登録日:2020/10/15 (木) 02:44:12
更新日:2024/05/23 Thu 10:42:38NEW!
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女神アスタルテの加護を受けし三雄たる我の力……いまこそ見せてくれよう!
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
『デギンハンザー』とは『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』『ファイアーエムブレム 暁の女神』の登場人物。
神話として語り継がれている780年前に、ベオクの女剣士オルティナ、獣牙族の獅子戦士ソーンと共に負の女神ユンヌと戦い、メダリオンに封印した『三雄』の一人。
CV:西前忠久
テリウス大陸にあるゴルドア王国の黒竜王。外見年齢50歳(竜鱗族の年齢は外見年齢×17なので、実年齢は850歳ほど)。
ゴルドア王国の現国王であると同時に、約780年前にゴルドア王国を作った建国王。
ゴルドアは竜への化身能力を持つラグズ(竜鱗族)達が住む国であり、デギンハンザーは最も強い力を持つ黒竜でも最強の御仁。文句なしで作中最強である。
(竜鱗族は歴代におけるマムクートに相当するが、マムクートが人に変身する竜なのに対し、竜鱗族は竜に変身する人である)
家族に長男の『ラジャイオン』長女の『アムリタ』、次男に『クルトナーガ』がいる。[[そして孫に印付きであるセネリオがいる。>セネリオ(FE)]]
ゴルドア王国はラグズの仲で最も力の強い竜鱗族が寿命問題などから他のラグズとも歩調を合わせられないので、竜鱗族だけで国を作ったという経緯がある国である。
竜鱗族のその圧倒的な強さからベグニオン帝国すら無視できない強国である。
強国の王で最強のラグズではあるが、本人は頑なに他国に不介入・中立を保つ。
本人の実力とゴルドア王国のベグニオン帝国への発言力から、
ベオクのラグズ軽視の帝国に介入できるのではと親友から期待されても、一貫して中立を保ち助けようとはしない。
他の竜鱗族に力を攻撃に使う事を禁じ、ラグズ同盟には「大陸全土を巻き込むような戦乱を起こしてはならぬ」と言い聞かせ、
ゴルドア王国にはどんな理由があっても他種族が入国するのを禁じた。
もし密入国したのならばどんな怪我人であっても即刻退去させる。
このためティバーンから「化石親父」と呼ばれ、ゴルドアは他のラグズを助ける術があるのに見捨てて来たと嫌悪されている。
またアシュナードが大陸全土に負の気を満たすために、デギンハンザーに挑発していたと暁で明らかになる。
その挑発には耐えていたが、当時ラジャイオンとアムリタがアシュナードに殺されていたと思われていたため、
アイクが決着をつけるのが遅かったら激怒したデギンハンザーはアシュナードに戦争を挑み、大陸中を負の気で満たしただろうとナーシルは推測している。
ここまでデギンハンザーが中立を保つのは、かつて1000年の眠りにつく女神アスタルテと交わした約束のため。
その約束とはベオクとラグズが「1000年の間に大きな争いを起こさない事」である。もし破ってしまったら女神の裁きを人間が受ける事になる。
これは戦争で負の気が満ちるとユンヌが目覚め、対となるアスタルテも起きるということであり、
自然に起きられなかったら戦争しかできない人間に生存の価値なしと女神が判断するという約束である。
それ故にデギンハンザーは如何なる理由があろうとも他国に介入をしなくなったのだ。
竜鱗族の強大な力が負の気をまき散らすのを分かっているが故である。
またデギンハンザーはこの780年の間にユンヌが復活せぬよう、
メダリオンに封印されているのは負の女神ではなく邪神であると偽りの神話を大陸に広めた。
また親友であるエルランとオルティナが印付きの子供を産んでしまった事で起きた悲劇を知り、エルランと共に印付きの存在を隠蔽した。
そうしなければ両種による恋愛はラグズという種を滅ぼすからである。
しかしこれによって印付きは女神の禁忌に触れる存在だと誤った情報が流れだしてしまう。
この情報によって印付きはラグズ側からも迫害されるようになってしまう……。
結果、女神による人類滅亡を阻止するために救える人々を見殺しにし、印付きの迫害に心を痛めながらも大儀のために目を背け一人で抱えて来たデギンハンザー。
しかし、ついにユンヌが目覚めたことでアスタルテも目覚め、人々に石化という裁きを与えた。
これに対し「約束を破った人間が悪いのだから、大人しく裁きを受けるべし」と考え、アスタルテと共にアイク達に挑む事になる……。
結末
大陸最強たる『三雄』の力を見せつけるも、アイクたちの前に敗れる。
負の女神ユンヌから自らが敗れたのはアイクたちが自らの加護を得ていたためと知らされると、
誓約を守るためとはいえユンヌを邪神と偽ったことをユンヌに直接謝罪し許される。
一行が去った後にユンヌの依代たるミカヤが盟友エルランの子孫であり、自らが迫害の一端を担ってしまった「印付き」の末裔であり、
女神は争いによって目覚めたのではないと気づくと、人は裁かれるにはまだ早く、
世界に希望が残されていたことへの喜びと共に娘アムリタの幸福を祈りながら静かに妻と息子の元へと旅立っていった。
なお暁の女神の時点で声がついていたが、EDではキャスト一覧が列挙されるだけで誰が誰を担当していたかは書かれておらず、長らく担当者不明だった。
しかし発売から13年後のヒーローズにて、暁のキャスト欄にもいた西前氏が担当した事で、ようやくキャストが判明した。
■性能
黒竜王 LV40
HP-100
力-50
魔-26
技-36
速-30
運--30
守--50
防-46
体格:42
重量:82
移動:6
属性:闇
武器レベル-打SS
スキル:女神の加護/黒の波動/王者/体当たり/逆鱗
所持品:黒焔のブレス(威力25・命中115・必殺0・重量1・射程1~2)
クラスは専用職の黒竜王。
クルトナーガより威力の高い『黒焔のブレス』が合わさって脅威の攻撃力75から繰り出される攻撃は、並みのユニットでは耐えられない。
また奥義『逆鱗』はダメージを三倍にする……つまり必殺になるというスキルなのだが、これをデギンハンザーの攻撃力から繰り出された日には、まず死んでしまう。
耐久面にしてもHP100・守備50・魔防46と、とんでもない数値が並んでおり、
その上女神の加護で必殺をくらうことがなく、しかも毎ターンHPが30も回復する。
さらには一定ターンごとに複数のユニットにダメージを与える範囲物理攻撃をしてくる。
設定に偽りなくまさしく大陸最強であった。
力がカンストしたアイクのラグネルでも僅かなダメージしか与えられない。
相性が良いのはベオク最大の攻撃力を誇る斧雄士や攻撃力が高い上に射程外から攻撃できる神射手、
防御床のフォローが欲しくなるが竜に特効のレクスボルトを使える大賢者イレース等。
同じラグズ王やそれに準ずる存在であるティバーンやカイネギス、
ジフカはベオクに比べて育成する機会が少ないものの拠点で経験値やドーピングアイテムを与えておけば良い勝負ができる。
しかしながら、配下のゴルドア兵ともども、クルトナーガとイナに対しては攻撃も反撃もしてこないため、彼らをぶつければだいぶ楽に戦える(全く育っていないとほぼ攻撃が通らないが)。
この大陸最強の黒竜王を倒さなければ先へ進めないため、救済措置といえる。
ただし範囲攻撃はイナ、クルトナーガにもダメージを与えるため注意すべし。
■台詞
- エルランのメダリオンがあるかぎり、大陸全土を巻き込むような戦乱を起こしてはならぬのだ。よいな、ラグズの王たちよ。決して忘れてはならぬぞ。
- ……我が国は永久中立である。それは開国よりこれまで守り抜かれ、これよりも続く。議論の余地はない。
- エクラよ。此度の収穫祭、まことに興味深い催しであった。
ベオクは自ら種を蒔き大地の恵みを収穫する……。これもまた、そなたらが脈々と受け継いできた文化と希望が結実した形であろうな。
戦いは戦いを呼び、復讐は復讐を呼ぶ。永遠に続く闘争の輪だけを残しては生ある者たちはやがて滅ぶ。
どうせ残すのなら闘争の輪ではなく希望の輪を残したいものだ。
未来へ続く、財産としてな……。
女神アスタルテの加護を受けし三雄、ゴルドア国王デギンハンザー。
収穫祭はわれらに縁ある祭りと聞いたが……。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
20年10月に超英雄として邪竜ギムレーなど異界の竜族と共に収穫祭に参加。この衣装のモチーフは吸血鬼らしい。
担当イラストレーターは北千里氏。このイラストを描く際にグリザイユ技法で描いたという(ちなみに北千里氏は7人のすり抜けの後に引けたらしい)
赤属性の重装マムクート。
竜形態のSDはやたら気合の入った巨大な竜であり、これは画面内に映る竜としては最大。
(ギムレーや邪神ドーマといった他の巨大な竜は画面外から首を出す演出となっている)
ストーリーでは外伝に登場。
異界の竜族であるチキとニニアンと出会い、チキを見て遠い場所にいった長男と長女に思いを馳せる。
チキとニニアンとの絡みはまさに祖父と孫娘と言った感じだが、デギンハンザーは850歳くらいなのに対し、チキとニニアンは1000歳なので実はこっちが年下である。
なおラジャイオンはアシュナードの騎竜として既にアスク王国に来ていたりもする。アシュナードと会えば争いは不可避であろう。
武器スキルは『黒夜のブレス+』
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算する。
周囲1マスに味方がいない時、戦闘中、敵の攻撃、魔防-5、かつ敵の攻撃、魔防の強化の+を無効にする。
Aスキルに敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、守備+6、かつ、敵の奥義発動カウント変動量-1となる『鬼神金剛の構え3』
Bスキルは自分のHPが25%以上で敵から攻撃された時、戦闘中、絶対追撃、かつ、自身の弱化を無効にする『正面隊形・自己3』
追記・修正は他人に何を言われても約束を守り通す人がお願いします。
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▷ コメント欄
- イレースにぶつかり合ってもらってたな -- 名無しさん (2020-10-15 02:54:46)
- デギンハンザーの方が年下だったのかw -- 名無しさん (2020-10-15 03:36:00)
- 幼女より年下のハゲとはいったい・・・。 -- 名無しさん (2020-10-15 08:18:36)
- とんでもなく強いが竜特効は通る。スキルの天敵/竜では女神の加護(に内包されている見切り)で向こうにされてしまうが。 -- 名無しさん (2020-10-15 09:00:31)
- 今回のイベント、設定とか読んでいるとなんだかしんみりしてしまったけど、年齢のこと知って人は見かけによらないということばをこれほど感じずにはいられない。 -- 名無しさん (2020-10-15 10:00:50)
- ラジャイオンが匹敵する強さだったそうだけど実際どれくらい力量に差があったんだろうな。 -- 名無しさん (2020-10-15 10:31:41)
- まさかの年下で爆笑してしまった。人間より長寿命どうしかつ寿命に大きな差があるって状況は中々珍しい気がする。別作品のキャラゆえだね。 -- 名無しさん (2020-10-15 11:44:41)
- ラグズは神竜族と比べると成長が速いってことだな。と言うかアスタルテと盟約を交わした時点で成人してただろうから成長スピード自体は人間と変わらないのか? -- 名無しさん (2020-10-15 16:00:32)
- サイヤ人めいた生態なんでしょ -- 名無しさん (2020-10-20 10:11:53)
- 建国時は今のクルトナーガよりも若かったんだよな… -- 名無しさん (2020-11-16 01:10:26)
- 仮に蒼炎でデインと戦ってたらデギンハンザー1人で漆黒以外完封できると言う... -- 名無しさん (2021-10-13 04:52:13)
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