ミイラの呼び声(遊戯王OCG)

ページ名:ミイラの呼び声_遊戯王OCG_

登録日:2022/10/19 (水曜日) 00:42:18
更新日:2024/06/27 Thu 10:43:26NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



タグ一覧
魔法カード 永続魔法 アンデット族 遊戯王 遊戯王ocg 遊戯王vrains pharaonic guardian -王家の守護者- 特殊召喚 水沼龍二郎




《ミイラの呼び声》とは「Pharaonic Guardian -王家の守護者-」にて収録された、遊戯王OCGのカード。
名前の雰囲気は似ているものの、《リビングデッドの呼び声》とは特に関連してない。


概要

ミイラの呼び声
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。

自分フィールドにモンスターがいない時、アンデット族モンスターを手札から特殊召喚できる効果を持つ。


手札から出すアンデット族にはレベルや攻守値の制限が無く、その点は便利。
自己特殊召喚効果を持たないモンスターだけでなく、召喚条件が厳しいモンスターに対しても使用できるので事故回避につながる。


特に初期の頃は《生者の書-禁断の呪術-》と合わせてアンデット族の重要な展開手段として重宝されていた。
優秀なアンデット族アタッカーの《闇より出でし絶望》と《竜骨鬼》を簡単に召喚でき、盤面形成を大きく助けていた。


難点はアンデット族の基本的な立ち回りである「墓地蘇生」と食い違うこと。
特に現在のアンデット族は墓地蘇生を得意とし、種族単位で展開力を確保している。
そのため1ターン目以降には「自分フィールドにモンスターがいない」という条件が難しくなることも多い。
そもそも墓地蘇生を得意とした種族なので、手札コストによる墓地経由で手札のアンデット族を特殊召喚することも容易。


墓地蘇生の個性がより磨かれたこともあり、かつてと比べると評価を落としている。
ただ墓地蘇生に特化した分、手札からの展開に難を抱えているという部分も無くはないので、ピン押ししておくと一定の役目は果たしてくれる。
しかし同じく手札からアンデット族を特殊召喚するカードは《牛頭鬼》も存在する。
《牛頭鬼》は決して軽くないコストこそあるものの、フィールドの状態に関係なく発動できる点が勝る。
加えてアンデット族にとって重要な墓地肥やし効果も持ち合わせているため、総合性能では大きく水をあけられている。


現在の採用候補デッキとして挙げられるのは【ヴァンパイア】
上級アンデット族が主体であり、特殊召喚に反応した効果も複数あるためデッキの回転につながる。



アニメにおける出番

アニメ『遊戯王VRAINS』にて水沼が使用。
先攻1ターン目に発動しており最初は《疫病狼》を、次のターンは《闇より出でし絶望》を特殊召喚。
盤面形成に大きく貢献した。


類似カード

特定の種族のモンスターを、類似した条件で特殊召喚する永続魔法という括りで以下のカードを紹介する。


神の居城-ヴァルハラ
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。

「PREMIUM PACK 11」にて初収録。こちらは天使族を特殊召喚する。


天使族にはアンデット族以上に「強力な上級モンスター」が多いため、有用度は高い。
加えて専用サーチカードの《ヘカテリス》も存在するため、使い勝手は良好。
そのため、先に登場した《ミイラの呼び声》を差し置いてこちらがこの手の展開カードの代表になることもしばしば。



アポート
永続魔法
(1):1ターンに1度、相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、800LPを払って発動できる。
手札からサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。

「CROSSROADS OF CHAOS」にて初収録。こちらはサイキック族を特殊召喚する。


「自分フィールドにモンスターがいない」に加えて「相手フィールドにモンスターがいる」という条件が追加。
更に当時のサイキック族カードの特徴としてライフコストも要求されている。


この条件のせいで先攻1ターン目での使用が困難になり、より腐りやすくなっている。


そもそもサイキック族の展開補助カードとしては、召喚権を追加する《脳開発研究所》が存在する。
そちらはフィールド魔法カードなので手札にも加えやすく、利便性が高い。
あえて《アポート》を使う理由としては上級モンスターの特殊召喚になるが、他の種族と比較して上級の質に恵まれていないのも難点。
せっかく登場した最上級サイキック族のクシャトリラ相手フィールドに関係なく自力で特殊召喚できるため、結局活躍はできなかった。


「アポート」とは「遠くにある物体を手元・近くに出現させる」超能力のこと。
自身を遠くへ瞬間移動させる「テレポート」、手元の物体を遠くへ飛ばす「アスポート」とは区別される。
このカードの効果については「アポート」ではなく「アスポート」と呼ぶ方が近い。


アニメでは『遊戯王5D's』にてディヴァインが使用。
「通常召喚したモンスターを除外する」相手のカード効果を掻い潜るべく使用し、《ストーム・サモナー》を特殊召喚した。



追記・修正は手札からアンデット族を出した後にお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)

[#include(name=テンプレ3)]


  • アンデットは墓地肥やしに特化しすぎて手札からの特殊召喚やデッキリクルートがないから、今でもたまに欲しくなる -- 名無しさん (2022-10-19 19:48:41)
  • まぁ効果自体は決して悪くはない。墓地特化のアンデットだと立場が低いだけで。 -- 名無しさん (2022-10-19 21:34:51)
  • アンデットデッキなら1枚くらいは -- 名無しさん (2022-10-21 10:50:19)
  • ↑途中送信しちゃった…アンデットデッキなら1枚くらいは入れてもいいかも?必要がないなら手札コストにしちゃえばいいし汎用性はあるよね -- 名無しさん (2022-10-21 10:52:00)

#comment(striction)

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧