登録日:2021/10/04 (月曜日) 23:07:30
更新日:2024/06/06 Thu 10:46:19NEW!
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地属性 獣族 遊戯王 遊戯王ocg バウンス 百獣の王 星8 イケメン 獣戦士族 鳥獣族 ビースト 特殊召喚モンスター レアコレ再録 後攻捲り札 phantom rage 3000
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/獣族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスターの攻撃力の合計が、自分フィールドのモンスターの攻撃力の合計より高い場合に特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
その後、手札に戻した数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを選んで持ち主の手札に戻す。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分の「獣王アルファ」は直接攻撃できない。
獣王アルファとは、「PHANTOM RAGE」で登場した遊戯王OCGのカードである。
概要
炎のように立派な鬣、逞しい爪と脚、鋭利な角、雄々しき翼が特徴の「獣の王」として非常に王道的なビジュアルを持つ。
古参の百獣王から助けを求められているあたり、位は高い模様。
特殊召喚モンスターであり、「相手の場のモンスターの攻撃力の合計が、自分の場のそれより高い」場合に特殊召喚できる。
これは自分の場にモンスターが一体もいない場合でも(相手の場に攻撃力1以上のモンスターがいれば)問題なく適用される効果なので
よほどのことがない限り後攻1ターン目で確実に条件を満たすことができる。
モンスターの数は多くても其々の攻撃力が低い場合も問題なく特殊召喚できるので、ステータスが低めのデッキではより使いやすい。
そしてその効果は、自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター(以下、ビースト系モンスターと表記)を手札に戻し
その数だけ相手の場のモンスターを手札バウンスする効果を持っている。
自分のビースト系モンスターをバウンスする時は対象にとるものの、
その後の相手のモンスターをバウンスする時は対象にとらないため、相手の対象耐性と破壊耐性を無視して除去が行える。
当然こいつも獣族なので、獣王アルファ自身を対象にした自己完結の除去カードとして運用が可能。
更にこのカード自前の特殊召喚方法には回数制限がないため、状況次第では獣王アルファの自己バウンス直後に再び特殊召喚をすることが可能。
その際もダイレクトアタックができない制約はつきまとうものの、攻撃力の低いモンスターを狙えば良い話。
ビースト系モンスターが複数いれば一度に複数枚の除去も狙うことができる。
ビースト系モンスターを擁するデッキにおいては
優秀な除去効果を持ちながら青眼の白龍と同等の攻撃力も持ち合わせているなど、対モンスターに特化した頼れる大黒柱となっている。
効果が単独で完結しているため、ビースト系以外のデッキにおいても単体除去カードとして汎用的に使用できる。
相性の良いカード
無理してコンボなどを意識しなくても充分に役目を果たしてくれるが、例えば以下のカードやデッキと合わせればより効果を発揮できる。
- レスキューキャット、魔獣の懐柔
レベルが低い獣族モンスターを複数枚デッキから特殊召喚する効果を持つ。
必然的にステータスも低めになるので獣王アルファの召喚条件を妨害せず、除去枚数を増やすことができる。
副次的な利点として、ホップ・イヤー飛行隊などの手札に握っていたい獣族モンスターもフィールドを介することでサーチを行える。
この場合、例えば手札のホップ・イヤー飛行隊とフィールドの獣王アルファでフルール・ド・バロネスをS召喚することも可能。
自分の手札から相手のフィールドに特殊召喚するモンスター。
当然ながら相手の場に出したこれらのモンスターをアルファの効果でバウンスすることでもう一度特殊召喚を狙うことができる。
壊獣の使い回しは除去枚数の増加、トーチ・ゴーレムについては生成トークン数を増加させることができる。
トーチ・ゴーレムについては獣王アルファ登場から半年も経たないうちに禁止カードになってしまったわけだけども。
ビースト系モンスターを擁するテーマ。
無理にフィールドにモンスターを並べて複数バウンスを狙うよりは、複数バウンスは使えるときは使う程度の認識に留めておき
鉄獣戦線リンクモンスターのリンク素材、サポートカードを共有した連携、単純なアタッカーと幅広い運用を狙える。
元々手札からの展開に特化した鳥獣族テーマであり、
特に疾風のゲイルと黒槍のブラストは手札からの特殊召喚に回数制限がないため
アルファでバウンスした後もそのままフィールドに戻すことができ、実質ノーコストで効果を使える。
共通のババ抜き効果によって手札から特殊召喚されるモンスター。
このババ抜き効果は回数制限がないため
フィールドにでているジャッカロープやビッグフット、ワーウルフやサンダーバードを手札に戻し再びババ抜き効果を再発動することができる。
ビッグフットとは獣族、レベル8のサポートを共通でき、ランク8のエクシーズ召喚に繋げることもできる。
ステータスの低い獣族モンスターが場に散らばりやすいデッキなので、アルファの召喚条件の邪魔にならない上に
バウンス枚数も稼ぐことができ、さらに手札に戻ってもメルフィーの共通効果で手札から特殊召喚ができる
さらにさらに獣族サーチャーのキャシィによってアルファをサーチできるなど、様々な点で相性が良い。
登場時期も近い為、これらのシナジーは意図して設計されたものと考えられる。
手札に避難させることで、弱きを助け強きを挫く王の鑑と呼べる…かもしれない。でもメルフィーってアルファに限らずビッグフットとかアーゼウスとか物騒な連中とおともだちだし、合ってないのでは…?
余談
ダイナレスラー・パンクラトプスとは、「後攻1ターン目or劣勢時に適用しやすい召喚条件」「自己完結している除去効果」等の共通点がある。
それぞれを比較しての優位点は以下の通り。
ダイナレスラー・パンクラトプス
- 特殊召喚モンスターではないため、究極進化薬はおろかプチラノドンで先攻1ターン目から特殊召喚できる
- 除去効果をフリーチェーンで発動できる
- 除去対象がモンスターカードに限定されておらず、どれでも1枚破壊できる
- 自身をリリースする場合は、フィールド外で効果を発動するためスキルドレインやBloo-Dも破壊できる
- レベル8と比べて未だ層の薄い「ランク7のX素材」という役目を果たせる
- ノーマル収録だったため安い
獣王アルファ
- メルフィー・キャシィ、エアーズロック・サンライズなどの獣族サポートの恩恵を受けれる
- ターンを跨いで以降の効果再発動も、蘇生カードなどの手を借りずに自力で行える
- 除去効果は手札バウンスかつ対象を取らないため、破壊耐性と対象耐性をすり抜けられる
- 方法が破壊ではなくバウンスのため、上述したようにバウンス効果を使ったコンボが狙える
- 場にビースト系モンスターが複数いれば、一度に複数枚の除去もできる
- 攻撃力はこちらの方が高い、何が良いかというと、発動を伴わない特殊召喚も合わさりドラグーンを相打ちの形で始末できる
ダイナレスラー・パンクラトプスが制限カードに指定された際に、獣王アルファを意識したコメントが出てきたことからも
獣王アルファがパンクラトプスを意識して作られたモンスターであることは確実のようである。
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- 壊獣カグヤをトーナメントシーンに押し上げた立役者の一枚。マジで便利 -- 名無しさん (2021-10-05 01:00:25)
- 登録日がおかしなことになってる -- 名無しさん (2021-10-05 02:22:28)
- 煽られまくりの某百獣の王の上役…百獣王とは比べ物にならんほど強いな!! この強さなら泣き付かれるのも分かるというもの。 -- 名無しさん (2021-10-05 10:46:49)
- 泣きつかれてえっ?みたいな顔してるの可愛いよね。 -- 名無しさん (2021-10-05 12:47:59)
- 令和のバルバロス -- 名無しさん (2021-10-05 12:50:53)
- 実はアルファと言う言葉は野生動物の群れのリーダーを指す。獣王な訳だし名前の由来だろう。 -- 名無しさん (2021-10-05 17:30:55)
- 獣王無塵…獣王アルファの力がイラスト的に良く解るカード。これとアルファ自身の効果を上手く使えば相手の戦線はガラ空きに。 -- 名無しさん (2022-05-11 15:06:09)
- 形成反転だとかわいい見せてくれてかわいいぞ -- 名無しさん (2024-04-21 00:21:49)
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