登録日:2020/01/27 Mon 01:31:38
更新日:2024/05/16 Thu 12:29:20NEW!
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ハンデス 手札破壊 ぬばたま カードファイト!!ヴァンガード ヴァンガード
貴様に見えていた希望……それは儚き幻に過ぎん。
ここでは、カードファイト!!ヴァンガードにおけるハンデスについて語る。
▷ 目次
概要
「ぬばたま」というハンデスカードを主軸とするクランが第一弾「騎士王降臨」から存在している。
……が、手札のカードをガードに使用し、それも一度きりであるゲームシステムの都合上、手札の枚数がそのまま防御力に直結する
一応、こちらの手札が相手の手札より少ない時という要件は課せられているが、
ターン開始時のドローと攻撃時のドライブチェックで攻撃する側の手札は増え、防御側の手札はガードで消費される為実質的にその縛りは非常に緩いのである。
また後述の「忍竜 ドレッドマスター」が当時としては屈指のオーバースペックなカードであったことと相まって、
バランス調整のためか以降2年半、新規のカードが一切追加されないという憂き目に遭うことに。
時は経ち、再収録されたぬばたまは「相手の手札を一時的にバインド(除外)し、ターン終了時にそれを戻す」という能力へと調整されて新規カードが登場。
バインドゾーンから直接ドロップゾーンへ叩き落とす能力も同時に登場しているが、
条件は基本的に攻撃ヒット時であり厳しく、簡単には手札を直接落とせないようになった。
またその後も再収録の度に年単位の間が空き、そのうえ
- 相手の手札にバインドされたカードが戻ると同時にこちらのユニットを手札に回収する「残影」
- 相手のユニットを一時的にコントロールし、アタックを仕掛ける「支配」
と、収録の度に主軸が変更されるというプレイヤー泣かせのクランとなっている。
その他、別クランのカードにも相手の手札に干渉する能力が数は少ないが存在している。
個別カード
タイプ①相手に選んで捨てさせる
- 《忍竜 ドレッドマスター》
ぬばたまのユニットをブーストしたアタックがヒットした時、こちらの手札の方がが少なければ相手に手札を1枚選んで捨てさせる能力を持つ。
当時の査定としてはカード・アドバンテージを1枚稼ぐためにCB2が必要な中、何故かCB1でそれを行ってしまううえに干渉先は手札。しかもパワーまで高い。
挙句の果てに攻撃対象まで問わない為、リアガードに当てることが成功すれば手札と盤面、両方からカードを削っていく。
ぬばたまの収録が年単位で行われなかったすべての元凶とファイターの間では実しやかに囁かれている。
能力発動の査定も緩く、ハンデスに特化しなくても単クランのデッキに投入するだけで仕事をこなしてくれる点から、メイン能力が変わっても投入されるケースが多く、初登場から6年経って再録を果たした。
ちなみにイラストレーターは怪獣絵師の開田裕治氏。TCG的にはバトルスピリッツの怪獣コラボにも参加していることでも知られる。
- 《忍獣 ハガクレ》
ガーディアンとしてコールした際に、《忍竜 ドレッドマスター》と同じ要件でハンデスを行う。
FV用でもないグレード0であり投入するだけでデッキのバランスを崩してしまうが、実は《ぬばたま》ですら数少ないハンデスを確定で行うカード。
事故発生のリスクに目を瞑れば、こちらの手札も薄いぬばたまの防御力を補いつつ、さらに相手の手札を削いでいくことが可能。
- 《六道忍竜 ツクモラカン》
2回目のブースター収録の際に登場したグレード4のGユニット。
GB2と使用タイミングは遅いが登場時、相手は手札を4枚になるまで選択し、残り全てをターン終了時までバインドする。
相手にいくら手札があってもそのターン中は4枚になるまで削ってしまう為、手札をひたすら増やして耐えながら戦うデッキに対して非常に刺さる。
当然相手は防御用のカードを残すので、ターン中の追加バインドを行う《嵐の忍鬼 フウキ》や《夜霧の忍鬼 ミヤビ》と合わせるとより効果的。
コストが重い割にアドバンテージを稼げるのは一時的なため、可能な限り使用したターンに決着をつけたい。
- 《六道忍竜 ロクシキラカン》
ファイトが長引いた際の詰めの一発であるGB8として収録されたグレード4。
超越したターンのすべてのアタックに、相手はガードに使用した手札1枚につきさらに手札2枚を選択して捨てなければならない能力を追加する。
コストをCB、SBどちらからでも払えるというのも強みで、終盤にはコスト枯渇に陥りやすいぬばたまでも能力を使用しやすい。
- 《滅星輝兵 カオスユニバース》
リンクジョーカーのグレード4。相手に手札を1枚選択させ、それを呪縛カードとして盤面に置かせる。
下敷きとなる《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》の能力で呪縛カードを解呪時に退却させることが可能な為、ターンを跨いで手札を奪う間接的なハンデス能力持ちにあたるカード。
タイプ②無作為に捨てさせる
- 《邪眼の美姫 エウリュアレー》
オラクルシンクタンクのグレード3。相手の手札をランダムで1枚選びターン終了時までバインドする。
カード能力のインフレが進んだ現在では流石に見かけることも無くなったが、ある意味では一時的に手札を奪う現在のぬばたまの先駆けとも言える1枚。
アニメ版で使用者が見せた「バインド!」の指使いが印象的。
- 《嵐の忍鬼 フウキ》
ぬばたまのグレード1。自身をソウルに置くコストと引き換えに、相手の手札が3枚以上ならランダムで1枚選びターン終了時までバインドする。
コストそのものは重いが選ぶ選択権が相手に無いことが強みで、博打性を有するとはいえ相手が手札に残した防御用のカードを毟り取ることができる。
登場以降、ファイナルターン用の詰め札として広く使われている。先述の通り《六道忍竜 ツクモラカン》との相性は抜群。
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▷ コメント欄
- ハンデス/手札破壊(TCG)より独立しました -- 名無しさん (2020-01-27 01:37:54)
- システム的な事情があるとはいえ少ないな・・・ -- 名無しさん (2020-01-27 13:55:26)
- 他のカードゲームはよく知らないけど、シールドとして場にカードを出させるのも一種のハンデスだよね -- 名無しさん (2020-01-27 22:23:35)
- ここには書いてないけど支配軸でもシラヌイ慚愧等、相手の手札から強制的にコールするみたいなのもハンデスに入るのかな... -- 名無しさん (2020-01-28 00:12:00)
- ↑2 初期のアクアフォースがまさにその考えでパワーラインギリギリ連続攻撃で手札を削る的なデザインになってるんだよねその後のグロメのガード制限やトランスコアのブレイクライド能力もその系譜だったり -- 名無しさん (2020-01-28 00:34:46)
- 最近はメガコロニーがハンデス能力を獲得しはじめたね -- 名無しさん (2020-01-28 11:41:50)
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