タンクローリー(冒険アスファル島)

ページ名:タンクローリー_冒険アスファル島_

登録日:2022/03/08 Tue 02:48:26
更新日:2024/06/18 Tue 10:02:48NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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トミカ 冒険アスファル島 ドーピング 魔剤 ガソリン タンクローリー 燃料 自動車 石炭 商売人 ※子供番組です。 モータートミカ タンクロー サークルタウン 給油


タンクローリーとは、アニメ『冒険アスファル島』に登場するキャラクターである。


ある意味本作を象徴するキャラクターである。


概要

31話『タンクローリー登場』にて初登場。
サークルタウンに暮らす赤いキャブに銀色のタンクを持つタンクローリーで、街のはずれで燃料を売っている。


名前はそのまま「タンクローリー」だが、「タンクロー」と呼んで欲しいと言う。


タンクローリーであるがタンクにノズルが付いており、直接給油が可能。
このノズルはかなり伸びる上に車体の何処に刺しても給油が出来るという謎の仕様。
また、フロントグリルにはガードが付いている。


作中の活躍

根っからの商売人。
しかし性格にかなり問題がある


石炭があるかという問いに対し「あー、石炭…。ン…ググ…クッヒッ…咳、痰…なんちゃってな!」と言い、直後にゼットから「帰ろう。」と言われゆかりからも「さようなら。」と完全に引かれていた。


しかし久々の客で嬉しくてついと言う。


何者なのかという問いに対して「わたくしはタンクローリー。おじはブルース・リーでぇす!」と言い、やはり引かれた。


そこで自分の燃料を使えば早く走れるようになるが何故か誰も使ってくれないと言う。


しかし


けんた「そりゃ売れないよ。」
ゆかり「この街の車、みんなノロノロ運転だもん。」
ゼット「あとあんたの性格。


そう言われたタンクローは突然声を荒らげ


「それでいいんですかぁぁぁぁ!」


と叫ぶ。
驚く二人だが。


「確かにこの街は平和で穏やかなところさ。しかし現状に満足していては進歩は有り得んのだ。新しい燃料で今までより早く走らなくちゃね。なぁそう思うだろ?」

「思うよな?」

「思えぇぇぇ!」


と詰め寄る。


これにはけんたもタジタジ。


「思いますから。思いますから石炭下さい。」


と言うがやはり石炭は無い。
流石にもう帰ろうとする一行だが


「待て、コラ!」
「ウチの燃料持ってけ!」


と燃料を押し付けようとする。


しかしけんたには石炭じゃないといらないと言われゼットには性格に問題があると言われる。
トドメにゆかりに「お客さん来ない訳だ。」と言われ完全にキレた。


「今なんつった!商売のことを言ったな!」


逃げ出す一行だが


「ワシの燃料やる言うとるんじゃ!人の好意は素直に受け取らんかいオラオラァ!」


と言い猛追。
※子供番組です


ゼット「何で急に怒り出したんだろ?」
ゆかり「きっと誰か失礼なこと言ったのよ!」
ナレーター「あんた達だと思うねぇお姉さんは。」


逃走を図る一行だがここはサークルタウン。何故か同じ場所に戻ってしまう。
しかしやがて行き止まりに追い込まれてしまう。


「ワシ怒ると体の中で何かが燃え上がって自分が自分でなくなるんじゃ!」


ゼット「兄さん血圧高いんじゃないですかぁ?ワカメ食べるとといいですよ!」


「タンクローじゃ!ワシ自分の中の熱い滾りを誰かに注ぎ込まずにおられん気分なんよねぇ!」


けんた「許してよ!何でそんなに怒ってるのさ!?」


「オンドレがワシの燃料使わんからじゃぁ!」


とノズルを伸ばして迫るタンクロー。
※子供番組です(二回目)


デュクシ……。


完全に固まる一行。


そして給油開始。


「わぁ!?なにすんだよぉ?」


実際にノズルが刺さったのは近くを通りかかった豚を積んだ軽トラだった。


「なんか変な気分……。」


光を放つ軽トラ。


すると…。



















「俺は生まれ変わったぞぉ!イヤッッホォォォオオォオウ!!」


なんと軽トラはスーパーカーに変身してしまったのだ*1
生まれ変わった軽トラ改めスーパーカーは猛スピードで走り去った。
唖然とする二人。


「いやぁ…お騒がせしましたですぅ…。」


落ち着きを取り戻したタンクロー。
ゼットは何が起こったのか問いかけると、


「わたくしの燃料は車を変身させるんです…。もっとも、3分間だけしか効きませんけど。」


そう、この燃料はただの燃料ではなく変身させることで車のスピードを上げる魔法の燃料だったのだ
君にもあげたかったとゼットに言うがさっき使った分で無くなってしまった。
それを聞いて安心するゼット。


「何?今なんつった?」


「いえ…残念です…。」


と本音を聞きキレるが直後に元に戻り謝罪した。



タンクローと別れた一行だが一向にサークルタウン脱出の方法が分からない。
するとある表示を目にする。


時速200km以上 外の世界

時速200km以下 このまま


キッカリ時速200kmならどうなるんだ。


そう、時速200km以上の速度を出さないと脱出することは出来ないのだ。
サークルタウンの入口を抜けた時はギリギリ時速100kmを出せたシュッポくんには高すぎる壁だ。


そこでゆかりはタンクローの燃料をゼットに使うことを提案する。
それを聞いたゼットは渋い反応をし、けんたはゼットが壊れてしまうのではということとシュッポくんはそのままになってしまうと指摘。
それにはゼットも安心。


そこでけんたはその燃料をシュッポくんに使うことを提案。
しかしこれは液体燃料。石炭で走る蒸気機関車に有効な保証は無い。しかし試す価値は大きい。
この燃料を怪しむゆかりに対しゼットは「シュッポくんならきっと大丈夫。体が大きいから、少しくらい変なの飲んでも平気だよ!」と言い、ゆかりは「そうだね。シュッポくん鈍そうだしね。」と続ける。



こうしてタンクローの元を訪れる一行。
しかし相変わらず燃料は尽きたまま。
燃料はタンクローが何かに怒るとそれがエネルギーになって貯まると伝える。
じゃあ怒ってと言うがそれだけで怒れるものでもない。
ならばとけんたは本人は否定しているが怒らせ上手のゆかりに頼む。シュッポくんが100km出せたのもゆかりが怒らせたからだ。本人は励ましただけと言っているが。
だがおだてられて気分がよくなり作戦に移る。


「コラッ!」と言うが全く動じない。「いつものやつ」とけんたに言われ…


「アンタケチなんじゃないの?」


「そんなことありません。」


「本当はあるのに、ケチだからくれないんじゃないの?」


「いえいえ、本当に空っぽなんです。」


「嘘だね。そんなに大きなタンク、空のはず無いじゃん。それともただのお飾りなの?」

「いいなぁ、ゆかりちゃん。」>

「あのぉ…。」


「使えないわねぇ。本当はあの燃料ってのは、インチキなんじゃないの?」


「わ、わたくしの燃料をインチキだと?」


「そう、さっきのもインチキ。でなければ偶然。」


カチィン…


「おのれらぁ…許せん!」


遂 に キ レ た 。


「悔しかったらここまでおいで!おしりペンペン!」


こうして怒らせることに成功し、駅へ急ぐ一行。
だが車内では怒らせてしまったのは本意でないと謝罪の言葉を漏らし、そう言ったのはけんたのせいだと言う。

「ゆかりちゃん怖い…。」>

「ワシを馬鹿にするのはオンドレかい!」


と追い掛けるが事情を知らないシュッポくんはビビる。


「問答無用!それぇ!」


と炭水車に突き刺さるノズル。


「なんかすごい…体力がついていくっポォ!」


なんとシュッポくんはニューシュッポくん変身したのだ。
新幹線なら時速200kmなんて余裕である。
改めてタンクローに謝るゆかりだが彼は冷静に変身は3分しか持たないことを伝えた。
こうして一行はサークルタウンの脱出に成功したのであった。




最終回直前、次元トンネルを通り人間界へ帰る準備をする一行。
しかし次元トンネルの通過へは時速200km以上でなければならないと告げられる。


続いて最終回。そこで彼の存在を思い出し、再びこの燃料の使用を思い付く。
そこへタンクローが現れる。


「あーダメダメ。あれからわたくし、反省して何を言われても怒らない性格になったんです。」


なんと彼はあの後反省し、一切怒らない性格になっていたのだ
そうなってしまえば燃料はもう使えない。
果たして彼らはどう帰還するのか…。
なおどうやってタンクローはサークルタウンを抜けてきたかは不明。ギリギリ残っていた分でドーピングしたのだろうか?


製品化

「サークルタウンセット」としてニューシュッポくんと共に製品化された。
モータートミカであり、自走する。



追記・修正はタンクローの燃料を使用してからお願いします。


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  • タンクローリーだ! -- 名無しさん (2022-03-12 11:30:00)

#comment(striction)

*1 豚はボンネットの脇に乗っている。

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コメント

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