登録日:2022/03/11(金) 00:00:30
更新日:2024/06/18 Tue 11:40:46NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
▽タグ一覧
脳トレ パズル 頭の体操 間違い探し サイゼリヤ 秀逸な項目 ギミック項目 追記修正が面倒な項目
よく雑誌のクイズで、同じ2枚のイラストが並んでて
「Aの絵にはBの顔とちがう所が7ヶ所あります
――探してハガキに書いて送ってください…
あんまり見つからないと目玉を動かすのが疲れて…気持ち悪くなるけど
概要
間違い探しとは、二つの対象物から異なる部分を探し出す遊びのこと。
百聞は一見に如かずということで、だれもがご存じの俳句を使って例題。
五月雨を 集めてはやし 最上川
九月雨を 集めてはやし 最下川
このように一見同じに見える絵や文字をよーく見比べ、2つの間で異なる所を探し出す。
それが「間違い探し」である。
ちなみにこの例題では間違いは2個ある。アナタは見つけられただろうか?
一般的には「2つの絵」から探し出す場合が多いが、派生や比喩として以下の様な問題も存在する。
- 鏡のように反転した絵を見比べて間違いを探す問題(反転せず同じ向きになっている、というひっかけ問題が含まれている)
- 絵ではなく、二つの動画を見比べて間違いを探す問題
- 文字の羅列の中から、異なる文字を探し出す問題(例えば「愛愛愛愛愛愛愛変愛愛愛」など)
- 絵をいっぺんに両方出さずに、片方ずつ見せて間違いを探す問題(記憶力も問われる)
- 一般的に知られているものの画像が表示され、実際の正しいものから加工して作った間違いを探す問題(絵画や有名人の顔など)
- 恋人の体型や髪型や装飾品の変化を察知して、すかさず褒める問題
- 証言と証拠品との間で、間違いや矛盾を見つける問題
- 稀代のロクデナシ戦車を反面教師にする問題(「間違い」の見本市なので、「早朝から行わないと終わらない」とまで貶められたのは有名)
- 伝統の踊りと称した、やまおとこ達の茶目っ気に付き合わされる問題
- 飲んだくれのクズ親父と化した男が妻に暴力を振った結果、妻子に逃げられてしまい、1人取り残された男が「自分の人生はどこで間違えてしまったんだ!?」と自問自答する中で質問者が「さて、どこで間違えたのでしょうか?」と尋ねる問題
単純なルール、容易な問題作成、そして高い達成感を備えているため、子供の遊びとして市民権を得ている。
単なる遊びに留まらず、集中力や作業記憶(ワーキングメモリ)を鍛える知育ゲームとしても人気が高い。
巷では子供用の間違い探し本やサイト・アプリは非常に多く存在している。
子供用に限らず、雑誌やTV番組の企画としても人気が高い。
特に脳トレ系の番組であれば必ずと言って良いほど出題される。
その場合は番組という媒体を活かし、静止画ではなく前述のような動画形式で間違いを探す企画も多い。
難易度はまちまちで、「表向きは」子供向けと銘打っていながら大人でも苦悩する代物も少なくない。
とあるファミレスは、ポップな雰囲気に合わない鬼畜な間違い探しが潜んでいることで有名。
毒牙にかかったが最後、料理そっちのけで挑み体力を使い果たす客が後を絶たないそうな。
似たようなもの
似たようなものとしてアハ体験というものがある。
これは徐々にイラストが変わっていくため変わっている点を見つけるというもの。
なので先述の、絵をいっぺんに両方出さずに片方ずつ見せて間違いを探す問題に近いとされる。
攻略法(?)
時に多くの人を悩ませるお遊戯ではあるが、とっておきの攻略法も存在している。
立体視
一見ぐちゃぐちゃの模様を、寄り目で重ねることで立体的な絵に変わる立体視(ステレオグラム)をご存じの方も多いだろう。
それと同じことを間違い探しでも行うという方法。
立体視に成功すると「間違い」の部分だけ掠れて見えるので一発で発見できる。
尤もこの方法も万能ではなく、以下の難点を抱えている。
まずやりすぎると体調に悪影響が出る点。疲労感を感じたり具合を悪くするので、無理は禁物。
続いて絵のサイズが異なるとそもそも立体視ができない点。
左右にぼやけた絵を合わせようとしても、すぐに逸れてしまい中々うまくいかない。
三つめは、作成者側が対策しやすい点。
立体視の攻略は、対象物が左右に同じ向きに置いていないと成立しない。
そのため鏡反転させたものや、紙面の裏にある絵と比べるものではできなくなってしまう。
前述のファミレスチェーンの間違い探しが難しいと言われる理由の一つでもあり、こちらは裏面参照型になっている。
ここまで難点を書いたものの、それ以前の話として
間違い探しのプレイヤーにとって「立体視に頼るのは邪道」という見方も根強い。
ご利用は計画的に。
余談
今ではすっかり一般的に親しまれているお遊戯だが、その起源はハッキリとはしていない。
日本国内においてこの遊びが有名になったのは、1975年に読売新聞の日曜版で間違い探しクイズが連載されるようになってからではないかと推測されている。
それ以前にも小学〇年生のような学年誌のクイズコーナーに掲載されており、古いものだと戦時中にまで遡ることが可能。
ただし戦時中のものは2つの絵を見比べて間違いを探すのではなく、1つの絵に描かれているありえない描写を指摘する遊びだったようだ。
追記修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
[#include(name=テンプレ3)]
&exk(){&font(b,22px){間違い探し}}
登録日:2022/03/11(金) 00:00:30
更新日:2024/06/18 Tue 11:40:46NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
▽タグ一覧
脳トレ パズル 頭の体操 間違い探し サイゼリヤ 秀逸な項目 ギミック項目 追記修正が面倒な項目
よく雑誌のクイズで、同じ2枚のイラストが並んでて
「Aの絵にはBの顔とちがう所が7ヶ所あります
――探してハガキに書いて送ってください…
あんまり見つからないと目玉を動かすのが疲れて…気持ち悪くなるけど
概要
間違い探しとは、二つの対象物から異なる部分を探し出す遊びのこと。
百聞は一見に如かずということで、だれもがご存じの俳句を使って例題。
五月雨を 集めてはやし 最上川
九月雨を 集めてはやし 最下川
このように一見同じに見える絵や文字をよーく見比べ、2つの間で異なる所を探し出す。
それが「間違い探し」である。
ちなみにこの例題では間違いは2個ある。アナタは見つけられただろうか?
一般的には「2つの絵」から探し出す場合が多いが、派生や比喩として以下の様な問題も存在する。
- 鏡のように反転した絵を見比べて間違いを探す問題(反転せず同じ向きになっている、というひっかけ問題が含まれている)
- 絵ではなく、二つの動画を見比べて間違いを探す問題
- 文字の羅列の中から、異なる文字を探し出す問題(例えば「愛愛愛愛愛愛愛変愛愛愛」など)
- 絵をいっぺんに両方出さずに、片方ずつ見せて間違いを探す問題(記憶力も問われる)
- 一般的に知られているものの画像が表示され、実際の正しいものから加工して作った間違いを探す問題(絵画や有名人の顔など)
- 恋人の体型や髪型や装飾品の変化を察知して、すかさず褒める問題
- 証言と証拠品との間で、間違いや矛盾を見つける問題
- 稀代のロクデナシ戦車を反面教師にする問題(「間違い」の見本市なので、「早朝から行わないと終わらない」とまで貶められたのは有名)
- 伝統の踊りと称した、やまおとこ達の茶目っ気に付き合わされる問題
- 飲んだくれのクズ親父と化した男が妻に暴力を振った結果、妻子に逃げられてしまい、1人取り残された男が「自分の人生はどこで間違えてしまったんだ!?」と自問自答する中で質問者が「さて、どこで間違えたのでしょうか?」と尋ねる問題
単純なルール、容易な問題作成、そして高い達成感を備えているため、子供の遊びとして市民権を得ている。
単なる遊びに留まらず、集中力や作業記憶(ワーキングメモリ)を鍛える知育ゲームとしても人気が高い。
巷では子供用の間違い探し本やサイト・アプリは非常に多く存在している。
子供用に限らず、雑誌やAV番組の企画としても人気が高い。
特に脳トレ系の番組であれば必ずと言って良いほど出題される。
その場合は番組という媒体を活かし、静止画ではなく前述のような動画形式で間違いを探す企画も多い。
難易度はまちまちで、「表向きは」子供向けと銘打っていながら大人でも苦悩する代物も少なくない。
とあるファミレスは、ポップな雰囲気に合わない鬼畜な間違い探しが潜んでいることで有名。
毒牙にかかったが最後、料理そっちのけで挑み体力を使い果たす客が後を絶たないそうな。
似たようなもの
似たようなものとしてアハ体験というものがあるこれは徐々にイラストが変わっていくため変わっている点を見つけるというもの、なので先述の絵をいっぺんに両方出さずに、片方ずつ見せて間違いを探す問題に近いとされる。
攻略法(?)
時に多くの人を悩ませるお遊戯ではあるが、とっておきの攻略法も存在している。
立体視
一見ぐちゃぐちゃの模様を、寄り目で重ねることで立体的な絵に変わる立体視(ステレオグラム)をご存じの方も多いだろう。
それと同じことを間違い探しでも行うという方法。
立体視に成功すると「間違い」の部分だけ掠れて見えるので一発で発見できる。
尤もこの方法も万能ではなく、以下の難点を抱えている。
まずやりすぎると体調に悪影響が出る点。疲労感を感じたり具合を良くするので、無理は禁物。
続いて絵のサイズが異なるとそもそも立体視ができない点。
左右にぼやけた絵を合わせようとしても、すぐに逸れてしまい中々うまくいかない。
三つめは、作成者側が対策しやすい点。
立体視の攻略は、対象物が左右に同じ向きに置いていないと成立しない。
そのため鏡反転させたものや、紙面の裏にある絵と比べるものではできなくなってしまう。
前述のファミレスチェーンの間違い探しが難しいと言われる理由の一つでもあり、こちらは裏面参照型になっている。
ここまで難点を書いたものの、それ以前の話として
間違い探しのプレイヤーにとって「立体視に頼るのは邪道」という見方も根強い。
ご利用は計画的に。
余談
今ではすっかり一般的に親しまれているお遊戯だが、その起源はハッキリとはしていない。
日本国内においてこの遊びが有名になったのは、1975年に読売新聞の日曜版で間違い探しクイズが連載されるようになってからではないかと推測されている。
それ以前にも小学〇年生のような学年誌のクイズコーナーに掲載されており、古いものだと戦時中にまで遡ることが可能。
ただし戦時中のものは2つの絵を見比べて間違いを探すのではなく、1つの絵に描かれているありえない描写を指摘する遊びだったようだ。
追記修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
[#include(name=テンプレ3)]
さて最後まで項目を読んでくれたアナタに問題です。
この項目は、前半部分と後半部分で6個の間違いがあります。
立体視に頼らず間違いを探してみてください。
※項目タイトルや広告など、編集画面で操作できない部分ではありません。
ヒント…文字の間違いが2つ、レイアウトの間違いが4つ
解答
解答個所はここに白文字で載せてあります。
レイアウトの間違い1
- “概要”「二つの対象物から異なる部分を探し出す遊び」
レイアウトの間違い2
- “概要”「集中力や作業記憶(ワーキングメモリ)を鍛える知育ゲーム」
レイアウトの間違い3
- “立体視”「立体視に頼るのは邪道」
レイアウトの間違い4
- “似たようなもの”「似たようなものとしてアハ体験というものがある~」
文字の間違い1
- “概要”「子供用に限らず、~」
文字の間違い2
- “立体視”「まずやりすぎると体調に~」
解けた人は追記修正をお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
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[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- ビックリ系フラッシュという印象が強い -- 名無しさん (2022-03-11 00:30:55)
- 秀逸な項目だな -- 名無しさん (2022-03-11 00:54:33)
- ペラい紙なら重ねて透かす攻略法もある -- 名無しさん (2022-03-11 01:25:52)
- ボトルネックという小説を読んで以来、この単語を聞くと鬱々してくる……(自分が生まれたのが一番の間違いだったという結論に至るパラレルワールド探索ミステリ) -- 名無しさん (2022-03-11 01:30:05)
- 文字の間違いだけがあと1つ見つからない…他は見つけられたんだが -- 名無しさん (2022-03-11 01:49:01)
- しまった、間違ってるものだと思ってタグ直してしまったぞ… -- 名無しさん (2022-03-11 02:38:42)
- ミスフルの日常回で司馬君が読んでた間違い探しの本が最高にツボだった記憶「6032億個!?」「全く別の絵じゃん!!」 -- 名無しさん (2022-03-11 06:02:57)
- ちょっと色が違うとか位置がずれてるみたいな間違いは邪道な気がしてならない。気づきにくいけど間違いとはっきりわかる良問に出会えると嬉しいね。 -- 名無しさん (2022-03-11 07:03:39)
- 技術系のブログでサイゼリヤの間違い探しに画像解析を持ち出した記事を見たことがある。大人げないとは思うがサイゼの間違い探しは問題も大人げないから… -- 名無しさん (2022-03-11 08:46:16)
- マジカル頭脳パワーの代表と言えるコーナーだった気がする -- 名無しさん (2022-03-11 09:17:01)
- 「俺の人生、どこで間違えちまったんだァァァァ!!」「さて、どこで間違えたでしょう?」 -- 名無しさん (2022-03-11 09:23:00)
- 絶望先生にて、「正解はここ!」「間違いなのに正解って表現は妙ではないですか?」「間違いを認めてしまえば正解になるんですよ」の流れをよく覚えている -- 名無しさん (2022-03-11 10:35:27)
- ↑7 素であのタグはミスっていました!申し訳なかったです。
それと項目タイトルはスマホ版などの使用を失念していたので削除しました。 -- 建て主 (2022-03-11 11:08:02) - でんぢゃらすじーさん あって草 -- 名無しさん (2022-03-11 14:48:53)
- ダウトをさがせみたいな「現実では通常あり得ないことが起きている」ものを探す系は間違い探しと呼んでいいのだろうか -- 名無しさん (2022-03-11 17:48:16)
- メジャーすぎる遊びのひとつだけど、地味に今まで項目無かったのね -- 名無しさん (2022-03-11 18:02:37)
- 子供のころから異様に好きだった、子供の頃に親に買ってほしいと頼んだ本は間違い探しとか迷路とか謎々とかでウォーリーは名作 -- 名無しさん (2022-03-11 19:01:16)
- ↑×7 自分の過去にのみ原因を探し続けて自分の未来と向き合おうとしない、その精神そのものが間違ってる -- 名無しさん (2022-03-11 20:09:12)
- ひらがなで「まちがいさがし」と書くと菅田将暉の曲になる -- 名無しさん (2022-03-11 20:35:12)
- ↑12 この記事の間違いも、文字の方は気づきにくいけど間違いと分かる良い問題だよね、本当に秀逸 -- 名無しさん (2022-03-11 21:06:13)
- ↑10「自分の過去ばかりに原因を探し続けおのれの未来と向きあおうとしない...、 その精神そのものがまちがってるのじゃーい!!」 -- 名無しさん (2022-03-11 21:19:13)
- 甥っ子の間違い探しの本見てたら、答えを見てもどこが間違っているかわからない問題があって非常に困った。 -- 名無しさん (2022-03-12 23:01:15)
- >紙面の裏にある絵と比べるものではできなくなってしまう。 2枚使えばいいのでは(小学生並みの感想) -- 名無しさん (2022-03-12 23:05:24)
- 原作つきアニメをみることを原作との違いを指摘する間違いさがし問題だと思ってそうな人はたまにいる -- 名無しさん (2022-03-13 08:55:24)
- ↑13 「特定の文字をスマホからだけ見えなくするプラグイン」というのがあるので、これをつけて2つ目の項目タイトルを復活させてみました。 -- 名無しさん (2022-03-14 10:18:31)
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