登録日:2018/12/21 (金) 23:30:08
更新日:2024/03/28 Thu 13:26:40NEW!
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パワーレンジャー パワーレンジャーシリーズ スーパー戦隊シリーズ trpg リプレイ スダルソブラザーズ
『パワーレンジャー・ハイパーフォース』とはパワーレンジャーシリーズ25周年記念作品である。
パワーレンジャーを題材としたTRPGを、アメリカの役者や声優がプレイする様子を生中継するという企画であり、
2017年10月からライブストリーミング配信プラットフォームであるTwitchで配信された。
全25回+特別編1回。TRPGのため、1回の放送時間が平均3~4時間と長いのが特徴。
パワーレンジャーのデザインは日本を原典としていない新規のものが使用されており、
TV版では無い特殊な媒体とはいえ初のオリジナルのパワーレンジャーとして注目された。
また、回によってはTV版でパワーレンジャーを演じた俳優もエクストラプレイヤーとして参戦している。
【主要キャラクター】
パワーレンジャーのデザインはピーター・スダルソ氏が書き起こした物を
アメリカでパワレンのコミックを発売しているブーム!スタジオが清書したイラストが使用されている。
- マーヴィン・シー/ハイパーフォース・レッドレンジャー
プレイヤー:ピーター・スダルソ
3016年のタイムフォース・アカデミーに所属している少年。愛称は「マーヴ」。
地球人ではなく、惑星カイエン(キュウレンジャーのオマージュ)出身の宇宙人である。
普段のクールな振る舞いとは裏腹に、訓練生ながらも危険を顧みずに戦いに赴く勇敢さの持ち主。
変身後は発火能力を操り戦う。「ラピッド・ブラスター」という固有武器を持ち、
銃口から光の刃を放つ「ラピッツ・クロウ」が必殺技。
専用ゾードは「ハイパーフォース・ライオンゾード」。
プレイヤーのピーター氏は『パワーレンジャー・ニンジャスティール』でブルーを演じた役者。
兄のヨシ氏と同じく、パワレンだけでなく日本の原作も網羅するほどの戦隊シリーズのファンであり、
マーヴの名前もピーター氏が最も好きなゴーカイレッド/キャプテン・マーベラスが由来。
- エディー・バンクス/ハイパーフォース・ブルーレンジャー
プレイヤー:アンドレ・メドウズ
タイムフォース・アカデミーの訓練生。
歴史マニアであり、特に20~21世紀に関する知識が豊富で、各時間軸で行動する際に、
彼の知識は多いに役に立つことになる(ただし、ダイス判定の失敗などのせいで、一部曲解した知識が見られる)
チームの中では特にマーヴと仲がよく、共に行動する事が多い。
固有武器は「オーシャン・トライデント」という槍で、エネルギーを纏わせて切りつける「オーシャンズ・ブレード」が必殺技。
専用ゾードはヘビ型の「サーペント・ハイパーゾード」。
名前の由来は2017年の劇場版でリタを演じた女優「エリザベス・バンクス」から。
- ジャック・トーマス/ハイパーフォース・イエローレンジャー
プレイヤー:ポール・シュライアー
ハイパーフォースレンジャーで、追加戦士のジョーを除いた唯一の大人の男性。
護身術の講師としてタイムフォースに出向していた警察官であったが、
たまたまクロエの盗難現場を目撃して追いかけていたのが幸いし、同盟の攻撃現場を目撃し、
マーヴ達訓練生と共に、同盟を追いかける過去への旅に同行する。
良く言えば思慮深い、悪く言えば慎重すぎる性格であり行動派のマーヴとは折り合いが悪いが、
同時に互いの短所を補い合う関係でもある。また、クロエに対してはその盗み癖を警戒して常に目を光らせている。
パワレンでは唯一の巨漢イエローで、見た目通りのパワーファイター。
羊の顔を模した「クレイオス・ハンマー」が固有武器で、持ち手の砲門から放つ「クレイオス・カノン」が必殺技。
専用ゾードは羊型の「ラム・ハイパーゾード」。
プレイヤーのポール氏は名脇役のバルクことファーカス・バルクマイヤーを演じた役者であり、
『サムライ』以降久々の出演。このため、往年のファンから特に人気が高く、
スマホ用ゲーム「レガシーウオーズ」ではハイパーフォースレンジャーで最初に実装されている。
- ヴェスパー・ヴァスケス/ハイパーフォース・ブラックレンジャー
プレイヤー:クリスティーナ・ヴィー
タイムフォース・アカデミーの訓練生であり、レンジャー内におけるメカニック担当。
マイペースな性格であり、過去の人間達に自分達が未来人だと馬鹿正直に漏らすこともしばしば。
何かとエディーと行動する事が多く、ストーリーが進むごとに彼に好意を見せ始める。
パワレンどころか、戦隊シリーズ初の女性ブラックとされているのだが……
実は人間では無く、女性型アンドロイド。
戦斧型の「コイオス・アックス」が固有武器で、攻防一体の「コイオス・シールド」が必殺技。
専用ゾードは「ケルベルス・ハイパーゾード」。
プレイヤーのクリスティーナ・ヴィー氏はアメリカで数々の日本アニメの吹き替えを担当している声優である。
- クロエ・アシュフォード/ハイパーフォース・ピンクレンジャー
プレイヤー:メーガン・カマレナ
奨学金でタイムフォース・アカデミーに通う訓練生。
手癖が悪く、タイムフォースが保管していた犯罪者の証拠品を
「死蔵にするより自分が使ったほうがずっといい」と拝借しようとしたところを
ジャックに見つかり捕まりかけていたが、そのいざこざが幸いしてディーンがジェンを攻撃する場面に遭遇。
ジャックの判断で拘束を解かれジェンの救出に協力し、成り行きでマーヴ達追跡部隊として行動することになる。
特技は盗みと料理。特に、ブリートを作るのが得意。
また、敵はもちろん味方の装備も盗むため、ジャックからは常に監視されている。
固有装備は弓型の「ヒュペリオン・ボウ」。遠距離攻撃の他に、姫反の部分で切りつける「ヒュペリオン・サイズ」が必殺技。
また、ギネヴィアから与えられたパワージェムの力で、レッドで無いにも関わらずバトライザーを入手している。
専用ゾードは不死鳥型の「フェニックス・ハイパーゾード」
- ジョー・シー/タイムフォース・シルバーレンジャー/ハイパーフォース・グリーンレンジャー
プレイヤー:ヨシ・スダルソ
本作の追加戦士枠。タイムフォースの正規隊員。
惑星カイエン出身の宇宙人で、マーヴの実兄でもある。
同盟襲撃時は任務で外にいたため難を逃れており、後にマーヴを救出するために単身過去に跳んだ。
当初は、本作オリジナルのタイムフォース・シルバーレンジャー(銀色のタイムレンジャー)だったが、
後にハイパーフォース・レンジャーの変身態を使うようになる。
専用ゾードは多頭龍型の「ハイドラ・ハイパーゾード」。
プレイヤーのヨシ氏は『パワーレンジャー・ダイノチャージ』でブルーを演じた役者で、ピーター氏とは実の兄弟。
ニンニンジャーにゲスト出演したり、兄弟で魔法少女 俺のコスプレをしたのが公式に取りあげられたりしたため、
日本でもそれなりに知名度が高い。
ジョーの名前は弟が付けたとのことで、恐らくゴーカイブルー/ジョー・ギブケンが元ネタと思われる。
【パワーレンジャーの協力者】
- アルファ55
MMPRに登場したアルファ5の同型機。
同じく「アイヤイヤイ」という口癖を持つ。
- ギネヴィア/ホワイト・バトルナイト
キャメロットの女王。
普段は戦闘は『円卓の騎士』に任せているが、有事にはパワージェムの力で変身し、自ら戦場に立つ。
ちなみに、パワレン世界の円卓関係者は全員パワーレンジャーのように変身するヒーロー集団だったらしい。
- エドワード・バンクスⅡ世/ブルーバトルナイト
本作オリジナルの円卓騎士の一員であり、エディーの先祖。
水の力を用いて戦う。
- ランスロット/オレンジ・バトルナイト
円卓の騎士の1人。
伝承で不貞の騎士と言われているためか、変身できることは言及されているが、
変身態は見せず、戦闘に参加することはなかった。
- マーリン
キャメロットの魔法使い。
いわゆる司令官ポジション。
- リナ・ソング/S.P.Dグリーンレンジャー(2代目)
レッドに昇進したブリッジの後任としてグリーンとなった女性。
キュウレンジャーがパワレン化していないため、向こうでは初の女性グリーンでもある。
- ジョージィ/ティラノサウルス・セントリー
ロード・ドラッコンに作りだされた私兵の1人。
名前はヴェスパーに付けられた。
【ゲストキャラクター】
基本的に過去作のキャラクターはゲームマスターが役割を演じているが、
下記のキャラはTV版で実際に演じたキャストがプレイしている。
- ジェン・スコット/タイムフォース・ピンクレンジャー
『パワーレンジャー・タイムフォース』から登場。
本編終了後は後進の育成を担当しており、マーヴ達を指導していた。
- アイーシャ・キャンベル/マイティモーフィン・イエローレンジャー
『マイティモーフィン・パワーレンジャー』より登場。
- ジェム/RPMゴールドレンジャー
『パワーレンジャー・RPM』より登場。
- トミー・オリバー/ダイノブラックレンジャー
パワーレンジャーの顔ともいえるキャラクター。珍しくブラックレンジャーとしての客演。
また、役者本人はプレイしていないが、グリーンレンジャー時代のトミーや、ロード・ドラッコンも登場している。
- オリオン/スーパーメガフォース・シルバーレンジャー
『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』より登場。
『パワーレンジャー・イン・スペース』より登場。
ファンの間でパワーレンジャー史上最強と言われているキャラクターであり、
ゾードンを手にかけて「大浄化」を起こし、パワレンの歴史に大きな影響を与えた存在。
本作でも最後のゲストかつキーキャラクターとして登場している。
【同盟/アライアンス】
本作の敵組織。
突如タイムマシンを強奪して過去に跳んだ謎の存在を中心とした勢力。
様々な過去の悪の組織から戦力をスカウトしており、彼らを止める事がマーヴ達の目的である。
最終的に、かつてアンドロスとゾードンが起こした「大浄化」の阻止が目的と思われたが……
- 代表(仮)
3016年に突如としてタイムフォースを襲撃し、タイムマシンを強奪した存在。
表向きスラックスを首魁としつつ、各時代の悪の組織と接触して戦力をかき集めている。
スラックスとは利害の一致で協力しているだけで、お互い信用はしていない。
正体はクロエの父。本当の目的はゾードンが存命している歴史を作る事だった。
- スラックス
『パワーレンジャー・オペレーション・オーバードライブ』に登場したリタとゼッドの息子。
本作では倒される前の時間軸から連れてこられる形で登場。
また、直接の描写は避けられているが、スラックスが大浄化で消滅しなかった理由や、
両親が結婚する以前の太古に封印された経緯が断片的に示唆されている。
- スコルピーナ(ラミイ)
MMPR以来の登場。
TV版では大人の事情でフェードアウトして以降、向こうのファンからデッドライオン扱いされていたが、
過去の時間軸から連れてこられる形で同盟に加わった。
- ディーン・ハイネス
タイムフォース・アカデミーの職員だったが代表に洗脳され、
タイムマシン強奪の手引きをしたほか、ヴェスパー達を始末しようとした。
出番は少ないが、事件の発端を起こした人物。
- キャンディス・コペルニクス
本作のオリジナル怪人第1号。お菓子のような外見をしている。
- シブライ
本作オリジナルの怪人で、ロード・ゼッドの力で生み出された存在。
犬の鎧武者のような外見をしている。
【その他の敵キャラクター】
- ロード・ドラッコン
コミック版に登場した敵であり、並行世界のトミー。
- クランプス
パワーレンジャーの怪人ではなく、ヨーロッパでクリスマスに現れると言われる怪物。
- レッドドラゴン
キャメロットを襲った怪物。
その正体は魔女の呪いで変異したアーサー王自身。
【装備・戦力】
- ハイパーフォース・モーファー
変身アイテム。
- ハイパーフォース・ヴォルテックス・ブラスター
5人の固有武器を合体させた大砲型武器。
- クロノス・ハイパーフォース・メガゾード
5機のゾードが合体した形態。
追記・修正はTRPGでオリジナルの戦隊を作って遊んだ方にお願いします。
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