AN EARTH(フリーゲーム)

ページ名:AN EARTH_フリーゲーム_

登録日:2021/12/31(金) 16:22:11
更新日:2024/06/17 Mon 13:16:27NEW!
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フリーゲーム rpg ゲーム an earth supai03 スパイ03 ふりーむ!



SAY "FUCK OFF" TO START




「AN EARTH」とは、SUPAI03氏制作のRPGのフリーゲームである。


概要

ストーリーとしては宇宙人に攫われてしまった知人を助ける為にUFO墜落地点へ向かうという、王道の物となっている。
…だがこのゲーム、色々とイカレてるのである。具体的には…

  • 主人公含めゲームに登場するほぼ全員が鬼畜・バカ
  • 落ちてる物はほぼ全て拾える
  • それを装備したりハンバーガー屋で換金したり出来る
  • なんなら一軒家まで拾える
  • 外の物は拾っても何も言われないが家の中の物を取ると泥棒になる*1
  • そして裁判になるのだがバトルで裁判長に勝てば無罪
  • 敵キャラが全員色々とおかしい

…等。
難易度は低めで、その辺の敵を片っ端から倒していけば普通にクリア出来るくらいの難易度。
しかし裏ボスの難易度は尋常でない物となっており、倒すには一工夫必要。


作品の随所にMOTHERシリーズをリスペクトしたシステムや演出が盛り込まれており、前述したハジケっぷりから「ガソリン飲んだ糸井重里」という蔑称あだ名があったりする。


ストーリー

とある地球の平和な街ビギンズにて、住人がロボットになる事件が発生!
宇宙からやってきた悪のサイボーグ軍団の策略が炸裂!!
警察は役に立たないぞ!!
たちあがれ少女たち!地球を救うために!!

(ふりーむ!のあらすじより引用)


キャラクター


※AN EARTHのストーリーの若干のネタバレを含みます。


主人公とその仲間

  • ドープェル

このゲームの主人公である少女。無口系主人公で、中盤の街のある施設の中以外はセリフを喋る事はない。またリアクションもほとんど取らず、序盤でプリスにポストの中を見たと言われ驚く以外には一切のリアクションを取らない。
一見常識人に見えるが、プリスの奇行に何の疑問も持たず一緒に付き合う等、彼女もかなりキチガイである事がうかがえる。
特殊技は「メモリー」。一部を除きレベルアップ以外の方法で技を覚える。


  • プリス

「おっそーい!」

このゲームの準主人公である少女。ドープェルの親友。ドープェルと違いこちらはよく喋る。
序盤こそセーブ地点である電話と装備である「ファッション」に関するチュートリアルをするものの、とにかく奇行が多い。具体的には、

  • 人の家(ドープェルの家)のポストの中を平気で見る
  • 挙句架空請求の紙しかなくてつまらないとか言う
  • 「一週間引きこもってるジョンが死んでるかもしれない」と考えわくわくする
  • ごみしか売ってくれない服屋さんに「消火栓で殴る」と脅す

…等。これでもまだほんの一部である。
一応ドープェルがショックを受けている時は励ます等優しい一面もあるが…
特殊技は「トーク」。相手を状態異常にする。


  • デッカー

「おれはな、忙しいんだよ!分かったら家に帰って宿題でもしてろ!」

警察。序盤の最後に仲間になる。
大人とは思えない程のゲスっぷり。
プリスに罵倒されるとドープェルとプリスに襲い掛かってくる。いい年した大人が少女二人に手を出すなよ…(尚弱い)
特殊技は「外道奥義」。中でも「不意打ち」はコマンドを選んだ瞬間相手に攻撃出来、その上攻撃後も行動を続けられる。不意打ち連打でそもそもバトルが始まってもないのに相手を倒す事も可能。固い敵相手でも「国家権力」でSP(他のゲームでいうMPに相当)を30回復出来る為、非常に強い。


  • ブラックフォックス

「そっか、きみたちしらないんだっけ?」

「骨盤状の犬が酷く睡眠した界面に情状なるDNAを卓越していて反抗的な無変換を操作しているんだ」

「濡れている戦争は遠くの二卵性双生児が墓場したはるかなる荘園に声立つ」

「ガガガガガガガ…」

サイボーグ。ストレン ジハウスの中で研究をしている。地球上で見つけたよく分からない生物をペットとして飼っている。四人目の仲間となるが、すぐに抜けてしまう。
特殊攻撃は「内臓武器」。マシンガン等を取り出して攻撃する。
ちなみに上記は彼女(?)のサイボーグに関する説明なのだが、よく読むと何一つ説明になっていない。


  • エイト

「なにやってんだ、バカヤロー!!」

アイドル。雪の町スノウィで活動しており、その人気は尋常ではない。その人気は親衛隊がコンサートのチケットを買い占めた結果住民全員が三日後に自殺してしまうレベル。*2
しかしそんなアイドルであるエイトにも「裏の顔」があり、プリスに勝るとも劣らない毒舌の持ち主。というか暴言だけならプリス以上。
訳あってサイボーグであるバルサンと待ち合わせしていたがドープェル達によってバルサンが葬られた事で、逆上してマネージャーのマイク共々襲い掛かってくる。
その後はドープェルとプリスによって拘束・拷問を受け、自分達が殺されない為に仕方なく宇宙人に協力している事を語る。
その後はプリスに説得された事で、ドープェル達と同行する事を決める。
キツい暴言が印象的で気づきにくいが、実は常識人。
「concert」を「con s ert」と間違える等おちゃめな一面も。
特殊攻撃は「トーク」。プリスとは違い、仲間になるキャラで唯一回復技を持っている。


その他

  • ジョン

ドープェルとプリスの友達…の筈。
しかしグラフィックはその辺のモブと変わらない。
宇宙人に知らない間にロボットとすり替えられており、ドープェル達に襲い掛かる。
本物のジョンは墜落したUFOの中にいると思われる。
尚、しばらくするとプリスから存在を忘れられる。
あるダンジョンではジョンの亜種・色違いが大量に出てくる。


  • ドープェルのママ

「寝ぼけて歩き方を忘れちゃってない?矢印キーを使うのよ!」

ドープェルの母親。本名は不明。
ジョン同様ロボットにすり替えられており、襲い掛かってくる。


  • フィドル

「わたしはフィドル!盗賊団のリーダーさ!」

盗賊団のリーダー。序盤で森のお宝を見つけたドープェルとプリスに子分のウィンバー・アゴベル共々襲い掛かる。
尚この戦闘の際、お宝を横取りする為に子供を守る為にデッカーも戦闘に加わる。
しかしこの時点でのフィドルはワンパンで沈む程弱い。終盤の二戦目は普通に強敵。


  • ウィンバー

「なんだと、コラー!」

「いい度胸だ、コラー!」

「仲間にならないか、コラー!」

フィドルの子分1。
かなり好戦的な性格だがフィドルへの忠誠心は高い。尚中盤で方向性の違いで解散した事が発覚


  • アゴベル

「はあ、なんでこんなやつらと…」

フィドルの子分2。
このゲームでの数少ない常識人。終盤は彼の策略で避けゲーが始まる。


  • ヂキル博士

「うん、わたしはヂキル博士。ロボットの研究をしてるんだ」

森の中の研究所に住んでいる研究者。
町の人がロボットにすり替えられている事態を把握しており、ドープェル達に協力する。
瓜二つの友人にハイド博士という人物もいる。


  • リラ

「やつらにはかなわない。生き延びる為にこうするしかない…」

ストレン ジハウスでカードキーを手に入れ、スノウィへと向かおうとする所で襲い掛かってくるマントを着たおじさん。マントは趣味。
結構強敵。
実はエイトの父親。エイトの事を何よりも愛しており、終盤では宇宙人へと立ち向かおうとするエイトを止めるため立ちはだかる。


  • ミカオ族

「人間風情が調子に乗るでないわ!ミカオの力、とくと思い知れ!」

犬のような可愛いマスコットキャラ…かと思いきや相当口が悪くすぐ襲い掛かってくる。
「お墓大好き!」とか言う奴もおれば「タイヤってドーナツみたいで美味しそう」とかいう奴もいる。


  • トラヴィス

「あんた、すごいこというな…」

「気に入ったぜ!あんたに頼む!コンサートのチケットを取り返してくれ!」

バスの運転手。目的地であるUFO墜落所に行けるアーシェンシティに行くには彼の運転するバスに乗るしかないのだが、エイトのコンサートのチケットが買い占められた事でやる気を無くし、仕事をやめてしまう。
しかしプリスの殺意熱意を見てドープェル一行の事を気に入り、チケットを取り返すようにお願いする。
その後も紆余曲折あって彼はやる気を取り戻し、ドープェル一行をサファリバスでアーシェンシティまで運ぶ。
しかし途中どういう訳か変な館の前に着いてしまい…


  • ミスタークレイン

「ミスターなんとかではない!俺の名は…」

「ミスタアアアアアアアアッ!!!」

「ッツツツツツツツツツツツツツ…」

「………」

「…ックレイン!!」

スーパーマンみたいな格好の奴。
エイトの熱狂的なファンで、親衛隊のリーダー。親衛隊の全員でコンサートのチケットを買い占めた。
ちなみにプリスやエイトの「放送禁止用語」「暴言」を彼に使うとダメージではなく回復する。
後々名前を言ってはいけないあの人の着ぐるみを着て再戦してくる。


  • ネコッカムリ

「なんだとはなんだ!ワタシこそはここで恐れられる怪物、ネコッカムリ様だ!」

常に赤いフードを被っているミカオ族らしき生物。素顔を見られる事にコンプレックスを感じている。
狂暴だが可愛い。また少し空気の読めない所も。
ちなみにSUPAI03氏のTwitterのアイコンは、このキャラである。


  • バルサン

「はん、そうかい おれはバルサン。別に覚えなくていい」

「あんたらはここで…死ぬんだからなあっ!」

エイトと待ち合わせをしていたサイボーグ。誘拐したと勘違いしたドープェル達にボコられ逃走する。
登場時間がかなり短く何がしたかったのかよく分からない。


  • マイク

「だまれ、小物」

「こ、こもの…」

エイトのマネージャー兼コンサートの司会。エイトによく振り回されている。


  • マルウェア

「かんたんさ デスパレード夫人をやっつければ呪いが解けて外に出れる」

「ただそれだけだよ。きみたちはよけいなこと考えなくていいの。」

謎の館に捕らえられていた狼(?)
バスでアーシェンシティに行こうとしたら何故か辿り着いた館に囚われている。
本当の目的はデスパレード夫人を殺し自分自身が館の主となる事。ドープェル達を散々利用した後は殺しにかかってくるが、返り討ちにされると館の呪いが解けアーシェンシティにワープする。


  • ボルドー

「じーさんではないっ!ボルドーだ!何度言ったらわかるんだ!!」

路地裏に住んでいるホームレスのじーさん。
ボケてはいるがドープェル一行にパープル社の開発した魔法の石板スマホで住民が薬漬けのようになっている事を明かし、ドープェル達にパープル社を滅茶苦茶にするよう頼む。


  • ファシィ

「わたしの店には会員証がないとはいれないの、覚えてる?」

「実はあそこは武器屋なの!勇者の証、すなわち会員証を持つ者のみが入れる!」

「そしてその会員証を持っているのは宇宙でわたしひとり!全部わたしの武器!」

「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

序盤に登場する服屋の店員。序盤で服屋に入ろうとするドープェル達に「会員証を持ってないと入れない」と言い追い返すが、終盤になって「この世界で会員証を持っているのは私ファシィのみ、すなわち自分自身こそが伝説の勇者である」という頓珍漢な事を言い出す。
パープル社の最初のガードマンを務めるがすぐ殺された。


  • プラスチックギア

UFO墜落所の門番を務める巨大ロボット。
ヂキル博士からもらった核爆弾で一撃で倒せる…筈だったが何故か爆破後も動き出し後半戦が始まる。
しかもすごく強い。イベントでデッカーとエイトが抜けドープェルとプリスの二人のみで戦う為すごくキツい。

プリス「わたしたちにできないことはなにもないのだ!!」

「ね、ドープェル!」


  • 考える葦

葦。喋る。元々はダンジョン内に発生したバグを誤魔化す為に配置されたが、バグが修正された為自身の存在意義について考えている。
修正のせいで終生、なんつって


  • バードマスク

ブラックフォックス達宇宙人のリーダー。UFOの中に潜んでいるらしいが…


  • ドドン

「ぎゃああああ!貴様、言ってはならない事を言ったな!全員、ぶっ殺してやるドン!」

エクストラ砂漠にいる門番のおじさん。どっかの音ゲーのキャラみたいな話し方をする。
普通に良い人で、バケモン図鑑によるとサイボーグの事はあまり理解しておらず純粋な善意で協力しているらしい。
好物は焼きビーフン。
戦闘後は彼に話しかけると、選択肢の答えに関わらずアメちゃんをくれる。


  • ハーメルン

「その鍵はワタクシの鍵デスね!それはワタクシがコツコツ100円貯金して買った鍵デスよ!」

ピラミッドに伝わる「仮面」を狙う人物。ドドンとは友達。
かなり特徴的な話し方をする。
ドドン曰く「ムシキングをやるときに次に何を出すか宣言して相手を惑わせる悪趣味な野郎」らしい。


  • グフ王

「あっ!!おまえ、テレビ消すなよ!!いいとこだったのに!!」

ピラミッド()の中で普通に生活しているきょうわくなエネミー。
テレビで「シュワちゃん」と呼ばれる人物を観るのを生きがいとしており、テレビを急に消された事に怒り襲い掛かってくる。
「仮面」を持っており、なんでも「会いたい人に会える仮面」らしい。勿論実際に出現するわけではなく幻覚。
一度使うと電子レンジでチンしないと使えなくなるのが欠点。







  • バニラ

「・・・」


「・・・わからない?」


仮面をつけたドープェルが、夢の中で出会う「会いたい人」。
紫のロングテールで、水色のカチューシャ的なのを付けている。
しかしこれ以外に一切登場せず、どんな人物なのかは不明。
続編「AN EARTH2」の主人公メンバーの一人。




追記・修正は葦を終生させてからお願いします。

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  • MOTHERシリーズをリスペクトしたってあるけどこのゲーム作った時点では実はMOTHERシリーズはロクに触ってない(のちにプレイした) -- 名無しさん (2022-01-01 14:59:03)
  • ポプテピピックっぽいが終盤まで進めるとアンテ…もといM〇THER味の方が強かった -- 名無しさん (2022-01-01 15:22:34)
  • 続編やったせいかドープェルの性別が本気で謎になってきた -- 名無しさん (2022-01-01 22:31:48)
  • 作者の人はキング作品が好きらしいので、MOTHERリスペクトというよりは「結果的に同じくキング作品に影響を受けたMOTHERと似ちゃった」例だと思われ -- 名無しさん (2022-02-10 19:23:26)
  • 続編もやって、めちゃくちゃ楽しかった! 世界観が好き。わかる??? -- 名無しさん (2023-01-16 00:47:15)

#comment

*1 警察曰く「町の物を取るのも犯罪だが、みんな自分の問題ではないから気にしてない」との事
*2 結局ドープェル達の活躍で集団自殺は阻止され、コンサートも無事開かれた

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