神次元アイドル ネプテューヌPP

ページ名:神次元アイドル ネプテューヌPP

登録日:2021/01/27 (水) 17:14:59
更新日:2024/05/24 Fri 13:36:19NEW!
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アイドル始めました!




『神次元アイドル ネプテューヌPP』とは、2013年6月20日にコンパイルハートから発売されたネプテューヌシリーズのゲーム作品。対応ハードはPlayStation Vita


概要

ネプテューヌシリーズの女神をアイドルとして育成するADVゲーム。タイトルの「PP」は「パーフェクトプロデューサー」の略。
シリーズのキャラクターの3Dモデルでライブを楽しめたり、アイドル活動によるギャルゲー的な要素も楽しめる。
開発はナンバリングタイトルとは異なってタムソフトが担当しており、以後もタムソフトはネプテューヌシリーズのスピンオフに関わることになる。


ネプテューヌシリーズとしては4作目だが、シリーズでは初となる外伝扱いのスピンオフタイトル。
「神次元」となっているが、『神次元ゲイム ネプテューヌV』との物語・世界観的な関連性はないパラレル扱い。他のネプテューヌ作品とも繋がりはない(ゲーム中でもこの説明が出る)。
登場キャラクターなどの設定的にも神次元と言うよりは『mk2』までの「超次元」寄りである。


限定版も発売されており、そちらには『めがみつうしん』を担当している葉生田采丸による描き下ろし漫画、特製携帯スタンド、シチュエーションCDなどが付属されている。


ゲームの難易度自体はかなり低いので良く言えば初心者に優しいが、ゲーム的に不親切な雑な作りもあって悪く言えば飽きやすい。
一方で周回プレイ前提の要素が多いので端から端まで遊ぼうとする場合は時間が必要で、トロフィーコンプの難易度も高い。
そのため、総評としては「キャラクターの愛らしさを楽しむためのファン向けに特化した作品」という評価が目立つ。
しかし、シリーズのキャラゲーとしては見るべき点も少なからず存在し、シリーズでは割と珍しいギャルゲーに近い作品と言うこともあって、続編を望む声も少なくない。


余談だが、現時点ではシリーズのスピンオフ作品としては珍しく海外版を含めてSteam版が存在しない作品であり、他機種への移植が行われていない。


ゲームモード

プロデュウス

本作のメインモードかつストーリーモード。女神達の中から一人を選んでアイドルとして育成しながらシェアを取り戻すストーリーをクリアするシミュレーションゲーム。
ゲームのクリア条件は2つ存在し、「MOB48」というグループからのシェア奪回と他の女神を抑えてのシェア1位の獲得である。


ゲームの内容としては「営業」「レッスン」「オフ」「移動」「ライブ」などのコマンドから選択してイベントを発生させ、プロデュウスする女神のステータスの強化やファンの獲得によるシェア値の上昇などを行っていく。
ただしゲームの行動可能な日数である180日を過ぎるか、イベント次第で上昇する「ストレス」という数値が100%まで達するとゲームオーバーになる。
難易度的にはストレスによるゲームオーバーの方が可能性は高いが、180日以上経過はセーブデータの状況次第ではデータ自体が詰んだ状態になりかねないので一応こまめにセーブしておくのが吉。
2周目以降でも能力やイベントのコンプリート率などの女神のステータスは継続して引き継ぐ。


EDはBAD・GOOD・TRUEの3種類が存在。GOODとTRUEはステータス次第で発生するイベントの選択肢で決まる。
BADの場合はセーブデータに保存されないためにイベントコンプリート率には影響しないが、トロフィーコンプを目指すならば一度見ておかなければならない。
全ての女神のトゥルーENDを制覇すると、おまけ的なセーブ不可能の短編シナリオとしてハーレムルートが解禁される。


アンリミテッド・ライブ

プロデュウスにおけるライブパートを自分好みに設定して行えるモード。
アイエフなどを初めとして、プロデュウスでは使用が不可能だったキャラを使える。


ビューアー

Vita本体を縦持ちにしてキャラクターの3Dモデリングを鑑賞できるモード。
衣装や背景の変更が可能で、身体の様々な場所をタッチすることでキャラの反応も楽しめる。
目覚まし機能もあるが、本体がスリープモードだと機能しないという仕様のせいで実用性の面では役に立たないという批判も見られる。


プロデュウスのストーリーあらすじ

ここはゲイムギョウ界

女神たちの力により平和を保たれている世界。


女神たちは平和なことを良いことに毎日ゲームをして楽しく過ごしていた。


すると「ゲイムギョウ界に震撼走る」


世はアイドルブームとなっており、女神たちの力の元となる信仰(シェア)は無くなってしまっていた。


事態を重く見た四女神たちは緊急会議を始めたのであった…


公式サイトより引用

©2013 IDEA FACTORY / COMPILE HEART / TAMSOFT


登場キャラクター

本編からの登場人物

※本作で登場しないキャラクターでも、マジェコンヌなどはEDのスタッフロールにて姿が見える。


プラネテューヌの守護女神でシリーズ主人公。と言っても、本作では主人公と言う立場ではない。
明るいノリでメタ発言も目立つが、アイドルとして確実に成長していくことになる。
トゥルーENDでは元の世界に帰還した主人公の前に唯一やってくるラブラブな終わり方…なのだが、ゲイムギョウ界の方は色々と大丈夫なのだろうか…。


ラステイションの守護女神。アイドルとしても変わらずぼっちな環境やコスプレ好きな点が強く描かれる。
他の女神とは違って元々アイドルとしての能力があったため、主人公のことをプロデューサーではなくマネージャーとして扱う。
ノワールのシナリオはツンデレな性格も合わさってか、他の女神ルートと比べるとラブコメ及び恋愛的な雰囲気が強い。トゥルーENDでは、女神の中で唯一主人公にキスをするという行動に出る。


ルウィーの守護女神。アイドル活動では色々と熱心に学ぶ一方でキレやすい性格や貧乳コンプレックスは変わらず。
妹達に対する面倒見の良さやルウィーに関係する新たな設定なども描かれる。
ゲーム中のある場面からネプテューヌPPのプロデュウスのシナリオはブランが執筆した物だと考えられる…PPの恋愛的なシナリオも考えるとつまりは夢小説…?


リーンボックスの守護女神。ゲームオタクな面はいつも通りだが、プロデューサーに対する態度も他の女神よりも冷静な面も見られる。
他の女神と違って妹がいないために欲しがっている点は変わらずだが、本作ではなんと…。
女神の中では一番の巨乳であるため、ライブでは3Dモデリングがよく揺れる。


ネプテューヌの妹の女神候補生。姉のアイドルとしての活動を激しく応援する。
今作では言動や行動がなかなかにぶっ飛んでいる部分が強く、特にメカテューヌのイベントに震えたプレイヤーは少なくない。


ラステイションの女神候補生でノワールの妹。
当初は敏腕プロデューサー予定としてやってきた主人公に敵対心も見せていたが、後に交流を深めることになる。


ルウィーの女神候補生の双子でブランの妹。姉に面倒を見てもらう場面が多く描写される。
ゲーム中盤で発生するイベント「ラムちゃん当てゲーム」は色々と必見。


  • アイエフ
  • コンパ

ネプテューヌルートのラジオ収録イベントでのみ登場。
プロデュウスモードでは特にゲーム面やシナリオの大筋には絡まないが、上述のイベントを発生させることでビューアーやアンリミテッド・ライブで使用可能になる。


本作オリジナルキャラクター

  • プロデューサー

プロデュウスモードにおけるプレイヤー兼主人公。ネームは自由に決められる。
現代の世界で夏休みを送ろうとしていた学生で、購入した新作ゲームをプレイしようとした際にプロデューサーを求めていた4女神の力によってネプテューヌの世界に召喚された。
実際はプロデューサーとしての経験はなかったのだが、ゲーム的な感覚で女神とプロデューサー生活を送ることになる。
プロデューサーとして過ごす中で女神から好意を抱かれることになるが…。また、地味にラッキースケベイベントも多い。


ちなみに、後の『超女神信仰 ノワール 激神ブラックハート』においても、本作同様に男性型主人公兼プレイヤー(秘書官)が登場する。


  • MOB48

48人のモブで構成されたアイドルグループ(ブラン曰く「モブ軍団」)。元ネタは明らかにAKB48だろう。
各国家でアイドルへの免疫が足りなかった影響で試しに信仰する人間が多く、MOBビジネスで1人の人間から搾り取る営業を確立して4国家のシェアを奪った。
ネプテューヌルートのシナリオではオーディションで審査員に贔屓されているような描写もある。


物語の始まりの原因なのでさぞ強敵のように思えるが、普通にプレイしていればあっという間にシェアを奪える悲しき存在。
ついでに言うなら、プレイヤーサイドの女神側がアイドル活動をしていなくても、他の女神がMOB48のシェアを奪う。


  • 32X

プラネテューヌにおけるネプテューヌの熱狂的ファンの女の子。名前の元ネタはセガのスーパー32Xだろう。
ネプテューヌに憧れてコスプレをしていて、プロデューサーも認める程にそっくりな外見を再現している(グラフィックがそもそも流用)。
アイドルになるのが夢だったが、病弱な身体故に諦めていたが…。


  • メカテューヌ

アイドル活動で忙しい姉に寂しさを覚えていたネプギアが作り出したアンドロイド。
外観はネプテューヌと見分けがつかないほどそっくり(そもそもイラストが本物の流用)だが、言動は機械的。
戦闘力も本物より高く、パープルハートに女神化しないと破壊できない程だった。


  • ヒールちゃん

ベールルートにおいて、迷子の子供探しのクエストにて出会ったヒールスライヌ。
心優しき個体で、実はヒールスライヌでありながらも女神に憧れていたことから「女神の友人になれば女神になれる」という理論でベールに接触したのだが、妹を欲していたベールによって妹として認定される。


収録曲

  • Fly High!
  • with confidence
  • HP ∞ LOVE Power
  • Dear... every day
  • ミラインフィニティ

余談

パッケージについて

本作のパッケージのイラストなどでネプテューヌ達が着用しているアイドル風の衣装だが、実はこれはゲーム中では入手することが出来ない。
後に2013年7月から10月までの期間限定DLCとして登場したが、入手方法はPlayStation StoreにてTVアニメ版『超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION』12話分の購入が必要であり、価格は3,000円。
しかも配信されたのはネプテューヌのみであり、実質的なDLC費用の高さも重なって購入した層は限られたかもしれない。


期間限定DLCであるために現在は入手は困難となっているが、パッケージのイラストがこのような扱いであることを批判する声も存在する。
しかし、後に『まいにちコンパイルハート』(以下、まいコン)において本作のパッケージの衣装は「神次元アイドル」と名付けられて登場した。しかもちゃんと女神4人分の衣装が存在。
まいコンの方でも課金用アイテムという事でDLCのような物だが、価格的には4人分全員に課金しても本家よりも安価で済む。





追記・修正は異世界に召喚された後に四女神を一流のアイドルとしてプロデュウスしてからお願いします。


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  • プロデュースという名目で女神とイチャつくゲーム -- 名無しさん (2021-01-27 20:33:56)
  • ノワール=千早 -- 名無しさん (2021-01-27 23:47:14)
  • 久々のネプテューヌ関連項目か。V2の大人ネプテューヌがアイドルの世界も救ったと発言してたのはもしかして…? -- 名無しさん (2021-01-28 13:06:46)

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