アリサ(shadowverse)

ページ名:アリサ_shadowverse_

登録日:2018/04/05 Thu 04:56:59
更新日:2024/02/19 Mon 13:51:49NEW!
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shadowverse dcg アリサ エルフ 主人公 コンボ 優木かな 弓矢 フェアリー エルフの女 グランブルーファンタジー プリンセスコネクト!re:dive 上級者向け シャドウバース 残念な美少女 ワールドフリッパー 私の矢があなたを貫く! リノセウス 都立椿ヶ丘高校





「私だって戦えるんだから!」




アリサとはスマートフォン/PC向けDCG『Shadowverse』におけるリーダーの一人。
CVは公式ウェブラジオ『しゃどばすチャンネル』のレギュラーの一人でもあるエルフの女こと優木かな
ここでは彼女のクラスであるエルフについても記載する。


森の守護者として一人前になるべく、日々修行を続けるエルフの少女。
何者かに連れ去られてしまった親友を救うため、森を旅立つ。

(公式HPより引用)



概要

森の守護者として修行中のエルフの少女。『shadowverse』のリーダーの中でも主人公に当たる。
自分を庇い、謎の怪物に連れ去られてしまった友人のロザリアを取り戻すために森を旅立つ。


親友のロザリアに憧れており、彼女のことになると熱くなることもあるが、基本的には明るく友達、仲間思い。礼儀正しく常識人である。
そして意外にも視野が広く冷静な一面もあり、敵の罠に掛かって都合の良い夢を見ていた時も独力で正気を取り戻した。
グランブルーファンタジー』にゲスト参戦したときもその性格でルリアやビィとすぐに打ち解けた。


どうやらこの世界では、エルフの一族は共通で弓矢を武器としている模様。アリサの弓術もなかなかのものである様子。
だが彼女自身は憧れのロザリアに及ばないことを自覚しており、それがコンプレックスにもなっている。


+ ストーリー後半ネタバレ-

7人全員で協力しネクサスを倒すことになったが、仲間内で争った挙句単独行動を取ろうとする味方に悪戦苦闘している。
しかし、そんな仲間達の事を説得しようとはしたが、説得に失敗しても大して非難せず「こういう時ロザリアならうまくいくのに」と嘆いていた。
落胆するアリサに、イリスは「その優しさはあなたにしかない」と語る。
この言葉で奮起したアリサは、紆余曲折を経て再び揃った仲間達に対し「みんなを信じるから、みんなも私を信じてほしい」と語りかける。
そしてようやく7人の心を1つにすることができたのだ。


さらに別世界からやって来たユアンも加勢し、激戦の末にネクサスを撃破。
だがネクサスの力によって世界は眠りにつき、ネクサスも別世界へと逃亡してしまう。
ロザリアの名を叫び涙を流すアリサだったが、ユアンから別世界に渡る方法を聞き、ロザリア奪還のために世界を超えることを決意する。


+ ギルド争乱編での活躍-

異世界に渡る際に管理者の妨害を受け、五つのギルドが均衡を保つ形で成り立っているイズニア国に到着する。
しかし同じく異世界へ飛んだ7人とは離れ離れになり、一人で行動する。


その矢先、偶然通りかかったメイシア・ラフォージに声をかけられる。
メイシアは五つのギルドの内の一つ「ブレイドライツ騎士団」の副団長であり、アリサはメイシアの観光案内を受けることになる。
その後アリサは一人でいたところを魔道生命体に襲われてしまうが、同じくブレイドライツ騎士団の団員である獣人のセタス・ロウに助けてもらう。
見た目が怖いセタスにアリサは怯えていたもの、メイシアとセタスのやり取りを見てセタスも優しい人だと確信。
それからは、病に倒れたらしい団長の代わりに色々やらなければならないメイシアと代わって、セタスがアリサを案内することになる。


その後、アリサはブレイドライツ騎士団の人たちとの交流を通しギルドの魅力に惹かれ、ブレイドライツ騎士団の一員として行動することを決める。
ところが、ブレイドライツ騎士団と対峙するギルド、「無暁」の団長であるリオード・ブラックと行動するエリカを目撃。
なぜエリカが無暁に所属しているのかをアリサは聞くのだが、その問いに対しエリカに答える気はなく、戦いになってしまう。
またギルド同士の衝突も始まり、平和だったイズニアを戦禍が襲うことになってしまう。


異変を感じたアリサはエリカとの戦いを中断し、エリカと別々に行動する。
その後アリサはユアンと合流し共に行動をするが、黒幕の捜索時にブレイドライツ騎士団の団長がすでに死んでいることを知ってしまう。
そして突然現れたユリアスの口から、黒幕の正体が明かされる。
アリサはそのことを信じることが出来なかったが、黒幕と実際会うことでユリアスの言葉を受け入れることになる。
その後はネクサスと戦った他の仲間たちとも再開し、険悪な仲になっていたエリカとも打ち解け、再び黒幕を倒すために共闘することになる。


黒幕を倒したアリサたちだったが、また更なる異世界からテトラと名乗る女性が助けを求めてくる。
アリサたちはテトラのいた世界を救うために、イズニアを後にして機械の世界へ旅経つことになる。



ーーかと思いきや、管理者の干渉により機械の世界「アイアロン」に移動することができたのは4
アリサ含む残り4人は大自然の世界「ナテラ」に飛ばされてしまった。



クラス:エルフ

手札を増やすことが得意なクラス。
1ターンに複数のカードをプレイしてコンボを決めるなどテクニカルに戦いたい人におすすめ。
1コスト1/1のフェアリーをどう使うかがポイントになる。

(ゲーム内のキャラクター紹介より)


1コストのトークンカードである《フェアリー》を生み出すカードをベースに、カードを次々とプレイ。
そのターン中のプレイ回数に応じて効果が発動するカードを軸にして戦うコンボ重視のクラス。


なおアリサ本人はストーリー上主人公というべき立ち位置だが、彼女が扱う「エルフ」のクラスは、その特性上ターン毎にとれる選択肢が非常に多い。
「正解」の択を安定してとれるならば他の追随を許さないアドバンテージ力を誇るのだが、その「正解」が非常にわかりにくい…
という比較的上級者向けのクラスだったりする。


リーダースキンはやはり森、自然に関係が深いキャラクターや弓使いが割り当てられる。



トークンカード

  • フェアリー

1コスト フォロワー
1/1

ベーシック(旧:プライズ)カードやパック収録はされておらず、トークン専用であるフォロワー。
何の効果も持たずスタッツも1/1と単体で見れば貧弱だが、これがエルフというクラスの鍵を握る。
《フェアリー》を生み出す効果を持ったカードをプレイして確保し、手札の枚数を保ちつつ時にプレイ数を稼ぐ重要なカード。


  • フェアリーウィスパラー

2コスト フォロワー
1/1
ファンファーレ フェアリー2枚を手札に加える。

(↑《フェアリー》生成カードの一例)
ベーシックカードであり、最初期から使用されてきたフォロワー。
本体は1/1と貧弱だが、ファンファーレでプレイした瞬間に《フェアリー》が2枚手に入る。
ここから《フェアリー》を抱えるか、一気に並べていくかは構築次第。
除去や一方的なトレードをされやすいスタッツなため、テンポロスを補う手段も必要。


  • フェアリーウィスプ

0コスト フォロワー
1/1
ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、このフォロワーは消滅する。

第7弾「時空転生」より登場した、トークン専用フォロワー。
0コストということでPPを消費せずにプレイ数を稼ぐことができる。
消滅してしまう効果も、裏を返せば場を圧迫せずにプレイ数を稼げるということでもある。
強力なためか、《フェアリー》と比べると生成できるカードは少ない。


  • 導きの妖精姫・アリア

4コスト フォロワー
3/3
ファンファーレ フェアリーウィスプ1枚を手札に加える。
エンハンス9;その後、フェアリーを手札が上限枚数になるまで加える。(上限は9枚)
進化時 フェアリーウィスプ1枚を手札に加える。

(↑《フェアリーウィスプ》生成カードの一例)
「時空転生」のレジェンドで、初の《フェアリーウィスプ》を生成する効果を持ったカード。
ファンファーレと進化時で一挙に2枚の《フェアリーウィスプ》を入手できる。
そのまま出しても良いし、進化権があればかなりプレイ数を稼ぎやすくなる。


カードを○枚以上プレイしていたなら

そのターン中に指定数以上のカードをプレイした状態でそのカードをプレイすると、ボーナス効果が発動するというエルフ独自の能力。
前述のトークンカードや軽量フォロワーを駆使してプレイ数を稼いでいく。
ただしあまり狙いすぎるとあっという間に手札が枯渇することにもなりかねず、発動するかはよく考える必要がある。


  • メタルエルフメイジ

2コスト フォロワー
2/1
ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、相手のフォロワー1体に2ダメージ。

(↑プレイ数によるボーナスの一例)
ベーシックカードであり、ストーリー序盤で手に入る。
素の状態では2コスト2/1と若干コスパが悪いが、プレイ数が2以上の時に出せば相手フォロワーに2点火力を飛ばせる。
序盤であれば2点でフォロワー1体を除去できることも多く、テンポを奪うことができる。
カードが揃ってくるとデッキから抜けていってしまうが、始めたばかりならば一考。


これ以外にも、拡張パックにはより強力なボーナスを持ったカードが収録されている。



カードプールの傾向

所属するフォロワーはその名の通りエルフ族をはじめ、妖精や森の住民・獣・魔物といった、森に関係するキャラクターで構成されている。
全体的にスタッツが細く単体では貧弱なフォロワーが多いが、それを複数のカードで力を合わせて乗り越えるのが基本。
プレイ数が絡む関係上、場を空けたりフォロワーを使い回すためのバウンス効果も多い。


前述のプレイ数に応じてボーナスを得るというクラス特性の他、手札の枚数によって効果が増減するカードも存在する。
《森の意志》や《カシオペア》《白銀の矢》《キングエレファント》といったようなカードが該当。
とにかく手札の枚数管理が重要となるクラスである。


他にも《茨の森》などのアミュレットの力を借りることも多々ある。
主に全体的なスタッツの細さを補うか、手札の枚数を維持し続けるかのどちらかの目的で使用される。


バウンス効果、特に自分のカードを対象とするそれが多く、プレイ数稼ぎや使い回し等テクニカルな使い方を要求される。



代表的なデッキタイプ

+ 冥府エルフ-
  • 冥府への道

4コスト アミュレット
自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。


手札に《フェアリー》を増やしつつ、《新たなる運命》でデッキ回転と墓地肥やしを同時に進行。
最終的に《冥府への道》を起動することでフィニッシュを狙うデッキ。
サブプランとして《リノセウス》によるフィニッシュも用意されている。
かつてスタンダード期とダークネス・エボルブ期に猛威をふるった。
詳しい解説は個別項目へ。


+ テンポエルフ-

ミッドレンジデッキの中でも攻撃的なタイプ。
序盤からどんどんフォロワーを展開し、ビートダウンで削っていく。
バウンスによってフォロワーの効果を使い回し、相手の有利トレードを防ぐことでテンポを奪う。
並んだフォロワーを《妖精の調べ》や《エルフナイト・シンシア》あるいは《フェアリーセイバー》によって強化することで一気に勝負を決める。
コンボよりも大量展開を重視したデッキ。


+ アグロエルフ-

エルフにおける速攻デッキ。テンポエルフをさらに前に倒した形。
フォロワーのトレードは最小限に抑え、序盤から並べて削っていく。
《妖精の調べ》や《リーフマン》でバフをかけたり、《イピリア》や《妖精の使役者》によるバーストダメージでフィニッシュを狙う。


+ OTKエルフ(コンボエルフ)-
  • リノセウス

2コスト フォロワー
1/1 疾走
ファンファーレ ターン終了まで、「このターン中に(このカードを含めず)カードをプレイした枚数」と同じ数だけ+1/+0する。


《リノセウス》によるコンボで1ターン中に大量にダメージを与えることでフィニッシュを狙うデッキ。OTKは「ワンターンキル」の略。
厳密には1ターンですべて削りきるわけではないが、場合によっては1ターンに20点以上与えることも可能であることからこの名称で呼ばれる。
2コスト以下のフォロワーを《リノセウス》のみに絞ることで、《ミニゴブリンメイジ》とによる確定サーチが可能となる。
その《ミニゴブリンメイジ》も《歴戦の傭兵・フィーナ》で生成することで水増し可能。
《フェアリー》や《フェアリーウィスプ》を手札に貯めて準備を整えつつ、相手のフォロワーを捌いたり削りを入れておく。
リーサルが見えたら手札を一気に吐き出し《リノセウス》のダメージで一気に削りきる。
どれだけダメージが出るかの計算が難しく慣れが必要だが、プレイング次第でどんな相手とも戦うことが可能。


+ コントロールエルフ-

《クリスタリア・エリン》や《エルフクイーン》による回復、《クリスタリア・リリィ》や《カシオペア》などによる除去で戦線を維持。
最終的に強力なフィニッシャーで勝負を決めにいく。
また《ヴィーナス》を採用することでドローを加速させたり、《スターリーエルフ》で《茨の森》を確定サーチするギミックも取り入れたりする。
フィニッシャーには《ジャングルの守護者》や《キングエレファント》などが用いられる。
またひたすら回復することで相手のリソースを枯らして勝利するパターンも稀にある。
コントロールの中でも《古き森の白狼》を用いたものは、主に【白狼エルフ】と呼ばれる。


+ 白狼エルフ-
  • 古き森の白狼

8コスト フォロワー
4/4 突進
ラストワード 次のターン開始時、コスト最大のエルフ・カード(古き森の白狼を除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加え、そのコストを0にする。


《古き森の白狼》による確定サーチから《白銀の矢》や《キングエレファント》を撃ち込むことで一気に勝負を決めるタイプ。
基本の立ち回りはコントロールエルフに近いが、フィニッシャーの組み合わせによっては強引に試合を終わらせることもできる。
《白銀の矢》を2連続で撃ち込むか、《ロキ》や《癒しの奏者・アンリエット》と《キングエレファント》の組み合わせるのが主流。


+ ニュートラルエルフ-
  • ビューティ&ビースト

6コスト フォロワー
5/6
ファンファーレ 自分の手札が5枚以上なら、+2/+2する。自分の他の手札にニュートラル・カードが3枚以上あるなら「このフォロワーへのフォロワー、スペル、アミュレットによるダメージは0になり、このフォロワーは能力で破壊されない」を持つ。


デッキの大半をニュートラルカードで固め、《ビューティ&ビースト》の効果を確実に発動することを主な勝ち筋としたデッキ。
《癒しの奏者・アンリエット》と組み合わせることができれば、進化込みで一気に18点ものダメージを与えられる。
《歌劇姫・フェリア》によるバフや《均衡の大梟》のスタッツなど他のフォロワーも粒ぞろい。
そこに《天弓の天使・リリエル》や《ヘクトル》の火力、《エルフの双撃》などの除去スペルを合わせることで盤面の取り合いにも強い。
サブプランとして《古き森の白狼》のギミックが組み込まれることもある。



各環境での立ち位置

スタンダード期

リリース当初はクラス特性の複雑さもあって不遇と思われていた……が、かの最強デッキ【冥府エルフ】が開発されると状況は一変。
それまで猛威をふるっていた【ミッドレンジロイヤル】をも凌ぐ使用率・勝率を叩き出す。
運営もこの状況を問題視してか《収穫祭》にナーフが入るも、その勢いは決して止まなかった。
他にも【ランプドラゴン】や【アグロネクロ】が環境トップに位置していたが、それら4つのデッキの中でも【冥府エルフ】は1つ抜きん出ていた。
満場一致で最強のデッキとされていたのだ。
ダークネス・エボルブのリリースと同時に《根源への回帰》にもナーフが入る。
開始早々2枚のカードがナーフされてしまうハメになった。


ダークネスエボルブ期

ナーフが入ったとはいえ、パワーカードを次々と獲得したエルフの勢いは止まらない。
新たに【テンポエルフ】が確立され、《冥府への道》に頼らずとも戦えるデッキパワーを身につけた。
もちろん【冥府エルフ】の強さも健在であり、環境を通して使用され続けた。
一方で、元々不利気味な【超越ウィッチ】の大幅強化や【セラフビショップ】の登場は懸念材料だった。
それらに対抗すべく、【テンポエルフ】から派生した【アグロエルフ】も開発が進むことに。
対策されようとも形を変え、環境トップに居座り続けた。


バハムート降臨期

既存のデッキと噛み合うカードが少なく、さらにはAOEの増加や環境の高速化によって【冥府エルフ】や【テンポエルフ】がいまいち奮わず。
ついにエルフが環境トップから転落か……と思われたのだが。1週間が経過した辺りから突如として【OTKエルフ】が増加。
《ミニゴブリンメイジ》の効果による《リノセウス》の確定サーチに気づいたトッププレイヤーによって密かに開発されていたのだった。
デッキパワーの高さとプレイング次第でどんな相手とも戦える安定感から、【ドロシーウィッチ】に次ぐ使用率を叩き出す。
環境を支配していた【ドロシーウィッチ】には若干分が悪かったものの、あちらは不安定でもあったため相性を覆して勝利できることも珍しくなかった。
ランクマッチでも大会でも幅をきかせた結果、《ミニゴブリンメイジ》の効果が「2コスト以下」へとナーフされる。
これにより再び使用率は激減してしまうこととなったが、相変わらず高勝率を維持し続け、大会でも上位プレイヤーの間では使われ続けた。


使用率こそ低かったが、新たに成立した【白狼エルフ】も密かに研究されていた。
特に大会では【OTKエルフ】の中に《古き森の白狼》のギミックを組み込むことで柔軟な立ち回りを可能にした【白狼OTK】も広く使用された。


神々の騒嵐期

ドラゴンとネクロマンサーが大幅に強化された弾。
【ランプドラゴン】相手には《リノセウス》コンボを決めることで勝機があった。
しかし除去の弱かったエルフにとって【アグロネクロ】【ミッドレンジネクロ】の台頭はあまりにも痛かった。
ラストワードにより次々とフォロワーが湧き出て削りを入れてくるため、《リノセウス》のためにリソースを確保しておく余裕がなかった。
「ゴキブリ並みの生命力」と評されていたエルフが、ついに環境トップから陥落してしまう結果に。
後にネクロマンサーにナーフが入った後も、相性差が覆ることはなかった。


ワンダーランドドリームズ期

火力や除去耐性を持つ《ビューティ&ビースト》を軸とした【ニュートラルエルフ】が確立。
だが【ニュートラルヴァンプ】のついでに対策されたり、そもそも他クラスのニュートラルデッキに安定感で大きく差をつけらたりと、ここでも奮わず。
従来の【OTKエルフ】もニュートラル軍の前に苦戦を強いられていた。
大規模なナーフが行われた後も返り咲くことはなく、環境の最底辺をさまようことに。


星神の伝説期

環境初期は【原初ドラゴン】や【アグロロイヤル】に押されていたものの、それらにナーフが入ると新カードを生かして躍進。
【アグロロイヤル】の影響で《ダラダラ天使・エフェメラ》がナーフされたためにとばっちりを受けた…
かと思いきや、その枠を《妖精の使役者》に入れ替えることで難なく問題をクリア。
《対空射撃》や《妖精の調べ》《イピリア》を投入した【アグロエルフ】。
《カシオペア》によって除去力が大幅に増した【ミッドレンジエルフ】や【コントロールエルフ】。
そして環境へのメタとして刺さっていた【ニュートラルエルフ】。
様々なアーキタイプが環境で使用されていた。
中でも【コントロールエルフ】はランクマッチ以上に大会で好まれ、世界大会優勝者も使用していたことで一躍話題となった。
相性の良いカードを複数手に入れることができたエルフは、前2弾の雪辱をついに晴らす結果となった。


時空転生期

対戦レギュレーションが「ローテーション」と「アンリミテッド」に分かれ、多くのカードがローテ落ち。
さらに新クラスのネメシスが追加されるという『Shadowverse』にとって大きな節目となった時期。

  • ローテーション

《リノセウス》という最大のフィニッシャーを失い万事休す……というのが前評価であった。
しかし蓋を開けてみれば、【白狼エルフ】が活躍。
《インセクトキング》が除去として優秀だったり、環境の低速化で《古き森の白狼》と《キングエレファント》のコンボが決まりやすかったのが大きい。
使用率はそれほど高くないものの勝率は高く、大会でも好んで使用された。
特に《クリスタリア・エリン》や《エルフクイーン》の回復によって、使用率トップの【秘術ウィッチ】に有利を取れていたのは大きかった。
しかしナーフによって環境が変化し、【ドロシーウィッチ】や【無謀ドラゴン】という苦手なデッキがトップに。
それでも【アグロエルフ】の研究が進んだり【ニュートラルエルフ】が環境に刺さっていたりと、形を変えて環境に対応していた。
大会では、環境が変わった後も【白狼エルフ】は一定数使用され続けた。

  • アンリミテッド

《導きの妖精姫・アリア》を手に入れたことで【OTKエルフ】が高速化。勝率トップに位置するなど環境で大暴れ。
これを受け、アリアがアンリミテッド限定で制限カード指定されることに。
だがその後も相変わらず【アグロエルフ】や【ニュートラルエルフ】を中心に猛威をふるった。
特に【アグロエルフ】は《エルフの少女・リザ》で、【ニュートラルエルフ】は《ビューティ&ビースト》でウィッチに強かったのも大きい。
使用率もヴァンパイアやウィッチに次ぐ勢いであり、支配者の一角を担った。


起源の光、終焉の闇期

  • ローテーション
  • アンリミテッド


各環境の代表カード

+ クラシック(旧:スタンダード)カードパック-
  • リノセウス

2コスト フォロワー
1/1 疾走
ファンファーレ ターン終了まで、「このターン中に(このカードを含めず)カードをプレイした枚数」と同じだけ+1/+0する。

\チキチキチキキシャアアアアアア/
轢き殺しカブトムシ ムシキング
同ターン中のカードのプレイ回数に応じて火力が上がる、エルフのコンセプトがよく分かるフォロワー。
このカードとセルフバウンスを利用し、10点以上のダメージを稼ぐことも可能なエルフ最強のフィニッシャーである。
「今の手札で《リノセウス》を投げたら最大で何点のダメージを与えることができるか」を常に意識してプレイすることも重要。
通称「リノ算」は勝つためには必修である。


  • エンシェントエルフ

3コスト フォロワー
2/3 守護
ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを手札に戻し、戻したフォロワー1体につき+1/+1する。

「森の命は必ず守ります」「遠き未来への旅は、まだ続きます」
ファンファーレで自身以外をセルフバウンスして自身を強化する守護持ちフォロワー。
コスト3で強力なスタッツを得ることができるのはもちろん、戻したカードのファンファーレを再び使用できるのが強み。
これに限らずエルフのカードにはバウンス持ちのものが多いため、いかにこれらを活かしてカードを使い回すかが重要となる。


  • ローズクイーン

8コスト フォロワー
4/4
ファンファーレ 手札のフェアリーすべてを、薔薇の一撃に変身させる。

「真紅の花びらがあなたを誘うわ」「ただ美しく咲くだけよ」
ファンファーレで手札の《フェアリー》を変化させるフォロワー。
フェアリーが変化する《薔薇の一撃》は2コスト3点火力のスペル。
リーダーに対しても使えるため、守護を無視して一気にトドメを狙うこともできるエルフのフィニッシャー候補。
《リノセウス》と比べてコストが重いのがネックだが、守護を無視して確実に3点ずつダメージを与えられる分、安定感はこちらの方が上。


  • 白銀の矢

9コスト スペル
カードを1枚引く。その後、相手のリーダーか相手のフォロワー1体に「自分の他の手札の枚数」と同じダメージ。

「立ち入るなら容赦はしない!」
ドローしながらダメージを与える大型スペル。
コントロール軸のエルフのフィニッシャー候補。最大で9点のダメージを一撃で叩き込むことができる。
最初期にはカード資産が揃っていないプレイヤーのための格安デッキとして【白銀エルフ】が重宝されたりもしていた。
《古き森の白狼》の登場後は、専らそれと組み合わせて使われている。


  • 収穫祭

4コスト アミュレット
自分のターン終了時、このターン中にカードを3枚以上プレイしていたなら、カードを1枚引く。

そのターン中に3回以上プレイしているなら1枚終了時にドローできるという効果を持つアミュレット。
このクラスのドローソースにして、このゲームが正式公開されてから史上初のnerf(所謂エラッタ)を喰らったカード。
元は2コストで効果はそのままだったが、コストが2から4に修正。
修正の経緯についてはアップデート情報で公式から発表されている。


  • 根源への回帰

7コスト スペル
お互いのフォロワーすべてを手札に戻す。

全フォロワーをバウンスするスペル。
このクラスのAOEで、《収穫祭》の次にナーフされたカード。
元は5コストで使用できたが、後に7コストに変更。
相手の展開を無に還すとともに、自分はあわよくばフォロワーを使い回すこともできた。


  • 森の意志

5コスト スペル
ランダムな相手のフォロワーに1ダメージ。これを「自分の他の手札の枚数」と同じだけ行う。

手札の分だけダメージをばらまくスペル。
《根源への回帰》がナーフされた後に、その代用として採用されるようになった。
手札の枚数に依存するとはいえ、小型フォロワーの横並べに対しては大打撃である。
ランダムという点も、選択不可フォロワーを焼ける可能性があるということでもある。


  • ベビーエルフ・メイ

1コスト フォロワー
1/1
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。

「ねえねえ、何して遊ぶの?」「少しはオトナになれたかな?」
エルフの1コストフォロワーの代表格。
使っても使われても、序盤の1点は重いということが嫌というほどわかるカード。
さらにフォロワーのため、バウンスして使い回すことも可能。
エルフの序盤を支える、最強クラスの1コストフォロワー。


+ ダークネスエボルヴ-
  • エルフナイト・シンシア

6コスト フォロワー
5/6
自分の他のフォロワーが攻撃するとき、そのフォロワーを+1/+0する。
進化時 フェアリー2体を出す。

「騎士シンシア、推して参ります」「森の精よ!我が呼び声に応えなさい!」
ダークネス・エボルヴで登場したフォロワー。
フォロワーを並べることが得意なエルフにとっては非常に有用といえる効果を持つ。
《ブレスフェアリーダンサー》と同じような効果だが、そちらとは違ってターン限定ではなく永続。
そのため、既に+1/+0されたフォロワーが攻撃する時ももう1度+1/+0される。
単純にスタッツも良く、進化するとフェアリーの展開も可能という至れり尽くせりのカード。


  • エルフの少女・リザ

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ 相手のターン終了まで、自分のフォロワーへの「能力によるダメージ」は0になる。(「攻撃によるダメージ」はそのまま)

「わたし、あの人みたいになりたいんだ!」
ダークネス・エボルヴで登場したフォロワー。
1ターン限定だが、自分のフォロワーを攻撃によるダメージ以外から守る効果を持つ(《エクスキューション》などによる破壊効果は防げない)。
《エンジェルバレッジ》などの全体ダメージスペルや敵フォロワーのファンファーレ・進化時ダメージを気にせずに展開できるのはかなりの強み。
上記の《エルフナイト・シンシア》や《マナエルク》等を用いた《フェアリー》主軸デッキにはほぼ必須と言っていいカード。


  • クリスタリアプリンセス・ティア

5コスト フォロワー
1/1
ファンファーレ クリスタリア・イヴ1体を出す。
このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、そのクリスタリア・イヴは進化して、守護を持つ。
※クリスタリア・イヴ 4/4 (進化後6/6)

「この領域は絶対不可侵、立ち去りなさい」「我は氷晶の剣なり!」
本人は貧弱だが効果を発動させた際に出てくるお供が凶悪なフォロワー。
EPを消費せずに進化した上で守護が付くため6/6守護 突進と恐ろしい性能になる。
さらにエルフお得意のバウンスで本人を戻してやれば、次のターンにもう1度同じことが出来るので更に凶悪となる。
ちなみにこの進化は通常の進化と別枠扱いのため、この効果を使って進化させたターンでもEPさえあれば通常の進化も使える。


+ バハムート降臨-
  • 古き森の白狼

8コスト フォロワー
4/4 突進
ラストワード 次の自分のターン開始時、コスト最大のエルフ・カード(古き森の白狼を除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加え、そのコストを0にする。

破壊されることで自分のデッキから高コストのカードをドローするサーチ効果と、そのカードのコストを0にする効果を持つフォロワー。
次の自分のターン開始時なのでタイムラグがあるが、突進持ちでこのコストを出せる戦況であれば敵の場にはまず攻撃力4以上のフォロワーがいる。
そのため効果発動そのものはある程度容易。
どちらかというと、どのカードを持ってくるかあらかじめ考えてデッキを組まなければならない点が難しい。
やや使いこなすのは難しいが、見返りはそれなりに大きいテクニカルなカード。
代表的なものは《白銀の矢》をサーチ対象にし、9ターン目に二本の矢を撃ち込んで一気にリーサルに持ち込むのを目指す【白狼白銀】デッキ。


  • クリスタリア・リリィ

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ エンハンス 6;相手のフォロワー1体をスノーマンに変身させる。

「うぅ〜、ここは寒いの!」「いつかお姉さまと一緒に冒険するの!」
そのまま2コスト2/2として序盤から使っても良いが、エンハンスでフォロワー1体を1/1のバニラに変えてしまうフォロワー。
実質確定除去と言っても良く、小粒なフォロワーが多いエルフにとっては貴重な効果。
厄介なラストワードも打ち消してしまえる他、フォロワーなのでバウンスして使い回すことも可能。


  • エルフの王子・レオネル

5コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ 手札のコスト4以下のエルフ・カード1枚のコストを0にする。

「モフモフさんはいないかな?」「動物たちはボクが守る!」
ファンファーレでコスト4以下のエルフのカードをタダにしてくれるフォロワー。
コスト4以下とはいえ、手札のカードのコストを0にするのはエルフにとっては戦術的に有用。
《翅の導き》や《クリスタリアプリンセス・ティア》など、このカードによって追加効果の発動がさらに容易になるカードは多い。
もちろんムシキング…もとい《リノセウス》とのコンボも可能。
余談だが、プレイ時のいい感じに気持ち悪いボイスと、進化時の別人としか思えないキリッとした声色は必聴。


  • 絡みつく蔦

1コスト スペル
相手のフォロワー1体を、ターン終了まで-10/-0する。 エンハンス 5; ターン終了まで-10/-0するのではなく、破壊する。

敵フォロワーの攻撃力をほぼ0にするか、破壊するスペル。
攻撃力が高いが耐久は脆いカードを安全に処理するか、エンハンスで確定除去するかはプレイヤー次第。
どちらにせよ元々のコストが低いので使いやすいカード。


+ 神々の騒乱-
  • 深き森の異形

8コスト フォロワー
8/8
相手のリーダーを攻撃したなら、相手のリーダーの体力が0になるようにダメージを与える

エルフに事実上初となるエクストラウィン効果持ちのフォロワー。
どれだけ不利な状況でもリーダーを殴れれば一撃で勝利を決められるロマンあふれるカード。
だがルール上リーダーを殴るのは出してから1ターン待たなければならず、何の耐性も持たないこのカードを生き残らせるのは少し難しい。
そのため普通に使用しても活躍できる状況は少ない。
専用デッキでこそ輝くカードであるが、8コスト攻撃力8のこのフォロワーが殴れる状況は効果を発動しなくても勝てる場合が多いのが悲しいところ


アンリミテッド限定だが起源の光、終焉の闇で《ユグドラシル》や《瞬足の大狼》など疾走付与フォロワーが追加。
《古き森の白狼》とのコンボで効果発動がだいぶ実現的となった。
素直に《キングエレファント》走らせた方が強い?ごもっとも。


  • エルフクイーン

7コスト フォロワー
6/6
ファンファーレ 自分のリーダーを「自分の墓場のカードの枚数」と同じだけ回復して、墓場のカードを0にする。

「お前たちの名を胸に刻もう」「森の民よ、我が剣に祈れ!」
上手くいけば体力の大量回復を狙っていけるフォロワー。
冥府エルフ】を見ればわかるように、エルフは《フェアリー》を何枚も手札に加えられる関係上墓場にカードが貯まりやすい。
そのため回復量は水準以上のものが見込める。
使用後は墓場が強制的に0になるため連続使用は難しいものの、このカードのスタッツもコスト相応に高い。
墓場の管理がうまくできればかなり粘り強く戦えるだろう。


  • クリスタリア・エリン

6コスト フォロワー
4/5 守護
ファンファーレ 自分のリーダーを3回復。
エンハンス8;その後、自分のEPを1回復。

「クリスタルと共に生きる…」「氷晶宮に立ち入らないで」
守護持ちで、かつ回復もできるという防御のスペシャリストなフォロワー。
加えてエンハンスで進化権を1つ回復することも可能とてんこ盛り。
様々なエルフデッキの中盤〜終盤を支える強力なフォロワー。


  • ジャングルの守護者

5コスト フォロワー
4/5 守護
ファンファーレ エンハンス10;ジャングルの守護者1体を出す。その後、自分のジャングルの守護者すべては疾走を持つ。

「侵入者だ!捕まえろ!」「吠えろ!猛るのだ!」
エンハンスが発動すれば《ジェネシスドラゴン》を実質上回るスタッツを誇る疾走持ちになる非常に強力なフォロワー。
カードの組み合わせによっては《ジャングルの守護者》より大きなダメージが見込める《リノセウス》も存在する。
しかしこのカードは単体で効果が解決しており、エンハンス無しでも守護として扱いやすいフォロワーなので一長一短であろう。
ジャングルの王者ターちゃんではない


  • ビートルウォリアー

3コスト フォロワー
2/3
ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、+1/+1して、疾走を持つ。

条件付きで疾走になるカブトムシ2号
《リノセウス》と比べて爆発力は劣るが、即効性ではこちらに分がある。
アグロに最後の一押し用に採用されたりするが、入れすぎると事故要因になるので注意。


+ ワンダーランドドリームズ-
  • ビューティ&ビースト

6コスト フォロワー
5/6
ファンファーレ 自分の手札が5枚以上なら、+2/+2する。自分の他の手札にニュートラル・カードが3枚以上あるなら「このフォロワーへのフォロワー、スペル、アミュレットによるダメージは0になり、このフォロワーは能力で破壊されない」を持つ。

「恋ではなく」「これは愛」
条件付きではあるが、発動できればフォロワーからの攻撃以外で破壊されない7/8となるフォロワー。
ニュートラル主体のエルフデッキにおいて、強力なフィニッシャーとなる。
《癒しの奏者・アンリエット》と組み合わせれば、進化込みで一気に18点を叩き込むことが可能。
難点としてはどうしても勝ち筋をこのカードに依存しやすく、いざ処理されてしまうとつらいことか。


  • 妖精の使役者

4コスト フォロワー
3/3
自分の場にフェアリーが出るたび、それは+1/+0されて、疾走を持つ。

「煩わしいな…」「役に立て」
《フェアリー》にバフをかけつつ疾走を付与するシステムフォロワー。
潜伏は持っておらず、当然相手からすれば真っ先に処理する対象になる。
出す時は手札に《フェアリー》が十分貯まっていてかつリーサルが見えている時にしたい。
当初は目立った活躍は見られなかったが、後の弾の追加後【アグロエルフ】に起用されることとなる。


  • エルフの双撃

2コスト スペル
ランダムな相手フォロワー2体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。

これまた条件付きではあるが、エルフにとっては念願の軽量除去スペル。
デッキをニュートラルで固めるか《鏡の世界》を活用する必要はあるものの、エルフが苦手とする大量展開を捌くためには欠かせない。
対象がランダムなのは一見デメリットにも思えるが、潜伏を射抜くことができるという利点もある。


  • 茨の森

2コスト アミュレット
カウントダウン2
ファンファーレ フェアリー2枚を手札に加える。
このアミュレットが場にある限り、自分のフォロワーすべてと新たに場に出た自分のフォロワーすべては「交戦時 交戦する相手のフォロワーに1ダメージ」を持つ。

《フェアリー》の補充に加えて、相手フォロワーに追加ダメージを与えられるようになる軽量アミュレット。
全体的にスタッツが細いエルフは、盤面の取り合いに勝つためにもこのアミュレットが欲しい場面は多い。
カウントダウンが短いため、出すタイミングには注意する必要がある。


  • フェアリードラゴン

2コスト フォロワー
0/4 守護
ファンファーレ このバトル中に破壊された自分のフェアリーの数と同じだけ+1/+0する。
(このバトル中に破壊された自分のフェアリーの数はX体)

破壊された《フェアリー》の数だけパワフルになる低コスト守護持ちフォロワー。
中盤あたりなら2コストで4コスト相当の守護として働くので中々有用。
しかし、終盤以降はせっかく高い攻撃力になっても体力がそのままなせいで腐りやすくあまり採用されづらいカードではあった。
しかし起源の光、終焉の闇で疾走付与カードが追加されたことでフィニッシャーとしての活躍も狙えるようになった。


+ 星神の伝説-
  • カシオペア

6コスト フォロワー
3/3
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。これを「自分の他の手札の枚数」と同じだけ行う。

「わたくしの前では星さえ霞む!」「わたくしの美貌に酔いしれなさい!」
早い話が《森の意志》を内蔵したフォロワー。
1コスト重くなったが、フォロワーなのでバウンスして何度も使い回すことも可能。
横展開を一掃してくれる、エルフの貴重な除去要員。
当然使う前に手札は多く保っておく必要がある。


  • キングエレファント

10コスト フォロワー
1/1 疾走
このフォロワーは守護を無視して攻撃できる。
ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを手札に戻す。自分の他の手札1枚につき+1/+1する。

《白銀の矢》のフォロワー版とでも言うべき効果を持つフォロワー。
コントロール軸のフィニッシャー候補。
1コスト増加した代わりに、自分のスタッツの分与えるダメージが1だけ多い。
おまけに守護を無視して突っ込めるため相手からすれば防ぎようがない。
《古き森の白狼》でサーチできれば1ターンで削りきることも可能。


  • ヴィーナス

5コスト フォロワー
4/5
ファンファーレ 収穫祭1枚を手札に加え、そのコストを0にする。

「愛の宴を始めましょう」「愛で迫り、愛で身を引く」
0コストの《収穫祭》を生成することができるフォロワー。
盤面には干渉できないが、遅めのデッキであればドローソースとして重宝する。
本人のスタッツもなかなか大きいのが嬉しい。


  • イピリア

5コスト フォロワー
5/4
ファンファーレ 相手のターン終了まで、潜伏を持つ。

巨大なスタッツかつ1ターン限定での潜伏持ちフォロワー。
処理する手段は非常に限られ、次のターンにごっそり体力を持っていく展開が多い。
主にアグロエルフのフィニッシャーの1つとして用いられる。


  • 妖精の調べ

2コスト スペル
フェアリー2枚を手札に加える。
このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、自分のフォロワーすべてを+1/+1する。

そのまま使うと《フェアリーサークル》より1コスト損だが、プレイ数が2以上で発動できればフォロワーすべてにバフがかかるスペル。
早い段階でこれができれば相手は返すのが困難になり、勝負の決め手にもなり得る。
主に序盤から並べてビートダウンしていくデッキに採用される。


  • 対空射撃

1コスト スペル
自分のフォロワー1体か自分のアミュレット1つを手札に戻す。相手のフォロワー1体に3ダメージ。
(このカードは、自分の場と相手の場に選択できるカードがあるなら、プレイできる)

エルフ念願の3点スペル。しかも他のクラスよりも軽い1コスト。
相手フォロワーを除去しつつどんどんフォロワーを使い回してやろう。
1つ難点としては、相手の場に選択できるフォロワーがいなければバウンスできないことか。
アグロからコントロールまで様々なデッキに採用される。


+ 時空転生-
  • 導きの妖精姫・アリア

4コスト フォロワー
3/3
ファンファーレ フェアリーウィスプ1枚を手札に加える。
エンハンス 9;その後、その後、フェアリーを手札が上限枚数になるまで加える。(上限は9枚)
進化時 フェアリーウィスプ1枚を手札に加える。

「新たなる風に乗って」「輝くままに、導きましょう」
《フェアリープリンセス》のリメイクであるフォロワー。
《フェアリーウィスプ》を生成する初のカード。
ローテーションよりも、《リノセウス》が使用可能なアンリミテッドで見ることが多い。
【OTKエルフ】のリーサルターンを短縮することに成功しており、《エルフプリンセスメイジ》に代わって採用された。
だが、プレイ時の勝利への寄与率が高かったということでアンリミテッドでは制限カード指定に。


スキン投票で1位になった《フェアリープリンセス》に代わり、第8弾「起源の光、終焉の闇」でも新規イラストで収録。
なお、リーダースキンの名称も「アリア」ではあるが、イラストは《フェアリープリンセス》のものが使用されている。
「ふふ…いたずらな風」


  • インセクトキング

2コスト フォロワー
1/1
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体に「このターン中にカードをプレイした枚数(このカードも含める)」と同じダメージ。

プレイ数に応じて火力が上昇する効果を持つ。
本体は1/1と貧弱だが、確実に盤面の取り合いに貢献してくれる。
対象がランダムであることがネックだが、一方で選択不可フォロワーを除去してくれる可能性もある。


  • フェアリーセイバー

6コスト フォロワー
4/5 突進
ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを+1/+0する。このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、自分の他のフォロワーすべては突進を持つ。

「決着は僕がつける!」「こんなところで負けられない!」
ファンファーレで味方全員にバフをかけるフォロワー。
大量展開の後に最後の一押しとしてどうぞ。
本人も突進を持っているため、相手の守護を退けて道を切り開くこともできる。
ボーナス効果については、発動できるのが遅いため使うことは少ないだろう。


  • エルフの鍛冶師・レーネ

2コスト フォロワー
2/2
進化時 このターン中にカードを3枚以上プレイしていたなら、自分の他のフォロワー1体は+1/+0されて突進を持ち、ターン終了まで、そのフォロワーへのダメージは0になる。

「ぼぼっボクはコミュ障なんだ!」「ボクの友達になってくれませんか!?」
条件はやや多いものの、発動すれば序盤の盤面の取り合いを一気に優位にすることができるフォロワー。
ファンファーレではなく進化時であるため、前のターンに出しておいて残ったら発動ということもできる。
そうでなくとも、2コストとして標準的なスタッツを持っている。


  • リーフマン

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ エンハンス 5;相手のターン終了まで、自分のフォロワーすべては+1/+0されて、「フォロワー、スペル、アミュレット、リーダーの能力によるダメージは0になる」を持つ。

「どうも、リーフマンです!」「リーフマンです!頑張ります!」
こちらも2コストフォロワーとして標準的なスタッツを持つフォロワー。
エンハンスで使うと味方全員にバフをかけつつ火力をシャットアウトできる。
せっかく並べたのにAOEで焼かれるということを防ぎつつバーストダメージを叩き込める。


+ 起源の光、終焉の闇-
  • ユグドラシル

7コスト フォロワー
2/6

  • 万象の加護
  • 森羅の怒り

ファンファーレ チョイスしたカード1枚を手札に加える。
ドレイン


※万象の加護
0コスト スペル
カードを2枚引く。
エンハンス 2;このターン中にカードをプレイした枚数を+2する。
※森羅の怒り
0コスト スペル
自分のフォロワー1体は+1/+0されて、突進を持つ。
エンハンス 4;その後、自分のフォロワーすべては疾走を持つ。

「すべての命の母となる」「命の輝きを」「容赦はできません」
状況に応じてどちらのスペルを加えるかを選択できるフォロワー。
特に《森羅の怒り》の効果が一際目を引く。
本体に突進を付けて凌いだり、並んだフォロワーに疾走を付けてフィニッシュといったように様々な動き方ができる。


  • 愛の妖精・ポーラ

2コスト フォロワー
2/2

  • 新緑の純心・ポーラ
  • 真紅の絆・ポーラ

手札にあるとき、このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたならチョイスしたカードとしてプレイする。


※新緑の純心・ポーラ
2コスト フォロワー
2/2
自分の他のフォロワー1体か自分のアミュレット1つを手札に戻す。
※真紅の絆・ポーラ
2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ 相手のフォロワー1体に1ダメージ。

「あなたへの愛をここに…」「この純心をアンタに!」「君との絆はここにある…」
2コストとして標準的なスタッツを持ち、条件付きではあるが効果を選択できるフォロワー。
バウンスで自分のカードを使い回すか、盤面に干渉するかというどちらも使い勝手の良い内容であり、汎用性に優れる。


  • 妖精花

2コスト アミュレット
カウントダウン 2
ラストワードか、このアミュレットが場から手札に戻ったとき、フェアリーウィスプ1枚を手札に加える。
ファンファーレ カードを1枚引く。

ドローに加え、カウントダウンかバウンスによって《フェアリーウィスプ》を生成できるアミュレット。
ローテーションよりも、《リノセウス》が使用可能なアンリミテッドでの採用が多い。
制限された《導きの妖精姫・アリア》の代わりとなっている。


  • ホワイトヴァナラ

6コスト フォロワー
5/5 守護 (進化後は5/5 守護 疾走)
自分のターン中、このフォロワーの攻撃か体力が能力で+されたとき、進化する。

バフされると進化するフォロワー。
そのままでも守りと攻めを両立できるが、スタッツを上げるカードと組み合わせることで進化を使わずにダメージを稼げる強力なフィニッシャー。
特にアグロ系では序盤~中盤の攻めの要であるバフカードを終盤の攻めにも転用できるため非常に強力。



プリンセスコネクト!Re:Dive

『Shadowverse』と同じくCygamesが手掛けるアプリゲーム『プリンセスコネクト!Re:Dive』に開発つながりでゲスト参戦。
担当声優は原作同様、優木かな氏が務めている。誕生日は『Shadowverse』のサービス開始日である6月17日。
ガチャの排出レアリティは恒常☆3。ポジションは後衛の物理アタッカー。


ユニオンバーストの『私の矢があなたを貫く!』*1が優秀。
威力そのものはそこそこ強力レベルだが、TP回復スキル『翅の輝き』*2がこれを使う度にその威力とTP回復量を増加していくという特性を持つ。
そのため他キャラのサポートがなくてもUBが高速回転しダメージが増していく。
反面、後衛の中ではかなり前の方に配置されるために編成によってはダメージを受けやすいのが欠点と言えば欠点*3


ストーリーでは『ロザリアを探しているうちにVRゲームであるアストルムの世界に迷い込んだ』という設定。
右も左も分からない異世界に迷い込んだ自分を、記憶喪失という似たような状況でありながら助けようとしてくれる主人公に徐々に心を開いていく。
一方でロザリアを探し出すことも諦めていないため、このままアストルムで過ごすか、ロザリアを探すためにまた旅に出るかという悩みに懊悩する。


夢パートでは現実世界での彼女とのエピソードが見られる…が、アリサは元々異世界の住人であり、当然現実世界でのパーソナルも持たない。
そのため、神様ポジションのキャラクターによって創作された、「もしもアリサが女子高生だったら…」というイフのエピソードを楽しめる。
制服からすると都立椿ヶ丘高校に通っている設定なようだ。
セーラー服、ブルマスタイルの体操服、メイド服というように、本編ではありえない装いのアリサを見られるので、アリサファンにはオススメ。


後にプリコネがオンゲキとコラボした際に何故かテーマ曲含めてコラボキャラとして抜擢された
楽曲自体は『shadowverse』名義だったが、キャライラストはきっちりプリコネ準拠。ゲストキャラとは思えない異例の厚遇であった。




このターン中にカードを2枚以上プレイしていたなら、追記・修正する。


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  • 立て乙。プリンセスコネクト!Re:DIVEにも出ているみたいですね -- 名無しさん (2018-04-05 18:27:35)
  • ベビーエルフメイはガチでキツイ、すぐに除去しないとエンシェントおばさんに再利用されるの辛すぎる -- 名無しさん (2018-04-06 20:14:28)
  • 欠点はやや単純すぎること。目の前の人間が善人っぽいとすぐに信じてしまう。まあ単純故に人を動かすと言えばそうなのだが -- 名無しさん (2019-11-02 17:51:16)

#comment

*1 『Shadowverse』のエモート台詞のセルフパロディ
*2 『Shadowverse』の同名カードの以下略
*3 このゲームは敵からのダメージが高めに設定されており、ダメージを受けやすい位置にいると意外にあっさり倒される

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