マンガに関する都市伝説

ページ名:マンガに関する都市伝説

登録日:2018/03/12 Mon 10:38:49
更新日:2024/02/19 Mon 13:14:59NEW!
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都市伝説 仮面ライダー ドラえもん サザエさん ドラゴンボール クレヨンしんちゃん 所要時間30分以上の項目 漫画 マンガ



ここでは都市伝説の中でも、マンガに関わる都市伝説を紹介する。
ほとんどはただのヨタ話やジョークの類であるが、一部真偽不明のものもある。
本編に出て来なくても事実であると明言されているものは裏設定へ。



目次


関連項目



ドラえもん

有名なパターンが2つあるが、どちらも実際に作者が描いたり想定したりしたものでは無い。


1つは「ドラえもんの物語は、植物状態ののび太が見ている夢だった」というもの。
かなり古くからある都市伝説で、1986年に作者の藤子・F・不二雄が胃潰瘍の手術のため入院したことをきっかけに発生したという説が有力。
雑誌『Neo Utopia別冊』によると、この噂に対し藤子は、
「そんな突然で不幸な終わり方にはしない」とはっきり否定したという。ただ、F先生が描いたものの中にも…


もう1つは「ドラえもんが故障してしまい、数十年後大人になったのび太が直す」というもの。
これについては「ドラえもん最終話(ガ・フェーク)」を参照。
ちなみにこの都市伝説を原案とした映画も存在する。


最終回からは離れるが、ドラえもんが通っていた「ロボット養成学校」の校長・寺尾台教授の曽祖父(名前は寺尾台ヒロシ)が猫型ロボットの開祖、という説もある。
これは三谷幸広のマンガ『最新ドラえもん百科』での設定であり、どちらかと言えば公認寄りではあるものの、現在の公式設定とは異なる可能性がある。


  • ドラえもんの「どくさいスイッチ」の話は危なすぎるため単行本未収録

実際にはどくさいスイッチのエピソードはてんとう虫コミックス15巻に普通に収録されており、文庫版「恐怖編」にも掲載されている。アニメでも大山版・わさドラ版の両方でアニメ化されている。


  • ドラえもんは「バラバラボタン」というボタンを押しただけで相手をバラバラにできる恐ろしい道具を保有している

某TV番組で前掲のどくさいスイッチともどもまことしやかに語られていたが、そんな道具は存在しない
この話は「のび太は相手をバラバラにするボタンを使って出木杉の頭やジャイアンの怪力を手に入れたが、外見が怖すぎてみんなから逃げられドラえもんに泣きつく」というストーリーだとされているが、オチからして恐らく、石ノ森章太郎の絵本『ちいたかわしわしごりらんらん』と混同したものと思われる。


実在する道具で近いのは『分かいドライバー』なるもので、触れた物体をバラバラにすることが可能。
エピソード自体があまりにアレだったため、単行本掲載に加えアニメ化も見送られていたが、『藤子・F・不二雄大全集』18巻にようやく収録された。
因みに、登場人物が好き勝手に身体を取り替える道具及びエピソードは「人体とりかえ機」が存在する*1
こちらはまずのび太が静香と身体を取り替えた後、ドラえもん・スネ夫・ジャイアンが静香の身体を好き勝手に取り替えるという中々にインパクトのある話となっている。


まあ、ボタン一つで地球が破壊される道具があるので、ある意味間違ってないが。


ちなみに、「分かいドライバー」に限らずドラえもんには単行本未収録作品が多く、かつては掲載誌を国立国会図書館で閲覧する以外に読む手段がなかった(現在では『藤子・F・不二雄大全集』の刊行により、全ての話を読むことが可能)。
そのため、未収録作品の話題は尾ひれがつき、都市伝説化しやすい傾向があった。
例えば「ドラえもんがタイムパトロールに逮捕される」という最終回の都市伝説は、作者によって描かれた最終回の一つ「ドラえもん未来へ帰る*2の内容が元ネタと推測されている。


のび太が射撃の名手なのは有名な公式設定だが、それを象徴するものとして、本wikiののび太のページにも一時記載されていた伝説。ゴルゴ13(0.17秒)や次元大介(0.3秒)、冴羽獠(0.2秒)といった射撃が得意な他作品のキャラより速いと評価されることも多い。
ところが肝心の、「のび太の射撃速度は0.1秒」という設定が載ったエピソードが確認されていないのである。


では0.1秒という数字はどこから来たのかというと、候補が2例ほど存在する。
1つ目はスピンオフ作品『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』の「ロボット養成学校編」にて、早撃ち記録0.1秒のドラ・ザ・キッドと互角の勝負を演じたエピソード。
確かにドラ・ザ・キッドの早撃ち速度は0.1秒であると明記されており(SP1巻)、彼とのび太が互角の勝負をしたのも本当である。
しかし、この勝負は銃を抜いて互いに向け合った状態で行われたもので、クイックドロウ(ホルスターから素早く銃を抜く行為)はしておらず、早撃ちと呼べる対決ではない
しかもこれは敵を欺く演技だった為、本気でやったかどうかすら怪しいのである。
仮にドラ・ザ・キッドと互いに本気でやっていたとしても、早撃ちという形式での対決ではなかった以上、「早撃ちの速さは0.1秒」の根拠にはなり得ないであろう。


2つ目は大長編『のび太の宇宙開拓史』において、悪役ギラーミンと決闘したエピソード。
この時ののび太は、クイックドロウの早撃ち対決でギラーミンに勝利している。
しかしのび太、ギラーミン共に射撃速度についての言及はない。
「0.1秒」という数字は作中ののび太のモノローグに出てくる(原作のみ)が、
「勝負は最初の一発にかかってる。相手より0.1秒でも早くうつこと……
と「できるだけ早く撃つ」という意味で使っており、「0.1秒で撃つ」とは言っていないのである。


これらのエピソードが曲解された結果、伝説として広まったのかもしれない。


  • ドラえもんの職業は「特定意思薄弱児童監視指導員」

元々は方倉陽二のマンガ『ドラえもん百科』にて独自に設定されたもの。一応はオフィシャルな書籍なので、決して根拠薄弱なものではない。
該当シーンを読むと、普段の行いから居候扱いされたドラえもんが、「私にはれっきとした職業がある。特定意思薄弱児童監視指導員だぞ」と反論している。しかし以後言及されない上、「要するに子守か」とツッコまれるなどギャグ扱いで描かれているところを見ると、その場しのぎのでっち上げだった可能性も高い。


原作・アニメ共に未登場の設定であり、後述の映画で事実上否定された。
これに限らず、『ドラえもん百科』内の設定は、公式に採用されていないものや明確に否定されたものが多い*3ため、現在ではほぼパロディとみなされている。


この本が出た当時、ドラえもんの身辺にまつわる設定は断片的なものしかなく、混乱状態にあった。
それらを整理するために制作されたのが、映画「2112年 ドラえもん誕生」であり、同作においてドラえもんは「子守用猫型ロボット」として製造されたことが明らかになった(その後野比家に招かれ、赤ん坊だったセワシの世話を任される)。よって公式設定におけるドラえもんの職業は「子守(ベビーシッター)」であると考えて良いだろう。
「要するに子守か」の部分が採用されたと考えられなくもない?


詳しくは項目を参照してほしいが、不正確。
名字の「我成」は日本テレビ版で、名前の「えいいちろう」はテレビ朝日の大山のぶ代アニメ版で別々に設定されており、当然「我成栄一郎」と続けて呼ばれたことは一度もない。また、「えいいちろう」の漢字表記については不明である。
似たような噂で「先生(せんじょう)英一郎」が本名というものもあったが、こちらも大山版で一度だけ登場した名字「先生」に「えいいちろう」をくっつけたもので、やはりフルネームで呼ばれたことはない。


ちなみに原作では名前を呼ばれたシーンがなく、わさドラ版でも今の所名前は出ていない。


2000年代からまことしやかに伝わっていた噂。原作・アニメ共にこの名前は出てこない。
「ああ、好き、好き、好き!」(3巻収録)に登場するキャラ「ぼた子」がジャイ子に似た外見だったことから、「ぼた子が本名」と誤解され、やがて「モタ子」に変化したのではないかと考えられている。
似たようなので「モネ子」等のバリエーションもあるが、いずれもデマである。


同様に「剛田香」が本名という噂が流れていたこともあり、そちらは「原作でスケッチブックに"香"という名前が書かれていた」というのが根拠とされていたが、
実際には該当の話と思われる「泣くなジャイ子よ」にてスケッチブックに書かれた「クリスチーネ剛田」の「ネ」の文字が手に隠れて「香」と見間違えられた説が有力である。


なお、公式におけるジャイ子の本名は現在まで不明
これは原作者の藤子が「同じ名前の子がいじめられないように」と配慮したためである(詳細は項目参照)。



サザエさん

  • サザエさんの最終回

ドラえもん同様何種類かあるが、こちらも作者が描いたものではない。


有名なのは「サザエさん一家がハワイ旅行に行き、その帰りに飛行機が墜落して一家は全員死亡する(もしくは各自の名前に即した海の生物に変化する)」というもの。
この元となったエピソードと思わしき『ひょうりゅう記』がお蔵入りされたために、間違った解釈が独り歩きしてこのようなデマが生まれてしまったと思われる。
またアニメ版でも特番でハワイに行ったことがあるが、その回で一家は無事に帰ってきている。


もう一つは「波平が急死したのをきっかけに、カツオやワカメは非行に走り、フネは不倫し、タラちゃんが交通事故死してショックでマスオは自殺、一人残されたサザエはアル中になるなどして、磯野一家は崩壊する」というもの。
こちらはしりあがり寿が(勝手に)書いた『サザ江さん』なるパロディ漫画が元ネタとされている。


なお実際には、原作の『サザエさん』は長期休載のまま再開せず、という形で終了したため、明確な「最終回」は存在しない(事実上の最終回も普通の話)。
作者である長谷川町子の体調不良が原因であるが、もう少し続けるつもりだったとも言われる。
明確な最終回が存在しなかったことで、この手の都市伝説が発生したのかもしれない。


  • フネは波平の後妻であり、サザエとフネは血が繋がっていない

これもしばしば「事実」としてネット上に記載されており、そう思い込んでいる人もかなり多い。
TOKYO MXの「5時に夢中!」という番組内で、さも事実であるかのように紹介されたこともある(視聴者からの投稿の紹介という形ではあったが)。


だがこの話は、ベストセラーになった謎本『磯野家の謎』に出てくる考察ネタに過ぎない。
サザエとカツオ・ワカメの年齢差や、フネがサザエを「さん付け」で呼んでいる事、やたら機嫌の悪いフネが誰かの墓参りに行く話がある(「前妻の墓だから機嫌が悪いんじゃないか?」という推測)ことなどを根拠にしている。


しかし、原作の連載開始時はサザエたち程度の年齢差の兄弟は珍しくない。
さん付けに関しては『ドラえもん』などでも確認できる事象で、昭和の日本ではありふれた光景である。
また、原作のフネはアニメよりも苛烈な性格であり、そもそも件のシーンは当時の世相を反映したネタを含んだ、オチに繋げるための展開である。
墓が前妻のものなどと考える理由は「波平は福岡出身でフネは静岡出身。それなのに何故首都圏にある墓地へ墓参りに行ったのか?」というもので、恐らく設定ミスであろう。


またアニメ版においては、サザエの幼少期や波平とフネの新婚時代を描いたエピソードが数多くあり、サザエがフネの実子であることは明白である。


(同書の計算によれば)フネが43歳でワカメを高齢出産したことになるのも一見不自然に思えるが、昔は現代と比べて40代での初産はあまりないものの第2子以降では現代よりずっと多く、大正14年には45歳以上の母から産まれた子供は2万人近く、なんと50代でも3000人以上産まれていた。
同じ長谷川作品『エプロンおばさん』にも、60近くで高校生の子供がいる設定の女性(敷金なし=エプロンおばさん)が登場する。


なお、逆に「『お母さん(フネ)が自分たち3人を連れて波平と再婚した』とワカメがショックを受ける」という話は原作中(アニメ化もされている)にあるが、これはワカメが「若い頃の毛がふさふさの波平」を写真で見て現在と同一人物と認識できず別人と勘違いというオチである。


  • ワカメとタラちゃんが原作漫画でヒロポン(覚せい剤)を服用した

これも上記同様、「磯野家の謎」由来の都市伝説。
実際は同作者の別作品『似たもの一家』のエピソードが由来で、主役の伊佐坂先生の家にあったヒロポンを、隣に住むトンダ家の子供たちが誤飲してトリップしてしまったという話である。
それはそれで衝撃的なのだが、戦後すぐは覚せい剤取締法がなかったという背景があるので、「当時は法律違反ではない」ことに留意すべし。


同書にて「トンダの若奥さんはサザエにそっくりで、子供2人はワカメとタラちゃんに瓜ふたつ」「なのでトンダ家は磯野家であると考えることもできる」などというこじつけ気味の考察が書かれており、そこから広まったと思われる。
が、3人は言うほどサザエ・ワカメ・タラオに似ていない。わかりやすく言うと、ジャイアンとブタゴリラを同一人物扱いするくらいの暴論である。
そもそも子供2人は作中で「トンダミヤコ」「トンダカンイチ」と自己紹介しており、ワカメとタラちゃんという事は100%あり得ない。トンダの奥さんも作中で「未亡人」と説明されるため、家族構成からして違う*4


なお、このネタが掲載された「磯野家の謎・おかわり」は、作者が前作のヒットに気を良くしたのか、前作以上に無茶なこじつけが多くなっている*5
フォローしておくと、「磯野家の謎」はそうしたこじつけばかりでなく、真剣な考察や綿密なデータ収集、結論こそむちゃくちゃなもののユーモアとして一読の価値がある論証もあり、「謎本」としては良書の部類に入る作品である事は明記しておきたい。


ちなみに、原作漫画には「サザエの知人である劇団員が薬局で覚醒剤を購入する」というエピソードが実際に存在し、2018年に刊行された『おたからサザエさん』第2巻に初収録された。
ただしこのエピソードは新聞掲載(1952年12月8日)から60年以上もの長きに亘って単行本未収録だった作品なので、ここから噂が膨らんで上記の都市伝説になった可能性は低いと思われる。
なお、覚醒剤取締法の施行は1951年であり、本作の新聞掲載時でも違法だったのだが、作者がうっかり失念していたか認識していなかったかによるミスらしい*6


アニメ版波平の初代担当声優である永井一郎の学歴と混同している。
京大卒のインテリ声優としてクイズ番組に出たことも何度かあるので、その影響で広まってしまったのだろう。
実際は原作漫画に旧制中学校卒らしいことを示す描写がある*7のみで、大学についての言及は無い。


これ以外にもネット上にはしばしば「サザエさんキャラの学歴」なるものが掲載されているが、ほぼ全て何の根拠もないガセである。
原作で学歴が判明しているのは、マスオ(早稲田大学卒)、フネ(女学校卒)、サザエ(女学校卒)だけで、後は不明。
初出は2ちゃんねるのスレッドらしく、上記の公式設定があるマスオや一応デマの根拠はある波平から着想を得た誰かがふざけて作成したものが転載され、拡散されてしまったのだろう。
なお、明確な学歴こそ不明ではあるが、原作最初期の波平がかなり金持ちそうな雰囲気であること、フネが女学校の出であることなどは事実なので、当時の基準としては磯野家がかなりハイソな家庭であるらしいことは伺える。


長寿漫画ゆえか、『サザエさん』の都市伝説は他にも多数存在する。
「原作のマスオとノリスケはインパール作戦の生き残り」という話も広まっているが、こちらも全くの無根拠である(そもそもマスオとノリスケが従軍経験を語るシーンが無い)。



クレヨンしんちゃん

  • 『クレヨンしんちゃん』は、みさえが事故死した息子を主人公に創作した話

例によって、原作者も出版社もこのようなことは全くほのめかしていないし、作中にもこれを示唆するような描写は全くない。
臼井先生の関わっていない作品とはいえ、劇場版『オラの花嫁』の春日部の状況や大人しんのすけのぶっ飛び具合などを考えても*8、さすがに不自然であろう。
前述の「のび太植物人間説」から派生したものと思われる。


追記者の推測だが、『まつざか先生恋愛編』が一般連載とは思えないほどのバッドエンド*9に終わったことも「臼井先生は以前ああいうのを描いたのだから」として"裏付け"になってしまった可能性がある。


2011年に作品20周年記念で出版された「クレヨンしんちゃん大全」では、担当編集者が(単行本未収録の)初期エピソードについて、「どれもキャラクター像が架空の人物像になっている」と発言している。
恐らく、描写が非現実的過ぎる(しんのすけがよしなが先生のスカートの中に侵入して先生が肯定的な反応をしてしまう、など)という意味で言ったのだろうが、フィクションなのにわざわざ「架空の人物像」と発言したのは何故なのか、と疑問に思ったファンが「クレヨンしんちゃんは作中作の予定だった」と解釈したのかもしれない。
この本の出版前から「クレしん作中作説」は存在するため、初期エピソードについて同様の発言が過去にされたのかどうか、調査が待たれる。


  • 野原ひろしは大学を中退している

ネット上ではかなり多くのサイトやページで、まるで公式設定であるかのように書かれており、それを前提とした考察なども見受けられるが、
原作・アニメ・劇場版・公式出版物のいずれにおいても確認できない設定である。
そもそも「四年制大学に通っていた」ことを示す描写自体が存在しない。


「35歳の時点で双葉商事勤続15年目」という描写はあり、高卒ですぐに入社したとしたら計算が合わないという点から「大学中退」という推測が生まれたのではないかという指摘もある。
しかし上記のように、そもそも大学に入学したという描写自体が無いため、高校卒業後2年ほど地元にいてその後上京した、もしくは東京で一度転職している、専門学校に通っていた等と考えるほうが自然だろう。


ただし、スピンオフ作品「野原ひろし 昼メシの流儀」には、明言こそされないものの、「大学生時代を回想している」かのように見えるシーンがある。


なお、やはりネット上でよく書かれている「野原ひろしの身長は180センチ」というのも同様に根拠のない都市伝説である(しんのすけ・みさえはそれぞれ原作・アニメで身長が判明している。また、ひろしもアニメで「股下」は79センチと判明している)。



小学館作品

名探偵コナン』では最も有名な都市伝説(というよりは予想の範疇だが)。
「あの方」でググるとサジェストに「阿笠博士」が出てくるほど。
戸籍不明のコナン(後に灰原も)を難無く小学校に通わせていること、コナンに素性を隠す事を薦めるシーンで(コナンが若干引く程)異様に必死な様子である事、同時期に何故か(この時点では)会ったことのないジンとウォッカの顔を連想している事、ピスコ粛清前後での様子などが根拠とされているが…
それ以前に説明のつかない異常な科学力の持主でもある。
また、黒の組織のコードネームは酒に因んだものだが、ラムとオレンジジュースで作る「アガサ・カクテル」なるものが存在するのもこの説が広まった一因だろう。


この説については作者直々に否定宣言が出されたが、現在でも
「長期連載化による路線変更で(長年親しんでいた知人を裏切らせることができず)予定が変わった*10
「黒幕ではないが何か重要な事を知っている」
といった説を支持している人もいる。
ただ、身もふたも無い事を言ってしまうと、ジンの変遷を考えるに路線変更自体が黒の組織の設定を固めるための物だった可能性は高く、実際後の対談で「あの方の正体を決めたのはこの巻(未公表)の時期」と暗にそれ以前はあの方が誰かは決まっていなかった事を打ち明けており、
当然路線変更前であの方の設定を考えていたかも怪しい1巻時点での描写は根拠としては弱いと言わざるを得ないのだが。


  • TV版『名探偵コナン』のスポンサーにガス会社が含まれているため、アニメにおいて爆発シーンはNG

毎年のように爆発シーンがある劇場版に対し、TV版では滅多に爆発シーンがないことから生まれた都市伝説。
確かに頻度は少ないが、TV版でも爆発シーンは存在する
スポンサーに関しても、1997~2015年までは「日本ガス協会」が務めていたが、その当時から爆発シーンは放送されているので、ガセと考えて良いだろう。
なお、2021年現在ガス会社はスポンサーについていない。


元々原作に爆発シーンが少ない(よって、原作準拠のTV版も必然的に少なくなる)ことと、劇場版は視覚的に派手な展開が求められる(ゆえに爆発シーンが多い)という事情が重なっただけだと思われる。


月刊コロコロコミックで最初に連載されていた『星のカービィ』のコミカライズ作品にまつわる噂。
「作者が編集部に罵倒されて鬱病になった」とも「作者が株に成功してやる気を無くした」とも言われていたが……


2017年6月、作者本人へのインタビューが公開されたことにより事の真相が明らかに。
その内容は当時のファンにとって驚きを隠せない残酷な事実であり「知るべきではなかった」と言う者まで現れるほど。
詳しくは作品の該当記事にある小見出し「○打ち切りについてペポ」を参照。
その後、ひかわ博一はコロコロアニキにて新作短編を書き下ろし、それが切っ掛けでアニキで連載再開となった。


コロコロコミックにて連載されていた『かっとばせ!キヨハラくん』や『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』を始めとする河合じゅんじの野球漫画に関する噂。


代表例として知られるのは『キヨハラくん』作中にて、近鉄とオリックスをパロディした球団が「オリッ鉄バッハローブス」という合併球団になり、西部(埼玉西武ライオンズ)に挑むというネタ。
これは2004年に球界再編問題として本当に近鉄をオリックスが吸収合併して「オリックス・バファローズ」という合併球団が現実に生まれてしまうという事態が発生した。
この例だけではなく、河合じゅんじ作品では他にも「アキヤマ(秋山幸二)とクドー(工藤公康)がダイエーに移籍する」「ナガシマ(長嶋茂雄)監督がカズシゲ(長嶋一茂)を来年トレードで獲得すると発言」など、漫画のネタが現実でも限りなく近い出来事として再現されるという現象が見当たる。
この事から一部では河合じゅんじ作品には予言書としての力があるのではと面白半分でネタにされる。


常識的に考えて河合じゅんじに予言者としての力はないし、予言しようと意図して書いたネタもあまりないだろう。
ただし、一つ言えるのは、現実のプロ野球は漫画のネタすら飛び越えるという可能性を持つ事だろうか。事実はなんとかより奇なりという奴である。


余談だが、『キヨハラくん』作中にて読者から「ひょうきんガッツポーズ」を基にしたネタを公募していたことがあった。
こうして採用されたネタの中に、キヨハラが看護師姿で巨大注射器を構え「うつぞーっ!」と気合を入れるという物がある。
これがキヨハラのモデルである現実の清原和博が2016年に起こした事件と絡んでしまい、ファンの間ではブラックジョークとなっている。


  • あぶさん』の作者の水島新司は現実と漫画の認識が曖昧になっている

水島新司に関するエピソードの一つとして拡散されている都市伝説。


数々の名作野球漫画を執筆した水島新司だが、水島の代表作の一つとして有名なのは現実のプロ野球を舞台にした作品である『あぶさん』。
この作品の主人公を務めるあぶさんこと景浦安武は、現実に存在するプロ野球球団の南海ホークス~福岡ソフトバンクホークスに62歳まで現役でプレーしたという設定を持つ。
そしてホークスの監督を務めた王貞治と水島新司の対談にて、王があぶさんの現状を把握していない発言をしたところ、水島が「あんた、あぶさんに何度助けられたと思ってるの」と本気でキレたという噂。
そこから「水島の中では自分のキャラは本当に現実に存在すると認識している」という推測が発生して広まった。


テレビ番組でも紹介されたことがあるこの噂だが、現状では明確な情報元がないために断定はできない。


とりあえず、水島新司は大の野球好きと同時に自分の作品やキャラへの思い入れが非常に強い作家なのは確かと言える。
とは言え、他人による自作品やキャラの扱いについてはある程度寛容な面もあり、
爆笑問題の太田光が自分の冠番組で『ドカベンの漫画のコマを切り貼りして四コマを作る』というコーナーを放送していた時は抗議するどころか嬉々として鑑賞、放送の度に爆笑していたという逸話も残っている。
他にもウッチャンナンチャンがMCを務めた裁判バラエティ番組「ウンナンの桜吹雪は知っている」にて
ドカベン訴訟」で水島新司本人が出演し、彼が描いた漫画の描写の数々を「これはおかしいだろ」とネタにされるというやり取りが放送されている*11


また、景浦安武も現実のホークス球団で彼の背番号が連載中は準永久欠番扱いされていたり、更には本当にソフトバンク球団が引退セレモニーを開くなどの架空のキャラとしては異例の扱いを受けた。
景浦安武という野球選手が漫画を飛び越え、現実にすら影響を及ぼしたのは紛れもない事実である。


  • 金色のガッシュ!!』のクリア編は引き延ばされて無理やり書かされたもので、本当はファウード編で完結予定だった

一時期…というか完全版が刊行されるまで、前述のデデププの噂と並び、よくネット上で言われていた噂。
前章のファウード編が非常に熱く纏まった展開だったのに対し、クリア編が人を選ぶ上にインフレの極致みたいな内容で、しかも賛否両論であったこと。
そしてこの前後に作者と小学館の間にトラブルが発生し、小学館を離れて移籍してしまったことから生まれた噂である。
結論から言えばこの件は完全なデマであり、作者が完全版刊行の際に明確に否定した。
しかし現在でも一部にこのデマを信じている人がいるぐらいには広まってしまっている。



集英社作品

ソース付きのコピペという形で一時期拡散されていた噂。
しかし、実際にはそのソース自体が完全な釣りであった事が判明している。
詳しくは、実は言ってない台詞を参照。


ちなみに、『ドラゴンボール』がパチンコ化されていないこと自体は事実。
これだけの作品ならパチンコ化のオファー対象になるだろうという推測は自然であり、
もしそれがあったならば、実現に至らなかった理由としてパチンコに対するイメージや感情の問題を挙げるのも妥当だろう。
とは言え、もし仮に上記に当て嵌まったとしても、作品イメージを考えて集英社側が拒否するケースも考えられるため、鳥山側が拒否したとも限らない。
そもそも少年漫画全体を見ても、人気漫画なのにパチンコ化されていないという作品は少なくなく、特に『ドラゴンボール』だけを特別視する理由はない。


一応、『るろうに剣心』のように、作者が「少年漫画が18禁メディアに使われるべきではない」のと単純にパチンコが好きじゃないという理由を明言した例もある。
鳥山の性格や姿勢から言っても同様のことが割とありそうなのは確かだが、実際に何か言及があった訳でもなく、比較的順当な推測ではあっても想像の域を出るものでは一切ない。
わざわざ作者側が「自身の作品がパチンコ化されない理由」を積極的に語るとも思えないので、これについては今後も明らかになる可能性は低いだろうが。


  • 愛知県は鳥山明を東京に逃さないために道を作った

通称「鳥山明ロード」。
東京の集英社と原稿をやり取りするために、鳥山明が毎週のように空港と自宅を往復していたのは本人が単行本で語っているので事実。
その往復に時間がかかりすぎて原稿を落としかけたことすらあったらしく、鳥山明が東京への引っ越しを検討するようになったため、巨額納税者である鳥山明に引っ越されないよう鳥山明宅から空港までの直通道路を作った…という都市伝説。
ただ、実際にその道路がどこかと言うと、都市伝説内でも語られないことが多い。
現実問題として、いくら巨額納税者とは言っても個人の納税額より道路の整備費の方が高くつくだろうことは容易に想像できるので、実際にあった話かというと限りなく怪しいだろう。
鳥山明がもし原稿を落としたら東京に住んでもらうと鳥嶋編集長に約束させられて地元を離れたくないので頑張ったと語った媒体もあるため
愛知県が何をしようとも鳥山がうっかり原稿を落としたら台無しになったことになる。
そんな都市伝説ができるほどに鳥山明の売れ行きがすごかった、ということだが。


  • 某大ヒット漫画は悪魔のお告げによって生み出された

とある漫画家が、人気漫画の連載が終わって次回作のアイデアが出ずスランプに陥っていた。
ある時そんな漫画家の許に悪魔が現れ、予言を授けた。
その漫画は「主人公が神を超える」「死人が蘇る」「サタンが世界的なスターになる」という神を冒涜する内容だったが、世界的なヒット作となった。
ある時漫画家が偶然エホバの証人の信者と話したところ、漫画家は自らの過ちに気付き、漫画を強引な結末で終わらせ、自らもエホバの証人に入信した、という都市伝説。
お気付きかと思うが漫画とは「ドラゴンボール」、漫画家とは鳥山明のことである。
宗教関連のことなので早めに種明かしをすると、この噂は全くのデタラメ。
悪魔云々の部分は勿論、鳥山明とエホバの証人はなんの関連性もない。
特に最大のツッコミ所として、神と戦う展開は原作の連載が終了してから18年後の映画である『神と神』が初出であり、そもそも「神を超える」という発想自体が原作には一度も出てこない*12ので、この噂を言い出した奴が原作を知らないのは明白である。
この噂が独り歩きするのは鳥山明にとっても看過できなかったらしく、インタビューで本人が直々にエホバの証人とは何の関係もないことを明言している。


  • ONE PIECE』の仲間の能力には数字の法則がある

「麦わらの一味が食べた悪魔の実の名前は1から10までの数字のごろ合わせになっている」という有名な説で、単行本の読者投稿コーナーで採用された事もある。
現在該当しているのは「5・6」「1・10」「8・7」「4・3」の4人。
この事から次の仲間は残った「2・9」か「9・2」で表せる能力者ではないかと言われている。
現在登場しているキャラで該当するのは「ニキュニキュの実」の能力者であるバーソロミュー・くまと「フクフクの実」の能力者である錦えもんの2名で、どちらも一味に協力する描写がある事からメンバー入りする最有力候補と目されている*13


  • 『ONE PIECE』が休載になったのは版権問題で揉めたため

しばしば休載になる『ONE PIECE』だが、とあるキャラの登場と休載になった時期が重なったために広まった噂。
『ONE PIECE』には実在する人物がモデルとなっている登場人物が何人も登場しているが、特に海軍大将は一目でモデルとなった人物が分かるほどそっくりに描かれている。
その中の一人「藤虎」は勝新太郎演じる「座頭市」がモデルと見られているが、外見だけでなく「盲目であることをいいことに悪人がイカサマしようとする」というシーンも作中のシーンに酷似していることから著作権に引っかかり、その調整のために時間が必要だったのではないかと噂されている。
しかしながらこの噂に関しては「ティー・エム・プロダクション」が明確に回答しており、「まったくの風評被害で、正直、困っているんです。」「弊社が『少年ジャンプ』編集部に抗議をしたということも、勝の妻・中村玉緒が立腹しているという事実も一切ございません」とのこと。
迷惑がかかるところが多いので、この噂を言いふらすのは自重すべきだろう。
なお、似た噂として「赤犬がエースを殺害したことで一部の熱狂的なエースのファンが菅原文太の事務所に突撃し、それに対してクレームが入れられたことで今後赤犬を登場させることは出来なくなった」という噂があり、当WIKIにも掲載されていたが、知っての通り赤犬は現在も登場しており、ガセであることが確定している。


ゴールド・ロジャーが「ゴール・D・ロジャー」だった衝撃から、他のキャラの「ド」もDではないかという噂が流れ、
その煽りを受けて当時フルネームが不明だったドラゴンが「D・ラゴン」ではないかと疑われ、
さらにドンキホーテ・ドフラミンゴ 登場後には彼も「D・フラミンゴ」説が流れ、
「Luffy」「Ace」「Teach」「Ragon/Roger」「Flamingo」と揃ったことで「並べ替えるとRAFTEL」説まで飛躍した。
数年後、法則に合致しないDの一族が増え、ドラゴンのフルネームが判明し、
ONE PIECE STAMPEDE』にてラフテルの綴りも「Laugh Tale」と判明してこの説は消え去った。


  • 『ONE PIECE』のヒグマ生存説&重要人物説

第1話で登場した最初の敵であるヒグマに関する都市伝説。
まず生存説に関しては、公式ファンブックなどにおいて作中死亡した人物には享年が記載されるのだが、何故かヒグマは年齢のみが書かれている。彼は近海の主に食われたものの、出血や食べ残しなどはなく丸のみにされてるので、奇跡的にギリギリ生還できたのでは?という考察も。
当時10億4000万ベリーの大物で既に覇王色の覇気を使いこなしてたシャンクスらから逃げる事に成功したので実は只者ではないかもしれないという意見が多い。その他「海賊を初めて見た」発言など謎が多く、実はただのやられ役の敵ではなく結構重要なポジションのキャラなのかもしれない、という見方をする読者が多いのがこの都市伝説。それゆえ驚きの形で再登場するかもしれないという予想もされてる。
さらに2024年現在、質問コーナーであるSBSでもヒグマに関する質問が何故か今まで一度も採用されておらず、『ONE PIECE』のアレコレをいじる事に定評がある恋するワンピースをはじめとした外伝作品でも彼に関する話が全くないので、ますます再登場するかもしれない重要人物説に拍車がかかっている。
ある意味、先述の『名探偵コナン』の「あの方=阿笠博士説」に通ずる所がある。ネタ的な意味で。


奇面組に「北殿軒戻樹ほくとのけんもどき」というマンマなパロディキャラが登場したため、一堂零と名前の読みが同じで初登場時は顔が似てないでもないレイはそのアンサーなのではと言われてきたが、
北斗の拳の原作者である武論尊が北斗の拳の公式ページにて直々に否定した。


  • 『北斗の拳』のアミバは本物のトキとして出す予定だったが変更された

当初は3人の兄を次々と撃破していく構想だったが、「兄弟全部が悪人というのはどうか」という編集の意見からトキを善人として設定変更し、「悪人のトキ」は偽物「アミバ」だったというストーリーになった、という噂。
ジャギがケンシロウに兄の生存をほのめかす際の呪詛めいた言葉がトキが善人とは思わせない口ぶりであること、いざ戦闘になるとその技のキレに驚嘆するケンシロウ、トキが医学の道を捨て暴力に走ったきっかけのエピソード、
トキの証明である背中の傷のエピソード、といった形でトキとしてのアイデンティティを丹念に補強していったにも拘わらず偽物であることの判明は急で伏線が全く無いことや、
後に登場する本物のトキは重病人でありそれをケンシロウも知っていたことから健常なアミバをトキと誤認するのに無理が生じている(=トキの人物設定のさらなる後付けが行われた)こと、
『北斗の拳』自体が長期連載を見越した計画的なストーリー展開をせず後付けの設定や矛盾が多数存在する(というかトキの存在そのものがそれである)ことなどから、
説得力は非常に強い内容であるのだが、公式に明確なソースが示されたことがないので真偽不明となっている。
いずれにせよ、偽物設定の影響でアミバがネタキャラとして妙な人気を獲得してしまったのは疑いようもない事実であろうが。


実写ドラマ「北斗の拳」の撮影を描くという設定のスピンオフ作品『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』においてはこれを意識したのか、アミバは当初「本物のトキ」として撮影が行われたが、撮影現場の事情でアミバに設定変更される展開となっている。


なお、アニメ版でアミバの正体暴露&撃破回のタイトルが「ふりかえる過去はない! ただ悪を憎みトキを撃つ!!」となっていることから、
「土壇場までトキ設定だったのでは?」の根拠に挙げられることがあるが、この放送(1985年7月18日)の時点でとっくに原作ではアミバの正体はばれて撃破済みである。
(アミバ編は1984年の35号から41号までで、半年以上の間がある。)
むしろアニメ版では後のトキの容姿に合わせてアミバも白髪にデザイン変更がされる、レイとは別のかつての同門という設定のオリジナルキャラを配置することでレイが正体を看破するきっかけになるようにするなど、原作の展開をフォローする調整が行われている。


  • 『北斗の拳』のマミヤのヨーヨーやジャギのヘルメットはドラマ『スケバン刑事』の歴代麻宮サキの武器や二代目サキのヘルメットのオマージュ

同様に前後関係から無理がある例。
マミヤとジャギの登場はそれぞれ84年16号と29号、『スケバン刑事』の放送開始は85年4月11日(北斗の拳のアニメ化より遅い)ので予知能力でもないとオマージュできない。
マミヤの方はまだ「原作漫画(1976年から1982年)の『スケバン刑事』のオマージュ」とも取れるが、原作漫画では二代目サキが出てこないのでジャギのヘルメットはどうやっても無理。


都市伝説というか、『ジャンプ』連載時の最終回が、そうとしか受け取れない内容であった為に、確定事項とされていた話。
アニメ化もされた80年代を代表する人気ギャグ漫画が最終回にして、第一話冒頭に戻る展開(社会人→中学二年生)と、主人公の奇面組を含めた多くの登場人物たちが、ヒロイン河川唯かわゆいの空想(妄想)の産物としか思えない内容には、当時から多くの批判が集まった。
しかし、後に作者の新沢基栄は雑誌インタビューにて「正直、夢オチと言われるのは心外」と明かし、まさかのループ物(意訳)であったことが明かされた。
この発言が本当に意図していた物の通りなのか、批判を受けて結末を転換したのかは想像するしかないが、後の愛蔵版と文庫版にて、主人公である一堂零のシルエットが描かれ、奇面組は空想上の存在ではなく、きちんと実在している(そしてこれから同じようなドタバタを繰り広げるであろう)ことが確定した。
よって、夢オチであるとする結論は誤りとなる(まぁ、描写的に「予知夢」「正夢」という意味で夢オチの亜種と取れないこともないのだが、少なくとも安易な夢オチだと批判されるようなものではなかったことは確かである)。


テニスの王子様』時代に全日本テニス振興会より「テニスへの誤解を招く」として「テニス」という名称の使用差し止めを求められたという。
しかし全日本テニス振興会という団体は実在せず、ニュースを装った個人サイトのジョークが広まったもの。後日、同サイトには風説の流布で作成者が逮捕というジョーク記事が掲載された。
なお、本作で行われているスポーツを「テニヌ」と呼称することがあるのもこれが元ネタ。


ちなみに日本テニス協会という組織は存在し、
アニメ版のテニスの王子様には「日本テニス協会推薦」のクレジットまでなされている。


現在該当するとされているのは「一時停止」、「巻き戻し」、「スキップ」「再生、早送り」「ダビング」の5つ。
しかし最後の「D4C=ダビング」は流石にこじつけ感が拭えず、かと言って7部を含めないのなら「6部までのラスボスは時間に纏わるスタンド能力を使える」とも言い換えられるので、実際にはビデオデッキが元ネタと言い切ってしまっていいかは微妙なところ。巻き戻しなら7部にも居るが、ラスボスではないし…。


都市伝説というか、初出時のアナスイが誰がどう見ても女性でしかなかったため、自然とこう言われるようになった。
初出時のアナスイとデザインが固まった後のアナスイを比較すると別人レベルどころか明らかに性別が違う。
ただ、もともとがどういう設定だったのかも、本当に女性から男性に変更されたとしてその理由がなんだったのかも明らかにはなっていない。
一応アナスイの能力的に、自分の性別を変更することもできなくはないので、世界観的に矛盾なくこの外見の変遷を説明すること自体は可能。とはいえ、このように考えたとしても「なんでそんなことしていたの?」という根本的な疑問は晴れないままだが……。


ジョジョの考察でよく出る都市伝説。ネタバレになるが、サンドマンは白人がつけた名前で本名はサウンドマンであると本人は語っている。
ぶっちゃけて言えば同じ部族の者も姉もサンドマンと呼んでいるのでどう考えても後付けなのだが、並行世界から連れてきたと考えれば名前が違う事や初期の頃とスタンドのデザインが違うことも説明がつくためしばしば語られている。


原作ストックが尽きたために放送されたドーマ編は「心の闇」を題材にカードゲームを通じた世界規模の危機が描かれ、その中での原作にない主人公の敗北や設定の矛盾、
現実のOCGでは考えられないほどインフレしたオリジナルカードによるデュエル、それらを含めたネタとしての濃度や続編における展開の雛形となった要素の数々等から賛否が分かれる内容であるが、
それについて原作者が高く評した、とする都市伝説。
現在のところ、それを示すソースが明示されたことはなく、内容に対して「考えさせられた」という言葉については185話の予告で杏子が発した言葉であり、ここから尾鰭がついたものか。


作者が実際にドーマ編(並びにアニメオリジナル展開)の内容をどう感じていたのかは明らかではないのだが、上記のネタ的な人気がニコニコ動画をはじめとするネット上で大きく広まったことに対して、
集英社やOCGの販売元であるコナミ、果ては作者本人がネタを取り入れる姿勢を度々見せているのも、公式サイドからネタ人気を受け入れられている→その大本の一つであるドーマ編が評価されている、と見られる一因だろうか。


ちなみにドーマ編は本作初期からアニメ版脚本として参加し、その後最終章である記憶編を始め以降のアニメ遊戯王で幾度もシリーズ構成を手掛け、シリーズ最多執筆記録を持つ吉田伸が初めてシリーズ構成を担当した長編である。
そういった実績もあってか、作者は吉田伸に対して「自分よりも現在の遊戯王を支えている」と高評価をしている、というのは事実である。


  • 大場つぐみの正体はガモウひろし

最初にぶっちゃけるとこの話に関しては都市伝説というより最早公然の秘密だが一応記載。
DEATH NOTE』でデビューしたという設定の原作者、大場つぐみは過去の経歴が一切不明かつ顔写真等個人が特定できる要素が非公開な上(これ自体は別に珍しくはないが)、新人にして話作りが上手すぎたり、読み切り段階で当時既にベテラン作家だった小畑健を作画に付けられる等編集部からの扱いも妙に良かったため、ヒットを飛ばした作家の別名義なのではないかと疑われていた。
そして『DEATH NOTE』作中にある描写や作風の共通点から正体は『とっても!ラッキーマン』の作者ガモウひろしではないかと『DEATH NOTE』連載当時からまことしやかに囁かれてはいたが、『バクマン。』で一気に知名度を上げた都市伝説。


●『バクマン。』に登場する主人公の叔父(故人)の漫画家、川口たろう(本名:真城信弘)の経歴がガモウひろしによく似ている。
●その川口の代表作『超ヒーロー伝説』に『とっても!ラッキーマン』に登場したキャラクターが名前もエピソード内容もほぼそのままで登場している。
●英題の「BAKUMAN」の下部分を隠すと「RAKIIMAN」。
●文庫版『ラッキーマン』での「絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』と文庫版『ラッキーマン』だけでどうやって生計つないでいるのか」という質問について「それ以外の活動は一番聞いてはいけないこと」と意味深な回答をしている。
●『でたぁーっ わんつーぱんつくん』にスターシステムで『ラッキーマン』などのキャラも出ているが『DEATH NOTE』由来のネタも紛れている。
●『でたぁーっ わんつーぱんつくん』の帯に大場つぐみが推薦コメントを寄せているが、妙に馴れ馴れしく自演くさい。
というかバクマン。の単行本に記載されている大場つぐみのネームの画風がガモウひろしそのもの。
2003年デビューの漫画家という触れ込みなのにジョジョ連載25周年記念企画で大場が寄せたコメントに「ジャンプ掲載前のジョジョ4部の生原稿を見せてもらった事がある」という発言がある*14


など、状況証拠が非常に多いので、ほぼ確定的に扱われている。
『大場つぐみ=大×組(打ち切り経験者)』という考察もある。
正体を隠した理由としては「ガモウひろしとしての作風と『DEATH NOTE』の作風がかけ離れ過ぎているため、原作者名で変な先入観を与えないように」とされる事が多い。
なお、集英社もガモウひろし本人も否定も肯定もしていないが、こういった作家のイメージに関わる噂や都市伝説が発生するとすぐに声明を出したりする集英社が特になんのアクションも起こしていない辺り隠す気もなさそうである。
他にも『BLUE DRAGON ラルΩグラド』の謎多き原作者、鷹野常雄の正体は大場つぐみの別名義=ガモウひろしとする説もあるが、こちらは2chでガモウの息子を名乗る人物が肯定したぐらいで確たる証拠はない*15


続編である「真説」の連載終了後に連載されたスピンオフ漫画「ふわり!どんぱっち」の続編「ほんのり!どんぱっち」最終回での描写から広まった都市伝説。
首領パッチが本編世界からやってきたボーボボと遭遇し久方ぶりに語らうのだが、この時首領パッチ自身も本編世界から転移してきた本人と確定。
「バカなりに悩んだ結果ハジケられなくなった」ことがボーボボにより語られており、あの意味不明と理不尽の権化だった首領パッチをしてそうさせるだけの何かが起きた事が示唆されている。
加えて彼はこの世界に居続ける理由として「ここにはビュティとヘッポコ丸がいる」という事をしんみりと語っていた。
ボーボボによれはあのあと毛刈り隊との戦いは続き、劣勢を強いられ続けているとの話もあり以上のことから「真説」終了後に二人は死んでしまったのではないかとファンからは推測されていた。


しかし長い時を経て2021年秋、渋谷マルイで開催された「ボボボーボ・ボーボボ展」に作者である澤井啓夫のコメントが掲載。
「原作漫画のあとボーボボたちはどうしているのか」という多く寄せられた質問に対し「いつものメンバーで楽しくハジけた冒険を続けています」と回答した。
しっかりビュティとヘッポコ丸の名前もあり、これによって二人の死亡説は公式に否定されたと言える。とはいえ結局首領パッチがなぜハジけられなくなっていたのかは謎だが。


ジャンプ編集者の対談記事で「読者に最も近い新人は重要」という話題の流れで鳥嶋和彦が「作家にしても連載を続けて3回失敗したら、もう無理。その作家に関しては可能性がない。『ジャンプ』においてはね」と発言するなど、
ジャンプ読者の間では半ば常識に近い扱いを受けている有名な話でバイバイジャンプ、3アウト制とも呼ばれる。
前者の元ネタは『七つの大罪』で有名な鈴木央のジャンプでの最後の連載作品『ウルトラレッド』内でTシャツの柄として登場したもの。
実際3回打ち切られて以降音沙汰のない作者や4回目から他誌に移った作者は極めて多いが、これ自体は公式で言及されたものでもなく、明確な証拠も存在しない。
さらに言えば「打ち切り」の定義自体もかなり曖昧で、短期打ち切りのみを指すにしても「どこまでなら該当するのか」も不明。
一作連載しただけで消えていった漫画家も多数いるので、逆に「3回までなら大丈夫」ということもないだろう。
有名な説とは言え信憑性には大いに疑問が残り、結局のところ都市伝説の域を出ない俗説である。
ただ、常識的に考えれば複数本の連載を終わらせてしまった作者には、編集部の評価の目も厳しくなるだろうことは容易に想像できるので、「3回」という明確な基準があるかは別として打ち切られた作者が連載再開を目指すには余程魅力的な作品を作らなければ難しいという事実はあるのかもしれない(これに関してはジャンプに限った話ではないだろうが)。


なお『タイムパラドクスゴーストライター』*16の最終巻単行本描き下ろし「いつかのいつかまで」にてこの都市伝説について触れられ、編集に「ベテランと新人が同じレベルの作品を描いてきたら新人を優先する傾向があるから(ベテラン作家は)ハードルが上がっていくとは思うけど」と否定されているシーンが存在する。
もちろん漫画内での発言のため正式なソースとはなり得ないが、この描き下ろし単行本のおまけ、即ち本来単行本購入者への特典であるにも関わらず「ジャンプ+」にて無料公開されているという異例の扱いをされており、ジャンプ編集部からのこの都市伝説の実質的な否定と見ることもできる。編集部としては打ち切り基準をあまり明らかにしたくないが、それでもこの都市伝説についてはあまり肯定されたくなかったのかもしれない。


参考までに週刊少年ジャンプにて4本以上の連載経験のある作者(すなわち3アウト後に連載した実績のある作者)はつの丸等複数の作者が存在し、車田正美と桂正和に至っては6本もの連載(つまり5回の連載終了を経ての連載)を経験している。逆に3アウトを待たずに移籍した作者には大亜門、大江しんいちろう等が存在する。


都市伝説というか、概ね事実であるがその理由については「読者層の傾向の問題」「アンケートシステムとの相性の悪さ」「編集部が前向きでない」「単なる偶然」など、あまりハッキリとした説明付けができていない。
少なくとも、『名探偵コナン』を抱えるサンデー、『金田一少年の事件簿』を抱えるマガジンと比較すると明確にミステリー漫画の層が薄いのは間違いない。
魔人探偵脳噛ネウロ』は「推理ものの皮を被った単純娯楽漫画」と作者本人が明言しており、『DEATH NOTE』はミステリーというよりはサスペンスである。
比較的正統派なミステリーである『人形草紙あやつり左近』が比較的早期に打ち切りを食らっているのもこの都市伝説を後押ししている感はある。



  • 赤坂アカは「君は完璧で究極のゲッター」の作者をブロックしている

【推しの子】』の原作者・赤坂アカは『【推しの子】』のアニメ版の主題歌「アイドル」が『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の主題歌「STORM」に変わるMADムービー「君は完璧で究極のゲッター」の作者をブロックしているという噂。
しかしこの件は赤坂アカ本人が否定しており曰く「自身はファンアート作品に寛容な方の原作者だと自称しており、金儲け目的のパクツイアカウントはよくブロックしている」とのこと。


二次創作や掲示板などで度々この説が語られる事がありニコニコ大百科やpixiv百科事典にもそう書かれているが明確なソースは存在しない。
ファンブックにも移民との記述は一切なく、映画『ザ・ロストタワー』でもカカシの下忍時代にはすでに一楽が存在している。



秋田書店作品

  • 『バキ』の範海王は範馬勇次郎の息子として設定されていたが、読者に予想されたので設定が変更された

『グラップラー刃牙』シリーズの第2部『バキ』の「中国大擂台賽編」に登場したキャラである範海王に関する都市伝説と言うか噂及び考察。
範馬勇次郎は世界中に自身の子供が存在する事を示唆しており、同シリーズの伏線要素として扱われている(シリーズが長期化した現在は半分放置された死に設定と化しているが)。
そんな中で、かなりの実力者として登場し、露骨に「範」の名字を持つこのキャラは中国における勇次郎の息子の一人であると当時の大半の読者に予想された。
しかし、実際にはマホメド・アライJrにかなり情けない形で瞬殺ノックアウトされ、その後特に掘り下げられることもなく終わり、多くの読者は唖然となった。
そして、一部の読者から「範海王は元々勇次郎の息子としてシナリオを考えていたが、急遽設定を変えたのではないか?」という考察が出回り始めた。
これは、漫画の作者である板垣恵介が読者の予想を裏切ることに熱意を注いでおり、時には編集者と打ち合わせた話すら土壇場で変更するという作風からも、噂の信憑性が強くなった。


しかし、「シナリオ変更ではなく、最初から名前で範馬一族との関連性を読者に予想させてからそれを裏切るためのブラフとして用意されたキャラ」という意見の方を有力視する声も多い。
ここまで露骨な名字で出しておいて「読者に予想されたので設定変更」というのも妙な話だし…。



講談社作品

『空想法律読本』や『石ノ森章太郎論』など考察本にもこのように書かれていることがあるが、
10月計画の項目にも書かれている通り、「日本政府による洗脳システムが完成したところをショッカーが襲撃して乗っ取った」のが真相で、
日本政府も悪事を企んでいるもののショッカーとは敵対しているというのが正しい。
一応その根拠はビッグマシンの言葉だけなので「黒幕が日本政府であることを伏せるために部下が嘘をついた」と考えることもできなくはないが
ビッグマシンはそのセリフの中で日本政府に責任をおっ被せてショッカーを正当化しているので、ここは言葉通り受け取るのが正解だろう。


  • はじめの一歩』 の作者である森川ジョージは何度か交代している。

ストーリーの作風が大きく変わるポイントが何度かあり、そのたびに作者が交代しており
現在の作者は4代目(5代目とも)と言われている。
無論そんな事実はないが、実際話の作りが大きく変わったと感じられることもあり、このような珍説が生まれたのだろう。


それぞれの作風

・初代…連載を開始した本人。ストーリーは幕ノ内一歩の成長物語としてのウェイトが大きい。
・2代目…全員が主人公という流れに舵を切り、脇役にもスポットを当てたり掘り下げを行う。
名試合と呼ばれるものは2代目時代がほとんど。しかし同時に話を膨らませすぎて自分で収拾を付けられなくなってしまう。
・3代目…2代目に師事、2代目が広げ過ぎた風呂敷をたたむ役割を担う。板垣をメインに据え「板垣の成長物語」と舵を切る。
一方で引き延ばしが顕著になり、試合などは先週号がまた載ってるのじゃないかと言われるほどになる。
・4代目…3代目に師事する。それまでの作者がそれぞれのカラーを持っていたのに対し、独自のカラーが感じられない。
また、これまでの設定が無視されることも多く「4代目は一歩を読んだことがないのでは?』との疑惑も持ち上がる。

  • 『スーパーくいしん坊』の「え!!おなじ値段でステーキを!?」のページは乱丁で左右が入れ替わっている

「作品名は知らないが、なぜかよく見るあの画像」で地味に知名度がある「え!!同じ値段でステーキを!?」の画像。
簡潔に話の流れを説明すると、近所に安くて美味いと評判のステーキ屋ができたので、偵察がてら食べに行った食堂を営む主人公と父親だったが、その店のコックから「こんなに安くて美味いステーキを出すことはできないだろう」と挑発される。
そこから繋がるのが例の有名な画像なのだが…


コック「まあうちのマネをしようなんてバカな考えはよすんだな」
主人公「できらあ!!」
コック「いまなんていった?」
主人公「おなじ値段でもっとうまいステーキを食わせられるっていったんだよ!」
コック「こりゃあ面白い小僧だ!」「大勢のお客さんの前でケチをつけられたんだ」「こりゃあどうしてもうちとおなじ値段でうまいステーキをつくってもらおう」
主人公「え!!おなじ値段でステーキを!?」


……というもので、どう見ても主人公が自分の直前の挑発的発言を忘れている情緒不安定な奴にしか見えないというもの。
このページの前後を入れ替えると割と自然な流れになるため、「乱丁で前後がひっくり返っているだけで、本来は自然なセリフなのでは?」と見る人も多い。
が、実際の単行本で見ると、この直前のページ及び直後のページと繋げるには、このセリフの流れでないとおかしいので、乱丁の可能性は極めて低いと思われる。
前後を入れ替えると主人公が立った状態で「え!!おなじ値段でステーキを!?」発言→(ここで何故か座る)→座った状態から激高して立ち上がり「できらあ!!」「おなじ値段でもっとうまいステーキを食わせられるっていったんだよ!」と発言する妙な流れになってしまうのだ。
「通常装丁の外側に来るはずの断ち切りが、ページの内側に来ているのはおかしい」と見る向きもあるが、「作者のビッグ錠先生が雑な性分なだけでは?」という反論意見もある(実際他のページでも断ち切りが内側に来ているものがある)。


……乱丁じゃないならこの極めて不自然な台詞はなんなんだと思われるだろうが、主人公の鍋島香介は直情的かつ頭に血が昇りやすく、見え見えの挑発にも簡単に乗ってしまうタイプ   いわゆる「考える前に行動してしまうキャラクター」として設定されている。
敵料理人に挑発される→考えなしに挑戦を受ける→実際にやることの大変さに頭を悩ませる→奇抜な発想で解決』という流れが作品全体のお約束となっており、そういう前提で見れば少なくとも『鍋島香介というキャラの行動』としては特段おかしいわけでもないことがわかるだろう。
そもそもビッグ錠作品キャラは大なり小なり全員こういうタイプである。


+ ちなみに-

こういう話の流れだと、「粗悪な食材を使って誤魔化している悪質な店を知恵と工夫で主人公が打ち負かす」という流れになるのが王道だが、今回のレストランの値段の秘密は「野菜のエキスに漬けて肉を柔らかくする」「多くの支店を経営して大量入荷で仕入れ値を安くする」というもので、別に責められる要素などまるでないごく普通の優良店だったりする。
…コックの態度があまり褒められたものではないのは事実だが、これに関しては主人公が先に他店の名前を付けた自動車で迷惑駐車をした上に厨房内をガン見して咎められるかなり非常識な言動をしている*17のでお互い様であるし、実際そのガン見で技術を盗み取っているので、「技術を盗みに来たのだろう」という非難も全く的外れではない正当なものだったりする。


  • RAVE』や『FAIRY TAIL』で時折見られた一挙2話掲載は、作者である真島ヒロがゲームの時間を確保するために早めに仕上げてストックしておいた原稿が担当者に発見されてしまい、前倒しで掲載されたもの。

業界でも指折りの速筆として知られる真島ヒロだが、同時にかなりのゲーム好きとしても有名であり「ゲームする時間をどうやって確保しているのだろう」という疑惑から生まれた都市伝説。
もし本当ならとんでもなくあんまりな話ではあるが、後に作者自ら「全くの事実無根」「2話掲載の企画は作者が編集かどちらかから持ち掛ける合意の上の企画」「2話掲載までの期間には余裕があるので毎週5ページ余分に描けば1ヶ月で1話分のストックになる」と否定している。いや十分おかしいですよ真島先生
この都市伝説については作者自身も把握しており、最初は笑い話で流していたものの、これが事実と信じている人にとってはマガジン編集部がとんでもない悪者に映っているはずと判断したため否定に踏み切ったらしい。
なお、『RAVE』のある回では古代シンフォニア文字で「いっきょにわけいさいつかれた」と書いてあるお遊びがあり、この事からも作者は元から2話掲載を前提に執筆していたことは明らかである。


ちなみにゲームをやりたいがために原稿を早めに仕上げておくことがあるというのは本当らしく、編集側も承知しているとのこと。
編集としても作者に体を壊されたりモチベーションを落とされたりしたら困るわけでよほどの末期的なブラック体質でもない限り当然であるといえよう。


  • 『時限探偵ダッチマン』はアニメ化の企画があったが、設定変更により『時空探偵ゲンシクン』に変更された

コミックボンボンで連載されていた、タイムボカンシリーズ風の漫画*18『時限探偵ダッチマン』は、
一度扉絵に「ええっ?テレビアニメ化!?」という煽り文が載ったものの、その後何の続報もなく最終回を迎えたという謎があり、
作者のあおきけい&みかまるは2012年にtwitterで「ボンボンと葦プロダクションの共同アニメ企画だが、企画自体が途中で流れて幻の作品となりました」
「いまだに何で突然、企画が流れたのか詳しいことは知らないのですが、おそらくスポンサーがらみの事ではないかと」と語っており、
一年ほど後に同誌には同じくタイムボカン風のアニメ『時空探偵ゲンシクン』のコミカライズが連載されたことから
「ダッチマンのアニメ化企画がゲンシクンに変わった」とボンボン読者の間でまことしやかに語られている。
2020年にtwitterでダッチマンの話題にこの両作品の作者同士も『ゲンシクン』の山中あきら「私も似たようなのやったなぁ。」あおきは「タイトルからして似てましたね。あの当時タイムトラベル物は企画が通りやすかったのかも。」と会話している。


最初のライバル、OZプライズの「星屑の三騎士スターダストナイツ」の一員クラーツ・シェルヴィ
長髪で細身ではあるが特に女性的な趣味は見られないにも関わらず乗機のレオール
(細いウェストや脛は「軽量化のため」、長い髪は「操縦者に合わせて」と説明できなくもないが)
踵がハイヒール胴体のカラーリングがビスチェ状などなど必要以上に女性的であるために、しばしばこのように語られる。
ガンダムエース誌上でのインタビューではメカデザイン担当でもある作者は「トラゴスの意匠を取り入れたレオンに対して、レオールはエアリーズの意匠を取り入れた」と語っている。確かに少々尖っているもののよく似ているので頷ける話である。
一方で「実は企画やメカデザイン時点ではどこの世界観の外伝になるか決まっていなかった」という話も出ており、アフターコロニー作品なのにガンダムグリープ*19がバスターメガ粒子砲なる宇宙世紀作品のような武装を持っていることといい設定面については相当遅い段階まで定まりきっていなかった可能性が高い。そのため、連載直前まで女性ライバルが登場する予定だった可能性も否定できない。


  • 『闘神デビルマン』と『Zマジンガー』は同じ企画から枝分かれした漫画

コミックボンボンで連載された漫画『闘神デビルマン』について、2018年に作者の岩本佳浩(漫画家)がtwitterで「前連載後にマジンガーZの漫画を描く企画を頂きましたが、気がつくとデビルマンを描いていた」と証言し、
前連載こと『ロックマンX(漫画版)』最終回が97年7月号、『闘神デビルマン』の連載開始が98年11月号で、その間の98年9月号から『マガジンSPECIAL』で永井豪によりマジンガーZのリメイク漫画『Zマジンガー』が連載されているため、
一部ではこの二作品に何らかの繋がりがあるのではないかという噂もあるとか。



その他

  • 『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造は指が本体

「凶暴化した客に喪黒が「ドーーーーン!」の姿勢のまま殴られるが、
その顔はハリボテで「ドーーーーン!」の指に本物の顔があった」という話。
『笑ゥせぇるすまん』関連作品全てにおいてそのようなシーンはない。


  • ゴルゴ13』の最終回の原稿は既に執筆されており、金庫に保管されている

この原稿はさいとう・たかをが他界したときに発表され、『ゴルゴ13』が完結する、という噂だが、これに関してはさいとう・たかをがはっきり否定している。
『ゴルゴ13』の最終回に関しては、既に作者であるさいとう・たかをの頭の中にまとまっているという話だったが、後にインタビューで「『ゴルゴ』は私の手を離れました。最早、私が止めるとか、続けたいとか言えるものでは無いんです。読者か雑誌が止めろと言うしか止められなくなりました。」と語っており、仮にさいとう・たかをが他界したとしても、それが『ゴルゴ13』の完結に繋がるかどうかはわからない状態となっていた。
そして2021年9月24日、さいとう・たかをは逝去したが、ゴルゴ13の連載はその後もプロダクションが継続することが発表された。


ちなみに同じようなパターンの話として、「尾田栄一郎は万が一に備えて『ONE PIECE』の打ち切り最終回用の原稿を用意している」という物がある。
こちらは内容*20にも言及される事が多いものの、やはり原稿の実在は確認されていない。


これらの噂の元ネタは、ハリー・ポッターシリーズの作者J.K.ローリングが早い段階から最終巻の最終章を書き終えており、金庫に保管していたというエピソードだと思われる。


2000年頃、当時のワイドショー『ルックルックこんにちは』においても報道されたが、発売元の白泉社に問い合わせたところ否定されたという。
このとき実際に制作された、堂本剛演じる主人公が大型犬を飼い獣医学科を舞台としたドラマは『愛犬ロシナンテの災難』だった。
しかし一部ではワイドショーの報道を単なる誤報とは見ず
「原作者が当時小学館で連載していて白泉社と揉めていたためにドラマ化の許可が下りず、キャストや基本設定は今更変えられなかったため『動物のお医者さん』と対照的な「動物の死」を主題とした作風にして、原作無しのオリジナルドラマへ変更した」
などという伝説が囁かれている。


2013年に15回目の休載を終え、8年ぶりに連載が再開された『FSS』であったが、これと同時に今までお馴染みだったMHの存在そのものが『FSS』の設定から抹消され、大まかなデザインラインのみ踏襲した全く別のメカであるGTMに総入れ替えという創作史上稀に見るレベルの設定改変が行われた。
GTMのあまりにも先鋭的過ぎるデザインも手伝って大きな賛否両論を呼んだが、同時に一部のファンの間で「MHの商標を別企業に取られたので、代わりのメカとしてGTMが生み出されたのではないか」という噂が囁かれるようになった。
ゲームライターとして知られ、2019年にこの世を去った大塚ギチが生前最期のインタビューで「版権を管理していた企業との縁が切れたのでMHの名前を使えなくなった」と語っていたことも噂を後押ししていたのだが、同年5月にTwitterの永野護作品公式アカウントにて


「どっかのアホが死に際のインタビューでデタラメなことしゃべりやがったおかげで訂正せざるを得ないので、訂正ツイートをします。
『ファイブスター物語』の権利、商標は連載開始以後、作者・永野の手元を離れたことは一度もなく、2004年まではトイズプレス、以後エディットが管理してます」
「二次商品化の許諾等も一貫して永野本人が行っており、『商標を取られたからメカがGTMになった』などということはあり得ない話です。
旧トイズプレス、関係各位に対しても誤解を招くようなことを作者自ら否定しておきます」
「物語のロボットが変わったり、『花の詩女』のソフトが出ないのは一貫して今まで言ってきた理由だけです。
『古くさいメカなんて飽きた』『映画は映画館で見ろ』それだけです」
「ということで、糞ギチ! お前あの世にいってもまだオレ様の手を煩わすか?}
いずれそのうちオレ様もそっちいくから、その時ヤキ入れてやるから覚悟しとけボケ!!
あと、オレ様が貸した金返せ! ボケェ!」
(以上、文・永野護)

とのコメントが投稿され、この噂がデマであることが作者本人の口から明言された。
因みに大塚の該当インタビューは、インタビュアーであるフリーライターの野口智弘のnoteに投稿されているが、現在は永野からのコメントを受けて「『FSS』に関する大塚氏の言及は事実と異なる内容である」という旨の注釈が追加されている。



追記・修正は、サザエさんの最終回を発掘できた方がお願いします。


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  • ここからの独立 -- 名無しさん (2018-03-12 10:39:41)
  • ドラえもんのバラバラボタンは、分かいドライバーだけじゃなくて人体取り替え機(人体の一部を相手と交換する道具、オチでキメラ化したのび太が登場)とも混同されてる気がする -- 名無しさん (2018-03-12 16:07:02)
  • ショッカーに関しては後発の作品で政府関係者にメンバーが居たりするな -- 名無しさん (2018-03-12 16:19:08)
  • ↑概ねビッグマシンの言葉であってるとは思うけど、どこかの考察ではビッグマシンの発言が真実かどうかが微妙としてたところがあったな。(続編とされる)仮面ライダーEVEでは人間臭い面も見せてたビッグマシンがもしそれ以前から嘘をつけたならショッカーと日本政府の関連を有耶無耶にするために嘘をついた可能性もあるし、そもそもそれまで人間と他生物の融合怪人が主力だったショッカーが、幹部とはいえいきなりコンピューター連動型機械人間を派遣したのは、他の怪人とは違ってビッグマシンが日本政府よりの部署から派遣された可能性があるとか。大昔に見たのでソース不明な与太話だが。 -- 名無しさん (2018-03-12 17:59:06)
  • スーパーマンの呪いと似たものに、子連れ狼の大五郎を演じた子役は大成しないってのを聞いたことがあるな。 -- 名無しさん (2018-03-13 18:25:30)
  • 銀魂の作者である空知さんは預言者である....。今のところは、新しい予言の的中はないけど。 -- 名無しさん (2018-03-13 22:14:17)
  • ゴルゴ13の最終回に関する都市伝説も追記希望 -- 名無しさん (2018-03-14 00:59:49)
  • ゴルゴ13の最終回は既に描かれていて金庫に保管されているとか聞いた -- 名無しさん (2018-03-14 09:58:08)
  • ↑ハリーポッターの原作者も死の秘宝の終盤の展開はそうしてたんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2018-03-25 18:09:31)
  • スーパーマン絡みの話は、どちらかと言えば実写作品絡みの話題だと思ったので、SF・特撮編の方に移項します -- 名無しさん (2018-03-26 07:01:31)
  • フェアリーテイルがたまに一挙二話三話掲載されたのは作者が遊ぶためにためて隠したストックを担当が見つけて掲載した噂 -- 名無しさん (2018-04-15 11:41:22)
  • カービィのはコロコロアニキで復活したってえし、このページもそう修正した方が・・・。 -- 名無しさん (2018-05-10 14:47:54)
  • ルフィやゴンの母親の登場もデマらしいな -- 名無しさん (2018-06-28 22:02:53)
  • クレヨンしんちゃんの最終回のデマって、松坂先生の例のエピソードより何年も昔からあったデマだから、こじつけに過ぎると思うんですがそれは… -- 名無しさん (2018-07-24 23:23:09)
  • あぶさんに何度助けられたの発言は伊集院が深夜のラジオでいってた 対談だかインタビューだかたまたま会った時だったかの時にそう言ってたらしい ギャグのつもりかマジなのかは不明(伊集院は本気で言ってた扱いしてた) -- 名無しさん (2018-07-24 23:43:17)
  • 連続で済まんが、何度助けられたんだってのは「そのとき思った」ことであって、実際には言ってないみたい -- 名無しさん (2018-07-24 23:48:06)
  • あたしンちの母の本名は立花翠(旧姓:今治)というのもあったな。作者自身が本名ではなく歯痛薬の今治水からもじったペンネームだと公言したけど。 -- 名無しさん (2018-09-11 12:55:35)
  • 北斗の拳の「アミバは元々本物のトキの設定だった」 -- 名無しさん (2019-01-11 14:11:21)
  • あとで設定を変えた系はキリないから一纏めにでもしてほしい。バキだけ特別みたいに見えるけど…あとごちうさの件は完全に内輪のネタでは?ただ単に面白がってやってるだけであって -- 名無しさん (2019-01-11 14:59:00)
  • あとごちうさに関してはあんまり大きくしすぎると変に誤解を受けるような内容だから書かないほうが良いんじゃないかと思う。今の御時世だといろいろな方面で迷惑をかけかねない内容だし -- 名無しさん (2019-01-11 15:02:22)
  • ワンピ絡みだと、作者が「ワンピースは(思い出とかそういう抽象的な物じゃなく、ちゃんと目に見えるような)形あるもの」と名言している...って情報がソースもないのにやたらと出回ってたな -- 名無しさん (2019-01-21 06:21:12)
  • ↑ つい最近明石家さんまとの対談で名言したってニュース記事なら出たけどな -- 名無しさん (2019-01-21 10:09:56)
  • はじめの一歩の件は、作者変更ではなく、ただ単に編集が変わっただけでは無いだろうか。「ジャンプとマガジンは編集の権力が強く、話の大筋の大半は編集が考えている」というのは結構有名な『都市伝説』だし。 -- 名無しさん (2019-02-04 14:37:15)
  • 独裁者ボタンの話なんて聞いたこと無いけど皆はどう? -- 名無しさん (2019-03-19 17:40:13)
  • ↑都市伝説っていうかこれ単なる道具名の覚え間違いでは?これって単純に「どくさいスイッチの話は単行本未収録」ってだけの話では? -- 名無しさん (2019-03-19 17:45:24)
  • いやこれ、否定したい作者の後付けじゃないの?ホントにループものなら主人公が出てなかったとかありえないわ・・・ >後の愛蔵版と文庫版にて、主人公である一堂零のシルエットが描かれ -- 名無しさん (2019-04-14 14:22:08)
  • ↑否定したい作者の後付と言うけど、作者が否定しているなら違うってことじゃん。それが後か先かなんて関係ない。 -- 名無しさん (2019-04-14 14:50:58)
  • ↑まあ、普通に考えるなら作者の意図と反する解釈をされて意図かより明確になる様に変えたって事だろうな。 -- 名無しさん (2019-04-14 15:52:38)
  • 「大場つぐみは名の知れた人物の変名」というのも確か未だ誰でも検証できる証拠は出てないから都市伝説かな? -- 名無しさん (2019-04-18 22:31:46)
  • ジョジョ四部の「幼少期の仗助を助けた不良は未来からタイムスリップして来た仗助自身」ってのも入れてほしい。作者直々に否定されたり別の作者の公式小説で小ネタとして使われたり結構有名な説だし -- 名無しさん (2019-04-25 21:12:42)
  • ↑2 小畑健の息子が2chでばらしてたから証拠(証言)はある。本人証明で次回作のことを言ったけど合ってたので信憑性はきわめて高い。 -- 名無しさん (2019-05-20 12:47:17)
  • ドラえもんのバラバラの話はこの項目見るまで知らなかった。「またかああああああああぁぁぁ!」どころではないwwww -- 名無しさん (2019-07-14 10:15:02)
  • つの丸先生は4回連載してるからバイバイジャンプがガチかどうかは正直怪しい -- 名無しさん (2020-04-15 22:36:23)
  • クレしん最終回と似た話で、あさりちゃんの最終回もある。もっとも、あれはファンが想像した物を作者が直々に漫画化したうえで否定した物だが。 -- 名無しさん (2020-04-15 22:51:19)
  • バイバイジャンプを信じている奴は「桂正和」で一度ググってくるべき、スリーアウトルールなんざ真っ赤なデタラメであることが一発でわかるから -- 名無しさん (2020-04-19 21:18:17)
  • バイバイジャンプ説の卑劣なところは4回以上連載してる作者については「打ち切りじゃない」って言い張ることで強引に矛盾を否定するところ。その一方で32巻も続いてアニメ化までしたマンキンは(3アウトに収まるから)打ち切り扱いするというダブスタがまかり通ってる -- 名無しさん (2020-05-17 01:08:00)
  • え?!男だったの?!ってネタにしてるから、アナスイは別に女性で行くつもりだったってわけでもなさそうな気がするな。アナスイのスタンド能力的に出来なくもないし。 -- 名無しさん (2020-07-01 14:08:40)
  • ラスボスは時間に関係する?みたいな噂は聞いたことあるけど、ビデオデッキに関係するなんて話しあったっけ?そもそもビデオデッキみたいなスタンドのムーディ・ブルースが5部で出てるし -- 名無しさん (2020-08-20 16:31:37)
  • それならラスボスじゃないのに時間に関連した能力が出てきたら逆に不自然になるよね、マンダムとか -- 名無しさん (2020-09-04 08:53:39)
  • ちなみに架空の漫画家だけどバクマンでも3回打ち切られた後に連載を始めてたりする -- 名無しさん (2020-09-04 09:09:49)
  • ↑そんなのあったっけ? -- 名無しさん (2020-09-04 09:29:30)
  • マンダムはビデオデッキとは関係ないと?スキップ機能がオッケーなのに -- 名無しさん (2020-09-04 09:32:38)
  • 毎週5ページ余分にってさらっと言ってるけどかなりおかしいぞ、鳥山先生だって毎回15ページで無理すれば17ページいけるってペースだし -- 名無しさん (2020-12-14 18:29:25)
  • 漫画ならず道にさいとうたかを氏へのインタビューあったね。ゴルゴ13は代表作みたいな扱いされてるけど描いてて面白くないって、計算で描いてるとか。逆に描きたい奴はあるけど当時はスケジュール的に無理らしくマネージャーがカメントツさんへ止めに入ってたな -- 名無しさん (2021-01-14 21:31:04)
  • ↑4 疑探偵TRAP、タント、PCPに続いて作中最後の連載のリバーシは4本目になる -- 名無しさん (2021-03-14 10:11:29)
  • 金色のガッシュのクリア編のデマもこれに該当するんじゃねぇかな -- 名無しさん (2021-03-22 11:46:40)
  • ↑11 3アウトの噂は大抵の場合「3回も失敗したらもう居場所はない」って話だから、長期連載の末の打ち切りは十分成功した(会社的に儲けた)作品扱いされるのも当然かなって思う。マンキンについては勝手にバイバイに入れてる方が悪いように思う。 -- 名無しさん (2021-05-16 13:30:19)
  • 荒木先生はあとになって設定を変えることは珍しくないし、アナスイに関しても後の展開は後で思いついたから男性に変更したみたいな経緯だったりするのかもね。 -- 名無しさん (2021-09-29 22:24:56)
  • ゴルゴの最終回、さいとう・たかを氏が亡くなられたが連載はプロダクションが継続ということで、ここに書いてる通りさいとう氏の逝去で終わる作品ではなかったな。しかしさいとう氏の中にあった最終回構想、どんなものだったのだろうか… -- 名無しさん (2021-09-29 22:30:18)
  • 読売新聞に載ってたさいとう・たかを氏追悼記事では本人からゴルゴの最終話金庫入りを否定された、との証言があったな。最終話構想は二人にだけ明かしていたが、明かしてた二人に先立たれたんで自分の頭にしかないとの証言を得たそうな。 -- 名無しさん (2021-10-01 16:18:50)
  • 「アミバは元々本物のトキの設定だった」説は実際の真偽はともかく金曜ドラマ撮影伝では盛大に採用されそうだな -- 名無しさん (2021-10-15 08:32:36)
  • ツイッターや動画とかでもチラチラと見かける「 エヴァ及び庵野監督 」の「 アレら 」も都市伝説の部類かな?フリーメイソンが由来やら、「 ( スキゾ・エヴァンゲリオンで某声優さんが語ってたらしいのですが、)庵野監督さんは「 宮村優子さんに告白したけど、フラれた 」らしく、これが原因で、旧劇でのアスカの惨劇の要因になった?( 新劇での展開もこれが関与しているとか??) 」とか.....。 -- 名無しさん (2021-11-25 17:51:47)
  • ↑ぼかされてもよくわからんと思う。 -- 名無しさん (2021-11-25 17:57:20)
  • スパイダーマンの話は都市伝説とかじゃなくて、認識の違いによるものでしょ。ここに載せるような話じゃないし、特定の作品が失敗が成功かみたいな話を都市伝説と言い張ってるようなもんだ。 -- 名無しさん (2022-01-13 13:24:31)
  • 「クレしんの作者がネット上に遺した絵がある」という都市伝説(もちろんデマ)のことも載せてほしい。 -- 名無しさん (2022-02-04 15:18:16)
  • 最終回を予め用意するのはポアロシリーズでアガサ・クリスティもやってたね -- 名無しさん (2022-06-24 18:26:38)
  • ひまわりを助けようとしてしんのすけが車に轢かれ死亡。それを悲しんだみさえが描いた漫画が「クレしん」というのもあるがこれも全くのデタラメ。初期は大人向けの下ネタ満載のギャグ漫画でとてもそんなしんみりした展開を考えていたとは思えないししんのすけも一人っ子設定だった、ひまわりが産まれたのは連載始まって数年後だいたい16巻くらい? -- 名無しさん (2022-08-23 23:28:13)
  • 車田正美と桂正和に至っては6本もの連載(つまり5回の連載終了を経ての連載)を経験している 「打ち切り」の内訳がわからないけど、ジャンプ連載作品って人気低迷以外の理由で終えることはなく、同じ作品を未来永劫描き続けるものなのか? -- 名無しさん (2022-08-24 02:39:50)
  • 「石ノ森章太郎は最も多くの作品を描いた漫画家としてギネスに載ってる」と教えたら「打ち切りが多かったんだなwww」とライダーキック4、5千発ぶちかましたくなるアホな発言された事あるから、そういう考えの読者はいるようだけど。 -- 名無しさん (2022-08-24 02:43:11)
  • 真島先生の二話掲載は事実の方がなんかおかしい… -- 名無しさん (2022-09-17 17:04:25)
  • 鳥嶋氏の対談記事の文脈を見ると、「自分は3回続けて失敗した作家はもうダメだと言ってるのに、実際にはそんな新連載が多い」って鳥嶋氏の持論なのは確かだけどジャンプの方針ではないっぽいね。>>https://news.denfaminicogamer.jp/interview/191227f/2 -- 名無しさん (2022-09-17 17:57:58)
  • 最後のアーカードのやつ、調べてもそもそもそんな都市伝説自体が全く出てこないんだけど…考察スレで「無人島に押し込めて空爆」みたいな話はあったけど、主流な説として総意取れてるものでもない一意見だったし、そもそも都市伝説として広がってすらいなかったのでは? -- 名無しさん (2022-10-14 13:33:41)
  • カービィの漫画の件、噂のほうがマシって本気で言ってる?「小学館にいじめられた」と「漫画に対する気力が無くなった」なら後者のほうがマシだと思うけど…(小学館にも風評被害与えてんだし…) -- 名無しさん (2022-11-10 19:38:11)
  • 自分はネット上でまんがタイムきららで連載されてるゆゆ式の都市伝説を見た事がある。確か「ゆずこと縁は唯の手に付けてたパペット人形だった」とかいう内容だったような…まあ作風から見て十中八九デマだろうか -- 名無しさん (2022-11-10 19:51:19)
  • 自分はネット上でまんがタイムきららで連載されてるゆゆ式の都市伝説を見た事がある。確か「ゆずこと縁は唯の手に付けてたパペット人形だった」とかいう内容だったような…まあ作風から見て十中八九デマだろうか -- 名無しさん (2022-11-10 19:53:54)
  • ドラえもんは分解ドライバーに限らず人体バラバラ系の話・道具多い。人間切断機とかだるま落としハンマーとか手足7本目が3つとか、そして普通に単行本に収録されてる。 -- 名無しさん (2022-12-06 10:32:01)
  • >打ち切りを3回食らった作者は 俺の中では「10週打ち切り」を「2回連続で」食らった作者という認識なんだが 実際梅澤・キユはヤンジャン、KAITOはジャンプラに行ったわけで(道元が例外になるが) -- 名無しさん (2023-01-15 21:00:10)
  • あと内水融はSQ行き、北条司はMANGAオールマン行き、ガモウは別名義使用、巻来は微妙に該当しない(「機械戦士ギルファー」は作画だけなので)と状況証拠が多い …と、で次原を思い出したところで詳しい人のツイートを発見 https://twitter.com/utikirimanga/status/1329628081217097731 -- 名無しさん (2023-01-15 21:21:37)
  • 相変わらず永野護は過激だなぁ… -- 名無しさん (2023-02-11 15:19:35)
  • ↑7 犯人がいないからだよ、都市伝説の方だったら小学館を悪者にして気持ちよく叩きまくれたのにそうでないから誰も叩けなくなってそういうのを生きがいにしてる人にとっては最悪の結果になった。まぁ作者をターゲットに据え直して叩き続けてるクズもいるわけだが -- 名無しさん (2023-02-23 12:53:09)
  • ↑そんな込み入った話じゃないだろ。「理由がわかる変異」と「ある日突然起きた変異」なら後者の方が怖い、それだけだろう。 -- 名無しさん (2023-03-17 23:54:51)
  • ↑4 俺も「10週またはそれに準ずる短期打ち切りを複数回」という認識だったんだがなんか普通の連載終了とかをわざと混同させるような変な文になってるな。定義が何たらって短期打ち切りについてはスルーしてるけどいやそこが重要だろと -- 名無しさん (2023-05-19 00:56:39)
  • あと1回2回で消えたのもいるから3回までは大丈夫というのは嘘、というのはストローマン論法の典型だな -- 名無しさん (2023-05-19 01:08:01)
  • 漫画・アニメの都市伝説によっては、一部はアンチがでっち上げた不謹慎ジョークだったりしますね。 -- 名無しさん (2023-09-15 21:59:46)
  • やたら人物名から敬称を消して呼び捨てに書き換えてる人いるけど、何がしたいんだろう…. -- 名無しさん (2023-09-16 01:59:19)
  • 『ドラゴンボールがパチンコ化されてない〜』の記事に「北斗の拳」が何度もパチンコ化される件の事が載っていませんねぇ。 -- 名無しさん (2023-09-19 14:29:38)
  • ↑パチ化してるのはいくらでもあるから北斗だけを載せる意味がないからでは? -- 名無しさん (2023-09-19 15:24:01)
  • だけどドラゴンボールと北斗の拳はどちらも少年ジャンプの作品です。 -- 名無しさん (2023-09-19 15:30:08)
  • 大場つぐみの話ででた、「2chに降臨したガモウの息子を名乗る人物のリーク」の件。内容自体はすごい信憑性あって情報確度が高いんだけど、あの一連のレスはそのこと以上に、ガモウ家のプライベートの話が笑えなくてな・・・ -- 名無しさん (2023-09-20 18:22:35)
  • ↑2関係ないでしょ。北斗の拳がパチ化してるからなんだというのか。他にもパチ化してないジャンプ作品なんていくらでもある -- 名無しさん (2023-09-20 18:30:55)
  • 銀魂の『坂田銀時の出生は天人』ってのもファンの憶測に過ぎないらしい(髪が白いのが判断材料だけどそれだとさっちゃんも薄紫で説明がつかないとのこと) -- 名無しさん (2023-10-25 17:37:35)
  • 結構昔からクレしんの作者はエホバの証人という真偽不明の都市伝説が存在するのだが。 -- 名無しさん (2023-10-27 17:51:48)
  • 打ち切りの定義については先に指摘されたマンキンみたいな例もあるからね、それに短期打ち切りのみを定義にするんならバイバイジャンプの発祥であるばっちょは該当しないことになってしまう。まぁ今や十週打ち切り自体が見られなくなってしまってるので「法則としては存在するけど該当者がいないだけ」と逃げるのだろうが -- 名無しさん (2023-11-18 23:26:37)
  • はっきりとした出処がある以上(ギャグネタ含むとはいえ公式の資料)は「特定意思薄弱~」云々は都市伝説でもなんでも無いと思うよ。 -- 名無しさん (2023-11-22 21:39:00)
  • 『ケロロ軍曹』の都市伝説はある? -- 名無しさん (2023-12-07 19:09:00)
  • 永野護のMH→GTMは都市伝説より事実の方が酷くない…? -- 名無しさん (2024-01-03 05:53:37)
  • ↑そもそもあの人ヘビーメタルについても「構造が同じならガワをどれだけ弄っても結局は同じに見える。エルガイムで二重関節とムーバブルフレームを提案してみたらアニメロボットがそれ一色になったのは複雑な気持ち」って語ってたし、SF系ロボの「リアルな造形」がMHの亜流みたいなのばっかりになってたのも内心嫌だったのかもね -- 名無しさん (2024-01-17 21:06:03)
  • ヒグマに関しては今後わからない限り都市伝説扱いはできないでしょ -- 名無しさん (2024-01-17 21:17:45)

#comment

*1 こちらはてんとう虫コミックス11巻に収録。
*2 「小学四年生」1971年3月号掲載・内容は当該項目を参照。
*3 ドラえもんのボディが青い理由や、ドラミのボーイフレンドなど。ドラミのタイムマシン「チューリップ号」は、原作に輸入された数少ない設定である
*4 伊佐坂家の隣といえば磯野家ではないかと思う人もいるだろうが、『似たもの一家』の連載終了後、『サザエさん』作中で伊佐坂家は磯野家の隣に越してきている
*5 設定の矛盾を根拠に「タラちゃんが神隠しにあった」と結論づけたり、とある場面に対して「マスオがニヤリとしている」(実際はそんな表情をしていない)と明記した上で「マスオは磯野家の崩壊を企んでいる」と書いたり、マスオの身体が柔らかいことに対して「酢を盗み飲みしている」「一升は飲んでないとおかしい」とデタラメを書いたり(酢にそんな効用はない。あくまでも迷信である)、詐欺を「嘘をつく事」と間違った定義(金銭が動かないと詐欺には当たらない)にして磯野家が犯罪ばかりしている(窃盗行為については事実なのだが)かのような誇張をする、など
*6 もっとも、それならそれで掲載元の朝日新聞の担当者が指摘するべきだったのだが
*7 「中学時代に習った英語の歌」を披露するシーン
*8 ちなみに映画のラストで「有り得たかもしれないパラレルワールド」「いつもの世界観から繋がるとは限らない」と暗示されているため、正史とはまた別であろう
*9 古生物学者の青年とまつざか先生がお互いかなりいい雰囲気になるのだが、最終的には「青年が海外調査に行った先でテロに巻き込まれて死亡」という悲恋エンドで終わった。よしなが先生が旦那あり娘ありの幸せな生活を送っていることとの落差も大きい
*10 実際、ジンは長期連載化によって(警察にビビるなどの)間抜けな部分がオミットされている
*11 尤も、2010年代以降はそうした二次利用にも消極的になっていた。
*12 原作の段階だと修行しまくっていたらいつの間にかその時点での最高神より強くなっていたし、敵はそれよりもっと強かったので神を超える程度が目標になるはずがないのである。
*13 ただしくま加入については「前述の読者投稿コーナーで彼の加入に関する質問が採用されている(もし本当に加入するなら質問自体がネタバレになる)」「既存メンバー(サイボーグのフランキーと元七武海のジンベエ)と一部設定が被っている」という指摘もある。
*14 ジョジョ4部の連載時期は1992年~1995年なのでDEATH NOTEでデビューしたという設定の大場では辻褄が合わない。
*15 とはいえこの人物、2007年時点で「今度『パンツくん』ってタイトルの絵本出す」「漫画家目指す男の子と声優目指す女の子の話を描こうとしてたみたい」「『DEATH NOTE』の読み切り描いてるみたい」と語り2008年にガモウ、大場名義で発表される作品について的中させている上、当時顔出ししていなかった小畑健の容姿についても的中させ、本名として出した名前の人物は埼玉県に実在していたため中々信憑性は高いが。
*16 全2巻。作画担当は週刊少年ジャンプで本作を含む連載3作品が短期で終了しているので噂の対象になったことがある。
*17 食べてうまいこと自体は認めるのだが「ステーキなんて良い肉を使えば誰にでも美味いのができる」とコックの技術は認めんという意味のことを聞こえるように言い放つ。この時点ではコックはまだ怒らず、高級な肉を使ったらこの値段じゃ出せないってわかるよねと説明し、そこで主人公が一瞬詰まってから、前述のコックの「まあうちのマネをしようなんてバカな考えはよすんだな」につながっている。
*18 2020年にtwitterであおきけい曰く「どう見てもタ●ムボ●ンシリーズにしか見えないけど、タ●ムボ●ンシリーズではないという不思議な企画」
*19 このガンダムグリープもバンダイ側が「ガンダムを一機増やして欲しい」とストーリー中盤で要望したためにボツ設定のものを修正して急遽追加したものと『ガリアレスト』単行本で述べている。
*20 「どのタイミングで使っても矛盾が出ないように名ありキャラは直接登場せず、モブの一般人の間で麦わらの一味の噂が流れる光景で終わる」というパターンが多い

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