The Division2

ページ名:The Division2

登録日:2020/02/07 (金曜日) 20:38:00
更新日:2024/05/16 Thu 12:37:04NEW!
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DCの終わりは


アメリカの終わりを意味する



Tom Clancy's
THEDIVISION②


◎概要

「The Division2」は、Massive Entertainmentが開発し、UBISoftが販売・運営しているオンライン専用ゲーム。プラットフォームはPC/PS4/XboxOne。
前作から8ヶ月後のワシントンDCを舞台とし、プレイヤーは秘密組織「Division」のエージェントとなり、突然発生したSHDネットワークのダウンという致命的な事態に対処する。
前作同様TPSとRPGの両方の側面を持ち、前作の反省から発売時よりエンドコンテンツに力を入れているのが特徴。
更に前作ではマンハッタンの街を多少デフォルメして表現していたのに対し、今作ではGPSデータを用いて実際のワシントンDCとほぼ同じ縮尺でマップを再現しており
様々な史跡巡りも楽しめる様になっている。*1
もともとシーズン4、エンド・オブ・ウォッチにてアップデートが終了する予定だったがUBIの意向により開発チームを刷新してのアップデートの継続となった。



◎ストーリー

「ドルインフル」で引き起こされた未曾有の感染爆発パンデミックから8ヶ月が経ち、残された人々は悲しみと絶望から立ち直り、少しづつ復興の道へと歩み始めていた。
「Division」のエージェント達も人々の安全な暮らしを守るため、日夜無法者たちと戦う日々を送っていた。
しかしある日、突然SHDネットワークがダウンする事態が発生する。
SHDネットワークはアメリカ中に散らばるエージェントたちが連絡を取り、戦略を練るための要。これが無くなれば孤立したエージェントたちは任務を果たせなくなる…。
DC近郊で活動していたエージェントである『あなた』は、この自体に対処するためSHDのサーバーがあるワシントンDCへと向かう。
そこは、ハイエナ、アウトキャスト、トゥルーサンズという三つの勢力が争い合い、その中で市民が細々と生きるしかない地獄となっていた。



◎組織・キャラクター

Divisionディビジョン

正式名称「Strategic Homeland Division」。略称は「SHD」もしくは単に「Division」とか「The Division」と呼ばれている。不死鳥を象ったエンブレムと「オレンジの輪」がシンボル。
組織と所属するエージェントについてはSHDの個別項目を参照。

主人公
ワシントン付近で活動していたエージェントの一人。
突如発せられた救難信号でホワイトハウスへと呼び寄せられ、SHDネットワークの復旧にあたることになる。
前作の主人公とは別人であり、消息不明とされている。

アラニ・ケルソ&nobold(){(CV:魏涼子)}
ワシントンDCで最も長く活動している(=最も長く生き延びている)エージェント。なんでも吹っ飛ばすのが好きな、女性で初めてレンジャースクールを完了した実力を持つ女傑。
シアターコミュニティで主人公と出会い、その後もたびたび行動を共にする。


JTF

本作ではシナリオ開始時点ですでにワシントンDCから撤退し、ホワイトハウスに僅かな人員が残るのみとなっているためマップ上で遭遇することはない。
一部のミッションで登場することもあるのだが、その活躍は…

マニー・オルテガ&nobold(){(CV:四宮豪)}
「みんな喜ぶぞ。頼れる保安官だって」
「どうしてディビジョンエージェントってのはなんでも爆発させたがるんだ!」
JTF所属でSHDとの連絡・調整役を務めるが、時折「ディビジョンのマニー・オルテガだ」とSHDの一員のような物言いもする。
JTF撤退後はホワイトハウスを仕切っており、事実上の指揮官兼オペレーターになっている。

アメリカ政府

ローレンス・ウォーラー
「残された手はこれしかない。やらねば地獄を見ることになる」
アメリカ合衆国大統領。Directive51を発動し、SHDの活動開始を指示した。
国内の秩序を回復すべく尽力したが心不全により死亡し、本編開始時点では故人となっている。

トーマス・メンデス
「本気でやるつもりですか?世論は黙ってませんよ」
アメリカ合衆国副大統領。ウォーラー大統領と同じく本編開始時点で故人となっている。
作中の音声ログで分かる限りではDirective51の発令に反対しており、主に経済面への悪影響を懸念してマンハッタンの封鎖にも反対していたらしい。
ウォーラー大統領の死により権限を引き継ぎ、程なく自殺したとされる。

「状況が厳しくなっている気がする。まるでやること全てが跳ね返されているかのようだ」
音声ログによれば、後述のリッジウェイ大佐にDCでの隔離エリアの運営を任せたのは彼の判断だった模様。
事ある毎に「間抜け」と陰口を叩かれるなど周囲からの評価は芳しくなかったようだが、副大統領の座に就くだけあって事態の裏に"何者か"が暗躍していることに勘づくだけの鋭さはあったらしい。
しかし気づいてしまったが故か、自殺ではなく何者かの指示で暗殺されたことが判明しており、プレーヤーの間では「ウォーラー大統領も心不全に見せかけて暗殺されたのではないか」と囁かれている。


アンドリュー・エリス
「たとえ好まれずとも手段を選んではいられない…強引でもな」
アメリカ合衆国下院議長。一時ワシントンDCから避難していたが、ウォーラーとメンデスが相次いで亡くなったため大統領の権限を引き継ぎエアフォースワンでワシントンDCへと向かった。
しかしそのエアフォースワンが墜落し、本編開始時点では行方不明。

「私は2人をあわせた以上に優秀だった。彼らは過去の時代の遺物だ」
墜落を生き延び、ハイエナに捕らえられていたことが判明、主人公らSHDによって救出された。
アウトブレイク以前から後述のブラックタスクに陰で協力しており、ドルインフルの治療に必要な「広域スペクトル抗ウイルス剤」のサンプルを持って姿を消す。以降SHDとJTFから追われる身となった。
さらに後に郊外の大統領別荘で目撃されるものの再び逃走、その後の足取りは不明。
DLCを含む作中の音声ログで判る限りでは、内心でウォーラーやメンデスを見下し、自分こそ大統領の座にふさわしいと考えるなど権力欲に取り憑かれていた模様。ついでに秘書とも性的な関係を持っていたようである。
またマンハッタンのダークゾーンを放棄する最終決定を下したのは彼であるらしく、ある意味1におけるキーナーの離反等の根本的な原因を作った存在とも言える*2


市民軍

JTFがワシントンDCから撤退した後、市民たちによって編成された組織。
各コミュニティ住民の中から志願した者たちで、安全を守るために日夜パトロールを行っている。
ディビジョンとは協力関係にあり、彼らの手伝いをすることで見返りを受け取ることができる。
つまりは前作のJTFと同じような存在だが、前作の頼りなかったというか邪魔だった彼らとは違い、かなりタフで攻撃もしっかり行い、リーダーが居る場合は戦闘不能に陥ったプレイヤーの蘇生を試みてくれるなど、意外と頼りになる存在である。
また市民兵にはフィールドで設定した難易度に合わせて強化されるため最高難易度でも集中砲火をTシャツ1枚で受けきるタフネスさを持ち、駆け出しエージェントにとってはありがたいデコイ存在。


ハイエナ

元々は生きるために殺人や略奪等、非道な手段を厭わなくなった幾つかの小規模な暴徒たちのグループが
巨大な2つの勢力の台頭に伴い、自存自衛の為に手を組んで生まれた勢力。
ドルインフル流行の前から犯罪者だったものが多いせいかスパイスと呼ぶ薬を製造したり捕まえた市民で射的をしたりと世紀末を最もエンジョイしてる勢力でもある。
ディストリクトユニオンアリーナ*3を本拠地とし、各グループ毎に代表者を選出して行われる「評議会」と呼ばれる話し合いの場を持って動いており、それゆえハイエナとしてのトップリーダーというのが存在しないのが特徴。
あくまでも戦闘に関しては素人に毛が生えた程度の者たちばかりなものの、違法薬物等も駆使した無茶な戦術に加えてその数の暴力は侮れない脅威となる。
また彼らはショットガンや連射の効く武器を好んで使いやたらめったらと撃ってくるので不用意な接近やサーバーがラグいときは危険である。
彼らの装備は警察から盗んだものらしいがそれでは説明がつかないほどの大量の武器を所持しており、どこか特別な調達手段を持っているようだが…


アウトキャスト

かつてドルインフルに感染し、隔離エリア内で劣悪な環境下に置かれなお生き延びた者たちが繋がりを求めて集まった組織。
本拠地はかつての隔離エリアと同じくルーズベルト島にある。
自分たちを見捨てた政府やJTFを憎んでおり、彼らに復讐するために活動している。
戦闘に関しては火炎瓶や自爆特攻等、厄介なステータス異常付きのいやらしい攻撃を多用するため
プレイヤーによっては最も苦手な相手になるだろう。特にエリート自爆兵は直撃はもちろん爆発した後残る炎は味方だけでなく敵ですら触れただけでも状態異常のスリップダメージで倒れるほど危険。
火炎放射器を持つものもいるなど前作のクリーナーズを彷彿とさせる戦いぶりだが、その活動目的は正反対というのが皮肉である。*4

エミリーン・ショー&nobold(){(CV:湯屋敦子)}
「この悪夢から目覚める日がくれば、娘が死んだのも夢だったなら終わりにできる。でも、あの子がいないと気づいたときには、手遅れだった。」
アウトキャストのリーダー。カリスマ的で冷酷な指導者で、弱者を巧みに利用し、その怒りを他の勢力や市民に向けることに長けている。
彼女自身はドルインフルの無症状保菌者であり、存在そのものが歩くウイルス兵器と言っても過言ではない。
元々はどこにでもいる一児の母であったが、ドルインフルによって娘を失い、自分たちを見捨てた政府やJTF、そして見て見ぬ振りをした市民たちを憎悪し消し去ろうとする復讐鬼と化した。


トゥルーサンズ

政府やJTFの後手に回るだけの対応に失望した元JTFオフィサー、アントワン・リッジウェイ大佐を中心に結成された民兵組織。
間違えられやすいが「SUNS」ではなく「SONS」である。
アメリカ合衆国議会議事堂、キャピトル・ビルを占拠し、本拠地としている。
JTFのやり方に異議を唱え離脱した急進派のJTF兵士やその同調者達を中心に構成され、彼らの多くは実戦を経験したことがないものの、豊富な装備と訓練に裏打ちされた確かな実力はDCの敵対勢力の中でも特に優れる。
自分たちこそが事態を正しく終息させられると信じ、ワシントンDCを武力で制圧し支配することを目的としている。
物資などは付近の市民達から徴収(ほぼ強奪)することで賄っている様子。
またプロパガンダ放送では高度な電子機器は政府が監視をしてるので危険といった陰謀論めいたことも語っている。

アントワン・リッジウェイ&nobold(){(CV:酒井敬幸)}
「弱者に居場所なんてない。腰抜けは敗北して死ぬ。実に楽しみだ」
トゥルーサンズの指導者。顔半分にある大きな傷跡が特徴的なハゲ。
パンデミック発生初期、ルーズベルト島に隔離施設を作り、そこの運営を任されていたが彼は早々に『政府やJTFではこの事態に対処できない』と判断。
独断で隔離エリアから何人たりとも外に出さないようにし、隔離エリアに送られてきた物資にも着服し、人々を餓死に追いやり、薬の支給も取り止めた。
リッジウェイからすれば病人と弱者は死人も同然であり、まず部下の安全を確保することを優先した結果であったらしい。
この件が明るみに出て逮捕・投獄されるも、彼を慕う部下たちの手によって脱走。配下の部隊と捕らえられていた軍刑務所から人員を集め、
「自分は何一つ間違ったことをしていない」という判断から自身を投獄したJTFの指揮官らを捕らえた上で形式的な裁判によって処刑し、トゥルーサンズを結成した。*5
以上のように現在のDCの状況を生み出した重要人物であるのだが、いかんせん対決時には前作のボス達のような特徴的な攻撃や前口上などもなく取集要素である音声データでも上記の顛末を淡々と聞かれたから答えた程度の内容しかないため
「いつの間にか現れてて気がついたら死んでいた」となっていた事も多く、やや不憫な存在。一応アーマーを着込んで自ら戦いに赴くくらいには根性のある人物なのだが…。陰謀論者だったのではとの考察もあるが公式では掘り下げもないためそういった面でも不遇である。

ブラックタスク

他の勢力すべての本拠地を制圧し打倒すると現れる第四の勢力。タスクはTask(仕事)ではなくTusk(牙)のほう。
政府系の警備会社…らしいのだがどう見ても真っ当な民間警備会社ではなく、その装備も練度も他のどの勢力よりも優れており、各兵士の高い戦闘力は無論、大型武装ヘリと見まがう超大型ドローンやミニタンクやウォーハウンドなどの無人ロボット兵器まで持ち出してくる、かつてない強大な勢力である。
このブラックタスク登場後はワシントンDCはかつてない混乱状態へと突入。各地に展開している市民軍、ブラックタスク、三大勢力残党がワールドマップのいたるところを徘徊し鉢合わせると小競り合いを繰り広げ、更にドロップコンテナ以外のインタラプトイベントが再現性を得て、一定間隔で発生するようになったり、コントロールポイント争奪戦が様々な勢力が奪ったり奪われたりを繰り返すようになる。
ワシントンDCの各地を侵略するが現在のところ真の目的、及びリーダーや指導者といった人物も一切不明。
SHDネットワークのダウンも彼らの破壊工作が原因で起こされ、ハイエナに武器を供与していたのも彼らである。
それもこれもディビジョンエージェントの介入を防ぎ、各勢力を疲弊させるため。


後のマンハント「シーズン3・機密計画」で判明したところでは、シナリオ終了後(各組織が壊滅した後)もハイエナやトゥルーサンズの残党、ニューヨークのライカーズ等に物資を供給して支援し続けていたらしく、混乱状態を維持するためにあらゆる手を尽くしていたようである。そこまでする理由とは何なのか…


「シーズン4・エンドオブウォッチ」において会社の成り立ちが明かされたのだが、創設者はタチアナ・ソコロワ*6というロシア人であり作中時間軸で6〜7年ほど前に起業されたごく新しい会社であるらしい。


バードン・シェーファー
「頭をカチ割るだけなら、明日にでも。」
「奴らの口を塞ぎ、目を潰し、タマを蹴り上げてから、有り金も残らず巻き上げてやる」
ブラックタスクを率いるリーダー格の人物。彼の上の「司令官」は別にいるが全く登場せず、彼が部隊長達に直接指示を出しているため実質的な指揮官として活動している。
作中のEchoでは配下を率いてDC各地を偵察する姿も見られ、自ら陣頭指揮を執る場合もある模様。
シアターの指導者であるオデッサ・ソイヤーとは旧知であるらしく、EchoデータではSHDエージェントとして活動していた時期のオデッサ・ソイヤーをブラックタスクに勧誘して断られる姿が見られる。
他の複数のSHDエージェントを引き抜いたらしく油断ならない人物だが、作中では抗ウィルス材を必ず持ち帰れと言う命令を無視してプレイヤーに襲撃を掛けようとする現地指揮官のワイバーンをはじめ部下たちの問題行動に小言を並べる場面も多く描かれており、暴走した部下を必死で止めようとしたり、補充人員として送られた新人に「油断するな」と何度も釘を刺すなど、苦労人でもある。
本編が終わった頃には黒幕(あるいは黒幕に近い立場の人物)から「ディビジョンから離れろ」と指示されたらしく、後の音声ログから分かる限りディビジョンとの戦いで劣勢に立たされ、目立った活動は停止した模様。
「待てブレナー。レディを怖がらせるのはよそう」
「別に怖がらせるつもりはない」
「まあ、撃つのもよそうぜ」

  • 「シーズン3・機密計画」において

詳細なプロフィールが明かされ、代々続くエリート軍人の家系に生まれ、大学を中退して米軍に入隊するとすぐに頭角をを顕し特殊部隊を率いる立場となったらしい。幾つかの任務をこなした後ブラックタスクに移り、BTSU*7の指揮官に収まったとされる。
ブラックタスクの活動が国家のためであると信じているとされる…のだが、どのような大義があったのかは不明。また本編シナリオ終了後の各勢力への支援についてはローグとなったフェイ・ラウの提案であり、シェーファー自身はその有効性に疑問を抱いていたようである。
マンハントミッションでは僅かな手勢を伴ってニューヨークのコニーアイランドに現れたところをエージェント(主人公)に襲撃され敗北し、JTFに身柄を拘束された模様。
ミッション中の無線からは部下たちからの絶大な信頼を寄せられていることがうかがえるほかハンターに指示を与えて操っている場面もあり、謎の多いハンター達(少なくともその一部)をブラックタスクが操っていたという事実が明らかになった。


  • 「シーズン9・ヒドゥンアライアンス」において

JTFに拘束された時点では意識不明となっていたこと、今も昏睡状態でホワイトハウスで眠り続けていること、
シーズン3でディビジョンとJTFに拘束されたのはフェイ・ラウと共謀しての自作自演だったことが判明した。
音声ログによると、アラニ・ケルソに直接情報を渡すためにワザとエージェントに敗北したとのこと(ただし戦闘自体は本気で臨んでいたようである)。
現場にハンターを呼び寄せて主人公にけしかけたことについても、「奴らはハンターと対峙して初めて気付くんだ」と何らかの気付きを与えるための行動であったらしい。
つまりシェーファーはSHDと戦い続けてきたにもかかわらず、明確にブラックタスクを裏切ってSHD(というよりケルソ)に命がけで情報を渡そうとしたということになる。


用語類

ISACアイザック&nobold(){(CV:山本兼平)}
「全ISACシステムはオンライン」
合衆国全土のエージェントの情報共有や活動支援を一手に担うAI。ISACは「Intelligent System Analytic Computer」の略。
各エージェントが使用する機器の制御や行動監視も行っており、ディビジョンの活動はこのISACありきと言っても過言ではない。
本作ではシナリオ冒頭でISACも機能停止しており、その再起動とSHDネットワークへの再接続も主人公の目的に含まれている。
しかし…(ネタバレのため折り畳み)前作で圧倒的な多機能さを見せたISACだが、今作では幾らかの問題点が露呈すると同時にマニー・オルテガからは「ガラクタめ…」と罵られ、トゥルーサンズからはプロパガンダ放送で「ISACは信用ならない」と喧伝される*8などなかなか辛辣な評価を受けている。
さらに後述のDLC「Warlords of Newyork」では

「ISACを信用するな。簡単に騙せる」
「誰から聞いた?JTFか?皆を死に追いやった連中か?それともISACか?」
「これはISACが思ったほど賢くなかったってこと」
「クソッタレなISAC」
さらには後述のダークゾーンでのテックスキル持ちのエネミーをローグエージェントと誤認する

…等々、扱いの悪さに拍車がかかっており、シリーズで初めてクラッキングされて異常をきたすなどの描写もあってISACへの信頼が大きく揺らぐ事態に陥っている。

さらなる衝撃の真実シーズン12「折れた翼」にて追加されたコンテンツ「ディセント」の音声記録にて、ISACがオルティス・ロボティクス社によって

ドルインフル
ニューヨークのマンハッタン島でブラックフライデー直後に拡がったウイルス性の伝染病であり人造ウイルス。本作の時点では改めて正式名称を「天然痘ヴァリオラ・キメラウイルス」と定められたが、相変わらず「ドルインフル」または「グリーン・ポイズン*9」と呼ばれ続けている。
極めて高い感染能力、致死率を誇り、あっという間に全世界に広まっていった。
現在ではウイルスの大部分が死滅したが未だに新たな変異株が発見されており、少ないながら汚染エリアも残るなどまだ完全に脅威が収まったわけではない。

前作ではドルインフルはゴードン・アマーストが自身の思想に基づいて製造し、拡散させた単独犯行とされていたが、実際は彼が犯行を行いやすくするために便宜を図っていた存在があったことが今作では示唆されている。


DC-62
DCでのウイルス根絶のために使用された試作型抗ウイルス剤。
外見は黄色のパウダー状で、汚染エリアではいたるところに撒き散らされている。
人体に投与するのではなく散布する形で使用されるが、散布された後に低温に晒されると有毒化するという特性が明らかになり、各地に大規模な汚染区域を作り出す要因となった。

ダークゾーン
前作にも存在した汚染エリアであり、PvPの発生するエリア。今作ではウイルス汚染ではなく、主に上記のDC-62による化学汚染エリアとなっている。
パンデミック発生初期、政府はウイルス根絶を試みたが状況は悪化し続け、起死回生の一手として最も汚染されたエリアに上記のDC-62を散布した。
最終的には隔離エリアの大部分が居住不可能とされ、多くの物資を残して壁を築き隔離される結果となった。
つまり貴重な武器や防具も放置されたままであり、危険を犯して回収する事もできる。
ただし、入手できる装備は全てDC-62に汚染されており、前作同様ヘリコプターを呼んで回収・除染して貰う必要がある。
今作ではそれぞれ別の理由で生まれた3つのDZに分かれており、「標準化」という装備の基礎性能の統一化が行われ、ある程度装備の格差が起きにくくなった。
ここに出現するエネミーの中にはどうやらプレイヤーたちよりも先行して潜入していたエージェントを倒し奪ったSHDテックスキルを装備して展開してくる者もいる。
この際、ISACも「ローグの○○」とアナウンスするため慣れていないエージェントはこの近くにローグエージェントいるの!?と勘違いすることもしばしば…
また、3つのDZのうち1つが「占領DZ」に設定されるようになっており、そこでは標準化は起こらず、ローグ化していないエージェント同士のフレンドリーファイアが解禁される*10など様々な変化がある。
また、前作初期にゲート前でのいわゆる出待ち行為が問題視された影響からか、ゲートには無人銃座が設置され、敵やローグエージェントが近づくと自動的に攻撃するようになった。

エキゾチック
ゲーム内で手に入る、特別な武器や防具類のこと。
前作にあったそれより更に尖った性能になり、全てのタレントが専用となった。
それに伴い性能も同じギアスコアであれば完全に固定され、武器については複数集める必要性は薄くなっている(防具は厳選が必要なのは相変わらずだが)。
また、前作からの変更点としてエキゾチックは武器、防具それぞれ一つずつしか装備出来ない。

スペシャリゼーション
プレイヤーのレベルが30に達し、三大勢力の本拠地をすべて陥落させれば開放される各種技能群のこと。
幾つかの専門職に分かれており、それぞれ専用の技能、解禁前に使用していたコンカッショングレネードに追加で装備する特殊グレネード、特殊能力の付加されたサイドアーム
そして専用のスキル、MODとシグネチャーウェポンという特殊武器を使用できる。
スキルポイント制ではあるが武器のダメージブーストなど一部スキル以外はすべてのスキルが習得可能である。
スキルポイントは一部賞金首の撃破と一定経験値の蓄積で得られる。
#openclose(show=各スペシャリゼーションの説明(長いので折り畳み)){

・サバイバリスト


シグネチャーウェポン:クロスボウ*11
シグネチャーウェポンの給弾条件:状態異常の敵をキルする
専用サイドアーム:サバイバリストD50*12
専用スキル:メンダー追尾マイン


自分や味方への回復効果の向上や防御力の強化など、生存能力に長けたスペシャリゼーション。
特殊グレネードは敵を炎上させる焼夷手榴弾。
専用スキルはメンダーマイン。味方や自分を追尾して、被弾時に自動で回復を行うマインを投擲する。
専用の武器MODは専用の5.56マガジン。しかし、効果は有効射程強化と他のMODとの組み合わせなど工夫しないとあまり旨みは感じにくいところ。
シグネチャーウェポンはクロスボウ。爆発ボルトを発射し敵に突き刺さった後しばらくしてから爆発し、周囲に爆発ダメージと出血ダメージを与える。
ただし重装兵のアーマーに対して高い効果を発揮し、大抵1、2発程度でアーマーを全て剥いで丸裸にすることができる。
威力は高いものの一度発射すると長いリロードを要し、弾薬の補充方法もバッドステータスが入っている敵を倒すこととなっていることがネックとなり効率に優れてるとはあまり言い難い。
しかし、専用サイドアームのD50を解禁すると一気に改善。3キルで出血確定の攻撃が発生し、オートマグであるデザートイーグルということもあり威力も保障済み。同時使用できる武器がハンドガンスキルのみで攻撃をフォーカスした相手に受け流すバリスティックシールドと併せて一度出血させるとあっという間にエネミーが蒸発することにより、一気に給弾のペースが上昇する。


・シャープシューター


シグネチャーウェポン:TAC-50Cアンチマテリアルライフル
シグネチャーウェポンの給弾条件:ヘッドショットキル
専用サイドアーム:シャープシューター93R*13
専用スキル:タクティシャンドローン


銃器の反動を減らし、ライフルやマークスマンライフルのHSダメージを高める等、狙撃プレイに向いたスペシャリゼーション。
特殊グレネードは敵の視界を奪うフラッシュバン。
専用スキルはタクティシャンドローン。カメラ付きのドローンを射出し、上空から敵を探して画面に強調表示して壁越しにも表示する、いわばドローン版スキャナーパルス。
専用MODは各種ライフル類に装着できるデジタルスコープ。倍率12倍、15倍に切り替えられる高性能なモノ。更に目標との距離や方角など他のスコープよりも多くの情報を活かすことが出来、ヘッドショット倍率も45%のプラスとマークスマンライフルやM1Aなど一部ライフルに大きくマッチしている。しかし裏を返すと弱点でもあり、接近されるとサイティングが難しくなったり画面の情報量が多すぎるのがネックとなってしまう。
専用サイドアームはそれら狙撃プレイを補う設定がされており、元々3点バーストのベレッタ93Rに武器切り替えから5秒間集弾性、反動制御、リロード速度が4倍になる専用スキルが付くことにより、接近してきた敵を圧倒的な弾幕で返り討ちに出来る。
シグネチャーウェポンはTAC-50Cアンチマテリアルライフル。高威力の弾丸が敵を貫通し、ヒットした敵の周囲に衝撃波による二次ダメージを与える。
(なぜか)重装兵のアーマーは貫通できないが単発での威力は全武器の中でも随一で、HSダメージはビルドによっては1億を超えるダメージを叩き出す。つまりヘルメットをかぶっていないボスキャラなら頭に命中すれば一撃で蒸発する。そもそも現実なら対戦車ライフルを人体に当てた時点で粉みじんに吹き飛ぶんだが…


・デモリショニスト


シグネチャーウェポン:M32A1グレネードランチャー
シグネチャーウェポンの給弾条件:爆発ダメージでとどめを刺してキル
専用サイドアーム:ダイセロススペシャル*14
専用スキル:アーティレリータレット


自身の爆発ダメージを高め、爆発への耐性を高める、いわゆるボンバーマンプレイに向いたスペシャリゼーション。
手榴弾はもちろんスキルは専用のアーティレリータレットやエクスプローシブ追尾マイン、粘着爆弾と相性がいい。
特殊グレネードは爆発と出血ダメージを与えるフラググレネード。
専用スキルはアーティレリータレット。タレットを設置して、指定した場所に山なりの弾道で高威力のグレネード弾を射出する。一般のエネミーならば一撃必殺と威力は高いものの、山なり弾道という特性上室内では天井にあたって途中で落下したり、近くの遮蔽物にあたって爆発そのままそばでカバーリングしていたプレイヤーが爆発に巻き込まれ一撃で自爆ということもあるため考えて使う必要がある。
シグネチャーウェポンはM32A1グレネードランチャー。着弾時に爆発し、広い範囲の敵に大ダメージを与える。
重装兵以外の全ての敵に有効で、連射が効き、更に厄介なロボット兵器には装甲を無視してダメージを与えられる。シグネチャーウェポンの中でも特に扱いやすい武器…なのだがこちらもアーティレリータレット同様山なり弾道であり、ADSで弾道と着弾点をしっかり見ておかないと発射したは良いが最悪目の前の遮蔽物に着弾自爆と言う悲劇も往々にして発生しかねない。


・ガンナー


シグネチャーウェポン:ミニガン
シグネチャーウェポンの給弾条件:フルオート射撃を継続したまま複数人をキル
専用サイドアーム:P320 Xcompact*15
専用スキル:バンシーパルス


武器の連射速度やリロード速度を向上させ、所持弾薬の自動回復効果などをもたらすトリガーハッピー向けのスペシャリゼーション。
特殊グレネードは敵の動きを封じる泡を撒き散らすライオットフォーム。
専用スキルはバンシーパルス。前方扇状にいる敵に衝撃波を浴びせて一時的に混乱状態にする。なおこの衝撃波はカバーも透過するので、カバーに隠れる敵をあぶり出すのにも便利。
シグネチャーウェポンはミニガン。普段は短く折りたたまれているが、使用時には銃身が機関部から伸びる(あり得ない)素敵ギミックを持つ。
使用時はカバーが出来なくなるものの、ヒットするごとに体力が回復し、所持弾薬数に応じてボーナスアーマーも付与される。
……が、敵の体力や攻撃力に回復速度も攻撃力も全く追いついておらず見掛け倒しの産廃と言わざるを得ない。
現時点ではアップデートなどで攻撃力が強化されたものの焼け石に水。(公式のガンナー紹介PVもあるが、現実とかけ離れた詐欺動画と化している)
一応、全体として見れば専用スキルやパッシブ効果など強い部分もあるため、ガンナー自体はむしろ使えるスペシャリゼーションではあるのだが。


・テクニシャン


シグネチャーウェポン:P-O17ミサイルランチャー
シグネチャーウェポンの給弾条件:敵の設置したスキルプロキシ*16を破壊
専用サイドアーム:マキシム9*17
専用スキル:アーティフィサーハイヴ


スキルパワーやダメージの底上げや敵のスキルプロキシ、ロボット兵器へのダメージを増大するスキルマン向けのスペシャリゼーション。
特殊グレネードは敵のスキルを妨害し、ロボット兵器に大ダメージを与えるEMPグレネード。
専用スキルはアーティフィサーハイヴ。設置すると仲間や自分のスキルの効果や持続時間を増大させる小型ドローンを射出する。
シグネチャーウェポンはP-O17ミサイルランチャー。敵をロックオンして最大6発のミサイルを同時発射し、標的に爆発ダメージを与える。
誘導性自体は悪くはないものの、流石に障害物を避けたり敵の急な方向転換などには対処はできないので発射のタイミングを見計らう必要がある。


・ファイアウォール


シグネチャーウェポン:K-8ジェットストリーム・フレイムスロワー
シグネチャーウェポンの給弾条件:10m以内の敵をキル
専用サイドアーム:ファイアスターター*18
専用スキル:ストライカーシールド


前衛に立っての戦闘を強化するスペシャリゼ−ション。
炎上効果を強化して敵の動きを止めるなど、味方へのダメージを減らすための能力を持つ。
特殊グレネードは分裂するクラスターグレネード
専用スキルはストライカーシールド。クルセイダーシールドと同様の小型盾だが、シグネチャーウェポンと併用可能。使用中背後にいる味方にバフをかける効果も持つ。
シグネチャーウェポンはK-8ジェットストリーム・フレイムスロワー。前作のクリーナーズ御用達の火炎放射器で、先述の通り専用シールドとの併用が可能。
}


ギアセット
特定のセットを揃えることで真価を発揮する装備群。緑色のアイコンが特徴。
前作のクラシファイドギアが強力すぎて最上級装備のはずだった黄色防具が『ハズレ』扱いにされていた反省から本作では実質全ての防具にセット効果が導入され、ギアセットの利点は特殊効果の内容で差別化される形となっている。*19
また、ギアセットのボディーアーマーとバックパックは通常の装備にあるタレントが着いていない代わりにセット効果を補強するサブタレントが着いている。
#openclose(show=ギアセットの一覧){

・トゥルーパトリオット


装備中は赤、青、白のアイコンが右肩に時間経過で順番で現れ、敵にダメージを与えた際にその色に従ったデバフを与える。
赤はダメージを上昇させ、青は敵からの被ダメージを抑え、白は敵にダメージを与えると回復する効果をもたらす。
三色揃った敵を倒すと爆発を起こして周囲の敵にもダメージを与える。
文字にすると分かりづらいが敵にダメージを与えるほどに自分が有利になると考えれば分かりやすい。
性質上LMGとの相性が良いギアセット。


・オンゴーイングディレクティブ


ステータス異常中の敵を倒した際に武器にホローポイント弾が自動で追加されるギアセット。
アップデートのたびに性能が変化したり強さが変わるなど変化の激しいセットギアでもある。
ホローポイント弾は武器のダメージを上昇させ、敵を出血させる効果を持つ。
単純ながら強力な効果だが、注意点として無人兵器類は当然ながら出血は無効。
PVE向けの性能なのに出血がVEに向いてないとか言ってはいけない。
後のアップデートでパーティメンバーにホローポイント弾を配る能力が追加されたため、パーティプレイ向きの性格が強くなった。


・ハードワイヤード


スキルを使用した際にもう片方のスキルのクールダウンを大幅に減少させる効果をもたらすギアセット。
いわゆるスキルビルドの中でもクラスターマインやブラインダーファイアフライなど、便利だが長過ぎるクールダウンがネックとなるスキルを運用する際に向く。


・ネゴシエータージレンマ


クリティカルヒット時に敵にアイコンが付き、このアイコンが付いた敵にクリティカルヒットする度に同じアイコンが付いている別の敵にもダメージを与えるギアセット。
この効果は障害物を無視するので敵が壁の向こう側に居たとしてもアイコンが付いていればダメージを与えることが出来る。
更にアイコンが付いた敵を倒す度にクリティカルダメージが上昇していく。


・スピアーティップ


シグネチャーウェポンの威力を上昇させて、更にシグネチャーウェポン用弾薬を時間経過で自動で取得するようになり
シグネチャーウェポンでダメージを与えると一定時間通常武器の攻撃力も上昇する、とシグネチャーウェポンの運用を中心とする装備。


・エース&エイト


装備中はUIにカードが表示され、マークスマンライフルで敵にダメージを与える度にカードがめくられる。
カードが5枚めくられて役が出ると出た役に応じて次の射撃にダメージボーナスを与えるギアセット。
マークスマンライフルが使いづらいのもあり、あまり使用者も居ないギアセットだが、拡張パック導入前はバランス崩壊級の性能を誇るギアセットだった。


・ストライカー


前作にも登場した、ストライカーバトルギアと同様のもの。実装当時、前作での性能と比較されて本作での性能は悪くないにも関わらず「がっかり装備」扱いされてしまった不遇セットでもある。まあ本当に前作を再現されてもそれはそれで困るのだが。
実装当初の効果は従来通りで「敵に攻撃がヒットする度に攻撃力UPのバフを累積させ、時間経過もしくはミスショットでバフ累積が減少する」というもの。
このため、通常の火力ビルドのようにクリティカル率とダメージを上げるビルド構成ではその真価を発揮しづらく、武器ハンドリングを高めて武器の反動を抑え、集弾率を高める方向で構成してやるとより効果を発揮しやすくなる。
後述の似通った性能のハートブレイカーの高性能ぶりに完全に立つ瀬がない状態だったが、現在は調整によりミスショット時の攻撃力減少を廃止されて扱いやすくなり、なおかつちょっとやりすぎなぐらいに最高火力が引き上げられたため、火力重視のストライカー、生存能力重視のハートブレイカーと差別化がされた。


・システムコラプション


通常、使用時にはスキが生まれるアーマーキットを即時使用、時間経過で無限に使用が可能になるボーナスアーマーを付与するアビリティに変更するギアセット。
ボーナスアーマーが付与されてる間は武器ダメージも上昇し、更に自身のネームプレートを数秒間非表示にする機能もある。
この効果からDZでのPvP向けのギアセットともされているが、まれに通常エリアで使用するものもいるとか。


・エクリプスプロトコル


敵を倒した際にその敵に付いていたステータス異常が一定範囲内の敵全てに波及していくギアセット。
今作はステータス異常が強く、それが障害物を超える範囲攻撃と化すこのギアセットは非常に強力である。


・フューチャーイニシアチブ


自分の体力がフルの場合味方全てにダメージボーナスを与え、自分が回復した場合近くにいる味方も同時に回復する、回復に特化したギアセット。
いわゆるヒーラー用のギアセットで、特化すれば回復量はかなりのもの。


・ファウンダリーブルワーク


シールドと自身ともにダメージを受けるとその受けた分の一部を回復させるギアセット。
シールドタンクのための装備だが、特化する分火力に不安が出る上に今作の盾の仕様上安易な運用をすると味方を邪魔するだけになるので運用には注意が必要。


・ハンターズフューリー


15m以内にいる敵へのダメージを高めて、倒した敵の一定範囲内の敵に混乱のステータス異常を与え、更に攻撃力を上げる事ができる。近接戦闘に特化したギアセット。
接近戦に強いとはいえ敵に接近戦を挑むこと自体ハイリスクな行為のため、このギアセットを使っていても無謀な突撃は禁物である。


・リガー


スキルを使用時にスキルのターゲットを指定したり、修復を行った際にスキルの攻撃力を高めるギアセット。
タレットとドローンの組み合わせに向くが、サブタレントの『スキルをキャンセルするとクールダウンがリセットされる』効果が非常に便利なためこちらを目当てに採用する場合も多い。


・ハートブレイカー


約二年ぶりの大型アップデートにて実装されたギアセット。
ヘッドショットで敵を5秒間パルス状態にし、パルス状態の敵に攻撃を当てると、1ヒットごとに武器ダメージを1%、ボーナスアーマーを1%付与する効果を持つ。
この効果は2秒毎に1つスタックを失い、最大50までスタックする。
チェストのサブタレントはこのスタックの上限を50から100に引き上げる効果を持ち、バックパックのサブタレントは1ヒットごとに付与するボーナスアーマーを1%から2%に引き上げる効果を持つ。
これまでのギアセットとは一線を画す、シンプルに強いギアセット。
装備構成次第ではあるが下手な火力特化ビルド以上の火力と平均以上のタフさを兼ね備えることも容易に可能。正直ストライカーの立つ瀬がなかった
流石に強すぎたためパッチで攻撃力の上昇率を抑えられてまっとうな数値にされた。


・アンブライニシアチブ


TU16で追加された、カバーアクションを意識したギアセット。
障害物にカバーすることでゲージが蓄積され5秒で満タンになる。カバーを離れるとゲージの量に応じて攻撃力が上昇するが、ゲージを少しずつ消費していく。
カバーを離れている間はもう一本のゲージが蓄積し、こちらも5秒で満タンになる。カバーに入るとゲージを消費して自身のアーマーを回復する。
簡単に言うと、”立ち上がって攻撃””障害物に隠れて回復”を繰り返すことで効果を発揮するギアセットとなる。
ゲージ管理のために忙しい立ち回りを求められるが、攻撃面ではゲージ蓄積後に初撃から最大火力を出せる利便性を持ち、回復効果についても最大効果時で全アーマー値の80%を5秒で回復するとなかなか強力で、潜在能力はかなり高い。


・ホットショット
TU15で追加された、マークスマンライフル特化型のギアセット。
エース&エイトと同じくマークスマンライフルに特化しているところまでは同じだが、こちらはよりヘッドショットでの運用に特化した性能になっている。
ヘッドショットを当てると次のヘッドショットダメージが20%上昇し、その次にヘッドショットを命中させるとボーナスアーマー50%を獲得。さらにヘッドショットを命中させるとマガジンを補充、4発目以降はヘッドショットキルするとそれらのボーナスを一括で獲得する。
しかしマークスマンライフル自体が扱いにくいためこれらを使いこなすにはかなりの技術と立ち回りが要求される……のだが、あえて4か所のセットボーナスを発動させずに2部位セットボーナスでマークスマンライフルの基礎ダメージ&ハンドリング30%上昇、3部位でヘッドショットダメージ30%のボーナスのボーナスだけを付与して他の装備と混合で使用するプレイヤーが多い。、
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目標アイテム
特定のドロップアイテムが出現しやすくなるシステム。
各エリアあるいはミッションに対し、ブランド・ギアセット・部位・武器種の中から一つだけ設定されており、欲しいアイテムが設定されている場所でマラソンをすることでアイテム収集が捗るようになっている。
目標アイテムは定期的に変更されるため、慣れた狩場に欲しいアイテムが設定された時は狙い目。
また、後述の「サミット」では目標アイテムを自分で設定できる。



◎『レイドミッション』


ディビジョン2の最難関と言われるモード。通常のミッションとは違い、4+4=8人のチームで挑むステージ群。
現在、『オペレーション・ダークアワーズ』『オペレーション・アイアンホース』の2つのミッションが実装されている。
通常ミッションのように現れる敵をただ倒すだけでは絶対にクリア不可能に作られており、各メンバーの熟練した腕前と厳選した装備だけでなく
ステージごとに張り巡らされたギミックを理解しボイスチャットなどを利用して協力し合わなければ突破は困難なモードとなっている。
報酬としてここでしか手に入らないエキゾチックとギアセットの装備の一部が存在する。
実装当初はその突き抜けた難易度と限定報酬の強力さ、何よりもマッチングシステムがないという点で大いに批判された。
現在は難易度を緩和しマッチングシステムを導入したディスカバリーモードが追加され、限定報酬についても性能が調整された結果
批判の声はそれほど多くはなくなった。



◎『ザ・サミット』


全100階層からなる超高層ビルを1層から登っていき頂上の100階を目指すモード。
内部の構造と待ち受ける敵はランダムで変化し、入るたびに構造が変化する。
前作に存在したアンダーグラウンドに似たモードで、いわばディビジョン版不思議のダンジョン。
必ずしも挑む必要はないものの、目標アイテムを自分で設定することができることが利点で、『○○が欲しいけど今日はどこのミッションも目標アイテムにない』等といった理由で気負わず気軽に挑戦するのもいい。
10階層ごとにネームドが現れ、休憩ポイントが設定されている。
なお、頂上の100階には前作で散々苦しめられたアイツが待ち受けている…。




◎拡張パック『ウォーロード・オブ・ニューヨーク』


概要
発売からおよそ一年経過した2020年3月4日から配信された拡張DLC。
マンハッタン南部のロウアー・マンハッタンにて、ディビジョンたちの新たな戦いが始まる。
新たなストーリーにマップ、ミッション、多数の新装備、新スキルが導入される。
これに伴い、ビルドシステムの刷新やギアスコアの事実上の廃止、更にレベル上限開放など*20これまでで最大級のバランス調整も行われた。
なお、一度ロウアー・マンハッタンに向かうとキャンペーンを終えるまではDCには戻れないのでプレイする際は注意が必要である。

ストーリー
DCの敵対勢力を倒し、ブラックタスクの侵略も防いで一時の平和を手にしたエージェントである『あなた』は、ある日ニューヨーク、マンハッタンからの救難信号を受け取る。
マンハッタンは最近発生した生物兵器による攻撃で市民とSHDエージェントに大量の犠牲者が出たらしく、それを指揮していたのが最初期のローグエージェント、『アーロン・キーナー』であるという。
ドルインフルをも超える新たな生物兵器を完成させたキーナーはさらなる攻撃を画策している。何としてでもキーナーを止めなければならない。


追記・修正はワールドクラス5に到達した人がお願いします。


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  • 「軍人なら市民を守れ!」と叫んだロシアの荒熊がリッジウェイを見たらどう思うだろうか。兵士も死にたくないのは当然だから気持ちは理解できるが。 -- 名無しさん (2020-02-08 12:46:45)
  • ウォーロードオブニューヨークの事を書き込んでもいいかな? -- 名無しさん (2020-03-05 01:51:35)
  • まだリリースから1週間経ってないからネタバレ禁止ルールにひっかかるのでは。概要だけなら問題ないと思うけど、詳しく書くなら1週間経過まで待ったほうが無難かと。 -- 名無しさん (2020-03-05 18:38:26)
  • バードン・シェーファーだけど、Wikipediaには「元ディビジョン」って書いてあるんだが、ソースが見当たらん…ソイヤーと面識があるってだけで、ディビジョンに所属していたとまでは書かれてないんだが。 -- 名無しさん (2020-08-13 19:57:46)
  • 国防省だったかのミッションで敵がバードンと通信してるシーンで、SHDウォッチが一瞬映ってた気がする -- 名無しさん (2021-02-16 20:29:52)
  • 色々追記させてもらいました -- 名無しさん (2021-08-03 18:22:39)

#comment

*1 保安や権利関係から、実際の建造物とは間取りや名前が変更されているものもある。
*2 エリスがこのような指示を出したことも、ブラックタスクの背後に居る黒幕の差し金であった可能性が否定できないところ。
*3 モデルはおそらくほぼ同じ場所に存在するキャピタル・ワン・アリーナ
*4 実際アウトキャストは市民のコミュニティにドルインフルをばら撒こうとしており、後の有料DLCではアウトキャストを討伐するためにDCへクリーナーズが乗り込んでくる事態となっている。
*5 当然だが、これらの行為すべてが明らかな犯罪行為である
*6 先述のアンドリュー・エリス下院議員や後述のバードン・シェーファーに指示を与える場面が見られる女性
*7 「Black Tusk Special Unit」の略
*8 実際ディビジョンエージェントの「敵」とは「ISACが敵と看做したもの」であり、なおかつその基準も一切謎であるためこの主張にも一理ある。
*9 英語版のみで見られる通称。由来は不明だが「ドル札に緑のインクが使われているためではないか」とされている
*10 =ローグでないエージェントも警戒する必要がある
*11 先端に爆薬の付いたいわゆる炸薬ボルト
*12 デザートイーグル
*13 ベレッタ93R
*14 キアッパ社製リボルバーのキアッパライノのロングバレルカスタム。デザイナーがマテバリボルバーと同じ人で形状も似通っている
*15 シグザウエルP320
*16 ターレットなどの設置物やドローンのこと
*17 そのまま同名の武器
*18 ダブルバレルショットガンのソードオフカスタム
*19 黄色防具に新しく「ブランド」が設定されており、同じブランドの防具を装備するとセット効果が発動するようになっている。
*20 これまでは30が上限だったか、40に引き上げられた

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