パンチョ(モンスターファーム)

ページ名:パンチョ_モンスターファーム_

登録日:2019/02/12 (火) 17:07:04
更新日:2024/03/28 Thu 13:42:49NEW!
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モンスターファーム 硬けりゃいいってもんじゃない 不真面目 ワルモン おもちゃ 非力 長生き かぼちゃ mf3 わるいこ ナイトンの後継者 ナイトンの後継者←実際は他に色々混ざっている



モンスターファームに登場するモンスターの一種。初登場はモンスターファーム3
臆病で、丈夫な殻にこもっているという意味ではナイトンの後継者とでも言うべき存在だが
ナイトンとは色々と違う、というか他のモンスターの後継要素もいろいろある。(後述)


見た目としてはかぼちゃをくり貫いて、その殻にこもっている緑のちっこいものと
どう説明していいのかわからないが、とにかくかわいいことは間違いない。
しかし、実際育成していると憎たらしさを覚えてくることだろう(後述)


能力としては丈夫さが全モンスター中トップクラスに高いことが目を引き
同じく丈夫さがトップであるモノリスと違って
長寿で晩成なのでじっくり育成に取り組むことが出来る。
しかしそれ以外の能力は、かしこさも高めであること以外は全て押しなべて低い。


モンスターファーム3では命中と回避が「すばやさ」というパラメータに統合されており
それが低いという時点で当てることもかわすことも難しくなり、戦局に不利な展開を強いられてしまう。


特にライフも、辛うじて平均的だったナイトンと違って低いというので丈夫さの高さを帳消しにしてしまう。
また、ガッツ回復は早いが、それが見事なまでにあだとなっており
どこぞのピンク餅メガネザルばりに
技が貧弱で、ただでさえ決定力に欠けるのに、補正を軽くしてさらに決定打に乏しくなるという負のスパイラルに陥ってしまっている。


さらにいえば、性格もヨイだったナイトンと違って2でいうところの激ワルであり、トレーニングのサボリは日常ちゃはんじ(コハエース風)
おねだりも割りと頻繁に起こるわがままな性格である。
さらに意地悪なことを言うと、3ではさらに細かく性格の設定がなされたのだが、それをこいつは悪い意味で受けてしまっている。
その性格なのだが、「おくびょう」というものであり、それはバトル前に尻込みするというもの。
モンスターファームといえば、育成してバトルさせるゲームなのだが、こいつはそれを根幹から全否定してしまっているのである。


と、まあここまでボロクソに言ってしまったが、モンスターファームはいうまでもなく
数ある派生種次第で育成の展開が大きく変わるゲームである。
おくびょうという特徴に関してはあくまでも純血種(カララギ派生)とシロンチョ(ブリリア派生)にいえることである。


少なくとも純血種は、前述の適正の悪さと性格から、たとえるならHARAKIRIで明智光秀でプレイするのと同じくらい
苦行じみたマゾプレイであると断言していい。
素直に派生種から選んでいったほうがいいだろう。


とりあえずいえることは、生半可な気持ちで育成できるモンスターではないことだ。
しっかりと備蓄を蓄えてからでないと、まともにやっていられないだろう。


なお、こいつはナイトンの要素だけでなく、硬くてふまじめということでモノリスの、長生きでワルモンということでチャッキーの要素も受け継いでいるといえる。
特におもちゃを多用する戦法と、人形そのものであるチャッキーは、もし派生として組み合わせるなら実用性はともかく見た目はかなりマッチすると思われる。


【技一覧】
前述の通りおもちゃを使った技を多用する。
ビット技で戦うのは正直厳しいので、早めにストーンかオーブが欲しい。


  • アタック(フレアビット)

殻にこもってそのまま体当たり。しかし威力も命中も前作で言うところの
モッチーのもちきにすら劣る体たらくなので、さっさと忘れさせたほうが無難。
牽制技としてもマジックハンドの方がかしこさ技ということもあって優秀。


  • クラッカー(アクアビット)

クラッカーを鳴らして、爆音で相手をひるませる。
威力も命中もたいしたこと無いが、ガッツダウン効果が高いということで
前作のゲルのパチンコに近い立ち位置。
もちろんすばやさの低い重量級相手に使っていくことになる。


  • マジックハンド(クロレラビット)

マジックハンドを取り出してパンチ。意外にもかしこさ技。
威力は最低クラスだが、命中率は高めで、消費ガッツも軽いので
KOは無理にしても、終盤リードしているときに連発してハメて
判定勝ちを奪うのが主な使い道となる


  • ブーメラン(オーロラビット)

文字通りブーメランを投げつけて攻撃。
性能としてはそこそこ軽い消費ガッツとそこそこの威力に高い命中補正とクリティカルという
前作のヘンガーのロケットパンチに近い立ち位置。
しかし、パンチョの成長指針にかみ合わないちから技なのが残念なところ。
使うならしっかりちからを補ってからにしたい。
もちろんフル戦では要となる技なのは言うまでもない。


  • ピッチング(フレアストーン)

自分を球に見立ててピッチングマシーンの要領で飛ばし
相手に体当たりする荒業。自爆ダメージはありそうだが、その心配は無用。
肝心の性能は一般的な大ダメージ技のスペックそのままに消費だけは重いという
行く道こそ違えど、ラクガキのゲッターと同じにおいがする技である。
さらにちから技と悪い意味でネタ技。


  • じゅうげき(アクアストーン)

物騒な名前だが、実際には水鉄砲で相手を攻撃する。
非常に高い命中率と、なかなかの威力とクリティカル率と
ロードランナーのスピンテイル並みに使いやすい技だが
どんな水鉄砲なんだと末恐ろしくなる技である。
ただし、消費ガッツは42と重いので、なるべくガッツをフルに維持しつつ使っていきたい。
とにかく特にすばやさの低いパンチョにとって、命中率の高い技は必要なので
必然的に必修技となる。


  • とつげきラッパ(クロレラストーン)

殻の上に載って、ラッパを吹きながら、殻ごと体当たりする技。
正直ラッパを吹く意味がわからない…。
それはさておき、性能としては消費ガッツは50と甚大だが
威力はおしなべて低いパンチョの技としてはトップクラスなので
パンチョでKOしたい人は必然的にこの技に頼ることになる。
ただし命中率は低く、前述の通り消費ガッツも非常に重いので
確実に当てていける場面を見極めていきたい。


  • ビックリ(オーロラストーン)

いったん殻にこもって、そこからばあっと現れて相手を驚かせる。


ゴースト!技を借りるぜ!!」


性能としては命中率が非常に高いが、威力もガッツダウンも中途半端なので
じゅうげきの存在もあって基本的にいらない子あつかいされがち。


  • カラッポ(アクアオーブ)

いったん殻から抜け出して、後ろから相手の後頭部を
ピコピコハンマーでたたく、新手のだましうち。
お察しの通り命中率は最高クラスで、威力もそこそこにあるが
いかんせんちから技で、消費も48ととても重いので
これもフル戦以外では趣味の領域になりがちな技。
基本的にはじゅうげきの方が使えるだろう。


  • ふき矢(クロレラオーブ)

文字通り吹き矢を吹き付ける、何気に恐ろしい技。
Lv1の状態では命中率が最低なので、しっかりザワザワ道場で鍛えてから運用したい。
消費は27とパンチョの技としては軽く、威力も不足しない程度にはあり
さらに最高クラスのクリティカルと高いガッツダウンが付随する。
そしてなにより、最悪の状態変化こと「しびれ」(防御力と命中率ダウン、移動速度最低)が付与されるので
首尾よく相手をしびれさせたらとつげきラッパなどでトドメを刺していきたい。
そんなコンボ前提で運用するおもしろい技である。
ただ、もう一度言うが、Lv1では命中率が低すぎて使い物にならないのでザワザワ道場でしっかり鍛えること。
大事なことなので二回言いました。


【主な派生種】

  • シロンチョ

ブリリア派生。殻は雪球。
その名のとおり真っ白なパンチョで、おしゃれな髪の毛が特徴である。
せいかくはおくびょうのままだが、こっちは最高クラスの寿命があるので
まだ幾分かはマシだが、適正は正直落ちこぼれの部類なので
強く育てたいという人は、他の派生種にしたほうが無難だろう。


  • シェルンチョ

ゴート派生。殻はシャコガイ。
さながら本体は真珠を模したデザインといったところか。
大きな貝ということで、ただでさえ高い丈夫さがさらに加速しただけでなく
ライフも一気に良適正まで爆上げされ、純粋な耐久力に関しては
全モンスター中ぶっちぎりでトップといっても過言ではない。
しかしすばやさが一気に最低までに落ち込んでしまったのが痛いので
せめてモンスターハートでどうたいしりょく(命中率アップ)を受け継がせたいところ。
また、かたいヒフ(回避率ダウンと引き換えに防御力アップ)を受け継がせて
とにかく相手の攻撃を耐え忍ぶ戦い方もおもしろい
ガッツダウンも、自身のガッツ回復の速さでなんとかなる。


  • クリンチョ

モークス派生。殻は大きな栗で、本体も栗を模した体系である。
殻はイガじゃダメだったのだろうか?
ライフが幾分かマシになったが、かわりに賢さの適正がダウン。
まあ、純血よりはマシだが、特化した育成には向かない。
せいかくは「しんちょう」。これは簡単にいえばガッツ補正をより大きくするもので
パンチョ種の補正の軽さをカバーすることができるので
そういう意味では戦いやすい派生種と言える。
ただし、ガッツが少ないときのマイナスも大きくなってしまうので
なるべくガッツはフルに溜めておき、出来るだけ相手からリードを奪いたい。


  • ツボンチョ

タクラマ派生。殻は名前どおりツボで中身もアラビアンないでたち。
明らかにバジャール派生のにおいがプンプンする。
しかし適正的にはバジャールとはむしろ方向性は逆で
丈夫さダウンと引き換えにちからがマシになったとかそういうのではなく
むしろ最高クラスの丈夫さをそのままにかしこさも最高までに引き上げている。
パンチョで火力を求めるなら筆頭の選択肢になる。
しかしシェルンチョ同様すばやさは最低なので
やはり最低でもどうたいしりょくは受け継がせたい。





追記修正はじゅうげきをガードされてからお願いします。


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  • 作成乙、ナイトンよりはモノリスの後継ポジな気もする。方向性は大きく変わってるが -- 名無しさん (2019-02-12 19:03:12)
  • PS2初出モンスター項目の第一号というわけか、1,2以外は殆ど知らないから新鮮。他のモンスターの項目も期待。 -- 名無しさん (2019-02-12 19:06:40)
  • まさかのMF3項目。じゅうげきを3発ガード(回避)したときのSEが今でも脳内再生される -- 名無しさん (2019-02-12 19:13:01)
  • DS2で初めてSSSランクにしたモンスターがこいつだったな -- 名無しさん (2020-09-10 10:56:50)
  • 実際にDS2で育成してた時はトレーニングの成功率の低さが若干気になっていたが、まさかあの見た目で2における激ワル枠のモンスターだとは思わなかった -- 名無しさん (2021-09-18 17:05:48)
  • 初登場は3じゃなくてソロモンだったと思う。移動速度最低にして配置すると足ばたつかせながらゆっくり移動するのが可愛いかった -- 名無しさん (2023-03-25 03:36:35)

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