世界か彼女か選べない

ページ名:世界か彼女か選べない

登録日:2020/12/30 Wed 16:49:35
更新日:2024/05/24 Fri 12:55:03NEW!
所要時間:約 20 分で読めます



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別冊少年マガジン 講談社 ラブコメ 漫画 世界 彼女 世界か彼女か選べない 内山敦司 セカカノ




「彼女に告白したら、世界滅んじゃうよ?」



概要

『世界か彼女か選べない』とは別冊少年マガジンにて2017年5月号から2020年9月号まで連載されていたラブコメ漫画である。作者は内山敦司。
全40話、コミックは全9巻で売り上げはデジタル版も含めて累計78万部を突破した。



ストーリー

中川光輝は幼なじみでもある藤咲歩美に惚れており関係が壊れるのを恐れて告白できない状況が続いていたが、高校生になってから歩美と付き合いたい男子が増えた事で光輝は意を決して彼女に告白を決意する。


ところが歩美に告白する光輝の元に隣の席の神堂ひかりが現れて、いきなり光輝の彼女と宣言してしまう。
突然の出来事に告白はうやむやになってしまい光輝は怒るが、これまで地味な印象だった神堂の美貌と付き合ったら何でもしてくれると彼女から告白されて光輝は動揺するが同時に歩美と付き合うのを諦める事を促されてしまう。
神堂から歩美と付き合うと世界が滅ぶと言われるが当然、光輝は信じるはずもなく再び歩美に告白しようとするが何故か次々と不運に襲われて告白ができない。
それでもめげずに光輝は歩美に告白するが、動揺した彼女の影響で隕石が落下する光景を目撃した事で光輝は神堂から歩美への告白を邪魔した理由を伝えられて事の重大さを理解する。


そして光輝は歩美も世界も救おうと神堂のエロ仕掛けや歩美の力を狙うKONOE COMPANYの暗躍に翻弄されながら選択だらけの波乱の日常が幕を開ける。



登場人物

  • 中川なかがわ光輝こうき

茶髪とアホ毛が特徴の本作品の主人公。
高校生になってから幼なじみの歩美に想いを寄せるようになり彼女に告白しようとするが、神堂が現れた事により告白はうやむやになってしまう。
さらに歩美と付き合うと世界が滅ぶ事を神堂から告げられるが、8年前に両親を亡くした歩美をほっとけないと歩美も世界も救おうと選択だらけの日々を送る事になる。


神堂から何かと逆セクハラされたりそんな状況を見た歩美に鉄拳制裁されたり、途中から転校してきた天使にもグイグイ迫られるなど傍から見たら羨まし過ぎる状況のため、学校内ではモブ男子から常に殺意に等しい感情を向けられて胃が荒れるほどのストレスを抱えている。もっとも光輝の自業自得も原因ではあるのだが…。


スマホでソープの動画ばかり見るほど年相応にスケベで神堂のエロい自撮りも保存している。
どこで買ったのか突っ込みたくなるくらいダサいTシャツを着用する事が多い。
両親は健在だがメタ的な都合からか作中では一切登場しない。


10年後はブラックと思われる企業に務めている。


  • 藤咲ふじさき歩美あゆみ

二つ結びにした長い金髪と八重歯が特徴の本作品のヒロインのひとり。
勉強も運動も優秀でクラスの人気者と非の打ち所がないが幼なじみの光輝に対してはツンデレ
下半身に自信があるらしいが、胸も神堂には及ばずとも貧乳と呼べるほど小さくはなく美乳…どころか普通に巨乳である。


8年前の交通事故で両親を失い実は彼女も一度、命を落としているが神堂によって生き返るも以降は彼女が精神を取り乱すと天変地異が発生するようになってしまう。
さらに両親を失ったのに自分だけ生き残ってしまった事に罪悪感を抱えてしまい、自分だけ幸せになる事が許せない歩美はそれを隠すために勉強も運動もできるクラスの人気者という仮面を付けて周囲に振る舞うようになった。
神堂の事は光輝にエロ仕掛けを繰り返したり空気が読めない言動をするため最初は嫌っていたが、彼女と交流を重ねるうちに自分の代わりに光輝と付き合うのを認めるまでの関係になる。


普段は光輝にツンデレな対応をしているが歩美自身も昔から彼の事が好きであり、雨の日になると光輝への想いが強くなって普段と一転して過剰に攻めるようになる。
作中では何度か光輝にキスをしており、雨の日は一線を越えかねない状況が二度も発生していた。


10年後は光輝と結婚して2人の子供を授かり、時には喧嘩もするが仲睦まじく過ごしている。


  • 神堂じんどう ひかり

黒髪ショートヘアが特徴の本作品のもうひとりのヒロイン。
女性キャラの中ではもっとも巨乳(どころか爆乳にも近いサイズ)で、
その豊満なおっぱいを駆使して歩美を諦めさせようと光輝にたびたびエロ仕掛けをしてくる。


神堂ひかりは人間ではなく本作品の世界における神様であり見た目に反して何千、何万年も生きており数え切れない長い年月の中、自身の力を人類に狙われ続けていたため彼女は次第に人間不振に陥っていた。
ある時、幼い光輝と歩美に出会い2人と交流した事で興味を抱くも歩美が交通事故で命を落とすが彼女が生きたい気持ちを訴えて神堂は自身の力を歩美に与えて生き返らせる。
同時に天変地異を発生する体質になった歩美を危険視して与えた力を再び抜き取ろうとするが、彼女を護ろうとする光輝の成長と元気を取り戻す歩美を観察し続けた事で次第に力を抜き取る気持ちはなくなっていた。
高校生になってから光輝が歩美に告白する事になり世界を護ろうと神堂が告白を妨害したのが全ての始まりであり、光輝へのエロ仕掛けも丸く収めるための彼女なりの考えだったのだが、人という生き物の本質がわからない神堂はこの行動が浅はかだと後に語っている。


そんな彼女も光輝に対して次第に強い恋心を抱いてしまい、彼女もまた選択の板挟みで苦悩する事になってしまう。
天使の策略に翻弄され、さらに歩美が力を奪われて命を落としてしまうが神堂は覚悟を決めてKONOE COMPANYに単身で乗り込み力を取り戻そうとする。
豪六の操り人形にされた天使との交戦中に同じく覚悟を決めた光輝が駆けつけて彼の呼び掛けで天使は自我を取り戻し、同行していたあんずによって神堂は力を取り戻し豪六を倒した。
神堂は光輝が世界より歩美を選んだ事に薄々は気づきつつも悔いは残したくない彼女は、1話で光輝の告白を妨害した時と同じシチュエーションで彼に告白をする。
光輝も神堂の告白に対して胸を張って世界より歩美と宣言した事で振られるも神堂は笑みを浮かべ、自身の力で歩美を生き返らせようとする。
しかし、辛うじて意識が残っていた豪六によって光輝が銃殺されてしまい神堂は光輝と歩美のどちらを生き返らせるか最後の選択を強いられてしまう。
そこへ自分の命はもう長くない事を悟っていた天使が自身の命で光輝を生き返らせる事を提案して、神堂も彼女の意志を尊重して光輝は生き返る。
光輝は自分のせいで天使が命を落として歩美を生き返らせる事ができなくなり自責の念に駆られるが、神堂は一連の騒動は自分の存在が全て招いた事だと責任を果たす形で自身が持つ全ての力を歩美の魂へと変換する決意をする。
光輝は神堂にこれまでの思い出を彼女に伝えて歩美は絶対に幸せにする事を宣言した後、神堂は最後のワガママとして2話でずっと興味があった光輝と最初で最後のキスを交わし、彼女は歩美の魂に変換する形で消滅して、歩美は生き返った。


10年後、光輝と歩美は結婚してさらに4歳になる娘もいた。
その子の名前は「光」であり見た目も神堂ひかりと瓜二つで光輝には特に懐いており、かつてエロ仕掛けを繰り返していた彼女のような言動をしたり光輝が光に対して一瞬だけ神堂の気配を感じるなど幼い姿ながらも光は神堂ひかりと同一人物と思われる。


  • 胸を触らせる(1話など多数)

歩美への告白を邪魔されて怒る光輝に世界滅亡を信じてもらおうと突発的に行った行為。光輝は16歳で初めて女子のおっぱいを揉んだようで柔らかくて温かかったとのこと。

  • 疑似ソープごっこ(2話)

光輝の家の風呂場にいた神堂が歩美を諦めさせようとした彼に行った行為。日頃からエロ動画ばかり見ていた光輝は血涙を出すほど悩んでいた。

  • 胸を顔に押し当てる(7話など多数)

体育祭で歩美のクラスがスポーツ推薦者だらけで勝ち目がないことを黙っていた光輝に対して行った行為。当然ながら光輝はモブ男子にフルボッコされた。

  • 布団に潜り込んでイタズラする(10話)

寝ていた光輝の布団に潜り込んだり歩美との電話中の光輝に密着したり耳に息を吹きかけたり股間に挨拶をした。神堂は光輝のワイシャツを勝手に借りていた。

歩美を怒らせた光輝が彼女との仲直りを促す時に行った行為。光輝はH目的じゃないと否定していたが表情はどこか煩悩にまみれている。

  • お尻を擦りつける(12話)

歩美と仲直りした後に狭い路地裏で光輝に行った行為。光輝の股間にお尻を擦りつけるがアングルがいろいろ際どい。

光輝が歩美とキスした事を知り彼にキスしようとする流れでうっかり胸を揉まれた事で欲情スイッチが発動していつもより攻めた行為。神堂も喘ぎ声を出して思いっきり感じていた。

  • 酔っぱらって迫る(16話)

夏休みの宿題中にあんずが缶チューハイを飲ませた事で歩美と共に光輝に迫る。光輝はこっそり歩美と神堂に似たアイドルの写真集を購入していたが後で2人に処分された。

  • ロッカーに閉じこもる(17話)

バレー部が着替えようと更衣室に入る過程で光輝と共に慌ててロッカーに隠れた。お色気漫画ではよくある展開だが、向かい合わせではなく神堂の後ろに光輝がいる形になっている。


  • 近衛このえ天使てんし

18話から登場した黒髪ロングと泣きぼくろが特徴の本作品3人目のヒロイン。
歩美と神堂の対応に精神をすり減らす光輝が病院帰りの途中に鉄棒するひとりの少女のパンツをガン見する形で出会う。
作中では特に言及されてないが、彼女も歩美や神堂に負けず劣らずのナイスバディである。3人のビジュアルや性格は作者の好み丸出しだから仕方ない。


病弱で長く入院しているようだが病院を抜け出して歩美と世界で選択肢の板挟みに悩む光輝を励まし、さらに自分を選べば毎日が癒しという第3の選択肢が加わった事で後に転校して光輝を巡り歩美や神堂との四角関係に発展する。
天使という名前は光輝に天使のような対応をした時の彼の発言をきっかけに自ら名乗るようになり、元々あった本名はそのまま廃棄している。


実は天使は歩美に入っている神堂の力をつけ狙うKONOE COMPANYに所属しており、光輝との出会いも偶然ではなく意図的なものである。
天使が患っている病気は既に末期でいつ命を落としてもおかしくない状態なのだが、祖父の豪六によって擬似「生命E」を投与された事で延命できるようになった。
だが、副作用として過激な行動をするようになってしまい光輝や神堂をたびたび弄んでは名前に反して悪魔のような笑みを浮かべている。


本来の天使が望んでいた事は健康になって友達と仲良くなって遊ぶなど普通の生活がしたかっただけであり、彼女もまた一連の騒動に振り回された犠牲者でもあった。
天使は最期にこれまでの行いを神堂に謝罪して自身の残り少ない命で豪六に銃殺された光輝を生き返らせる事を彼女に頼み、今まで自分を支えてくれた茜や青春を教えてくれた光輝に感謝してその短い生涯を終えた。


10年後、結婚した光輝と歩美の間に生まれた2人目の子供は天使と同じく泣きぼくろがある。
一度は命を落とした光輝は天使の命によって救われており、その子供は名前も同じで茜の事も覚えているなど天使と同一人物の可能性が高く長女の光と同じく光輝にはよく懐いている。


  • あんず

神楽一族の生き残りの少女で本作品のマスコット的存在。
一族では能力に関して特にずば抜けていたようで随所で活躍を見せるが、精神的に幼いため光輝に口が臭いなど遠慮のない発言や傍若無人な行動で歩美を振り回すなどトラブルメーカーになる事も多い。
歩美を慕う一方で光輝は家来としてこき使い神堂に対しては苦手意識を抱き、ロミオとは師弟のような関係を築いている。


10年後、推定21歳になったあんずは結婚した光輝と歩美の元でニートとして過ごしていた。
あんずとは昔から反りが合わない光輝にとっては歩美と娘2人との結婚生活を満喫できないため疎ましく思っているが、歩美があんずに甘いため居候を続けていた。
しかし、娘2人がかつての天敵を彷彿するためさすがのあんずも敵わず最初は逃げる口実として茜の支援で設立した探偵事務所に引きこもるが、最初に受けた依頼をきっかけに爆発的な人気を得た事で結果的に中川家の家計を大きく支える事になり引き続き居候する事になった。


  • ロミオ

歩美と同じクラスにいる男子生徒。
銀髪で「FU☆」という独特な語尾を付けて話す一見チャラいキャラに見えるが運動神経がずば抜けているため体育祭では切り札として温存されていたものの、普段から予測不能な言動を繰り返しているため彼の起用はハイリスクハイリターンである。


彼が生まれた土地は凄惨な環境で昔は傭兵として活動しており、やがて「シーカー」と呼ばれるが裏切りと利用されては始末されかけるの繰り返しでロミオはいつしか人を信用しなくなってしまった。
当時の古傷が額に残っており、彼にとって苦い思い出のため普段は銀髪で隠している。


その後の経緯は不明だが、日本に渡り光輝と歩美をKONOE COMPANYから護ろうとする神堂に雇われ任務を続ける中で次第に光輝と歩美の絆に希望を見出だした事で光輝にとってかけがえのない同性の親友になった。


10年後はYouTuberとして成功を収め、美樹と愛子と共に世界で活動している。


  • あかね

センター分けストレートでスーツを着ている天使の付き人。
ほとんど感情を出さないが、あんずや天使の行動に昭和のようなリアクションをするなど意外とノリがいい。


あんずと同じく神楽一族の生き残りであり、本名は「神楽アカネ」。
神楽一族が滅んでしまったのは彼女がKONOE COMPANYに所属した後に豪六によって里の情報を吐かされたせいであり、茜はこの出来事がトラウマになっている。
天使とは付き人になってから茜にとって大切な存在になっており、余命僅かの天使からこれまでの感謝を伝えられた後に彼女の命によって生き返った光輝に天使の分まで生きてほしい事を涙ながらに伝えた。


10年後はホームレスになっていた茜を光輝達が発見、それからヨーロッパで4年間ゲームの修行をした事でプロゲーマーとしての才能を開花させた。
そして光輝と歩美の第2子でもある天使と瓜二つの子供と出会い、茜はかつて護れなかったひとりの少女を今度こそ護る事を誓うのだった。
本作品の登場人物では数少ない見た目が大人のキャラだが、10年後も容姿は全く変わっていない。


  • 竹井たけい美樹みき
  • 国仲くになか愛子あいこ

歩美の友人で彼女とは付き合いが長いようで学校内では常に一緒に過ごしている。
美樹はベリーショートで背が高く見た目通りサバサバした性格。
愛子はおかっぱボブで高校生としてはかなり小柄で、あんずに自身と体型が変わらない事を指摘されてショックを受けていた。


実は茜の部下であり、いつも歩美と一緒にいるのは監視目的の意味合いも含まれている。
しかし、美樹は歩美と一緒に過ごすうちに次第に情が移ってしまい自分の行いに迷いが生じてしまう。
一方、愛子は美樹と異なり既に割り切っているようで今後どうするかで迷っている美樹に任務をやめる事も勧めていた。
その後、天使が歩美から力を奪う事を決めて時間稼ぎとしてロミオと交戦して一時は目的を果たすものの再び戦った時は戦法を変えたロミオに敗北、彼に諭されて2人は考えを改める事になった。


10年後はロミオと共に世界を救う活動を続けており、美樹は当時の事で罪悪感を抱えていたが歩美は2人が友達になってくれた事に感謝して現在も良好な関係を築いている。
愛子は10年後もほとんど背が伸びておらず、年相応に成長したあんずが愛子より身長が高くなり彼女から背が縮んだと指摘されて10年前のようにショックを受けていた。


  • 3バカ

歩美の親衛隊の中心メンバーとして活動する筋肉質の男とメガネをかけた男のコンビが普段のロミオとまとめて光輝から3バカと呼ばれている。


ロミオを除き2人は歩美への想いが強く彼女にしょっちゅうアプローチしているが、そのたびに光輝に阻止されている。
学校のモブ男子と同じく、光輝が羨ましい思いをしたら辛辣に接している。


10年後も光輝や歩美達と交流を続けているが、愛しの歩美が結婚した事に未練タラタラで会うたびに光輝を殴っている模様。
他の登場人物のように別に特殊な種族でも隠された素性もないただの一般人からか歩美は彼らの名前を覚えておらず、2人は名乗ろうとするも美樹と愛子が現れてスルーされた事で彼らの名前は最後まで判明する事はなかった。光輝はここぞとばかりに2人に対してほくそ笑んでいた。


  • 直也なおや

光輝と同じクラスの目つきが悪い男子生徒。
3バカの2人と同じく羨ましい思いをする光輝に殺意を向けている。
体育祭ではモブ男子と共にモブ女子のおっぱいのために奮闘する。女子生徒は神堂に洗脳されてただけなのでざまぁと言いたくなる結果に終わったが。


  • 近衛このえ豪六ごうろく

KONOE COMPANYのトップで天使の祖父。
神堂の力を表向きでは世界中の命を救うために必要と発言していたが、実際は力を利用して神になり世界征服を企む典型的な外道。


歩美の8年前の交通事故は密かに彼女についてきた神堂をつけ狙っていたKONOE COMPANYのトラックが衝突した事による悲劇であり、天使は豪六が開発した擬似「生命E」を投与された事で行動が過激化した事で光輝達を翻弄させたため結果的に本作品の騒動における全ての元凶でもある。


孫でもある天使に対しても道具程度にしか思っておらず、裏切った茜を用済みとばかりに天使を操り人形にして葬ろうとするが力を取り戻した神堂の力によって重傷を負うも悪あがきで光輝を銃殺して取り乱す神堂を嘲笑うが、最後は操り人形から解放された天使にとどめを刺されてしまうという因果応報の末路を迎えた。



主な用語

  • 生命Eエネルギー

神堂が過去に命を落とした歩美を生き返らせるために自身に秘めた力を魂に変換して分け与えた事で歩美は生き返るが、以降は彼女が精神を取り乱すと天変地異が発生する体質になってしまう。
この世界の神様でもある神堂に秘められたエネルギーは寿命に換算すると10万年で地球を1000回も破壊できるほどの無限に等しい量が歩美の体内に収まっている。


  • 三坂高校みさかこうこう

光輝達が通っている埼玉県の三坂市にある高等学校。
日頃から殺伐としており、特に光輝と神堂が所属するクラスのモブ男子は授業を抜け出してまで羨ましい思いばかりしている光輝を何度も粛清しようとしたりモブ女子は派閥があって協調性がない。
さらに担任もそんな状況を容認して放置したり授業中に騒がれると体罰したり退学をちらつかせて脅すなどブラック企業に等しい。


  • 神楽かぐら一族いちぞく

気を駆使して探し物などを見つける能力を持ち、耳が尖っているのが特徴の民族。
茜が豪六に情報を吐かされた事で彼女とあんずを除きKONOE COMPANYとの戦争によって全滅してしまった。


  • KONOEコノエ COMPANYカンパニー

天使と茜、美樹と愛子が所属している謎の組織。
トップの豪六からの指示により歩美の体内に収まった神堂の生命Eを奪おうと光輝達に接触する。
長年、神堂をつけ狙っていたが最終的に豪六が命を落とした事によりKONOE COMPANYもそのまま瓦解したと思われる。


  • 疑似生命Eエネルギー

豪六の開発によって生み出された不完全な生命E。
病気の天使に投与した事で彼女の体調は回復したが、同時に行動が過激化するという致命的な副作用が起きてしまった。



余談

コミックのカバーを外すと登場人物は下着姿になっている(第8巻のみ収録話がシリアス展開なのもあり歩美がその事にツッコミを入れている)。
第4巻のデジタル版のみ特装版も販売されており、矢吹健太朗など豪華ゲストによる寄稿イラストなど様々なおまけが収録されている。


本作が完結した同年の冬から週刊少年マガジンにて『恋か魔法かわからない!』が2021年2・3合併号から35号まで連載されていた。




「追記・修正したら、世界滅んじゃうよ?」


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  • 読みにくい。句読点の位置がおかしい。「○○するが誰々が××したことで云々なるが」等の重複した表現も気になる。一行が長すぎるからそうしたことが起きる。もう少し改行してみてほしい。 -- 名無しさん (2020-12-31 09:19:44)
  • ↑代理作成した者です。とりあえず、文章を自分なりに何点か修正してみました。不自然な所が残っていたらすみません。 -- 名無しさん (2020-12-31 11:08:06)
  • 「神堂から胸を揉まれて」はミスなのかそういう性癖なのか… -- 名無しさん (2020-12-31 11:33:12)
  • 恋か魔法かわからないが打ち切り…。 -- 名無しさん (2021-07-28 11:42:10)

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