登録日:2010/12/31 (金) 19:43:33
更新日:2023/08/10 Thu 14:36:06NEW!
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我々の知る限り
人間の生存の唯一の目的は
単に存在する事の暗黒に
意味の光を灯すことである
『記憶、夢、反射』より─ユング
アラン・ムーア原作、デイブ・ギボンズ作画のアメリカンコミック、及びそれを原作とする映画『ウォッチメン』に登場するヒーローの一人。
物語のメインヒロインである。
ヒーローに否定的な意見を語っている事もあり、様々な狂気を抱える他のヒーローと比べれば今イチ目立たない存在であり、ナイトオウルⅡ世共々に良くも悪くも普通の感覚の持ち主として登場する。
しかし、それ故に彼と同じく物語を見届ける役目にある他、彼女のキャラクターよりは、彼女と云う存在自体が物語でも特に重要な意味を持たされていると言っても過言ではないだろう。
キャラ設計の段階では、ムーアは彼女をどのような役目にするのか迷っていたようだが、最終的には重要なバランスを取るキャラクターとなったようだ。
人物
本名ローレル・ジェーン・ジュスペクツィク。1949年生まれ。
初代シルク・スペクターことサリー・ジュピターの娘で、彼女の願いを受けてスーパー・ヒロインとなった。
なお、彼女のミドルネーム(ジェーン)は劇中では呼ばれる事がなく、両親の離婚に関わる可能性もあるが理由は不明のままである。
1966年のクライムバスターズ(後のウォッチメン)結成と同時に17歳でデビューを果たし、Dr.マンハッタンと運命の出会いを果たす。
当初はヒーローとしての活動に理想や憧れを持っていた彼女だったが、時代の変化やコメディアンによる母親へのレイプ未遂事件等を知るにつれてヒーローに疑問を感じるようになり、77年のキーン条例制定と共に引退を迫られた時にはむしろ喜んだようだ。
この事もあり、現在は母親とは疎遠になっている他、恋人であるDr.マンハッタンは人間性の乖離が激しく、また彼の恋人である事が彼女自身の自由を奪う結果となっている。
……そして、憎むべき存在であったコメディアン殺害の報を聞く事から、彼女の物語も始まるのである。
余談
- 彼女のファミリーネーム「ジュスペクツィク」は、上記の通り母親とも父親とも違っているが、これは祖母の姓に倣った物であるとされている。
恐らくは、両親の離婚後……そして、母親を軽蔑するようになった後に名乗り始めたのだろうと思われる。
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▷ コメント欄
- 映画版のラストで、強姦した父を母が許したのは「娘が生まれてくれたから」と告白したのには感動した。 -- 名無しさん (2023-05-03 02:14:04)
- ↑続き。強姦を肯定するわけじゃないけど、全てを許せるくらい母は娘を愛してたんだなと。 -- 名無しさん (2023-05-03 02:19:45)
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