登録日:2021/03/31(日) 12:25:31
更新日:2024/05/27 Mon 09:35:46NEW!
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ロックマン ロックマンシリーズ カプコン メットール 一覧項目 雑魚敵
本項ではゲーム「ロックマン」(項目名は混同を避けるため「ロックマン1」としている)に登場する雑魚敵を解説する。
リメイク作品である「ロックマンロックマン」にのみ登場する雑魚敵は取り扱わない。
並びは50音順で、HP及び攻撃力はロックバスター1発分のダメージ、もしくはHP1メモリ分につき1とする。
1作目だけあってか後の作品に比べて敵の種類が圧倒的に少ない。しかしどの敵も厄介さは他作品に引けを取らず、やがてシリーズの顔となった敵も多い。
●一覧
ウォッチャー
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:3(電撃)、4(接触)
⚪︎登場ステージ:エレキマン、ワイリーステージ4
偵察ロボット。緑色の体の上下に目玉があり、こちらに近寄ると目玉から電撃を撃って逃げていく。
主にハシゴ地帯で画面の外から6体同時に現れるため、無視して進もうとすればハシゴから落下は必至。
こう書くとかなり厄介に思えるが、実はどの場所でも出現パターンが同じ(画面左上から3体、右下から3体)であり、それを分かっていればバスターでも楽に対処できる。
地上なら簡単に撃墜可能。
ガビョール
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:3(接触)
⚪︎登場ステージ:アイスマン、ボンバーマン、ファイヤーマン、エレキマン
上面に針とサイレンがついた防衛ロボット。
床の上を左右に行き来し、ロックマンが同じ高さに居ると高速で動くようになる。
背が低いので同じ高さに立ってもバスターが当たらないし、そもそもバスターを当てても一時的に動きが止まるのみで倒すことができない。
エレキマンステージでは面の最初に3体居るが、上の足場に跳び移るとすぐ落とされるような意地の悪い配置になっており、その鬼畜さは「クリアまでは眠らない!」でも歌われている。
アイススラッシャー以外の特殊武器で撃破できるので邪魔ならちゃっちゃと処理しよう。
この系統の雑魚敵は今後シリーズに幾度も登場することとなる。
カマドーマー
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:2(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン、ボンバーマン、エレキマン、ワイリーステージ1
農作物を害虫から守るためのロボットで、赤と青の二種類が存在。
突然現れてはこちらに素早くジャンプで体当たりしてくる。
体力こそ少ないものの体が小さいためバスターが当てづらく、すぐに仕留めないと纏わりつかれてダメージを蓄積されてしまう。
一度に複数出ることが多く、ワイリーステージ1ではハシゴを登った先に陣取っているため地味にウザったい敵。
名前的にモチーフはカマドウマだろうが、見た目はあまり似ていない。
キラーボム
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:3(爆風、接触)
⚪︎登場ステージ:ボンバーマン、ファイヤーマン、ワイリーステージ1、ワイリーステージ3
遠くの物を爆破解体するためのロボット。赤、青、オレンジの三種がいる。
画面右側から上下に揺れながら飛んで来る。倒されるか接触すると起爆し、広範囲に爆風が発生する。
特定の場所で無限湧きし、しかも食らったら一撃死しかねない危険な場所に現れるため非常に厄介。
バスターで決め撃ちするのも手だが、画面内に1体居るときは次が出ない性質があるため、アイススラッシャーで固めるのが得策。
くっつきスージー
⚪︎HP:5
⚪︎攻撃力:4(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン、アイスマン、ボンバーマン、ワイリーステージ2、ワイリーステージ3
危険な場所を監視するバリケードロボット。
目を開くと上下もしくは左右を往復移動し、地形にくっついて進行を邪魔してくる。
狭い空間に配置されることが多く、見た目に反して体力が多い。接触ダメージも大きいため、面倒でもゴリ押しせずにきちんと倒していこう。
サンダービームやファイヤーストームが有効。
クレイジーレイジー
⚪︎HP:1(上半身)、3(下半身)
⚪︎攻撃力:3(接触)
⚪︎登場ステージ:アイスマン
ガード用ロボット。アイスマンステージの序盤にのみ登場する。
下半身が破壊されると上半身が分離し、浮遊しながら殴りかかってくる。
上半身を攻撃すれば分離せずに一撃で仕留められる。
スーパーカッター
⚪︎HP:5
⚪︎攻撃力:4(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン
ローリングカッターに似た見た目の敵。灰色のパックマンではない
カットマンステージの背景にある灰色のマシンに近づくと大量に飛び出してくる。
スーパーアームやハイパーボムが弱点だが、機械の前を止まらず進めば当たることは無いためわざわざ倒さなくてもいい。というかそっちの方が面倒。
スクリュードライバー
⚪︎HP:3
⚪︎攻撃力:2(弾)、1(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン、ボンバーマン、ファイヤーマン、ワイリーステージ2、ワイリーステージ3、ワイリーステージ4
ネジのような形の消火ロボット。天井や床に配置されており、近づくと5方向に弾を2回ばら撒く。
地上に居るものは連射も有効だが体が小さく、天井に設置されているものはバスターが当てにくい。ローリングカッター等攻撃範囲の広い武器で対処しよう。
スナイパージョー
⚪︎HP:10
⚪︎攻撃力:2(弾)、4(接触)
⚪︎登場ステージ:ボンバーマン
ガードロボット。シリーズお馴染みの雑魚敵。といっても今作では1箇所にしかいないが。
盾でこちらの攻撃を防ぎつつ、不定期にジャンプするか1〜3発のショットを撃ってくる。
体力は10発と今作の雑魚敵の中でも多めで、攻撃できるタイミングがランダムなため時間を食われやすく、強いというより面倒な敵。
無視して強行突破しようとしてもジャンプで追いかけてくる。
なお、ジャンプ中は盾を構えているように見えて実は普通に攻撃が通る。盾の意味とは。
体つきやモーションがロックマンに酷似している理由は、今作ではまだ設定されていない。
チャンキー
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:2(接触)
⚪︎登場ステージ:ファイヤーマン
炎を纏った小さい敵。穴から3体同時に出現し、画面上から降下してくる。
降下する向きはランダムであり、穴を飛び越えようとして上から降ってきたチャンキーに当たりそのまま落下、というような事故が起きやすい。
一度画面上へ消えたタイミングで穴を飛び越し、上から降ってきたところを慎重に対処しよう。
その後のシリーズにも「火の玉のオブジェクト」として地味に再登場を重ねている。
ビッグアイ
⚪︎HP:20
⚪︎攻撃力:10(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン、ガッツマン、アイスマン、エレキマン、ワイリーステージ1
モノアイが特徴の大型監視ロボット。みんなのトラウマ。
ランダムに大・中・小のジャンプをしながらこちらに近寄る。
恐るべきはその攻撃力で、接触ダメージは10。これはボス含めて作中最強クラスの攻撃力であり*1、HPの約3分の1に相当する。
その上非常に固く、バスターどころかほぼ全ての武器も歯が立たない。
大ジャンプしたときに下をくぐるのが正攻法で、接触覚悟のゴリ押しは御法度。だが、ジャンプの大きさはランダムなため結局運次第。
満身創痍でこいつに出くわしたときの絶望感は底知れず、もしそうなったら後は運ゲーである。
特にエレキマンステージのボス扉前のこいつは非常に厄介。マグネットビームで大回りしよう。
シリーズほぼ恒例の「プレス系雑魚敵」の元祖と言える存在だが、その凶悪な火力は他と一線を画している。
アイススラッシャーで固めて倒すか逃げるのが最も安全。
ピッケルマン
⚪︎HP:10
⚪︎攻撃力:2(ツルハシ)、3(接触)
⚪︎登場ステージ:ガッツマン
胴付きメットール。突如現れてはこちらに向かってツルハシを投げまくる。
投げる速度は速いため回避は容易ではなく、しかも盾持ちな上に体力も高めで中々強い。
ファイヤーストームなら1発で撃破可能。ハイパーボムでも同様だが当てにくいのでオススメできない。
「人型の雑魚敵」のポジションはスナイパージョーシリーズが主流になり、本格的な再登場はロックマン11までなかった。
フットホールダー
⚪︎HP: -
⚪︎攻撃力:2(弾)、3(接触)
⚪︎登場ステージ:アイスマン、ワイリーステージ1
重い物を運ぶための足場ロボット。みんなのトラウマ。
トゲや穴の上をランダムに飛び、定期的に左右へ弾を放つ。
倒すことはできず、登場ステージではこの敵に乗って先に進まなければならない。
ところが動きは完全にランダムで、跳び移るタイミングを間違えると即死。撃ってくる弾も被弾すれば落下しかねないため無視できない。また、上部分以外に触れると接触ダメージを受ける。
フットホールダー地帯はマグネットビームを駆使すれば多少楽だが、アイスマンステージでは後半にペペ(後述)が飛んでくるし、ワイリーステージ1は天井にもトゲが設置されており安心はできない。
今作を代表する初見殺しの一つ。
ブラスター
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:2(弾)、1(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン、ボンバーマン、ワイリーステージ2
壁に設置された小型砲台。
普段は殻を閉じて攻撃を防御し、殻を開けると4方向に弾を発射する。
1体だけなら大した敵ではないが、3〜4体まとまって配置されていることが多く、手早く倒すかやり過ごさないと弾幕の餌食になる。
真上や真下など死角はあり、並んで配置されているならサンダービームで一掃できる。
ブンビーヘリ
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:3
⚪︎登場ステージ:カットマン、ガッツマン、ワイリーステージ2
カメラアイ搭載の飛行偵察メカ。プレイヤーに向かって体当たりを仕掛ける。
HPこそ低いが問題はそのしつこさで、ロックマンを通り過ぎても方向転換して何度も何度も突撃してくる。
攻撃力は高い上スピードも早く、常に集団で来るため無視しようものなら追撃を受けて大ダメージを貰いかねない。
体も小さくバスターでは仕留めにくい。
1体ずつ落ち着いて倒すのがコツ。まとわりつかれたらファイヤーストームで処理しよう。
ロックマン7にてクレイジーレイジーと合体したような敵である「ブンビータンク」として再登場。それ以降ブンビーシリーズも準レギュラーとなる。
ペペ
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:4 (接触)
⚪︎登場ステージ:アイスマン、ワイリーステージ3
写真撮影用ロボット。ペンギンなのに飛べる。
前述のキラーボムと同じ動きで体当たりを仕掛け、特定の場所で画面右側から無限湧きする。
キラーボムより脅威は低いが、アイスマンステージではフットホールダー地帯に登場し、油断したプレイヤーを足場から叩き落とす役割を担う。
適当にバスターを撃ちまくってるだけで案外楽に倒せる。
ボムボムボム
⚪︎HP: -
⚪︎攻撃力:1(破片、接触)
⚪︎登場ステージ:ボンバーマン、ワイリーステージ2
建造物破壊用の時限爆弾。穴から飛び出して上空で分裂し、周りに4つの破片を撒き散らす。
出現から分裂までの間隔が非常に短く攻撃範囲も広いが、ボンバーマンステージでは地形を利用すれば破片に当たらず済む。
穴を越えようしたときに被弾して落ちないように。
マンブー
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:2(弾)、1(接触)
⚪︎登場ステージ:カットマン、ボンバーマン
偵察ロボット。
空を飛び、一定距離進むごとに顔を出して8方向に弾を発射する。顔が出ていない状態は無敵。
ペペ、キラーボム同様に特定の場所で1体ずつ無限湧きする。その場所はいずれもトゲが敷き詰められた危険地帯で、被弾してしまうと一発でお陀仏になりかねない危険な敵。
対策は前述2体と同じくアイススラッシャーで凍らせ、湧きを止めること。
メットール
⚪︎HP:1
⚪︎攻撃力:2(弾)、1(接触)
⚪︎登場ステージ:ガッツマン
工事現場の作業監督用ロボット。黄色いヘルメットが印象的。
近づくと顔を出し、斜め上下と前方の三方向へショットを撃つ。ヘルメットを閉じている間はあらゆる攻撃を防ぐ。
弾の間隔が小さいためジャンプしても避けにくく、攻撃チャンスも少ないため地味に強い。バスター連射が有効。
今やシリーズの垣根を越えてマスコットとして親しまれると同時にプレイヤーを苦しませている彼らも、初登場時はガッツマンステージの序盤と終盤しか出番がなかった。
ただ、メットールのデザインとしてはロックマン2に登場したネオメットールが主流になり、足のないメットールはロックマン9まで日の目を見ることがなかった。旧ザクとザクの関係に似ている。
追記・修正は全ての敵をハイパーボムのみで倒してからお願いします。
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▷ コメント欄
- もともとFCのゲームで容量もそんなにない手前、2ステージに出るキャラクターをレアというのだろうか -- 名無しさん (2021-03-31 14:51:26)
- スーパーカッターはワールド1の方が厄介だった -- 名無しさん (2021-03-31 20:01:10)
- メットール系は独立してもいいのでは?ってくらいの顔役 -- 名無しさん (2021-03-31 21:42:57)
- どいつもこいつも、地味に厄介なんだよなぁ。 -- 名無しさん (2021-04-01 11:30:02)
- ビッグアイは当時スライディングさえあれば厄介では無いはずなんだよね…スライディング無しだからこそキツい -- 名無しさん (2021-04-01 11:43:45)
- まだまだファミコン初期という事もあってか、ハード単体でのバランスは粗い -- 名無しさん (2021-04-01 16:17:18)
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