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更新日:2023/12/05 Tue 10:25:54NEW!
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クラン カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー 櫂トシキ 先導アイチ 呪縛 я スターゲート ラスボス 侵略者 だいたいこいつらのせい 世界の歪み 優遇 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 立凪タクト 立凪コーリン 黒輪 防御寄り
リンクジョーカーとは、カードファイト!!ヴァンガードに登場するクランの一つである。
背景ストーリー、及びアニメでのレギオンメイト編ラスボスにあたる。
目次
概要
「トライアルデッキ 侵略の星輝兵」で初登場したクラン。
(カードとしてはPRカード《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》が初出。)
背景ストーリーの舞台「惑星クレイ」に、外宇宙からやって来た侵略者。
所属国家は(便宜上)スターゲート。
元々クレイには存在しないよそ者であるため、クラン名のフォントも赤で縁取りされた禍々しいもの。
種族は白い装甲に赤黒い光輪を纏う「サイバー○○」という固有のものが中心。
後述する「根絶者」は生態がやや異なるため、全て「エイリアン」で構成されている。
呪縛
リンクジョーカーのクラン特性を兼ねた、対象を「完全に」封じ込めてしまう固有能力。
呪縛されたリアガードは裏向きになり「呪縛カード」と呼ばれる。
アタック、インターセプト、ブーストはもちろん、移動や退却に至るまでリアガードが出来るありとあらゆる全てが封じ込まれる。
上書きコールもできず、リアガードの枚数としてカウントされることすらない、まさに虚無。
“Я”
リンクジョーカー編ストーリーのキーワード。「反転」とも。
虚無の力を侵略先の住人に注いで洗脳or闇堕ちさせる。
“Я”ユニットは膨大な力を得る代償として、その思想をリンクジョーカーに染められクレイに仇なす存在となる。
各クランのリーダー格が変貌した闇堕ちver.として、惑星クレイを蹂躙した。
リンクジョーカーにも制御不能な暴走状態にあるらしいが《星輝兵 ダストテイル・ユニコ―ン》の設定から推察するに、いずれリンクジョーカーへと成り果ててしまうものと思われる。
名前に「“Я”」を含むカードは共通して「自軍リアガードの呪縛」をコストとするスキルを持つ。
根絶者
漫画版でデビューし、劇場版で世界を脅かしたリンクジョーカーの一派。
「遊星ブラント」に取り込まれたリンクジョーカーがその環境に適応し、独自の姿、能力を得た、かなり毛色の違うタイプの侵略者。
サイバー系で無機質な従来のリンクジョーカーとは異なり、その見た目は有機的でグロテスクなエイリアンそのもの。
総じてドクロの意匠を持ち、名前には「ヰ」「ヱ」「ヲ」などの(根絶された)文字を含む。
固有能力は「デリート」。
ヴァンガードを裏向きにすることでパワーは0にしスキルも消し去る、デッキコンセプトごとぶっ壊されかねない凶悪なシロモノ。
漫画版などでは「ユニットへの憑依を剥がし、ファイターを無力な霊体に戻す能力」と描写される。
メサイア
この勢力は厳密には二種類に分かれている。
一つ目が惑星クレイに創生から関わる文字通りの神「メサイア」。
最初の姿である《ネオンメサイア》から始まり、無限の可能性と形態を持つ神。
惑星クレイに訪れた星輝兵や、古代にクレイを滅亡寸前にまで追い込んだ竜神「ギーゼ」とその使徒と戦ってきた存在である。
本来「宇宙を虚無で満たす侵略者・リンクジョーカー」とは無縁なのだが、「惑星クレイに根付いたクラン・リンクジョーカー」を庇護している影響で、便宜上リンクジョーカーに分類されている。でも星輝兵からだろうが根絶者からだろうが問題なく超越できるし、平然と呪縛の力も使う。
もう一つが、そのメサイアの庇護を受けているリンクジョーカーたち。
二度に渡る侵略の末、星輝兵たちは本星に撤退した。置き去りにされて惑星クレイに帰化したのが彼らである。
長い時を経た『ヴァンガードG』時代になって、「メサイア」の加護を受けたリンクジョーカーは名実ともに「惑星クレイの一員」となっている。
アニメではこの「クレイに受け入れられたリンクジョーカー」のユニットによる呪縛は演出が異なり、幾分優しくなっている。
背景ストーリーでの活躍
背景ストーリーでの活躍
※以下はフレーバーテキストや公式からのカード設定から読み取れる推測が多分に含まれます
竜騎激突まで
本格的に物語に関わるのは「侵略の星輝兵」登場後だが、実際には双剣覚醒~極限突破の間で《シュヴァルツシルト・ドラゴン》が三英雄を封印し解放戦争のきっかけを作っている。
ディメンジョンポリスのユニット設定などでも「謎の勢力」として存在が示唆されていた。
《障壁の星輝兵 プロメチウム》の設定によればこの時点で少数のリンクジョーカーがすでにクレイに侵入し、生活に溶け込んでいたらしい。
騎士王凱旋、封竜解放
解放戦争が終結して三英雄が解放され、クレイには束の間の平穏が戻ってきていた。
そんな中オラクルシンクタンクの新CEO《宇宙の神器 CEO ユグドラシル》が新たに立ち上げた複合企業「ジェネシス」が「クレイが虚無に包まれる絶望の未来」を予見する。
これがクレイとリンクジョーカーの戦いの始まりとなる。
ある日リンクジョーカーの先発部隊がスターゲートに到達。「第一次本部襲撃戦」と呼ばれるこの戦いは「次元ロボ」の活躍で辛くもクレイ側が勝利を収めたが…。
侵略の星輝兵、黒輪縛鎖
リンクジョーカーの先兵《星輝兵》がクレイに侵攻、後に『星輝大戦』と呼ばれる戦争を引き起こす。
異世界への玄関でもあるスターゲートは《星輝兵》により領土の半分が制圧、リンクジョーカーの拠点とされてしまった。
《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》の指揮の元、リンクジョーカーはダークゾーン、ドラゴンエンパイアに侵攻を開始。
ダークゾーンで公演をしていた《銀の茨の竜使い ルキエ》や、《抹消者 ボーイングソード・ドラゴン》を“Я”させた。
また“Я”に興味を抱いた《魔界侯爵 アモン》は、虚無の力に魅せられて《魔神侯爵 アモン “Я”》となり、ダークイレギュラーズの魔族たちに宣戦布告する。
絶禍繚乱、光輝迅雷
メガラニカとズーを担当する指揮官、道化師こと《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》が多くのユニットを“Я”させていく。
- 「第一次本部襲撃戦」での己の無力さを嘆く《究極次元ロボ グレートダイユーシャ》につけ込んで“Я”化。
- カオスブレイカーの誘いを一蹴した《獣神 エシックス・バスター》は不意打ちで強引に“Я”化。
- 《学園の狩人 レオパルド》には信じる真理を真っ向から論破。心を折って“Я”化。
- 負傷した《団結の守護天使 ザラキエル》を守りきった《神託の守護天使 レミエル》を、自ら襲撃して“Я”化。
- ↑の瑠璃色の守護天使部隊との戦いの帰路、偶然発見した《純真の宝石騎士 アシュレイ》を、部下の騎士団員を人質に取って“Я”化。
- 新兵ばかりの分隊を狙って殲滅。哀しみと怒りで心を乱した《ドーントレスドライブ・ドラゴン》を“Я”化。
やり口がことごとくえげつない。
また《カオスブレイカー・ドラゴン》が直接関わっていないところでは
- リンクジョーカーの死肉を解剖した[[《氷獄の死霊術師 コキュートス》>氷獄の死霊術師 コキュートス(カードファイト!!ヴァンガード)]]」が、あふれ出した虚無に触れて“Я”化。
- 《学園の処罰者 レオパルド “Я”》に襲撃されたネオネクタールの防衛システムが“Я”化。《メイデン・オブ・ヴィーナストラップ “Я”》となる。
- むらくもに潜入していた「クレイの生命のクローン生命体」が、自らに虚無を打ち込み《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》の本性を現す。
無限転生
カオスブレイカー・ドラゴンは自身が“Я”させたユニット達のエナジーを用いて、終末兵器《星輝兵 “Ω” グレンディオス》を(遊びで)造り出す。
解呪の能力を得たゴールドパラディンの英雄《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》でさえも、コレには撤退を余儀なくされた。
一方《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》の事例から「意思が肉体から離れて“Я”する」という現象を見た彼らはその現象を意図的に起こすこととした。
目をつけたのは、解放戦争の眠りから未だ目覚めぬ《蒼嵐竜 メイルストローム》。その意識のみを複製し、《蒼嵐業竜 メイルストローム “Я”》を生み出す事に成功した。
しかしその刺激で、メイルストローム本体も覚醒。自身のコピーと戦うこととなる。
《星輝兵》達には侵略以外に「三英雄の再確保」という任務があった。
ドラゴンエンパイアへの侵攻の最中、「かげろう」の英雄《ドラゴニック・オーバーロード》の棺を発見。メイルストローム同様に「意識体の複製」を試みる。
だがドラゴニック・オーバーロードは打ち込まれた虚無を逆に取り込み、新たな力を得て覚醒する。
再び絶望の渦に呑み込まれようとしていたクレイだったが、《解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド》の下、解呪された騎士たちが再起する。
アルフレッド、そして《ブラスター・ブレード・解放者》によって “Ω” グレンディオスは遂に撃破された。
決意の呪縛竜、煉獄焔舞
『星輝大戦』はクレイ側の勝利に終わった。
数多くの指揮官を失った《星輝兵》はクレイから撤退するが、《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》をはじめとする別働隊が、密命を受けて過去へ飛んでいた。
過去の世界でロイヤルパラディンの探索者部隊を急襲して《ブラスター・ブレード・探索者》を拉致。「次元牢」へと幽閉してしまう。
その結果生じたタイムパラドックスによって、クレイの歴史から《ブラスター・ブレード》の存在が失われてしまう。
同じ頃、“Ω”グレンディオスの研究成果を活かし、“Ω”呪縛の発動を可能とする新兵器《星輝兵 ダークゾディアック》が製造される。
凶星の根絶者、ネオンメサイア
ブラスター・ブレードとの戦いで自我に目覚めた《伴星の星輝兵 フォトン》はガーネットスター・ドラゴンを暗殺。
特異点捕縛の功績と指揮官の「不慮の事故による殉職」で地位を向上させると共に、初の感情として「悦び」を覚える。
「次元牢」に幽閉されたブラスター・ブレードは、新たな実験の被験体にされていた。
彼の記憶の大部分を占める「仲間」という要素をコピーし、「破壊衝動」のみを宿す3体の「狂感情型複製体」が造り出された。
「戦士」を模した1号《星輝兵 ブレイブファング》、「少年」を模した2号《極微の星輝兵 マヨロン》、「騎士」を模した3号《沈黙の星輝兵 ディラトン》である。
ブラスター・ブレード自身も虚無の狂気に支配され、『狂感情型反転体 暫定成功例第1号』の狂英雄《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》へと変貌。
《伴星の星輝兵 フォトン》の監視の下、星輝兵の切り札となってしまう。
ガーネットスター・ドラゴンに代わる指揮官《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》は《ダークゾディアック》と共に侵攻する。
しかし《煉獄竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート》との邂逅で《ブラスター・ジョーカー》が正気に戻ったことで形成は逆転。
東西に分かれた戦場で、東側の《ダークゾディアック》は《煉獄竜 ボーテックス・ドラゴニュート》に破壊され、西側の《イマジナリープレーン・ドラゴン》も《青き炎の解放者 プロミネンスグレア》に敗れる。
かくしてリンクジョーカー二度目の侵攻『第二次星輝大戦』は遂に終わりを迎えた。
一方、クレイとよく似た別次元の惑星には「軌道上の惑星を飲み込む星」《遊星ブラント》に共生するリンクジョーカーの分派「根絶者」の魔の手が迫っていた。
後に『メサイアスクランブル』と呼ばれるこの事件は、「メサイア」と呼ばれる存在により終結を迎えることとなる。
宿星の救世竜、覇道竜星
『第二次星輝大戦』から時は流れ、リンクジョーカーはそれぞれ別々の道を辿った。
「星輝兵」は甚大な被害を受けながらも本隊へと撤退。一部指揮官はなおも健在であり、彼らは今もなお次の侵略の時を狙っている。
「根絶者」は遊星ブラントと共に銀河へ旅立ち、力を付け直すべく行動している。現在も、クレイからは遠く離れた銀河を徘徊しているのだろう。
そして…クレイの星で敗れ、置き去りにされたリンクジョーカーは「メサイア」の加護を受け、『新たなるクラン』として惑星クレイに根付いた。
呪縛の性質もこれに伴って変化し、「拘束し、蹂躙する為の力」から「動きを封じ、暴走を落ち着けて対話を試みる」ものとなっている。
彼らは呪縛の力を「侵略」ではなく、「調和」と「再生」の為に振るう。この「愛する母星」で…。
月光竜牙
かの大戦で敗れ、撤退した星輝兵は、今も静かにクレイを狙っていた。
クレイも、そんな星輝兵を常に警戒し、その脅威と恐怖は今もなお住民たちの頭から消えてはいない。
そんなある日。クレイを監視する星輝兵を、遠巻きに眺める一体のサイバーゴーレムが観測された。
そのサイバーゴーレムの手に握られていたのは、かつてこの星に降り立ち、四つの大国に混乱を齎し、そして終末兵器を以って惑星クレイを滅亡寸前にまで追い込んだあの道化師の鎌。クレイの住民は更に恐怖し、一層の警戒を強める。
そんな世界の……遥か先に有り得たかもしれない未来の一つ。道化師は新たな「傑作」を生みだした。世界を混沌に陥れた恐怖が再び、惑星クレイに降り立つ。
竜皇覚醒、混沌と救世の輪舞曲
新たなる敵対勢力、魂の牢獄『レリクス』。
先の大戦で敗走した「星輝兵」をまとめた道化師はこれに取り入り、次なる策をめぐらせる。
惑星クレイより、惑星「E」へ。プロジェクト「時空間憑依」をどこからか聞いた彼は「いいこと思いついた」とでも言いたげに笑みを浮かべた。
《破壊の竜神 ギーゼ》復活に向け、『レリクス』の使徒のひとりとして、ついに道化師が惑星「E」へと降り立つ―――。
アニメでの活躍
アニメでの活躍
主な使用者
- 立凪タクト(【侵略の星輝兵】→【Я】)
- 櫂トシキ(【星輝兵:ネビュラロード・ドラゴン軸】→【星輝兵:カオスブレイカー・ドラゴン軸】)
- 立凪スイコ(【シュヴァルツシルト・ドラゴン】)
- 立凪コーリン(【決意の呪縛竜】→【星輝兵:電離の星輝兵 ハフリウム軸】)
- 先導アイチ(【星輝兵:イマジナリープレーン・ドラゴン軸】→【星輝兵:ブラスター・ジョーカー軸】)
- ラウル・セラ(【星輝兵:ダークゾディアック軸】→【星輝兵:ヴェノムダンサー軸】)
- 伊吹コウジ(【根絶者】→【メサイア】)
- 星崎ノア/カオスブレイカー・ドラゴン(【カオス】)
リンクジョーカー使い、及びЯファイターがファイトするときはイメージの背景が宇宙空間となることが多い。
リンクジョーカー編
作中で最初にこの存在が現れたのは生徒会書記であるマキがナオキを“Я”させたとき。
しかしこの時はリンクジョーカー自体は直接姿を現しておらず、演出の都合呪縛の処理も省かれていた。
本格的に姿を現したのは次の回の櫂VSタクト。
リンクジョーカーが霊媒体質のタクトに直接憑依し彼の肉体を乗っ取る。
そして、ナオキの身に起きたことについて尋ねて来た櫂とファイトした。
この時“Я”についても語られ、戦いの末に櫂を“Я”させる。
ファースト“Я”ファイターとなった櫂は福原高校でテツを、空港で皇帝を“Я”させた後、海外のファイターを“Я”させて回る。
福原高校ではスイコがリンクジョーカーを使い、レンとファイト、これに敗れる。
帰国した櫂は、“Я”騒動の犯人が櫂だと気付いた三和を逆にЯさせ、さらに立凪ビル前でアイチを下す。
リンクジョーカーを自らのものにした櫂は「もう必要ない」としてリンクジョーカーデッキを手放す。
立凪ビルでは偽タクトが【Я】を使用。
真タクトは《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》の「解呪」の力により「呪縛」を打ち破るが、偽タクトの《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の「Ω呪縛」「ワールドエンド」のコンボの前に敗北する。
アイチとのファイトでも「ワールドエンド」を狙うも、《解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド》の前に遂に敗北する。
その後、アイチVS櫂の決戦を前に、タクトが倒されたため黒輪のゲートが崩壊。
リンクジョーカーは地球とクレイからの退却を余儀なくされてしまう。
しばしの平和が約束された、かに思えたが…?
レギオンメイト編
櫂が引き起こしたリンクジョーカー事件が終息後も、カトルナイツのメンバーをはじめ、多くの人の心に傷を残したことが語られる。
さらに失踪したアイチが持つ【星輝兵】のデッキ。“Я”せず自らの意志で、邪悪な力と知りながらリンクジョーカーを使うコーリンが櫂たち「メイト」の前に立ちはだかる。
186話にて事件の全貌が判明する。
《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の敗北と共に滅んだはずのリンクジョーカーは、散り際に「シード」と呼ばれる種子をにアイチに植え込み彼の胎内体内で力を蓄えていた。
敗者をЯさせる一方、リンクジョーカーは自らに勝利したものに憑りつくことでより強くなり復活してしまう不滅のクランだったのである。
そのことに気付いたアイチは周りの人から自身に関する記憶を奪い、自ら封印された…というのが「アイチの失踪」「記憶の改竄」の真相であった。
しかしカトルナイツの一人、ラウル・セラがリンクジョーカーの力を狙って離反*1。
櫂たちにセラとガイヤールが敗れたところで攻撃を受けたアイチは、リンクジョーカーに乗っ取られた状態で目覚めてしまう。
覚醒したアイチがネーヴを、リンクジョーカーの力を手にしたセラがラティを倒したことで、アイチの封印は完全に解かれてしまう。
…が、「アイチの身体に宿るシードを自らに移す」というセラの野望はガイヤールがセラを打ち破ったことで阻まれた。
最後の砦のコーリンがナオキに敗れたことで、完全に目覚めたアイチは「櫂、レン、レオン、ナオキの4人を新たなカトルナイツに迎え、再度自分ごとシードを封じる」と主張。それを拒む櫂とファイトを行う。
《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》の「アブソリュート・ロック」「アブソリュート・ブレイク」により2度に渡ってリアガードをすべて呪縛し、レギオンメイトを退却させるも、シークメイトを3度繰り返した櫂に敗北する。
アイチの敗北により櫂に乗り移ろうとしたシードは、実体化した《ブラスター・ブレード》によって13の欠片へと切り裂かれ、12人のメイト達*2と「覚悟と寛容を持つ未来のファイター」に宿る。
力を薄められたシードはファイトの度に分割され、更なる「覚悟と寛容を持つ者」へと宿っていく。
これにより、リンクジョーカーの侵略する意志と力は極限にまで薄まり、そのうえで世界中のファイターにそのシードが宿っていくようになる。
いずれシードがすべてのファイターに宿った時、惑星クレイはリンクジョーカーを「惑星を滅ぼす侵略者」ではなく「クレイに息づく新たなクラン」として受け入れるのである。
アイチが帰還し、リンクジョーカーに関する記憶はほぼ全てのファイターから消えた。
だが、既に次回作にて再登場が決定しているリンクジョーカー。再登場時にクレイに受け入れられたリンクジョーカーがどのような活躍をするのか、期待が高まる。
なおカードの背景ストーリーではクレイに侵攻してきた「星輝兵」は尖兵に過ぎないとされ、「本隊」なるものの存在が語られている。
一方アニメにおいてはこのような設定は明確ではなく、作中に登場しているのが全ての勢力のように描かれている。
またクランであるはずの「リンクジョーカー」が、偽タクトに憑依したりシードの形で現れるなど、それ自体の意思を持った固有の存在として扱われる。
ネオンメサイア
時系列上はアニメ版レギオンメイト編の後になる劇場版『ネオンメサイア』。
そのラスボス、伊吹コウジが《根絶者》というリンクジョーカーを使う。
元は漫画版の登場人物であり、、そして新シリーズ「カードファイト!! ヴァンガードG」の主要人物の一人である伊吹。
今後もリンクジョーカーは健在のようだ。
ヴァンガードG
クレイに溶け込んだリンクジョーカーは、既に地球上で「広く流通する一つのクラン」として受け入れられていた。
背景ストーリー上ではクレイと融和せずに撤退したはずの「星輝兵」も認知されている辺り、アニメ版ではリンクジョーカー内での区別は存在しない模様。
その証拠に伊吹以外の一般ファイターにも【星輝兵】デッキの使い手が登場している。
ヴァンガードG NEXT
…と、このように一般的なクランとして普及したリンクジョーカーであったが、8期で転機が訪れる。
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》を愛用する少年、星崎ノアが登場。
初期ではあくまでリンクジョーカーを使用する一般ファイターに過ぎなかった彼が8期の黒幕、シラヌイの手によりカオスブレイカーに「時空間強制憑依」を受け、成り代わられてしまう 。
以後は櫂や伊吹の追跡を避けながら各地のファイター達に『レリクス』の使徒たちを憑依させて回り、さらには9期1話でクロノをほぼワンサイドゲームで撃破、レリクスに幽閉する。
クロノを奪還すべく各勢力が行動を開始する。
カード性能について
カード性能について
呪縛の性質上防御力は高いが、制限時間が存在する大会では時間切れに悩まされがち。
そのせいで、公式大会ではまともに結果を残せていなかったりした。
さらに攻撃面の貧弱さは全クランでも最低レベルであり、カードプールは広いのに「ガーディアンのコール制限」「Vスタンド」といった強力スキルがほとんどいない。
展開力も《星輝兵 コロニーメイカー》に依存しきっていたり。
カードプールも多く、呪縛は強力ではあるものの、単体での攻撃力が無いので物量差で負けるとジリ貧に陥る。
リアガードをガンガン削ってくるかげろうやなるかみ等は非常に苦手で、相性ゲーになることも少なくない。
メタ能力の「解呪」は当然天敵。呪縛能力を持たないユニットでも「相手の呪縛カード」を要求するため、下手するとバニラの群れになってしまうことも。
特に、解呪を行う《救国の獅子 グランドエイゼル・シザース》、自陣を再編成する《解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド》には、余程運がないと勝てない。
またシャドウパラディンなども、リアガードがコストになって場に残らないため少々やりづらい。
当初は呪縛のコストが重めだったが、レギオンメイト編ではパワーインフレの影響で若干査定が緩くなった。
後述の《伴星の星輝兵 フォトン》など、CBを全く使わずに呪縛を行うユニットも登場している。
根絶者は「デリート」でプレッシャーを与えて押していく戦術がメインの攻撃特化型。他のリンクジョーカーとはプレイングが全く異なるのでそういう意味では要注意。
相手のブレイクライドや超越ボーナスを封じられるのは大きく、超越環境は逆に追い風だったり。
《始原根絶者 ヱヰゴヲグ》によるエクストラウィンも含め、勝ち筋は広い。
《並列する根絶者 ゼヰール》のような汎用根絶者も存在するので、既存リンクジョーカーとの混合軸も可能。
「メサイア」登場後はその設定を反映して、新スタイル「自軍ユニットの呪縛」を獲得。
「相手を呪縛するカード」「自軍を呪縛/解呪するカード」「解呪をトリガーにスキルを発動するカード」を組み合わせることで、高い攻撃力と防御力を両立できるようになった。
呪縛の「解呪時はスタンド状態となる」という特性を活かした連続攻撃も面白い。アクアフォースはキレていい。
これによってリンクジョーカー(星輝兵)の天敵はリンクジョーカー(メサイア系)なんて事態も発生した。(「メサイア」のユニット設定を考えるとある意味正しいのだが。)
メサイア軸は星輝兵より、防御面に脆さがあるもののアドを稼ぐ力や攻撃力は高く、あちらほど相性に左右されにくくなっている。
だが展開能力やサーチ手段は乏しいのに、攻撃手段がリアガードをスタンドさせての連続攻撃(ヴァンガード単体で可能な高質なフィニッシュ手段が存在しない)なのが悩ましいところ。
きっちりガードを要求しつつ連続攻撃を仕掛けるためには、カードの量も質も必要であるため、事故率はそれなりに高い。
幸い、ドローソースは充実しているので盤面を全く築けないことは稀だが、一度壊滅させられると立て直しが難しいのが弱点と言える。
総じて攻撃力、フィニッシュ力に難がある。
呪縛/デリートの使い方も含め、上級者向けのクランと言える。
「月煌竜牙」、「ファイターズコレクション2015 winter」では久しぶりに「星輝兵」がフィーチャー。
「カオス」「インフィニット」を名称化し、懐かしのユニット達が超越の力を得た。
「手札を呪縛カードとして場に出す」という擬似ハンデスじみたサポートを得た《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》は、再びリンクジョーカー…というかカオスブレイカー・ドラゴンの脅威をファイターたちに知らしめた。
(当然ながら)「メサイア」も更に強化。自分自身を呪縛できるカードが大幅に増えたことで《創世竜 アムネスティ・メサイア》がも強化。新たなる切り札《創世竜 エクセリクス・メサイア》でフィニッシュ力にも磨きがかかった。《創聖竜 トランスエルス・メサイア》のせいでブルジョアデッキっぷりにも拍車がかかってしまったが。
主なユニット
グレード3
グレード3
■《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》
ブレイクライド:相手のの前列と後列リアガードを1枚ずつ呪縛
リンクジョーカーのブレイクライドユニット。登場当時は連続で乗っているだけでも勝てるくらい強く、そのスペックはブレイクライドユニットでも上位クラスの力を持っていた。
ブレイクライドユニット共通のパワー+2000を得る能力の条件が比較的緩いのもポイントでクロスライド相手でも安心して殴りつけることが出来る。
《星輝兵》の指揮官の一人だが、元々は別の星でリンクジョーカーにもたらされた虚無を受け入れたユニットであり、その星では最強の生物だったらしい。現在でもその強さは健在で常に強者との戦いを求めている。
卑劣漢揃いの「星輝兵」指揮官では珍しい戦闘狂である。
とある世界線では、クレイにて新たな元素を発見し、それを以って生み出した龍の力で《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》以上の功績を叩き出して本隊抜擢というまさかの大出世を遂げている。
■《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》
リミットブレイク:相手の呪縛カード一枚につき前列のリンクジョーカー全てにパワー+3000
カウンターブラスト(2):相手後列リアガードを一枚呪縛
強烈なパワーアップ能力を持ち、相手の呪縛カードの枚数次第ではあの《バッドエンド・ドラッガー》と並ぶほどのパワーアップを叩きだす。登場当時のリンクジョーカー内では間違いなく最強のフィニッシュ能力だろう。
ただし、呪縛コストがやや重いうえに後列しか縛れないため、《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》からブレイクライドできなかった場合はやや貧弱さが否めなくなる。
「星輝兵」の指揮官の一人で、ドラゴンエンパイアとダークゾーンの侵攻担当。無感情的で冷徹、卑劣という設定の割に脳筋スキルなことは気にしてはいけない。
使いにくいと言われることも多いこのカードだが、ひそかに後述のGユニットとの相性の良さが光るカードである。
■《シュヴァルツシルト・ドラゴン》
解放戦争の真の黒幕。
詳しくは項目参照。
■《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》
毎度おなじみ黒幕道化師。クレイに事件あるところコイツあり。
詳しくは項目参照
■《連星のツインガンナー》
リミットブレイク:カウンターブラスト(2)&ソウルブラスト(2)で、相手の前列と後列のリアガードを一枚ずつ呪縛
ヴァンガードへのアタック時、リンクジョーカーのリアガードを一枚ソウルインすることで自身にパワー+5000
非名称盟主で、《シュヴァルツシルト・ドラゴン》に続く新しい非名称軸のメインヴァンガード候補。その《シュヴァルツシルト・ドラゴン》とも《グラヴィティコラプス・ドラゴン》をソウルに叩き込めるので相性がよく、いままで「星輝兵」ばかりだったリンクジョーカーの新しい風となることが期待されている。
見た目や名前からもわかる通り《虚ろの双刃 バイナリスター》の正規改良版。
■《星輝兵 “Ω” グレンディオス》
アルティメットブレイク:メインフェイズ開始時に相手の呪縛カード5枚以上でファイトに勝利
リミットブレイク:カウンターブラスト(1)&手札の「Я」一枚ドロップで、次のターンの解呪を封じる
一ターンに一度の「Я」をコールすることによる相手のリアガードを1枚呪縛、「Я」リアガードをリンクジョーカー扱いにし、パワー+4000
無限転生のパッケージユニットにして、リンクジョーカーの最終兵器。特殊なレアリティ、ЯЯЯ(トリプルリバース)レアを持つ。史上初のデメリットを持たないパワー11000のユニット且つ、リミットブレイクとアルティメットブレイクを併せ持つカード。
「Я」リアガードをリンクジョーカーに変えてパワーアップさせる、次のターンのエンドフェイズに相手の呪縛カードのすべてが解呪を封じるリミットブレイク、通称「“Ω”呪縛」が扱える、メインフェイズ開始時に相手の呪縛カードが5枚ならアルティメットブレイクで特殊勝利する。
まさかの史上初のエクストラウィンユニット。その能力から解るように、他のクランに属する「Я」を利用するという、混色前提かつグレードのバランスを根本から無視する衝撃のカード。クラン自体を書き換えてしまうため、盟主の影響がない上に合計パワーが15000になる。
ただし安定して起動能力を使用するにはコイツ自身は盟主を持たないものの、ガーディアンとして使うとシールド0扱いになるので、防御面では役に立たたずな他のクランの盟主持ちをライド事故覚悟で大量に突っ込む必要があるので、採用の根本から事故の危険性があるかなりリスキーなユニットである。
《星輝兵 ワールドライン・ドラゴン》でライド事故の確率は軽減、《禁忌の星輝兵 ルビジウム》で避雷針として防御面で活用でき、《拒絶する根絶者 ヱビル》のコストにも使えるで割となんとかなったりする。
なお特殊勝利があるといっても、この能力自体は他のカードのサポートがない限り相手がリアガードサークルに空きを1つ残しておくだけで使用不可になる上、アルティメットブレイクであることも相まってほとんど発動機会は無かったりする。まあ正直オマケみたいなもので、なくても十分強い。
そして解呪封じ自体も別に次のターンのエンドフェイズ中に解呪されないだけであるため、普通に起動能力の解呪で解呪できるためそれが入ってるクランへは油断禁物である。
…というのが、G環境以前の評価だったが、それ以降はむしろ積極的にエクストラウィンを決めに行く、というよりエクストラウィンに特化して立ち回ることがメインになりつつある。
アニメでは、前パックの看板ユニットとそのサポートである《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》販促回で登場してエクストラウィンを決めた鬼畜。
実際は《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の存在を認知していなかった本来のタクトの迂闊なプレイングのおかげだというのは言わないであげよう。
(わざわざ相手の解呪封じの餌食になるようなユニットのコール、ヴァンガードを狙わなくて済む前列リアガードの配置等)
■《星輝兵 フリーズレイ・ドラゴン》
パワー10000 ダメージを受けた際に相手のRを一枚呪縛 LB4で相手のRが呪縛されるたびにP+3000
「無限転生」のRR枠で登場。ダメージを受けたとき、という特殊なタイミングで呪縛をする性質から、何気に初登場時から愛好家の多いカード。
しかし、当時の環境では10000というパワーが足を引っ張り(LBが強力なので防御面では不安はなかったのだが、如何せん攻撃力があまりに低かった)、更にはこのカードがVにいる状態では自分ターン中にアドをとる手段があまりにも少なかったので、決して環境に適したカードではなかった。
それから時は流れ、このカードに転機が訪れる。第五期に登場した新ギミック、「超越」である。
超越により、「相手ターンの動きは縛れるが自分のターンにアドをとれない」という弱点は「自分のターンは超越でアドをとり、相手ターンはコイツで縛る」という長所に変わり、打点も超越の高打点で解消されることとなったのである。
特にG2止め戦術が大いに刺さってしまうメサイアとの相性はよく、早い段階から盤面をとるロイヤルパラディンやゴールドパラディンはコイツで受け、逆にゲームスピードの遅いデッキは《オルターエゴ・メサイア》でじっくりアドをとるという戦術ができるようになったのである。
更に第六期からは相手ターン中に展開した後、ターン終了時に盤面から排除される「奇術」や「亡霊」といった、リンクジョーカーに対する嫌がらせのようなギミックが登場。相手ターン中に空いてしまう盤面をいかにして埋めさせるかはリンクジョーカーにとって大きな課題となった。そこで白羽の矢が立ったのがコイツと《滅星輝兵 カオス・ユニバース》である。環境上に多く存在したのはカオスの方であったが、カードプールの増加と共にカオスに割ける超次元ゾーンの枠が圧迫。また、相手ターン中に呪縛手段がないと「ターロワイズマンループ」という(ほぼ)無限ループによる敗北を止められないという事情が発生。とうとうカオスを使うかコイツを使うかが好き好きというところにまで上り詰め、登場から足掛け3年弱で環境級のカードにまでのし上がった。
おそらくリンクジョーカー全体を見ても、コイツ以上の出世株は存在しないと思われる。
■《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》
パワー11000 《伴星の星輝兵 フォトン》と双闘
双闘時に相手の前列と後列リアガードを1枚ずつ呪縛 ヴァンガードにアタックした時パワー+2000
「決意の呪縛竜」の看板ユニット。
《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》と似た能力を持つが、ブレイクライドではないので他のヴァンガードとは連携しない。
代わりにリミットブレイクでは無い為、ダメージゾーンの枚数に関わらず発動でき、しかもメインフェイズ中に起動して発動するため《凶爪の星輝兵 ニオブ》等とも噛みあっている。
コスト不要でメイトの汎用性も高いので、双闘持ちリンクジョーカーの中で最も扱いやすいユニット。メインヴァンガードとして戦い抜くには少々継戦能力の低さが否めないものの、サブヴァンガードとしてはこの上ない使い勝手を誇る。
《星輝兵》の別働隊指揮官らしく相変わらず外道で狡猾。《伴星の星輝兵 フォトン》と《ブラスター・ブレード・探索者》の戦いに割り込み彼を呪縛した。
アニメではコーリンが櫂とのファイトで使用。呪縛そのものはあまりファイトに影響しなかったが、レギオンアタックでフィニッシャーとなった。
■《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》
パワー11000 《閃銃の星輝兵 オスミウム》と双闘
カウンターブラスト(2)で中央列に存在する「星輝兵」の数まで相手リアガードを呪縛
ヴァンガードにアタックした時パワー+2000
中央列のユニットには当然ながら双闘している《閃銃の星輝兵 オスミウム》もカウントするため、中央後列に適当な「星輝兵」がいればこの起動能力一つで相手のヴァンガードを孤立させることができる。
ごく当たり前のようにパワーアップ能力も付いているのでライン確保もたやすく、更にシークメイトさきの《閃銃の星輝兵 オスミウム》は相手ヴァンガードへのアタックがヒットした時に相手の呪縛カード1枚の解呪封じができる優秀なグレード2である、というのも非常にありがたいところ。
ただ、本人は呪縛以外何もできないうえ、呪縛コストも決して安く無い為ジリ貧になりやすい点には注意。行った呪縛をキッチリ継続する工夫が必要である。
■《星輝兵 ダークゾディアック》
パワー11000 《星輝兵 アストロリーパー》と双闘
双闘時カウンターブラスト(1)で次の相手のエンドフェイズ中の相手の呪縛カードすべての解呪を封じる
手札から(V)にいるユニットの同名カードを1枚捨てることで相手の前列と後列のリアガードを一枚ずつ呪縛
とうとう出てしまった《星輝兵 “Ω” グレンディオス》に続く解呪封じ能力持ちのグレード3。
双闘時にコストさえ払えば良い為、《星輝兵 “Ω” グレンディオス》のような長期な解呪封じは出来ない代わりに非常に手軽になっている。
双闘であるためヴァンガード自身の圧力も大きく、解呪封じをしている間に攻撃の量と質で大量の差を付けることが可能。
更に、起動能力で自力で呪縛を行えるのも強烈。双闘していることで(V)にいるユニットが2種類となっているため発動しやすく、更にシークメイト先の《星輝兵 アストロリーパー》が(V)いるユニットの同名カードを(条件は厳しいが)サーチ出来るため、噛みあっている。(R)にコールしてサーチを行うより手札に保持してコストに使ってしまったほうが確実なのだが
解呪封じを継続するためには再ライドが必要な点、呪縛のために(V)いるユニットの同名カードが必要な点から採用時はどちらも4枚積むと良いだろう。
また、解呪封じから《閃銃の星輝兵 オスミウム》や《星輝兵 ボルトライン》、《魔爪の星輝兵 ランタン》辺りの優秀なリアガード要員と相性が悪い点は注意したい。
ちなみに超越が登場した現在、双闘無しでしかもCB、LBの制限無く使えるこいつの起動能力は何気に貴重。
(解りやすく言えばG2止め戦術が有効になったので、それらを行えるクランに強気に出れる、ということ)
■《星輝兵 ヴェノムダンサー》
パワー11000 《星輝兵 ソードヴァイパー》と双闘
ヴァンガードにアタックしたバトルの終了時にカウンターブラスト(1)で相手の呪縛カードの数までリアガードをスタンド
エスペシャルカウンターブラスト(1)で中央列に他のユニットがいるなら相手の後列のリアガード1枚を呪縛
相手の呪縛カードの枚数が多いほどスタンドできる枚数が増え、《星輝兵 ダークゾディアック》から繋げれば怒涛の勢いで追撃が狙える。
起動能力は構築は縛られるが低コストで呪縛が行るので手軽にスタンド枚数を稼げ、シークメイト先の《星輝兵 ソードヴァイパー》もガード強要で手札を削りつつ、ノーコスト呪縛が行え、後列共々スタンドすればさらにガード強要が可能となるので良く咬み合っている。
■《電離の星輝兵 ハフリウム》
パワー11000 《無双の星輝兵 ラドン》と双闘
ヴァンガードにアタックした時に相手の呪縛カードの数まで別々のリアガードにパワー+5000を付与
カウンターブラスト(2)で相手の後列のリアガード1枚を呪縛
前列すべてにパワー与える《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》のリミットブレイクほど効率は良くないが、こちらは後列にもパワーを与えることができるため呪縛カードが少なくとも高パワーの列を作りやすいのが利点。
起動能力はコストが重いため、《閃銃の星輝兵 オスミウム》や《星輝兵 ボルトライン》の解呪封じでできるだけ長持ちにするようにしたいところ。
シークメイト先の《無双の星輝兵 ラドン》は汎用性が高く、邪魔になりにくい。
《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》とも同様な理由で超越との相性も良い。
■《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》
パワー11000 《伴星の星輝兵 フォトン》と双闘
カウンターブラスト(2),ソウルブラスト(2),自軍の「星輝兵」リアガードを1枚呪縛で相手のリアガードを全て呪縛し相手のレギオンメイトを1枚退却
手札から(V)にいるユニットと同名カードをソウルインしてクリティカル+1
リンクジョーカーと化した《ブラスター・ブレード・探索者》。史上初の「レギオンメイトを退却させる能力」を持っており、デリートとともにリンクジョーカーが苦手とする双闘に対するメタを張っている。
この能力を使われた相手は再ライドを行わなければ双闘出来ず、打点を大幅に下げられるどころかユニットによってはバニラ同然と化す。
コストは比較的重たいものの、先に《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》辺りにライドし《伴星の星輝兵 フォトン》と双闘しておけばソウルブラストのコストは問題なく運用でき(しかも《静寂の星輝兵 ディラトン》のサーチ条件も満たせるのでこのユニットへのライドが安定する)、カウンターブラストも極力このユニットと《星輝兵 コロニーメイカー》だけが使うようにしておけば1ゲームで2回発動するくらいはなんとかなる。
能力発動には自軍の呪縛が必要だが、これに関しては「自身をレストすることでヴァンガードが双闘しているなら(V)にいる《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》にパワー+10000を与える起動能力」を持つ《極微の星輝兵 マヨロン》がオススメ。
強力な能力を有するユニットであるが、単独ではシークメイト先の《伴星の星輝兵 フォトン》の能力を全く生かすことのできないユニットである点には注意が必要。もっとも《星輝兵 ブレイブファング》等の解呪封じを絡めればターンを跨ぐことで能力は生かせるようになるし、そうでなくても自動能力のコストに活用できるのでそれほど心配する必要はない。
また、双闘ばかりが存在した「竜剣双闘」〜「ネオンメサイア」環境では強烈な能力を持っていたが、超越が登場した「時空超越」以降は比較的相手を選ぶカードとなってしまった。総じて、環境に左右されやすいユニットではある。
■《威圧する根絶者 ヲクシズ》
パワー11000
根絶者指定のエスペシャルカウンターブラスト(3)との「根絶者」のリアガード1枚をソウルインで相手のヴァンガードすべてをデリートしパワー+10000を得る
相手のライドフェイズ開始時に相手のヴァンガードがデリートされているなら相手は手札を1枚捨てないならそのライドフェイズ中はノーマルライドできない
新名称「根絶者(デリーター)」を持つグレード3。久しぶりに煩わしいキーワード能力を有していないユニットだが、自身の起動能力でパワー+10000できるため実質的なフィニッシュ力は(1ターン限りだが)双闘並みである。
コストは非常に重たいが起動能力でデリートが行え、更にデリートの解除手段である再ライドも牽制する。
デリートされた時点で大量の手札を失う相手にとってはかなり厳しい条件が付くことになるだろう。
特にグレード2の時点からデリートできるのは大きな利点であり、グレード3へのライドに条件を付けることが出来る。結果、敵のグレード2止めの戦術を否定できるので大きなプレッシャーを与えることが可能。相手ターン中に力を発揮するスキルなので《始原根絶者 ヱヰゴヲグ》との相性の良さも光るカードであり、現在根絶者内でも株価が爆上がり中の一枚。
ただ、コストの重さから1ゲームで4ターンに渡ってデリートを行うことは難しいと言える。ダメージゾーンのカードを表にする能力を有する「根絶者」でしっかりサポートするか、呪縛を併用してデリート中のアドバンテージ差を一気に広げて詰めるようにするなどしたいところである。
劇場版のラスボスでもあり、伊吹コウジを狂わせていた全ての元凶。最終的に《ハーモニクス・メサイア》に敗れ、浄化された伊吹に投げ捨てられた。
■《絆の根絶者 グレイヲン》
パワー11000
根絶者指定のエスペシャルカウンターブラスト(2)と「根絶者」のリアガード1枚を退却で相手のヴァンガードすべてをデリートし、相手はドロップゾーンから1枚を裏でバインド
(V)登場時、相手はドロップゾーンから2枚を裏でバインド
■《波動する根絶者 グレイドール》
パワー11000
《絆の根絶者 グレイドール》指定のエスペシャルソウルブラスト(1)&「根絶者」のリアガード1枚を退却で相手のヴァンガードすべてをデリートし、相手のドロップゾーンから1枚を裏でバインド
アタックがヴァンガードにヒット時、CB1、デッキトップ5枚から《絆の根絶者 グレイヲン》1枚をソウルイン、相手の前列のリアガード1枚退却、相手はドロップゾーンから2枚を裏でバインド
■《オルターエゴ・メサイア》
パワー11000
ジェネレーションブレイク2、ソウルブラスト(1)で呪縛カード解呪時に1枚ドロー
「超越」時にカウンターブラスト(1)で自軍と相手を一体ずつ呪縛し、(V)にPOW+5000
《ネオンメサイア》が新たに姿を持ったユニット。「宿星の救世竜」の看板ユニットでもある。
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》を彷彿させる能力を持つ新たなリンクジョーカーの切り札。というか、能力だけを見たらまんまリメイク版。ご丁寧に手札1枚(超越コスト)とカウンターブラスト1がコストとなることまで酷似している。ただし、背景ストーリーでは《ネオンメサイア》と同一存在であることが確定しているので関連性はない……はず……。
その強さは奴の過去の暴れっぷりから推して知るべし。
また、自分に呪縛をかけてどうする、と思うかもしれないがこれにはきちんと理由がある。
グレード2
グレード2
■《飛翔の星輝兵 クリプトン》《爆撃の星輝兵 マグネシウム》等
パワー10000
バニラユニット。
《爆撃の星輝兵 マグネシウム》は《重爆の星輝兵 バークリウム》と双闘できる。
■《星輝兵 メビウスブレス・ドラゴン》
パワー9000 (V)にいる際にヴァンガードへのアタックがヒットした時相手リアガードを1枚呪縛
能力がヴァンガードサークルにいる際に限定されるが最速3ターン目から呪縛が行える非常に貴重なカード。速攻への対策となるため決まればスローゲーム展開へと持ち込むのが格段にラクになる。
それ以外では劣化バニラにしかならないので扱いが難しいが。
■《特異点を射抜く者》
パワー8000 (R)にいる際にヴァンガードにアタックをヒットさせ時に相手の呪縛カードがあるなら相手リアガードを1枚呪縛する。
貴重な(R)で呪縛が狙える存在。持続的に呪縛が行えるヴァンガードとの相性がいい。
反面、パワーが低いのでブースト要員をしっかり厳選する必要がある。
■《凶爪の星輝兵 ニオブ》
パワー9000 効果で相手リアガードが呪縛されたときパワー+2000を得る
呪縛が行うたびにパワーを得るので爆発力が高い。
特に《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》とは相性がよく、彼の永続能力と併せて呪縛を行う度にパワー+5000を得られる。
■《星輝兵 コロニーメイカー》
パワー9000 コール時に相手の呪縛カードがあるなら、カウンターブラスト(1)で山札からグレード1以下の星輝兵を1枚までスペリオルコール
リンクジョーカー内でも貴重な展開要員。カウンターブラスト(1)というとんでもない低コストでグレード1以下の星輝兵限定でありながらロイヤルパラディンやシャドウパラディンと同質のスペリオルコールが行える。
呪縛カードが必要なので前半戦は腐りがちなのが難点か。
■《伴星の星輝兵 フォトン》
パワー9000 (R)に登場した時に「星輝兵」のヴァンガードがいて相手の呪縛カードがあるなら相手のリアガードを1枚呪縛
「決意の呪縛竜」の看板ユニット。《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》と《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》のレギオンメイトでもある。
非常に凶悪なコール時能力を持っており、単体でも高い汎用性を誇る。
前列2枚呪縛の手段が増えた上になんとこの能力はノーコスト。カウンターブラストの計画的な使い道に常に悩まされる星輝兵にとっては非常に魅力的。
ただし《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》のレギオンメイトなのに、互いの効果が全くかみ合わない。
アニメでは登場時に虚無が迸る演出がなされており、他のリンクジョーカーとは一線を画した存在として描かれている。
設定上でも「擬似感情」が与えられており、人間に近い挙動や思考回路を持っている模様。その為、《ブラスター・ブレード ・探索者》との戦いを楽しむなどリンクジョーカーらしくない行動をとったりしている。
期待通りというべきか《ブラスター・ブレード ・探索者》との戦いで自我に目覚め、時空間移動中に《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》を暗殺し地位を向上。その口角は自然とがつり上がり―――最初の感情「悦び」を覚えた。
その後は《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》の監視者となる。
ちなみに収録方法の関係上、とにかく現在では入手が面倒くさいカードの一枚。
■《閃銃の星輝兵 オスミウム》
パワー9000 このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、相手の呪縛カードを1枚選び、次のエンドフェイズ中、そのカードは解呪されない。
《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》との相性が抜群に良く、スタンドトリガーを絡めれば多大なシールドを削りれる。
■《星輝兵 ソードヴァイパー》
パワー9000 (R)にいる際にヴァンガードにアタックをヒットさせた時にヴァンガードが双闘していて相手の呪縛カードがあるなら相手リアガードを1枚呪縛する。
ヴァンガードの双闘前提だがパワー9000なので、《星輝兵 ボルトライン》と組ませれば、呪縛した上に解呪封じを施すガード強要を行える。
■《アローザル・メサイア》
パワー9000 自身解呪時にリアガードを1体選びスタンドしたうえでP+2000
「メサイア」の名を持つが現状では設定不明のユニット。
解呪されたときに他のリアガードをスタンドすることで、手数を増やせる。……だけではなく、自身も「解呪」の特性からスタンドするため、連続攻撃を行える。
■《落日の刀身 ダスクブレード》
GB1、ブーストを受けてアタックするときにカウンターブラスト(1)でG2以下の相手リアガードを呪縛
とうとう出てしまったG2かつ他の呪縛カードを必要とせずにリアガードから呪縛を行うリンクジョーカー。
カウンターブラストこそネックではあるものの、一度でも超越出来れば前列呪縛を非常に手軽に扱えるのは文句なく魅力的。
一番のライバルはやはり《伴星の星輝兵 フォトン》だろうか。
あちらとは「名称指定がない」「呪縛カードを必要としない」「生き残れば繰り返しスキルが使える」という面で勝るが「遅い」「コストが重い」「別件で条件が入る」という面で劣る。
繰り返しスキルを使うには生き残る必要があることから相手としても早めの除去を狙うため、そこまでスキルの使い回しには期待できないかもしれないが、言い換えれば敵の攻撃のデコイにもなるので、呪縛と併せてかなり高い防御を実現してくれるカードでもある。
■《アレスター・メサイア》
パワー9000 GB1 (R)登場時に(V)がG3以上のメサイアならばそのターンのPを+2000し更に「攻撃後に呪縛することでいずれかのファイターの後列のリアガードを1枚呪縛する能力」を得る
新たな「メサイア」名称を持つG2。セルフで呪縛、しかもバトルフェイズ後という全く隙の無いタイミングであるため「メサイア」の強烈な潤滑油となる。また、「解呪後はスタンド状態になる」というルールが存在する為、その後に解呪すれば疑似的なスタンドが出来るようになる。
特に《サクリファイス・メサイア》と《創世竜 エクセリクス・メサイア》を組み合わせることで16000のラインで一度攻撃した後、更に22000のラインになって一列スタンドという芸当が可能になる。
グレード1
グレード1
■《虚ろの双刃 バイナリスター》
パワー8000
優秀なブースト要員。非名称なので「星輝兵」には組み込みづらいのが難点だが、《連星のツインガンナー》軸や《シュヴァルツシルト・ドラゴン》軸では是非採用したいところ。
三英雄のデータを基に作られた量産型兵器。「侵略の星輝兵」の広告イラストにでかでかと乗り、「あの《ブラスター・ブレード》みたいなユニットはなんだろう」と話題を呼んだ。
■《魔爪の星輝兵 ランタン》
パワー7000 効果で相手のリアガードが呪縛されたときパワー+2000を得る
《凶爪の星輝兵 ニオブ》のグレード1版。
《凶爪の星輝兵 ニオブ》と違いブースト要員として使えるのでこちらの方が若干汎用性が高い。場合によってはパワー13000でブーストすることも可能。
■《黒門を開く者》
パワー7000 コール時に相手のリアガードが2枚以下なら手札を一枚ドロップして1ドロー
優秀な手札交換要員。条件も呪縛のおかげでかなり満たしやすい。
双闘の登場でドロップゾーン肥やしにも使えるようになったので有用性は更に増している。
■《障壁の星輝兵 プロメチウム》《拒絶する根絶者 ヱビル》《真実に咲く花 コスモリース≫
パワー6000 守護者で完全ガード
やはり必須な完全ガード。
リンクジョーカーが現在環境トップということもあり恐ろしくお値段が高い。
《拒絶する根絶者 ヱビル》と《真実に咲く花 コスモリース》はコストに一切の指定がないので、他のクランの「Я」をコストに出来るというメリットが存在する。
特に《真実に咲く花 コスモリース》は新型完ガであるため、CBコストの運用に悩まされがちなリンクジョーカーの強い味方。
■《獄門の星輝兵 パラジウム》
パワー7000 エンドフェイズ中に相手の呪縛カードが解呪された時にカウンターブラスト(1)と自身のソウルインによりそのユニットを再度呪縛できる。
《星輝兵 コロニーメイカー》のリクルート先としてはナンバーワンの強さ。相手を長期に渡って呪縛できるだけでなく、ソウルを肥やすこともできる。
こいつで解呪した前列リアガードを再度呪縛→《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》か《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》でもう一方の前列を呪縛で複数ターンに渡って前列2枚呪縛が可能。やられてみればわかるが2~3ターンも前列2枚呪縛をされたらほぼ勝ち目はない。
■《星輝兵 カオスビート・ドラゴン》
パワー6000 《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》をブーストした時相手に呪縛カードがあるならブーストされたユニットにパワー+5000を与える
いわゆる専用ブースターだが、他の専用ブースターと違いソウルブラスト(1)ではなく相手の呪縛カードがあることが条件となっている。
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》がヴァンガードであるならばほぼ間違いなくこの条件は満たされるため、専用ブースター内ではトップクラスの汎用性を持っているといっても良い。
《星輝兵 コロニーメイカー》で呼んでそのまま11000ブーストが出来るのも大きい。
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》が作り上げた「自身の命令以外を受け付けない生物兵器」。「《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》」以外の命令は例え上層部であっても聞かないため現在は製造禁止。
■《星輝兵 ボルトライン》
パワー7000 このユニットがブーストしたユニットのヴァンガードへのアタックがヒットしたとき、相手の呪縛カード1枚を次のエンドフェイズ中の解呪を封じる。
まさかの解呪封じユニット。当然相手はその攻撃を全力で阻止してくるが、ガード強要ができるだけでもかなり相手への負担を上げることが可能となるだろう。
呪縛を続ける、という点は《獄門の星輝兵 パラジウム》と共通するが、役割は全く違うのでうまく使い分けよう。
解りやすく言えば《オルターエゴ・メサイア》や《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》の能力が使えるかどうか、という違いがある。
■《デスティニー・ディーラー》
パワー7000 このユニットを(R)にコールしたときに手札のG3を見せることで「メサイア」G3をサーチし手札を1枚ドロップ、超越コストとして支払う際にグレード+2
メサイア軸はメインヴァンガードが《オルタ―エゴ・メサイア》一択であるため、安定したライドと超越の為に必ず必要になるカード。その他、根絶者軸や星輝兵軸でも、超越補助として名称外でありながら採用価値が見いだせる。
グレード0
グレード0
■《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》
パワー5000 カウンターブラスト(1)と自身のソウルインで相手の呪縛カードがあるなら更に相手のリアガードを1枚呪縛する。
記念すべきリンクジョーカー初のユニット。
非常に強力なユニットで、《星輝兵 コロニーメイカー》で呼べるためファーストヴァンガード以外にも採用価値があるレベル。
存在を歪められた他の星のユニットの成れ果て。元々は美しい聖獣だったようだが今は見る影もない。
■《星輝兵 ロビンナイト》
パワー5000 カウンターブラスト(1)と自身のソウルインでヴァンガードが双闘していて相手の呪縛カードがあるなら更に相手の前列と後列のリアガードを1枚ずつ呪縛する。
双闘前提だが《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》のと同じコストで2倍分の呪縛が行える。
■《遊泳する根絶者 ニヱ》
パワー4000 カウンターブラスト(1)、自身ソウルインで山札の上から5枚見てグレード3のカードを1枚まで探して手札に加える
汎用性の高いが《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》が強すぎるのと「星輝兵」ではないので《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》のコストのエスペシャルソウルブラストに使えないのが少し評価が落とす。
しかしデッキの安定に一役買っているのは確かで、最近では《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》をファーストヴァンガードとは別で積んでこいつをファーストヴァンガードにする構築も少なくない。
■《星輝兵 ワールドライン・ドラゴン》
パワー5000 (V)かソウルに置かれている際にライドフェイズ時に自身のヴァンガードがリンクジョーカーでグレード3以上でないなら手札から「Я」を1枚捨てることで山札の上から5枚見てリンクジョーカーを1枚まで手札に加えることが出来る
性質上他クランの盟主を多数積まなくてはならない《星輝兵 “Ω” グレンディオス》軸の安定を大きく支える一枚。というかこのカードが無いとまともにデッキとして機能しない。
手札に「Я」を保持していればその自動能力でライド先が指定されていないどらんがる型の連携ライドのようなことが可能となる。ただし《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の起動能力のコストが減っていくこと自体には注意しよう。
コストにした「Я」は《星輝兵 ルイン・マジシャン》の能力でドロップゾーンから手札に戻せるので、再利用しやすい。
■《ネオンメサイア》
パワー5000 GB1、解呪時にソウルインでG3の「メサイア」をサーチ
《ハーモニクス・メサイア》が眠りについた姿。サーチ先であり、後の姿である《オルターエゴ・メサイア》とは異常に噛みあっており、《オルターエゴ・メサイア》でしっかり呪縛し、《創世竜 ジャッジメント・メサイア》などで早めに解呪してあげたい。
持ってきた《オルターエゴ・メサイア》はそのまま次の超越コストに使える。
■《錯綜の星輝兵 カーボン》
パワー5000 呪縛カードが存在し自分のVが「星輝兵」の時にソウルインでデッキからG1以下の星輝兵をコール
《星輝兵 コロニーメイカー》をFVにしたようなカード。あるいは《リザードソルジャー コンロ―》を星輝兵にしたようなカードとも言えるか。
スキル発動タイミングが遅く、コンロ―のような安定運用こそ難しいものの、単純に強力な《星輝兵 ボルトライン》を呼び出したり、「カオス」の必須カードである《日蝕の星輝兵 チャコール》を呼び出したりと、活躍の場は広く汎用性も高い。《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》とどちらを採用するかは構築次第か。
グレード4
グレード4(Gユニット)
■《創世竜 ジャッジメント・メサイア》
パワー15000+ Vへのアタックヒット時に自軍ユニット1体解呪と相手の後列1体を呪縛
「宿星の救世竜」の看板ユニットの一体。「メサイア」の名称を持つが《ハーモニクス・メサイア》との関連性ははっきりとは語られていない為不明となっている。
後列呪縛はともかくだが、自軍を解呪できるその恩恵はやはり魅力的。特に同デッキ収録の《オルターエゴ・メサイア》から超越した場合、Vだけで超越から解呪までの一連の動作を完結させられる。
ただし、スキル発動要件があるので安定しない点には要注意。場面を選ばないことと、CBを要さない燃費の良さを持つという魅力はあるので「とりあえず超越する」という使い方をする分には便利ではあるものの、他の超越ユニットと比べると「切り札」としてのクセは弱い。
採用枚数は要検討だろう。
■《創世竜 アムネスティ・メサイア》
パワー15000+ ヴァンガードにアタックした時、CB1、呪縛カードを好きな数解呪し、解呪したユニット1枚につきパワー+3000、解呪されたユニットが3枚以上以上ならば☆+1
実にわかりやすいフィニッシャー。解呪ユニットは任意で選べるので相手を解呪したくなければしないこともできるし、《創世竜 ジャッジメント・メサイア》と違って確実に解呪が出来るので解呪をトリガーに発動するスキルを持ったリンクジョーカーとの組み合わせも安定する。
支払うコストも《ダークメタル・カメレオン》を解呪すれば賄うことも出来るのであまり気にならないだろう。
《オルターエゴ・メサイア》との組み合わせもやはり最高であり、《オルターエゴ・メサイア》がスキル発動した時点で呪縛ユニットは2いるはずなので、後1をなんとか賄えばクリティカル増加を行える。忘れがちだが《オルターエゴ・メサイア》のガード値を1引き上げるパンプも合わされば防御クランとは思えない破壊力となる。
ついでに、リンクジョーカーメタとしても機能する。このカードを入れているかどうか、どう運用するかでミラーマッチは決まるレベルのリンクジョーカーキラー。
その最大の弱点は値段。最新弾のGRということで、ヴァンガード史上例を見ない値段になってしまっている。メインデッキはトライアルデッキと一部Cがあれば組めるので比較的安いのが救い。完ガは知らんが。
実は初動は安かったりする。
背景ストーリーでは某超越龍との関連性が仄めかされているが詳細は不明。ただ、イラストが酷似していることもあり、確実に関係があると思われる。
■《星雲竜 ビッグクランチ・ドラゴン》
パワー15000+ ターン1回、 CB1、Gペルソナ、Gゾーンに表のカードが2以上ならば相手1列をΩ呪縛
相手を落ち着けて対話するための呪縛とは何だったのか。まさかのΩ呪縛能力持ちのGユニット。
相手を1列、というやや非効率な方法ではあるものの、コストは安く、場面も選びにくいので文句なく強力なGユニットだろう。後列でスキルを発動してくる《湖の巫女 リアン》互換のようなユニットもいるので、やはり縛れるに越したことは無い。
スキル発動できるターンが最速で8ターン目(後攻4ターン目)と非常に遅いのが難点か。
実は何気に《星輝兵 ヴェノムダンサー》や《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》と相性が良い。
■《滅星輝兵 “∞” グレンディオス》
パワー15000+ ターン1回、CB2、Gペルソナ、「グレンディオス」のハーツカードがあるならば自軍の"Я"の数だけ相手は(R)を選び山札の上一枚を呪縛状態で置く、ダメージゾーンのカードがΩ呪縛
まさかの「グレンディオス」が超越。"Я"の「種類」ではなく「数」を問う地味に唯一のユニットでもある。相手を大量に呪縛することが出来る上に、相手の(R)が空いていたとしても強引に呪縛ユニットをねじ込めるので「ワールドエンド」も非常に成立させやすい。というよりも、「ワールドエンド」を行うためにいるようなユニット。
このカードの登場(とその他のGユニット、新規のЯ補助ユニットの追加)により、グレンディオスは再び環境トップクラスと渡り合える強さを得た。
……あなた双闘環境の時もほぼトップにいましたよね?
注意点としては、"Я"にリンクジョーカーを付与するスキルは消滅するので、"Я"ユニットは攻撃が出来なくなってしまうことか。する必要があるのかは知らないが。また、コストはただでさえ運用に注意が必要な【Я】にとっては「重すぎる」と言えるほど重いのも気を付けるべき。
背景ストーリーでは、もし「グレンディオス」が打ち倒されなかったら、という有り得たかもしれない未来の可能性の一つとして語られる。この未来だと、惑星クレイどころか、リンクジョーカーすらも滅ぼしてまさに「終末」を世界に呼び込んでいたらしい。
■《始原根絶者 ヱヰゴヲグ》
パワー15000+ ターン1回、GB2、CB1 「根絶者」のリアガード1枚退却、 「根絶者」のハーツカードがあるなら、相手のヴァンガードすべてデリート、後列のリアガード1枚呪縛、相手はドロップゾーンから1枚裏でバインド;、さらに相手のダメージゾーンが5枚以上かつバインドゾーンの裏のカードが13枚以上で特殊勝利
■《創世竜 エクセリクス・メサイア》
パワー15000+ ヴァンガードにアタックした時Gゾーンの《創世竜 アムネスティ・メサイア》が表で存在するときにCB1 Gゾーンの《創世竜 アムネスティ・メサイア》を表にすることで呪縛ユニットを好きなだけ解呪し、解呪された味方ユニットのPを3000上げて解呪された敵ユニットを全て退却させる。この効果で3枚以上を解呪すると☆+1
……スキルも強烈だが、コストと要件が特に目を引く。このカード、使用するだけで最低でも3枚のGRカードを求めているのである。メサイア軸がブルジョアデッキ扱いされる最大の理由。
さて、そのスキルだが《創世竜 アムネスティ・メサイア》と実はそこまで連携面では変わらない。ただ、自身ではなくRを強化するので単体での圧力がやや下がる変わりに全ラインのプレッシャーが伸びるのと、敵を退却させるので大幅なアドバンテージが見込める一方で敵の手札が多いと反撃される可能性が上がるリスクを持っている。
総じて、詰めの盤面で効果を発揮するカードであり、《創世竜 アムネスティ・メサイア》と比べると繊細な扱いが必要。
■《滅星輝兵 カオスユニバース》
パワー15000+ CB1 Gペルソナ 「カオス」のハーツカードがあるなら(R)サークルを指定し相手はそこに自分の手札を1枚呪縛、Gゾーンに表のカードが2枚ならば1枚呪縛
リンクジョーカーにとっての泣き所であった「空いている(R)」を逆手にとって擬似ハンデスを行う驚異のユニット。これにより、相手はどうプレイングに気を遣っても呪縛されるようになってしまった。当然、《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》のリミットブレイクとも噛みあっており、ある意味弱点でもあった退却を気兼ねなく使ってアドバンテージを稼げるようになった。ただし、逆に盤面が埋まっている場合はその力を十全に振るえない点には要注意。この場合は《星雲竜 ビッグクランチ・ドラゴン》を使うなどして、行動をとると良いだろう
■《創世竜 トランスエルス・メサイア》
パワー15000+ GB2 (V)登場時、 「メサイア」のハーツカードがあるならCB1 Gペルソナ すべてのファイターのリアガードをすべて呪縛、この効果で呪縛されたカードを除くすべてのファイターの呪縛カードをすべて解呪
文字通りリアガードと呪縛カードをまとめて逆転する強烈カード。
■《滅星輝兵 デモンマクスウェル》
シールド15000 (G)登場時、後列リアガード1枚呪縛、シールド+5000
後で解呪に使う呪縛カードを生成しつつ、単騎でシールド2000を捻出できる
ちなみにカード名には「星輝兵」が含まれているがそのサポートの恩恵を受けられないハブられっ子。
さらに言うと他の「星輝兵」とのシナジーはほとんどなく、「メサイア」と中が良い模様
主なデッキパターン
星輝兵
【双闘軸「星輝兵」】
3枚の呪縛で相手のリアガード運用を封殺する《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》や、お手軽にΩ呪縛が可能な《星輝兵 ダーク・ゾディアック》といった双闘スキル持ちを活用したデッキ。
それぞれが単体で複数枚の呪縛を行うことができ、その呪縛性能の高さからリアガード要員はさらなる呪縛を狙うものではなく《凶爪の星輝兵 ニオブ》や《魔爪の星輝兵 ランタン》といった呪縛に反応してパワーを上げるものや、《閃銃の星輝兵 オスミウム》や《星輝兵 ボルトライン》といった解呪封じを行えるものがといった、呪縛を起点にアドバンテージを稼げるユニットを採用しやすい。
双闘の都合、トリガーを戻したりすることで呪縛とかみ合う長期戦を狙いやすい反面、超越やLBに比べると爆発力に欠けてしまい、うまく敵の攻撃を捌かなければならない構築、プレイング共に難しいデッキ。また、時間切れがあり得るのでトーナメントシーンで勝ち抜くにはそこにも工夫が必要となってくる。
【ブラスター・ジョーカー】
双闘軸のそのまた派生。《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》とその専用サポート群で構成されたデッキ。ユニット選択の考え方は双闘軸に近いものの、専用サポートが枠をとるので更に厳選して構築する必要がある。
また、本カードの紹介でも触れているが、双闘がメインギミックだった4期ならばいざ知らず、超越がメインギミックである現環境ではスキルの刺さりが悪く、環境への依存性が高いデッキである点は注意。
【インフィニット】
《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》と「インフィニット」をハーツ指定した《滅星輝兵 クインテッセンス・ドラゴン》を主軸に戦っていくデッキ。
基本的にこの2枚は呪縛性能は最高峰だが呪縛しかできないので、超越スキルで2枚Ω呪縛→ブレイクライドで2枚呪縛、を起点にフィニッシュをかけるフィニッシャーと組むか、徹底的に呪縛をかけ続けられるようインフィニットで染めるか、といった構築になる。
相方でよく活用されるのは《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》か《星輝兵 ヴェノムダンサー》だろう。各ライン高いプレッシャーで攻めることができ、かつ醒トリガーとの相性の良さから優秀な醒トリガーを違和感なく詰めるネビュラか、双闘の都合構築が縛られるが連パン性能が高いヴェノムダンサーかは好みや環境次第といったところ。
【カオス】
「カオス」名称を持つG3、及びGユニットを主軸にしたデッキ。
呪縛の質、コストの安さ、初動の速さ等どれをとっても隙がなく、間違いなく現時点での星輝兵、ひいてはリンクジョーカーの主流に位置するデッキ。
詳細は《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》を参照。
【Я】
《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の能力を活かしたデッキ。
デッキ内には「Я」を大量に投入する=他クランの盟主を大量投入することとなるため、デッキの構築方法が根本から違う。
また、デッキ内に投入されるリンクジョーカーもほぼ全て「Я」をサポートするユニット、《落日の星輝兵 ダームスタチウム》や《星輝兵 コールドデス・ドラゴン》といった相手のフィールドを呪縛カードで埋め尽くすためのユニットで固められる。
「Я」の存在を参照にするユニットたちでダメージゾーンのカードを表にしたりドロップゾーンから「Я」を回収したりと、いかに相手の呪縛カードを解呪させずに戦いきれるかがポイントとなるだろう。
……肝心の特殊勝利を狙うより、パワーアップした「Я」で殴り倒す方が早くて簡単というのは密に、密に。というのは昔の話。
あたかも特殊勝利を狙えと言わんばかりの性能をしたGユニット《滅星輝兵 ∞グレンディオス》の登場で自体は一変。特殊勝利を徹底的に狙うデッキが登場した。特殊勝利を狙う場合、相手にダメージを与える必要がないことから、そこに徹底的にこだわった0点止めなる戦術まで確立されている。相手にした場合、延々とこちらの行動を様々な視点で邪魔した挙句突然死を狙ってくるため、非常にヘイトを集めやすいデッキである点は注意。
《星輝兵 “Ω” グレンディオス》軸の影で、純粋なパワーでの押し切りを目的した《勅令の星輝兵 ハルシウム》軸という構築も存在していたりする。
根絶者
【超越軸根絶者】
独自ギミック、「デリート」を用いて相手のパッシブスキルや超越ボーナスを封じて制圧、また「デリート」の特徴である相手のPが0になることを利用して全ライン15k~要求をかけて削っていく攻撃的なリンクジョーカーデッキ。デリート能力を持つGユニットたちに超越しつつ、相手の超越には牽制をかけてアドバンテージを獲得していくことがコンセプト。他の軸に比べれば申し訳程度ではあるが呪縛も一応可能。
余談だが、現在主流の「カオス」にしろ「メサイア」にしろ超越ボーナスとパッシブスキルに頼るデッキであるため、デリートが思いっきり刺さる(特にカオスはカオス本人のスキルでアドバンテージを稼ぐことが一切できない)。おまけに彼らもリンクジョーカーなのでGゾーンのカードを吟味すれば解呪も可能、と下手なメサイアよりよっぽどリンクジョーカーメタしている。何やってんだこいつら。
【グレイ(ギヴン)】
「グレイ」名称を持つ根絶者と、「グレイ名称のグレード3ヴァンガードの攻撃後に、相手がデリートされているならば自身と自軍リアガード4体を退却を退却させることでヴァンガードをスタンドさせる」という能力を持つ《欺く根絶者 ギヴン》、そしてコストで退却した時にデッキトップからスペリオルコールを行うことが出来るリアガード達を用いて「自他両方が超越する前から全て吐き出すつもりで殴り切り、超越すらさせないままに勝利する」ことをコンセプトにした超速攻デッキ。その速さは、回れば相手はグレード4はおろか、グレード3になることすら許されないままに敗北することになる。
相性等々色々無視したデッキでかつ強力なため、2017年のFCでも上位入賞の成績も収めた実績あるデッキ。
メサイア
【メサイア】
自軍をあえて自ら呪縛しつつ、相手も呪縛し、最終的にGユニットのスキルで一気に解呪、解呪時の自動スキルを利用してアドバンテージを稼いだり、「解呪時はスタンド状態で解呪する」というルールを利用して疑似的なRスタンドを行って連続攻撃をしかけることを目的としたデッキ。
必要カードは多いが、いざハマればリンクジョーカー内はおろか、ゲーム全体を見渡しても屈指の爆発力を秘めたデッキ。
メインキャラの一人である伊吹コウジの使用デッキであるため、将来の拡張性がある程度約束されている点も隠れた魅力だろう。自軍への呪縛と解呪の組み合わせでアドバンテージを置くことに主眼を置いたデッキだが、相手への呪縛性能も決して「星輝兵」には劣らない。
反面、メインヴァンガードである「メサイア」が超越に依存しきった性能をしており、超越が行えなければ文字通り何もできない。そのため、G2止めをされた場合や、【七海ランナー】のようなデッキとの対戦が想定されるトーナメントシーンでは、相応の工夫が求められる。盤面を空けてくる敵への対抗策もないので、それらもケアしなければならない。
…その結果、トーナメントシーンでは《星輝兵 フリーズレイ・ドラゴン》や《遊星骸王者 ブラント》が採用されていたり、「カオス」と混合軸になっている姿がよく見られる。それでいいのか救世竜。
ただし、混沌と救世の輪舞以降は、そこまで相手への呪縛に固執しなくても十分戦えるだけの地力を獲得(というより、下手に呪縛に拘ると相性ゲーから抜け出せなくなる)したことや、G3が充実したことにより、純構築も相当な強さを得るに至った。
その他
【シュヴァルツシルト・ドラゴン】
《ファントム・ブラスター・オーバーロード》さえも凌ぐ単騎決定力を持つ《シュヴァルツシルト・ドラゴン》をメインヴァンガードに据えるデッキ。
同じく決定力がウリの【《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》軸】とは「リアガードを展開しなくても高い決定力が持てる」という点で差別化がなされている。
また、呪縛能力よりも決定力の大幅な上昇がメインであるためさほど呪縛にも依存しておらず、リアガードの展開が鈍い相手でもあまり関係なく戦える。
《シュヴァルツシルト・ドラゴン》は連携ライドだが、あえて連携元は《グラヴィティコラプス・ドラゴン》以外入れず、サブヴァンガードを《連星のツインガンナー》にするという構築も存在する。この場合は《連なる黒輪 プレアデス》でライドの安定とペルソナブラストの確保を賄える。
しかし、【星輝兵】と比べるとどうやっても安定と持続力を得難いのは難点である。
……生まれ変わっただけさ、新しい自分…良項目に!
追記修正・THE・アニヲタwiki!!
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▷ コメント欄
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-06-26 16:03:09)
- 星輝兵、本隊→虎視眈々とクレイを狙い続ける、二度目の侵攻をついに開始 ネメシスと再生リンクジョーカー→自分たちを受け入れてくれたクレイを守るために星輝兵へ徹底抗戦 根絶者→他星の力うめぇ!クレイ?ああ、そのうちまた攻めるよ! 今こんな感じか -- 名無しさん (2016-10-04 10:45:42)
- 「概要」部分をユニット設定とカード性能に大まかに分けました -- 名無しさん (2018-01-14 14:30:34)
- 第1次侵攻戦の指揮官3体は設定見るとお互いに嫌いあってるな。インフィニットは正面からの戦闘重視で戦わずに卑劣な策もとる2体が嫌い -- 名無しさん (2020-05-08 08:21:41)
- ↑続き -- 名無しさん (2020-05-08 08:22:09)
- ネビュラは効率を無視した作戦をとる2体が嫌い。カオブレは戦闘や効率のみに拘ることがつまらない。 -- 名無しさん (2020-05-08 08:40:51)
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*2 櫂、アイチ、レン、レオン、石田、ガイヤール、ネーヴ、ラティ、コーリン、三和、ミサキ、カムイ
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