイアマネー」を利用した衣裳変更などのオプションが存在する*1
    ただし、レイズバックルといった戦闘アイテムの入手を目的とした課金は不可能。


【ミッション】

通常のミッションに加えて、プレイヤーには意図的に隠されている「シークレットミッション」が存在する。
事前情報が無いためクリアは容易ではないが、クリアすればブーストバックルやニンジャバックルなどの強力なレイズバックルが手に入る。


●黎明編

○町の防衛

登場ジャマト:和装ジャマト、スラグフォートレスジャマト


詳細は不明だが、ジャマーエリアに覆われた町をジャマトから防衛するミッションと思われる。
なお、スラグフォートレスジャマトは撃破対象とはみなされていなかったが、マグナムブーストフォームに変身した仮面ライダーギーツに倒された。

仮面ライダーシロー、スラグフォートレスジャマトの攻撃によりIDコア破損、退場。
仮面ライダーギーツ、スラグフォートレスジャマト討伐による防衛成功でデザ神となる。
これに伴い、仮面ライダーバッファは脱落。
叶えられた願いは「俺がスターになっている世界」。



●邂逅編

○宝探しゲーム

登場ジャマト:盗賊ジャマト、頭領ジャマト


生身で盗賊ジャマトと戦い、ドロップしたレイズバックルを入手するミッション。
しかし、ミッション中に頭領ジャマトが出現したため、急遽内容を「ジャマト殲滅」に変更。
その時点でレイズバックル未取得のプレイヤーが強制的に脱落となった。

仮面ライダーギーツ、ウォーターバックル&シールドバックル入手。頭領ジャマト撃破。
仮面ライダータイクーン、ブーストバックル入手。ただし、ギーツに譲渡。
仮面ライダーナーゴ、ハンマーバックル入手。
仮面ライダーバッファ、ゾンビバックル入手。
仮面ライダーギンペン、アローバックル入手。ルークジャマトの攻撃によるIDコア破損で退場。アローバックルはタイクーンが継承。
仮面ライダーメリー、シールドバックル入手。
仮面ライダーダパーン、マグナムバックル入手。
その他仮面ライダー、脱落or退場。


○ゾンビサバイバルゲーム

登場ジャマト:ゾンビジャマト
シークレットミッション:最初に一般人を3人救出する。報酬はブーストバックル


第3ウェーブまでゾンビジャマトを絶滅させつつ、スコアを競うミッション。
ゾンビジャマト及びゾンビ化したプレイヤーに噛まれた場合は時間が経つにつれてゾンビ化が進行するが、ミッションが終了するとリセットされる。
終了時、スコア最下位だった者がリタイアとなる。

仮面ライダーダパーン、仮面ライダーナーゴ、仮面ライダーメリーが感染するが、ゲーム終了に伴い完治。
仮面ライダーダパーン、脱落。


○神経衰弱ゲーム

登場ジャマト:トランプジャマト


2人でデュオを組んでトランプジャマトを撃破するミッション。デザイアマネーで一度だけデュオ交代チャンス券を購入出来る。
劇中では5人の時に行われたため、数合わせとして運営側から仮面ライダーパンクジャックが参戦した。
終了時、スコア最下位だったデュオがリタイアとなる。

  • 第一組分

仮面ライダーギーツ、仮面ライダーナーゴ
仮面ライダータイクーン、仮面ライダーバッファ
仮面ライダーメリー、仮面ライダーパンクジャック


仮面ライダーメリーによりデュオ変更。

  • 第二組分

仮面ライダーギーツ、仮面ライダーナーゴ
仮面ライダーバッファ、仮面ライダーメリー
仮面ライダータイクーン、仮面ライダーパンクジャック


仮面ライダーバッファによりデュオ変更。

  • 第三組分

仮面ライダーギーツ、仮面ライダーナーゴ
仮面ライダータイクーン、仮面ライダーバッファ
仮面ライダーメリー、仮面ライダーパンクジャック


仮面ライダーメリー、脱落。
仮面ライダーパンクジャック、任務終了に伴い帰投。


○缶蹴りゲーム

登場ジャマト:サボテンナイトジャマト
シークレットミッション:
ジャマトに見つからないように1体仕留める。報酬はブーストバックル。
ラスボスから他の出場者を助ける。報酬はニンジャバックル。
最初に缶を発見する。報酬はブーストバックル。


ラスボスのサボテンナイトジャマトのエネルギーである、缶を蹴り飛ばすゲーム。
本来なら缶をジャマーエリア外に蹴り飛ばした時点でクリア。
……だったのだが、サボテンナイトジャマトが缶を飲み込む想定外の行動に出たため、クリア条件が「缶の破壊」に変更された。
運営はこの事態に対して、「卵を孵化させて攻略のキーアイテムを入手せよ」という救済措置とも取れる緊急ミッションを追加している。

仮面ライダータイクーン、負傷により脱落。
仮面ライダーギーツ、モンスターバックル入手。缶破壊・ラスボスジャマトを撃破し、デザ神となる。
これに伴い、仮面ライダーナーゴ、仮面ライダーバッファは脱落。
叶えられた願いは「俺がデザイアグランプリの運営と家族になっている世界」。


●謀略編

何故かリザルト、得点及びランキングが発表されていない……というよりは順位を決める事が出来ず、なおかつゲームのルールは理論上は全仮面ライダーが脱落せずクリア可能(もしくは突破口を開こうとした)ものばかりとなっている。

今回のグランプリそのものがゲームマスター・ギロリによるギーツ排除*2を目的としたヤラセである事が判明する。


○海賊ゲーム

登場ジャマト:海賊ジャマト


2人または3人のチームに分かれて海賊ジャマトから旗を守るゲーム。
旗を奪われると海賊ジャマトが凶暴化してしまうため、チームワークも重要となる。
ミッション終了時に生き残ったプレイヤーが次戦に進出出来る。

仮面ライダーギーツ、ブーストバックル入手。
仮面ライダーナーゴ、第二ウェーブから追加エントリー。ビートバックル入手。
仮面ライダーバッファ、ニンジャバックル入手。直後にケイロウのゾンビバックルと交換。第二ウェーブでケイロウからニンジャバックルを強奪。
仮面ライダーパンクジャック、モンスターバックル入手。
仮面ライダーケイロウ、ゾンビバックル入手。直後にバッファのニンジャバックルと交換。
仮面ライダーレター、プロペラバックル入手。海賊ジャマトの攻撃によるIDコア破損で退場。プロペラバックルはケイロウが継承。
その他仮面ライダー、脱落or退場。


○迷宮脱出ゲーム

登場ジャマト:メイドジャマト、執事ジャマト、ジャマトライダー


一般人とペアを組んでジャマトの迷宮から脱出するゲーム。一般人を守り切れなかったプレイヤーは脱落となる。
出口の扉にはジャマト語で合言葉が書かれており、攻略にはジャマト語の解読が不可欠である……が、合言葉はジャマト語で言わなければならない。
他にもナビゲーターのツムリまでゲームに巻き込まれる、ジャマトライダーの出現などゲームマスターの想定外の出来事も多数発生。
特にジャマトライダーのスペックの高さと再発生の厄介さにより、難易度は段違いに高い。

仮面ライダータイクーン、ケイロウからエントリー権を譲渡され参戦。
マグナムバックル及びバッファが取り落としたニンジャバックルを入手。ただし、マグナムバックルはギーツに譲渡。
仮面ライダーケイロウ、エントリー権をタイクーンに譲渡。これに伴い、脱落。


○椅子取りゲーム

登場ジャマト:かくれんぼジャマト、ジャマトライダー


かくれんぼジャマトが擬態した、赤い帽子の少女に奪われたデザイアドライバーを取り返すゲーム。
奪われたドライバーはジャマトライダーへの変身に使用される。
かくれんぼジャマトが撃破された時点で、ドライバーを持っていないプレイヤーは脱落となる。

ゲームマスターが仮面ライダーグレアに変身してゲームに乱入。パンクジャックを洗脳する。
仮面ライダーギーツ、脱落。


○戦艦ゲーム

登場ジャマト:ラフレシアフォートレスジャマト、ルークジャマト、ジャマトライダー


1話における街の防衛と似たような内容で、ラスボスのラフレシアフォートレスジャマトが退散するまでに、スコアが最も高かったプレイヤーがデザ神となる。

仮面ライダーバッファ、ラフレシアフォートレスジャマトの攻撃によりIDコア破損、退場。
仮面ライダーギーツ、最初に叶えた「俺が死ぬまでデザイアグランプリに参加し続ける世界」が適用され、ゲーム復帰。
ラフレシアフォートレスジャマトを討伐するが、ゲームマスターの承認を得られず、デザ神決定戦は次のミッションに持ち越される。


○キツネ狩り

登場ジャマト:なし


デザイアグランプリの運営に近づいて探りを入れようとする英寿/ギーツを排除せんとするゲームマスターによって決行されたイレギュラーなゲーム。
事前に洗脳した運営サイドのライダー・GMライダーを送り込む事でギーツを追い込んでおり、彼を倒した者がデザ神となる。
紛れもなくルール違反となるはずのライダー同士の戦闘であり、運営サイドであるツムリはゲームマスターを激しく非難。ギーツの援助に回ることとなった。

仮面ライダーパンクジャック、自爆により退場。
鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ、スポンサーの鞍馬光聖を通してゲームマスターの不正をゲームプロデューサーのニラムに告発。
ゲームマスター、不正発覚により権限を剥奪され、更迭。これに伴い、優勝者無しで終了。
残った仮面ライダーギーツ、仮面ライダータイクーン、仮面ライダーナーゴが次シーズン参加権獲得。


●番外:デザイアロワイヤル仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル

ギロリからヴィジョンドライバーを奪い、ゲームマスターの座に就いたコラスが「デザイアグランプリが存在しない世界」という願いを叶えて世界改変の末に仕組んだゲーム。


詳細は個別項目を参照。



【出場者】

個別項目があるキャラクターはそちらを参照。
本項目ではジャマトに襲われる等で命を落としたプレイヤーを「退場」、ゲーム結果やルールに則ってリタイアしたプレイヤーを「脱落」と表記する。
また、出場者の並び順はテレビ朝日公式サイト内の各項目に順ずる。


●黎明編(1話)


デザ神:浮世英寿
最終戦脱落:吾妻道長
最終戦退場:豪徳寺武


他にも、最終ミッションの時点で30人近くのライダーが脱落している。


●邂逅編(2~9話)


デザ神:浮世英寿
最終戦脱落:鞍馬祢音、吾妻道長
最終戦途中脱落:桜井景和
3回戦脱落:小金屋森魚
2回戦脱落:墨田奏斗
1回戦退場:平孝人


その他20人近くのモブキャラが参加していたが、「宝探しゲーム」でレイズバックルを集められないまま、頭領ジャマトの出現と共に脱落or退場。


  • 獅子井玲愛/仮面ライダーシバキマル

「動物の言葉が分かる世界」という非常に可愛らしい願いを抱いた女性。
変身するシバキマルは、名前からして柴犬モチーフと思われる。変身者は獅子なのに
その絶妙なネーミングや唯一無二のモチーフ等により密かな人気を博しており、「本編で見たかった」という声が少なくない。


  • 彼岸紗愛/仮面ライダーオタイタイ

「オタイタイ」というあんまりな仮面ライダー名が一部で話題になった女性。
モチーフ元は不明だが、IDコアにはネコ科らしき動物が描かれている事から「タイゴン*3」ではないかと思われる。


●謀略編(10話~16話)


ゲームマスターの不正発覚により、優勝者無しで終了
次シーズン参加権獲得:浮世英寿、桜井景和、鞍馬祢音
デザ神決定戦退場:晴家ウィン
最終戦退場:吾妻道長
3回戦脱落:浮世英寿(最終戦に復帰)
2回戦脱落:丹波一徹
1回戦退場:八木沼雪絵


●その他の出場者

  • 今井透/仮面ライダートゲッチ

現場作業員として働く道長の同僚で、「地元にランドマークを建設する」というを持っていた。
しかし、他のプレイヤーに襲撃されてゾンビバックルを奪われた挙句、複数体のジャマトに襲撃されて落命した。


  • インパラの仮面ライダー
  • ゾウの仮面ライダー

いずれも名称不明。2人がかりで透を襲い、レイズバックルを強奪すると不敵に笑いながら去って行った。
邂逅編には姿を見せていなかった事から、既に何らかの形で脱落している可能性が高い。


頭部はそれぞれ『仮面ライダーアマゾンズ』のゾウアマゾンと、『仮面ライダー龍騎』に登場したレイヨウモチーフの仮面ライダーインペラー流用


  • 賭山当子

2話の各出場者のデザイアカードが映るシーンにて情報だけ登場。
「当たる馬が光って見える目」というニチアサにおおよそ似つかわしくない願いと、そのあまりにも投げやりな名前からネット上の一部で話題となった。
後のライダー一覧が映るシーンでは存在していないあたり、スタッフのお遊び要素の一つなのだろうか?


  • 迷宮のライダー

迷宮脱出ゲームにて存在が示唆された仮面ライダー。
どうやら英寿参戦以前にも同じようなゲームが行われていたらしく、その際にジャマトの言葉の解読表を作成しており、これがライダー達の脱出に寄与することとなった。
その後の去就は不明だが、埃を被ったウォーターバックルも残されていた事や、解読表に血糊が付着していた事から、ジャマトに殺害されて退場したものと思われる。


祢音のSPを務める外国人2人組。
祢音に頼まれ、彼女の父である鞍馬光聖の部屋を捜索した際にIDコアを発見し、これに触れて記憶を取り戻した結果、かつてデザイアグランプリに参加していた事が発覚する。


  • 永山一徳/仮面ライダーグルービー

過去のデザイアグランプリに参加していた男性。理想の世界は不明。
演じた永徳氏はタイクーンのスーツアクターでもある。


  • 雨宮ヒロキ/仮面ライダーブッチー

スピンオフ『ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック』に登場。
かつてウィンとロックバンド「ウェザーハーツ」を組んでいた男性で、カオルという妊娠中の妻がいる。
音楽をどうしても諦めきれずデザイアグランプリで一発逆転を狙うが、恐怖のあまりジャマーエリアから逃走してしまう。
警備隊ライダーとジャマトのリンチに遭った末、棄権を選択して脱落した。
脱落後はライブハウスのスタッフとして働いているが、理想を願う心を失った事で音楽はきっぱり諦めている。


  • 浅利切人/仮面ライダーターボン

かつてギーツと同じデザイアグランプリに参加していた金髪の男。
既に何らかの形で退場していたが……


  • 沼袋一男/仮面ライダーブラーリ

残忍な性格の坊主頭の男。
11年前、とある犯罪を犯した後に参加したデザイアグランプリで退場している。



【余談】

  • これまでの仮面ライダーシリーズのバトルロワイヤル運営があまりにもアレだった事から、早くもこのゲームに不信感を抱く視聴者が続出している。
    ロゴマークも「DGP」の頭文字を何度も囲む有刺鉄線というかなり不穏なデザインをしており、それも視聴者の不安を煽る一因となっている。
    ただ、「負傷者は運営の権限でリタイアできる」「リタイアした者は場合によっては元の生活に戻れる」というルールの存在も8話で明らかになった事で、視聴者からも「デスゲームにしては良心的」という声も上がっているが、果たして……。



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WARNING!!


ここから先はデザイアグランプリの重要機密事項、及び『仮面ライダーギーツ』16話終盤以降のネタバレを含むため、注意されたし。










































【DGPの真実】

さて、世界を守るために開かれているとされるデザイアグランプリだが、その内容を見るとこうは思わないだろうか。



『あまりにもゲーム的過ぎる』と。



実際、敵が攻めてきているにしては不自然に段階が踏まれていたり、まるで本当のゲームのような頭を使った仕掛けなど、合理性に欠ける性質を孕んだものばかり。
加えて、現実世界にも多数いるスポンサー達。


そもそもの話、世界を救うのであればゲームの型式を取る必要などなく、そのまま迎え撃ってしまえばいいだけのはず。
そんな不自然さに英寿を始めとしたプレイヤー達が気付いた時、遂にその実態が明かされた。


デザイアグランプリは…ただの世界を救うゲームではありません。


えっ?


どういう事?


そもそも世界を救うのにゲームである必要はない。
つまり、デザイアグランプリの正体は───


そうです。世界を救うエンターテインメント……



ようこそ、リアリティーライダーショー『デザイアグランプリ』へ!



デザイアグランプリの実態はジャマトから世界を守る……という体裁の下に作られた『リアリティーライダーショー』だったのである。
つまり、世界が危機に瀕しているというのは真っ赤な嘘であり、ジャマト達もゲームを進めるための障害物兼スコアの的として、運営側が意図的に生み出した存在だった。


それをプレイヤー達が知った時、デザイア神殿には観戦用と思われる多数の目玉型カメラ「オーディエンスアイ」が出現。
その後ろでは、オーディエンス達が命がけで戦う仮面ライダー達を前に一喜一憂する姿が……。


しかし、その舞台裏ではアルキメデルの独断専行によりジャマトが加速度的に進化を遂げ、さらには消滅者の一人がジャマト農園に送られた後に息を吹き返すというイレギュラーな事態が発生。


果たしてデザイアグランプリは、『世界を救うエンターテインメント』であり続けられるのだろうか……?


その後、ジャマトグランプリとデザイアロワイヤルを経てグランドエンドが実行され、ツムリ、ベロバケケラ以外の運営とオーディエンスは未来に帰還し、創世の女神も崩壊した。
また、世界を創り替えた英寿の計らいでこれまでのデザイアグランプリ参加者全員の記憶が復活した。


しかし、運営の手を離れたジャマトはまだ現代に残っており、人間に寄生して破壊活動を始める。
さらにツムリを次なる創世の女神に作り替えるべく、デザイアグランプリ創始者・スエルの命令でサマスとジットが現代に出向。
この状況を危惧したギーツは、ジャマトを殲滅するためのデザイアグランプリを開催。
創世の女神亡き今、それは見返りも何もない世界平和の為の戦いである事を意味していた。



【DGPルール(16話以降)】

ナレーションで解説されたルール(16話以降)

  • デザイアグランプリはスポンサーとオーディエンスに愛される、リアリティーライダーショーである。(16話)

  • 参加者の中には デザスターがいる。もし最終戦まで正体がバレなければ、デザ神の座を横取りできる。(17話)

  • プレイヤー全員からデザスターだと疑われた者は ゲーム終了時、強制脱落する。(18話)

  • 見つからずに、最後の2人まで残ることができれば、デザスターの勝利となる。(19話)

  • デザスターは秘密の指令を実行しなければならない。(20話)

  • どの仮面ライダーを支持するかは、オーディエンスの自由である。(21話)

  • グランプリのあらゆるシステム管理は、ゲームマスターのドライバーのよって行われている。(22話)

  • デザイアグランプリは、遥か未来から訪れたオーディエンスが楽しむため、歴史上の様々な時代を舞台に繰り広げるリアリティライダーショーである。(23話)

  • 脱落者の理想を願う心は 世界を作り替える動力源として利用されている。(ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック)

  • 仮面ライダーギーツは、世界を創り変える創世の力を持っている。(38話)

  • この世界に、ジャマトは存在してはならない。(39話)

  • 創世の神が誰かの願いと共鳴した時、その力が発動する。(40話)

  • 誰もが幸せになれる世界を創るために、仮面ライダーは戦っている。(41話)

  • 創世の力を持つ者は ギーツ一人であるべきである。(42話)

  • 自らエントリーを願う者は 仮面ライダーになれる。(43話)

  • 人々の強い願いが集まった時、ギーツの創世の力が発動する。(44話)

  • 強い願いを持つ仲間が集まれば、理想の世界を叶えられる。(45話)

  • 創世の力を宿した者は、いずれ意志が消滅する。(46話)

  • 信じる限り、世界は変えられる。(47話)

  • 人々の幸せを、決して諦めてはならない。(48話)

  • 願った分だけ、人の幸せは存在する。(最終話)


●上記以外に本編で言及されたルール(16話以降)

  • デザスターの投票に参加しなかったプレイヤーは、棄権と見なされ強制脱落する。

  • 創世の女神の力は、ゲームマスターとゲームプロデューサーの権限を得ないと発動出来ない*4


【ミッション(17話以降)】

●乖離編

○学園ゲーム

登場ジャマト:不良ジャマト、学生ジャマト、校長ジャマト
シークレットミッション:不良じゃないジャマトを倒す。報酬はパワードビルダーバックル。


不良ジャマトから人々を守りつつ、校長ジャマトを探し出して撃破するミッション。
ただし、学園内には校長室が無い為、正攻法での攻略は困難である。

本編では初となる、1人も脱落・退場せずにクリアしたミッション。
仮面ライダーギーツ、ブーストバックル&パワードビルダーバックル入手。校長ジャマト撃破。支持率20%。
仮面ライダータイクーン、ニンジャバックル入手。支持率1%。
仮面ライダーナーゴ、ビートバックル入手。支持率9%。
仮面ライダーナッジスパロウ、モンスターバックル入手。支持率40%。
仮面ライダーロポ、ゾンビバックル入手。支持率30%。



○ジャマーボール

登場ジャマト:ルークジャマト、ジャマトライダー
シークレットミッション:最初に一般人を3人救出する。報酬はコマンドツインバックル。


ライダーチームとジャマトチームに分かれて戦う球技。端的に言えば「ドリブル無しで移動できるバスケ」。
空中に設置されたゲームポストに、専用のボール・ジャマーボールをシュートすれば得点となる。近距離なら3点、遠距離なら5点。


なお、ジャマトチームが勝てばジャマーエリアが消滅する。

前半戦:11-13でジャマトチーム優勢のまま終了。
後半戦:33-33で同点となったため、延長戦にもつれ込む。
延長戦:先に得点を入れたチームが勝利するサドンデス方式で、ライダーチームが勝利。


仮面ライダーナッジスパロウ、ミッション終了後に行われた投票により脱落。


仮面ライダーギーツ、支持率35%*5
仮面ライダータイクーン、支持率30%。
仮面ライダーナーゴ、支持率15%。
仮面ライダーロポ、支持率20%。



○時限爆弾ゲーム

登場ジャマト:配達ジャマト、爆弾魔ジャマト
シークレットミッション:
最速でジャマト1体を撃破する。報酬はマグナムバックル。
民間人を爆発被害から救う。報酬はブーストバックルとフィーバースロットバックル。
デザスターミッション:他のライダーにジャマト爆弾を命中させろ。


日没までにジャマトが仕掛けたフルーツ型の爆弾を解除し、人質を救出するゲーム。
人質に仕掛けられた爆弾と同じ種類の物を運んでいる配達ジャマトを倒すと、正しい色の導火線をドロップする。

全てのジャマト爆弾の解除に成功。
仮面ライダーバッファ、ベロバをスポンサーに付けてゲームに乱入。


仮面ライダーロポ、ミッション終了後に行われた投票により脱落。


仮面ライダーギーツ、支持率37%。
仮面ライダータイクーン、支持率28%。
仮面ライダーナーゴ、支持率28%。
仮面ライダーバッファ、支持率7%。



○鬼ごっこゲーム

登場ジャマト:なし


ジャマトが一切出現しない緊急事態の中、痺れを切らしたチラミが考案したゲーム。
罠やGMライダーの妨害を避けつつ、時間内に仮面ライダーグレア2に変身した彼を捕まえればクリアとなる。

ゲームマスターがヴィジョンドライバーを奪われ、ゲームが続行不可能になる。
スポンサーのベロバが仮面ライダーバッファと仮面ライダーナッジスパロウを引き連れてゲームに乱入。


仮面ライダーナーゴ、デザスターと判明。支持率25%。
仮面ライダーギーツ、支持率49%。
仮面ライダータイクーン、支持率19%。
仮面ライダーバッファ、支持率7%。


●創世編

○パラサイトゲーム

登場ジャマト:ポーンジャマト、マーレラジャマト(三葉虫ジャマト)


主催者は運営ではなく、ジャマト側の五十鈴大智。
これまでのエンターテイメントとは異なり、人間に寄生する新種のジャマトを討伐とした正真正銘の世界を守る戦いである。

仮面ライダータイクーン ブジンソードがマーレラジャマトに勝利。
創世の女神と化したツムリに「デザイアグランプリの全ての犠牲者が蘇った世界」を叶えさせ、世界改変が起きる。


○世紀末ゲーム

登場ジャマト:無し


こちらも主催者は運営ではなくベロバ。
景和の叶えた願いにより、デザイアグランプリで犠牲者になった極悪人までも蘇ってしまい、「ギャングライダーズ」という徒党を組んで破壊と略奪の限りを尽くすようになる。
ルールはほぼ制定されておらず、現在判明しているのは「暴力で幸せを手に入れる」「ヘッドを倒した者が次のヘッドになる」のみ。


仮面ライダータイクーン ブジンソードが仮面ライダーターボンを撃破し、ギャングライダーズのヘッドに就任。これに伴い事実上ターボンが脱落する。
仮面ライダーブラーリがベロバの手引きで鞍馬祢音を誘拐。
仮面ライダーギャーゴ、浮世英寿にエントリーを承認され参戦。
ブラーリ、ギャーゴに敗北し脱落。
ギャーゴ、負傷によりIDコアを祢音に託し脱落。そのIDコアは仮面ライダーギーツⅨの創世の力と祢音の想いで、仮面ライダーナーゴのIDコアに変化する。
ナーゴ、変身能力復活に伴いギーツ陣営に加入。
仮面ライダーダパーン、ベロバの手引きにより追加エントリー。
ギーツⅨとタイクーン ブジンソードが一騎打ちを行うが、対話でタイクーンの説得を試みたギーツⅨが途中で戦闘を放棄する。
その後、ツムリから創世の力を継承した英寿が世界改変を行い、世紀末ゲーム以降の出来事は無かった事にされた。



【参加者(17話以降)】

●乖離編(17話~24話)


システム機能停止に伴い中止
残留:浮世英寿、桜井景和、鞍馬祢音
3回戦脱落:我那覇冴
2回戦脱落:五十鈴大智


ゲームマスターが変わった事と、英寿達にデザイアグランプリの実態を明かした事により、従来のデザイアグランプリとは大幅に異なる形式となった。

  • オーディエンスの支持率が最も高かったプレイヤーがデザ神となる。
  • これまでは20数人のライダーを選出していたが、今回は参加者全員が最終戦経験者という少数精鋭となっている。
  • プレイヤー達にはサロンで共同生活を送ってもらう。
  • プレイヤーの中には、他の参加者を意図的に妨害するミッションを与えられたスパイ「デザスター」が紛れ込んでいる。
    最終戦まで正体がバレずに生き残った場合、デザ神の座を横取りできる。
  • ゲームごとにデザスターと思しき人物に投票を行い、最多得票となったライダー1名は脱落となる。ただし、最多得票が複数いれば無効。
  • デザスターが残り2人になるまで残った場合、デザスターの勝利が確定となる(もちろん、ゲームを完全クリア出来ればの話だが)。

どこかまるで人狼ゲームのようだが、実は全く違う。
何故なら、デザスターもまたゲームをクリアする必要があり、ミッションの妨害とは即ち自分の首を絞める事に他ならないのだ。
現在デザスターがどのようにミッション妨害を指示されているかは分からないが、運営側から文句を言われない程度にさりげない妨害に抑える必要があり、「言動が怪しいからデザスター」という理屈は一切通らない。
そのままやるとデザスターは妨害ミッションをこなしていれば投票率を無視してデザ神になれるというあまりにも有利なポジションであり、運営もそれを分かっているのか投票による排除ルールも合わせて提示している。


●創世編(39話~42話)

  • 浮世英寿/仮面ライダーギーツ
  • 桜井景和/仮面ライダータイクーン
  • 吾妻道長/仮面ライダーバッファ

これまではドライバーとIDコアが届いた場合は有無を言わさず参加させられていたが、今回は理想の世界が叶わないからか、参加は個人の意思に委ねている。


創世者:桜井景和
生存:浮世英寿、吾妻道長


●創世編(43話~45話)


創世者:浮世英寿
生存:桜井景和、鞍馬祢音、吾妻道長、墨田奏斗
脱落:浅利切人、沼袋一男、鞍馬光聖



【余談②】

  • こうして判明したデザイアグランプリの悍ましき実態だが、これは『ギーツ』という作品の財団B及びその他の皆様スポンサー視聴者オーディエンスもまた彼らの戦いに一喜一憂し、人の命を玩具にする彼らの同類である……という難儀な事態が発生することとなった。
    次回からの『ギーツ』を彼らと共に心待ちにするか、それとも放棄をするか……はこの真実を知ったあなた次第である。まぁ観ますよね。



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*1 3話で提示されたものは「映画」「フード」「ドリンク」「ファッション」「ヘアチェンジ」「アクセサリー」「チャット」「設定」。
*2 退場(死亡)がベストだが、劇中での描写を見る限り『最初の願い』を念頭に置いていなかったのか、脱落でも良しとしていた模様。
*3 トラを父親、ライオンを母親に持つ雑種。
*4 恐らくコラスの一件からセキュリティを強化したと思われる。
*5 19話では「45%」と誤植されていた。

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